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EOS R6 Mark IIの連写設定|40コマ/秒・12コマ/秒・RAWバーストを使い分ける

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EOS R6 Mark IIの連写設定|40コマ/秒・12コマ/秒・RAWバーストを使い分ける カメラ

EOS R6 Mark IIの連写設定|40コマ/秒・12コマ/秒・RAWバーストを使い分ける

EOS R6 Mark IIは、電子シャッターで最高約40コマ/秒、メカシャッターと電子先幕で最高約12コマ/秒の高速連続撮影に対応しています。さらに電子シャッターでは最高約20コマ/秒、RAWバーストでは約30コマ/秒という選択肢もあり、被写体の動きや撮影目的に合わせて連写速度を細かく使い分けられます。

40コマ/秒という数字は非常に強力ですが、すべての撮影で最高速度を使う必要はありません。人物の表情なら低速連写でも十分な場合があり、スポーツでは12〜20コマ/秒、野鳥の飛び立ちなど一瞬の変化を細かく残したい場面では40コマ/秒が有効です。

さらにEOS R6 Mark IIにはRAWバーストとプリ撮影があります。シャッターを全押しする直前約0.5秒まで記録できるため、鳥が飛び立ったことに気づいてからシャッターを押しても、その前の瞬間を残せる可能性があります。

この記事ではEOS R6 Mark IIの連写設定について、40コマ/秒、20コマ/秒、12コマ/秒の違い、電子シャッターとメカシャッターの使い分け、RAWバーストとプリ撮影、野鳥・スポーツ・人物撮影での実践設定まで詳しく解説します。

  1. EOS R6 Mark IIの連写速度を整理する
    1. 高速連続撮影+では40コマ/秒または12コマ/秒
    2. 電子シャッターでは20コマ/秒も選べる
    3. 低速連続撮影は人物や日常撮影で使いやすい
  2. 40コマ/秒・20コマ/秒・12コマ/秒を使い分ける
    1. 40コマ/秒は決定的瞬間を細かく拾うために使う
    2. 20コマ/秒は多くの動体撮影で実用的
    3. 12コマ/秒はメカ系シャッターを使いたい場面で強い
  3. 電子シャッターで40コマ/秒を使うメリット
    1. 高速で変化する動きを大量のコマから選べる
    2. 静かな場所でも高速連写を使える
    3. サーボAFと組み合わせて動体を追い続ける
  4. 電子シャッター使用時の注意点
    1. ローリングシャッター歪みに注意する
    2. LEDや蛍光灯では縞や露出差を確認する
    3. 電子シャッターとメカシャッターを撮影場所で切り替える
  5. RAWバーストとプリ撮影の使い方
    1. RAWバーストは約30コマ/秒でRAW記録できる
    2. プリ撮影なら約0.5秒前の瞬間を残せる
    3. RAWバーストは狙う場面を限定すると使いやすい
  6. 野鳥撮影でおすすめの連写設定
    1. 止まっている野鳥なら40コマ/秒は必要ない
    2. 飛翔する鳥は20〜40コマ/秒が使いやすい
    3. 飛び立ちはRAWバーストのプリ撮影が活きる
  7. スポーツ撮影でおすすめの連写設定
    1. サッカーや陸上では12〜20コマ/秒も十分使える
    2. インパクトの瞬間には40コマ/秒が有効
    3. 体育館ではフリッカーとISO感度を確認する
  8. 人物・子ども・ペットで連写を使う
    1. ポートレートは低速連写でも十分効果がある
    2. 走る子どもやペットでは12〜20コマ/秒を使う
    3. 高速連写は使う時間を短くする
  9. 連写速度が低下する原因を知る
    1. 40コマ/秒は常に固定される速度ではない
    2. RAW連写ではバッファを意識する
    3. UHS-IIカードは連写後の書き込みで役立つ
  10. EOS R6 Mark IIの連写設定で失敗を減らす
    1. 高速連写でもシャッタースピード不足ならブレる
    2. サーボAFと被写体検出を連写と組み合わせる
    3. 撮影後の写真選びまで含めて連写速度を決める
  11. まとめ|EOS R6 Mark IIの連写は40・20・12コマ/秒を使い分ける
    1. 40コマ/秒は必要な瞬間に集中して使う
    2. 迷ったら20コマ/秒または12コマ/秒から始める
    3. RAWバーストは反応時間を補うための機能として使う

EOS R6 Mark IIの連写速度を整理する

  • 電子シャッターは最高約40コマ/秒
  • メカシャッター・電子先幕は最高約12コマ/秒
  • 20コマ/秒や低速連写も選択できる

高速連続撮影+では40コマ/秒または12コマ/秒

EOS R6 Mark IIのドライブモードには「高速連続撮影+」が用意されています。電子シャッターを使用した場合は最高約40コマ/秒、メカシャッターまたは電子先幕では最高約12コマ/秒で連続撮影できます。

40コマ/秒なら1秒間に最大40枚、0.5秒でも最大20枚です。鳥が羽を広げる瞬間、ボールがインパクトする瞬間、選手がジャンプの頂点へ達する瞬間など、非常に短い時間の変化を細かく記録できます。

12コマ/秒も動体撮影では十分に高速です。1秒間に最大12枚を残せるため、一般的なスポーツ、走る子ども、動物、鉄道など幅広い被写体へ対応できます。EOS R6 Mark II全体の設定についてはEOS R6 Mark IIのおすすめ設定も参考になります。

電子シャッターでは20コマ/秒も選べる

電子シャッターで「高速連続撮影」を選択すると、最高約20コマ/秒で撮影できます。40コマ/秒ほど大量の画像を発生させず、動きの変化を十分細かく記録できるため、実用性の高い設定です。

1秒間で最大20枚なので、野鳥、スポーツ、走るペット、運動会など多くの動体撮影で十分なコマ数を確保できます。40コマ/秒では撮影後の選別が大変だと感じる場合にも扱いやすくなります。

メカシャッターの高速連続撮影は最高約5.5コマ/秒、電子先幕では最高約7コマ/秒です。撮影する被写体に必要な速度を考えて選択します。動体撮影のシャッタースピードについてはEOS R6 Mark IIのシャッタースピード設定も参考になります。

低速連続撮影は人物や日常撮影で使いやすい

低速連続撮影では、メカシャッターと電子先幕で最高約3コマ/秒、電子シャッターで最高約5コマ/秒となります。

人物撮影では高速連写を使わなくても、数枚続けて撮ることで表情や目線の変化を残せます。記念写真、ポートレート、子どもの自然な表情などでは3〜5コマ/秒でも十分実用になります。

撮影枚数を抑えられるため、帰宅後の写真選びも楽になります。連写速度を上げることだけを目的にせず、被写体に必要なコマ数を選ぶことが重要です。人物へのAF追従については被写体追尾AFの使い方も参考になります。

40コマ/秒・20コマ/秒・12コマ/秒を使い分ける

  • 40コマ/秒は一瞬の変化を細かく残す
  • 20コマ/秒は速度と撮影枚数のバランスが良い
  • 12コマ/秒は幅広い動体撮影に使える

40コマ/秒は決定的瞬間を細かく拾うために使う

40コマ/秒が効果を発揮するのは、動きが非常に速く、一枚ごとの間隔をできるだけ短くしたい場面です。

小鳥の飛び立ちは代表的な例です。止まっている状態から羽を広げ、脚を枝から離し、飛行姿勢へ入るまでの変化は非常に短時間で進みます。40コマ/秒なら、この一連の動きを細かく記録できます。

野球のバッティング、テニスのインパクト、バスケットボールのシュート、陸上競技のゴールなどにも使えます。一瞬の姿勢を選びたい撮影では最高速度が活きます。野鳥を撮る場合はEOS R6 Mark IIの野鳥撮影設定も参考になります。

20コマ/秒は多くの動体撮影で実用的

20コマ/秒は40コマ/秒の半分ですが、1秒間に20枚を記録できます。一般的なスポーツや野鳥では十分に細かな変化を残せます。

サッカーで選手を追う、犬が走っている姿を撮る、鳥が枝の上を移動する、子どもの運動会を撮影するといった用途では、20コマ/秒でもかなり細かく瞬間を選択できます。

撮影枚数も40コマ/秒ほど急増しないため、カード容量や写真整理まで含めると扱いやすい設定です。連写とシャッタースピードの関係はCanonカメラのシャッタースピード設定も参考になります。

12コマ/秒はメカ系シャッターを使いたい場面で強い

メカシャッターまたは電子先幕を使用する高速連続撮影+では最高約12コマ/秒です。電子シャッターの40コマ/秒ほどの速度はありませんが、幅広い動体撮影で十分な性能があります。

高速で横切る車両、バットやラケットなど形の変化が気になる被写体、人工照明下で電子シャッターを避けたい状況などでは、メカシャッターや電子先幕を選ぶ意味があります。

12コマ/秒なら1秒間に12枚を記録できるため、競技撮影にも十分対応できます。撮影条件を見ながらシャッター方式を切り替えることが重要です。EOS R6 Mark IIの設定全体についてはEOS R6 Mark IIの設定ガイドも参考になります。

電子シャッターで40コマ/秒を使うメリット

  • 非常に細かな時間間隔で撮影できる
  • シャッター作動音を抑えられる
  • AF・AE追従で高速連写できる

高速で変化する動きを大量のコマから選べる

電子シャッターによる40コマ/秒の大きな魅力は、一瞬の変化を非常に細かな間隔で残せることです。

野鳥では羽の位置、顔の向き、脚が枝から離れるタイミングなどが短時間で変化します。スポーツでもボールの位置、手足の姿勢、表情が一瞬ごとに変わります。40コマ/秒を使うことで、その中から最も形の良い写真を選択できます。

連写枚数を増やすこと自体が目的ではありません。撮りたい瞬間の前後だけ短く連写することで、40コマ/秒の性能を効率よく活用できます。野鳥撮影ではEOS R6 Mark IIの野鳥設定も合わせて確認してください。

静かな場所でも高速連写を使える

電子シャッターは機械的なシャッター幕を作動させないため、メカシャッターのような大きな作動音を発生させずに撮影できます。

野生動物を警戒させたくない場面、演奏会、静かなイベント、ゴルフなどでは、高速連写と静音性を両立できることが大きな利点です。

レンズの絞りやAF駆動など、カメラシステムから別の動作音が出る場合はあります。それでもシャッター作動音を抑えられることは撮影環境によって大きな意味を持ちます。静音撮影については電子シャッターとサイレント撮影の特徴も参考になります。

サーボAFと組み合わせて動体を追い続ける

高速連写で重要なのは、コマ数と同時にピントを追い続けることです。EOS R6 Mark IIでは高速連続撮影中もサーボAFを利用し、被写体を追いながら撮影できます。

40枚撮影できても、被写体からピントが外れていれば使える写真は増えません。人物、動物、車両など被写体に応じた検出設定とサーボAFを組み合わせることで、高速連写の価値を引き出せます。

動体撮影ではシャッタースピードも同時に重要です。AFが合っていても被写体ブレが発生すれば鮮明な写真になりません。AFと追尾の基本については被写体追尾AFの仕組みも参考になります。

電子シャッター使用時の注意点

  • 高速移動する被写体では歪みが出る場合がある
  • 人工照明では明暗差や縞が出る場合がある
  • 撮影条件を見てメカシャッターへ切り替える

ローリングシャッター歪みに注意する

電子シャッターではセンサーを順番に読み出して画像を作るため、読み出し中に被写体が高速で移動すると形が歪んで記録される場合があります。これがローリングシャッター歪みです。

高速で振られるゴルフクラブ、野球のバット、テニスラケット、横方向へ高速移動する車両などでは、直線が傾いたり形が変わったように写ったりする場合があります。

撮影結果を確認し、歪みが気になる場合はメカシャッターまたは電子先幕へ切り替えます。電子シャッターの特性については電子シャッターの仕組みと注意点も参考になります。

LEDや蛍光灯では縞や露出差を確認する

体育館、競技場、イベント会場などではLED照明や蛍光灯が使用されています。人間の目には一定の明るさに見えても、照明自体が高速で明滅していることがあります。

電子シャッターで高速撮影すると、その明滅とセンサー読み出しが重なり、画面に明暗の帯が現れたり、コマごとに明るさや色が変化したりすることがあります。

屋内競技では本番前に試し撮りし、画像に異常がないか確認します。暗い室内ではISO感度も上がるため、露出設定も同時に調整します。暗所でのISOについては高感度撮影の実践テクニックも参考になります。

電子シャッターとメカシャッターを撮影場所で切り替える

電子シャッターは40コマ/秒という大きな強みがありますが、撮影環境によってメカシャッターが適する場合もあります。

屋外の野鳥や自然光下のスポーツなら電子シャッターを積極的に利用できます。人工照明下や高速移動する直線的な被写体では、撮影結果を確認しながらメカシャッターや電子先幕を選びます。

EOS R6 Mark IIの連写性能は、一つのシャッター方式へ固定して使うためのものではありません。状況に応じて切り替えられる点が強みです。動体撮影設定についてはEOS R6 Mark IIのシャッタースピード設定も参考になります。

RAWバーストとプリ撮影の使い方

  • RAWバーストは約30コマ/秒
  • プリ撮影で約0.5秒前から記録できる
  • 開始タイミングを予測しにくい被写体に向く

RAWバーストは約30コマ/秒でRAW記録できる

EOS R6 Mark IIには通常のドライブモードとは別にRAWバーストモードがあります。RAWバーストでは約30コマ/秒で高速連続撮影し、一連の画像をRAWデータとして記録できます。

高速連写しながらRAWデータを残せるため、撮影後に露出やホワイトバランスを調整したい場面でも利用できます。野鳥や動物など、一瞬の動きを記録してから仕上げを追い込みたい撮影と相性があります。

通常のRAW連写とは保存方法や扱い方が異なるため、日常的なすべての撮影で使う必要はありません。特殊な瞬間を狙う機能として考えると使いやすくなります。RAW現像と高感度については高感度撮影とRAWの考え方も参考になります。

プリ撮影なら約0.5秒前の瞬間を残せる

RAWバーストでプリ撮影を有効にすると、シャッターボタンを全押しする直前約0.5秒まで記録できます。

例えば枝に止まっている鳥が突然飛び立った場合、人間は飛び立ったことを認識してからシャッターを押します。この反応時間のため、通常撮影では鳥がすでに枝から離れた後しか写っていないことがあります。

プリ撮影を使えば、シャッターを押した瞬間から少し時間を戻した画像を残せるため、脚が枝を離す瞬間などを記録できる可能性があります。飛び立ち撮影についてはEOS R6 Mark IIの野鳥撮影設定も参考になります。

RAWバーストは狙う場面を限定すると使いやすい

RAWバーストは便利ですが、通常の連写と同じ感覚で一日中使う機能ではありません。撮影後に必要なコマを取り出す工程があるため、一般的なRAWファイルを一枚ずつ扱う撮影とはワークフローが変わります。

鳥が飛び立つ、昆虫が飛ぶ、人物が突然動くといった「開始の瞬間を予測しにくい場面」で使うと機能の価値が明確になります。

サッカーの試合を長時間追うような撮影では通常の高速連続撮影が扱いやすく、飛び立ちの瞬間だけRAWバーストへ切り替える使い方もできます。EOS R6 Mark IIの基本設定はEOS R6 Mark IIのおすすめ設定も参考になります。

野鳥撮影でおすすめの連写設定

  • 止まりものでは低速〜20コマ/秒で十分
  • 飛翔や飛び立ちは20〜40コマ/秒を使う
  • 飛び出しの瞬間にはプリ撮影も有効

止まっている野鳥なら40コマ/秒は必要ない

枝に止まっている野鳥を撮影する場合、40コマ/秒を常用する必要はありません。鳥が大きく動いていないなら、低速連写や通常の高速連写でも十分な枚数を確保できます。

首の向き、目線、羽繕いなどの小さな変化を狙う場合には5〜20コマ/秒程度でも選択肢を多く残せます。撮影枚数を抑えることで、後から表情を比較する作業も楽になります。

止まりものでは連写速度と同時にピント位置、構図、露出を安定させることが重要です。野鳥撮影全体の設定についてはEOS R6 Mark IIの野鳥撮影設定を参考にしてください。

飛翔する鳥は20〜40コマ/秒が使いやすい

飛んでいる鳥では羽の位置が短時間で大きく変化します。20コマ/秒でも十分高速ですが、羽を最大まで広げた瞬間などを細かく選びたい場合には40コマ/秒が有効です。

飛翔撮影では連写速度に加えて、サーボAFと高速シャッタースピードも重要です。小鳥の飛翔では1/2000秒前後、さらに速い動きを止めたい場合には1/3200秒以上を使う場面もあります。

光量が不足すればISO感度を上げてシャッタースピードを確保します。高感度を避けて被写体ブレを起こすより、必要なISO感度を使って動きを止める方が重要です。シャッタースピードについてはEOS R6 Mark IIの動体撮影設定も参考になります。

飛び立ちはRAWバーストのプリ撮影が活きる

枝から飛び立つ瞬間は、動き始める時刻を完全に予測することが難しい被写体です。ファインダーを見ながら待っていても、鳥が動いたことを認識してから指が反応するまでに時間があります。

この場面ではRAWバーストのプリ撮影が効果を発揮します。全押し直前約0.5秒まで記録できるため、鳥が飛び始めた直後にシャッターを押しても、その前の動作を残せる可能性があります。

毎回RAWバーストを使う必要はなく、飛び立ちを狙う場面だけ有効にすれば撮影後の処理も抑えられます。野鳥用の望遠レンズについてはRFマウントの望遠レンズ事情も参考になります。

スポーツ撮影でおすすめの連写設定

  • 競技の速さに応じて12・20・40コマ/秒を選ぶ
  • 決定的瞬間の前後だけ短く連写する
  • 屋内競技では人工照明にも注意する

サッカーや陸上では12〜20コマ/秒も十分使える

サッカー、陸上競技、バスケットボールなど、選手の動きをある程度予測できる競技では12〜20コマ/秒でも十分に多くの瞬間を残せます。

選手が近づいてくる間ずっと40コマ/秒で撮り続けると、撮影枚数が急増します。シュート、ジャンプ、接触、ゴールなど重要な場面が近づいたところで連写する方が効率的です。

競技全体を追う場合は20コマ/秒を基準にして、特に細かな瞬間を狙いたい場面だけ40コマ/秒へ変更する方法も使いやすくなります。スポーツ撮影の露出についてはスポーツに必要なシャッタースピードも参考になります。

インパクトの瞬間には40コマ/秒が有効

野球のバットとボール、テニスのラケットとボール、バレーボールのスパイクなど、接触時間が非常に短い競技では40コマ/秒が有効です。

12コマ/秒ではコマとコマの間にインパクトが入る可能性があります。40コマ/秒なら時間間隔が細かくなるため、ボールが接触した瞬間の写真を残せる可能性が高まります。

電子シャッターでは高速で動くバットやラケットが歪んで写る場合もあるため、結果を確認しながらシャッター方式を選びます。電子シャッターの特性は電子シャッターの仕組みと注意点も参考になります。

体育館ではフリッカーとISO感度を確認する

体育館などの屋内競技では、照明環境の確認が重要です。LEDや蛍光灯の点滅によって、電子シャッター撮影時に明暗差や縞が発生する場合があります。

試合開始前に高速連写し、複数のコマで明るさや色が変わっていないか確認します。問題が出る場合にはシャッター方式やシャッタースピードを変更します。

屋内スポーツでは高速シャッターを確保するためISO3200、6400、12800など高感度を使う場面もあります。ブレを防ぐために必要なISOを使うことが重要です。高感度については高感度撮影で失敗を減らす方法も参考になります。

人物・子ども・ペットで連写を使う

  • 人物では3〜7コマ/秒でも表情を選べる
  • 走る子どもやペットは12〜20コマ/秒が使いやすい
  • 高速連写しすぎないことで写真整理を楽にする

ポートレートは低速連写でも十分効果がある

ポートレートでは40コマ/秒の高速連写を使う必要はほとんどありません。低速連写でも数枚続けて撮ることで、目の開き方、笑顔、髪の動きなどから良い一枚を選択できます。

人物は静止しているように見えても、表情は細かく変化しています。一枚撮影だけでは目を閉じた瞬間に当たることもあります。3〜5コマ/秒程度の連写を使うだけでも失敗を減らせます。

人物では連写速度以上に瞳へのピントが重要です。顔・瞳検出とサーボAFを適切に設定します。人物へのAFについては被写体追尾AFの設定も参考になります。

走る子どもやペットでは12〜20コマ/秒を使う

走っている子どもや犬などは、人物ポートレートとは動きの速さが大きく変わります。12コマ/秒程度を使えば、一連の走る動きを細かく記録できます。

さらに動きが速い場合やジャンプする瞬間を狙う場合には20コマ/秒へ上げます。40コマ/秒まで必要になる場面は限定されるため、最初は12〜20コマ/秒で撮影すると画像枚数を管理しやすくなります。

動く子どもやペットでは1/500〜1/1000秒程度のシャッタースピードを確保することも重要です。動体のシャッター設定についてはEOS R6 Mark IIのシャッタースピード設定も参考になります。

高速連写は使う時間を短くする

人物やペット撮影では、シャッターボタンを長く押し続けないことも重要です。40コマ/秒なら1秒で最大40枚になるため、数秒押し続けるだけで大量の画像が発生します。

表情が変わりそうな瞬間、ジャンプする瞬間、走ってこちらへ近づく瞬間など、必要なところだけ短く連写します。これだけでもカード容量と写真整理の負担を大きく抑えられます。

撮影枚数を増やすことと良い写真を増やすことは同じではありません。狙う場面を決めて連写を使うことが重要です。EOS R6 Mark IIの基本操作についてはEOS R6 Mark IIのおすすめ設定も参考になります。

連写速度が低下する原因を知る

  • 最高連写速度は撮影条件によって変化する
  • バッテリーやレンズなども連写速度へ影響する
  • バッファが埋まると連写を継続しにくくなる

40コマ/秒は常に固定される速度ではない

EOS R6 Mark IIの最高約40コマ/秒は、条件を満たした場合の最高速度です。設定画面で40コマ/秒を選べば、あらゆる撮影条件で必ず同じ速度になるという意味ではありません。

使用するレンズ、バッテリーの状態、温度、シャッタースピード、カメラ設定などによって連続撮影速度が変化する場合があります。

特に暗い場所では露光時間そのものが長くなれば高速連写を維持できません。必要な場合にはISO感度を上げてシャッタースピードを確保します。高感度設定については高感度撮影の使い方も参考になります。

RAW連写ではバッファを意識する

高速連写では撮影した画像データを一時的にカメラ内部へ保持し、その後SDカードへ書き込みます。撮影データの生成速度がカードへの書き込み速度を上回る状態が続くと、内部バッファがいっぱいになります。

特にRAWは一枚あたりのデータ量が大きいため、40コマ/秒で長時間連写すると短時間で大量のデータが発生します。

野鳥やスポーツでは決定的瞬間の少し前から連写し、1〜2秒程度で一度指を離す使い方が実践的です。次の場面までにカードへの書き込みを進められます。RAW撮影については静止画撮影の基本設定も参考になります。

UHS-IIカードは連写後の書き込みで役立つ

EOS R6 Mark IIはUHS-II対応SDカードを使用できます。高速連写を多用する場合は、高速なカードを使うことでバッファからカードへの書き込みを進めやすくなります。

連写そのものの最高速度だけでなく、連写後に次の撮影へ戻るまでの時間も重要です。野鳥やスポーツでは、一度の連写が終わった直後に次のチャンスが来ることがあります。

40コマ/秒を多用すると容量も急速に消費するため、カード容量にも余裕を持たせます。EOS R6 Mark IIで動画も撮影する場合はEOS R6 Mark IIの動画撮影設定も参考になります。

EOS R6 Mark IIの連写設定で失敗を減らす

  • 連写速度だけでなくシャッター速度を確認する
  • AF追従と被写体検出を組み合わせる
  • 撮影後の選別まで考えてコマ数を決める

高速連写でもシャッタースピード不足ならブレる

40コマ/秒で撮影していても、シャッタースピードが遅ければ被写体はブレます。連写速度とシャッタースピードは別の設定です。

飛翔する野鳥なら1/2000秒前後、速いスポーツなら1/1000〜1/2000秒程度、走る人物なら1/500〜1/1000秒程度といった目安から調整します。

暗い環境ではISO感度を上げて必要なシャッタースピードを維持します。高速連写を使うときほど一枚一枚を鮮明にする露出設定が重要です。詳しくはシャッタースピード設定ガイドも参考になります。

サーボAFと被写体検出を連写と組み合わせる

高速連写の成功率を高めるには、被写体へピントを合わせ続ける必要があります。EOS R6 Mark IIではサーボAFと被写体検出を組み合わせて動体を追跡できます。

鳥、人物、車両など撮影対象に合わせて被写体検出を設定し、AFエリアを適切に選びます。カメラが被写体を認識し続ければ、連写中もピントが合った写真を残しやすくなります。

40コマ/秒という数字だけに頼らず、AF設定とシャッタースピードを一緒に整えることが重要です。AFについては被写体追尾AFの使い方も参考になります。

撮影後の写真選びまで含めて連写速度を決める

40コマ/秒は非常に魅力的ですが、1秒で最大40枚ということは、10回短く連写するだけでも数百枚になる可能性があります。

毎回最高速度を使うと、PCへの転送、バックアップ、選別、RAW現像に多くの時間が必要になります。被写体に十分な速度が20コマ/秒なら20コマ/秒、人物なら低速連写というように調整します。

カメラの性能を最大設定で使うことと、撮影全体を効率良くすることは別の話です。目的に合う速度を使うことでEOS R6 Mark IIを扱いやすくできます。撮影設定全体についてはEOS R6 Mark IIのおすすめ設定も確認してください。

まとめ|EOS R6 Mark IIの連写は40・20・12コマ/秒を使い分ける

  • 40コマ/秒は決定的瞬間を細かく記録する
  • 20コマ/秒は幅広い動体撮影で扱いやすい
  • RAWバーストのプリ撮影は予測しにくい瞬間に使える

40コマ/秒は必要な瞬間に集中して使う

EOS R6 Mark IIの電子シャッターによる最高約40コマ/秒は、野鳥の飛び立ち、スポーツのインパクト、動物のジャンプなど、短時間に姿勢が大きく変化する被写体で活躍します。

一日中40コマ/秒へ固定する必要はありません。決定的瞬間が来る場面だけ高速連続撮影+へ切り替えることで、撮影枚数を抑えながら細かな瞬間を残せます。

野鳥で40コマ/秒を使う場合は、サーボAFと高速シャッターも合わせて設定します。具体的な野鳥撮影方法はEOS R6 Mark IIの野鳥撮影設定も参考になります。

迷ったら20コマ/秒または12コマ/秒から始める

連写速度の選択に迷った場合は、電子シャッターの20コマ/秒またはメカシャッター/電子先幕の12コマ/秒から始めると扱いやすくなります。

20コマ/秒なら多くの野鳥やスポーツに対応でき、12コマ/秒でも一般的な動体撮影には十分な速度があります。撮影してコマ間隔が粗いと感じた場合に40コマ/秒へ上げます。

この使い分けなら大量の画像を発生させず、必要な瞬間をしっかり残せます。シャッタースピードまで含めた設定はEOS R6 Mark IIのシャッタースピード設定も参考になります。

RAWバーストは反応時間を補うための機能として使う

RAWバーストのプリ撮影は、通常の高速連写とは役割が異なります。シャッターを押す直前約0.5秒まで記録できることで、撮影者の反応時間を補えることが大きな特徴です。

鳥が飛び立った瞬間、動物が突然ジャンプした瞬間など、「動いたことを確認してから押したのでは遅い」被写体に適しています。

EOS R6 Mark IIの連写性能は40コマ/秒という数字だけで完結しません。低速連写、12コマ/秒、20コマ/秒、40コマ/秒、RAWバーストを撮影目的に合わせて使い分けることで、一瞬を狙う性能を実際の撮影へ活かせます。カメラ全体の設定についてはEOS R6 Mark IIのおすすめ設定も合わせて確認してください。

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