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Canon EFとは?EFレンズ・EF-Sとの違い・対応カメラ・EOS Rでの使い方を徹底解説

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Canon EFとは?EFレンズ・EF-Sとの違い・対応カメラ・EOS Rでの使い方を徹底解説 レンズ

Canon EFとは?EFレンズ・EF-Sとの違い・対応カメラ・EOS Rでの使い方を徹底解説

Canon EFは、キヤノンがEOSシステムとともにスタートさせた一眼レフ用レンズマウントです。フィルムEOSの時代からデジタル一眼レフまで長期間使われ、EF50mm F1.8のような小型単焦点から、大口径Lレンズ、超望遠、マクロ、魚眼、TS-Eまで膨大な数のレンズが登場しました。

キヤノンのレンズ交換式カメラはEOS RシリーズとRFマウントが中心になっていますが、Canon EFが使えなくなったわけではありません。EOS一眼レフではそのまま使用でき、マウントアダプター EF-EOS Rを使えば、多くのEFレンズをEOS Rシリーズでも活用できます。中古市場には数多くのEFレンズが流通しており、RFレンズとは異なる価格や選択肢の広さも魅力です。

「Canon EF」と検索すると、EFとは何なのか、EFレンズには何があるのか、EF-Sとの違い、どのEOSで使えるのか、RFマウントでも使えるのかなど、さまざまな疑問が出てきます。この記事ではCanon EFという大きな括りから、EFマウント、EFレンズ、対応カメラ、レンズの種類、EOS Rでの使い方、中古レンズの選び方までまとめて解説します。

Canon EFとはEOS一眼レフを支えたレンズシステム

Canon EFを理解するには、個々のEFレンズを見るだけでなく、EFマウントという規格から考える必要があります。EFマウントを中心としてEOS一眼レフと多数の交換レンズが展開され、キヤノンのレンズ交換式カメラを長期間支えてきました。

EFマウントはEOSとともに登場した

EFマウントは1987年にEOSシステムとともに登場しました。従来のキヤノンFDマウントから大きく設計を変更し、ボディーとレンズの間を電子接点で接続する構造を採用しています。

絞り制御やAFに必要な情報を電子的にやり取りし、AF駆動モーターも基本的にレンズ側へ搭載します。この設計によって、その後USMやSTMなどさまざまなAF方式を採用したレンズが登場しました。

EOS-1シリーズ、EOS 5Dシリーズ、EOS 6Dシリーズ、EOS 7Dシリーズ、2桁Dシリーズ、EOS Kissシリーズなど、多数のカメラがEFシステムの中で展開されています。長期間同じ基本マウントを使用したことで、世代の異なるボディーとレンズを組み合わせられることもEFの特徴です。

EFとRFの違いについては、RFマウントとEFマウントの違いで詳しく紹介しています。

Canon EFは個別レンズだけを意味する言葉ではない

「Canon EF」という言葉を見ると、EF50mm F1.8やEF70-200mm F2.8Lなど個別のレンズを思い浮かべることがあります。しかしEFは特定の一本を意味するものではなく、マウント規格を中心に構成された非常に大きなレンズシステムです。

同じ50mmでもF1.2、F1.4、F1.8などがあり、同じ70-200mmでもF2.8とF4、ISの有無、さらに世代違いがあります。広角から超望遠、一般撮影用から特殊撮影用までそろっているため、「EFレンズ」という一言だけでは収まらないほど種類が豊富です。

具体的なレンズを一覧から探す場合は、Canon EFレンズ一覧から焦点距離や種類別に確認できます。

Canon EFとEF-Sの違い

EFレンズを探していると、よく似た名称のEF-Sレンズも見つかります。EFとEF-Sは同じEOS一眼レフ系のマウントですが、対応するセンサーサイズとカメラが異なります。

種類 主な用途 フルサイズEOS一眼レフ APS-C EOS一眼レフ EOS Rシリーズ
EF フルサイズ・APS-C 使用可能 使用可能 アダプターで使用可能
EF-S APS-C 装着不可 使用可能 アダプターで使用可能
RF EOS R 装着不可 装着不可 直接装着
RF-S APS-C EOS R 装着不可 装着不可 直接装着

EFレンズはフルサイズとAPS-Cの両方で使える

EFレンズは35mm判フルサイズをカバーするイメージサークルを持っています。そのためEOS 5DやEOS 6Dなどのフルサイズ一眼レフだけでなく、EOS 90DやEOS KissシリーズなどAPS-C一眼レフにも装着できます。

APS-C機へEFレンズを装着しても、レンズそのものの焦点距離が変化するわけではありません。50mmレンズは50mmのままですが、センサーがフルサイズより小さいため写る範囲が狭くなり、35mm判換算では約1.6倍相当の画角になります。

たとえば50mmなら約80mm相当、200mmなら約320mm相当の画角です。望遠撮影ではAPS-Cとの組み合わせを利用し、より狭い画角で被写体を大きく捉える使い方もできます。

キヤノンのボディーとレンズをまとめて確認する場合は、キヤノン大全から各シリーズの記事へ進めます。

EF-SはAPS-C一眼レフ向けに設計されている

EF-SレンズはAPS-Cセンサーを搭載したEOS一眼レフ向けのレンズです。EF-S10-18mm、EF-S10-22mm、EF-S17-55mm、EF-S18-55mm、EF-S18-135mmなど、APS-Cの画角を前提にしたレンズが多数あります。

APS-Cではフルサイズほど大きなイメージサークルを必要としないため、小型軽量な標準ズームや広角ズームを設計しやすくなります。一方、EF-SレンズはフルサイズEOS一眼レフには装着できません。

中古でキヤノンの一眼レフ用レンズを購入するときは、「EF」と「EF-S」を同じものとして選ばないことが重要です。

Canon EFレンズにはどのような種類があるのか

Canon EFの大きな魅力は、長期間にわたり蓄積されたレンズの種類です。焦点距離だけでも超広角から超望遠まであり、単焦点、ズーム、マクロ、魚眼、TS-Eなど撮影方法そのものが異なるレンズまでそろっています。

一つのマウントでこれだけ多くのレンズを選べることは、EFシステムの大きな資産です。中古市場まで含めると、同じ用途でも価格、重量、開放F値、AF方式の異なる複数の候補から選択できます。

Canon EF単焦点レンズ

EF単焦点には24mm、28mm、35mm、40mm、50mm、85mm、100mm、135mm、200mmなど日常的に使いやすい焦点距離から、300mm、400mm、500mm、600mm、800mmといった超望遠まで多数のモデルがあります。

標準から中望遠では明るい大口径レンズが多く、EF50mm F1.2L USM、EF50mm F1.4 USM、EF50mm F1.8シリーズ、EF85mm F1.2Lシリーズ、EF85mm F1.8 USMなど、同じ焦点距離でも性格の異なる製品があります。

開放F値が小さいレンズほど背景を大きくぼかしやすく、暗い場所でもシャッタースピードを確保しやすくなります。一方でF1.2クラスではレンズが大型化しやすく、F1.8やF2.8では小型軽量なレンズを作りやすいという違いがあります。

キヤノンの代表的な単焦点を探す場合は、キヤノン単焦点レンズガイドから確認できます。

Canon EF標準ズーム

EF標準ズームでは24-70mmと24-105mmが代表的です。24-70mm F2.8はズーム全域でF2.8を使える明るさを重視し、24-105mm F4は望遠側を105mmまで伸ばして一本で対応できる範囲を広げています。

さらにEF時代には28-70mm、28-80mm、28-90mm、28-105mm、28-135mmなど多数の標準ズームが登場しました。現在ではあまり見かけないズーム域もあり、EFシステムが長期間にわたり発展してきたことが分かります。

標準ズームは風景、人物、旅行、スナップ、商品撮影など幅広く使えるため、EOS一眼レフを一台だけ使う場合にも選ばれやすいレンズです。

Canon EF広角ズーム

EF広角ズームにはEF11-24mm F4L USM、EF16-35mm F2.8Lシリーズ、EF16-35mm F4L IS USM、EF17-40mm F4L USMなどがあります。

11mmから始まるEF11-24mm F4L USMは、フルサイズ用ズームとして非常に広い画角を持つレンズです。建築や室内、風景など、一般的な広角レンズでも入りきらない範囲を一枚に収めることができます。

16-35mmや17-40mmは、超広角から35mm前後までを一本で使えるため、風景だけでなく旅行やスナップでも使いやすい焦点域です。F2.8通し、F4通し、IS搭載など、モデルによって性格が異なります。

Canon EF望遠ズーム

EF望遠ズームには70-200mm、70-300mm、75-300mm、80-200mm、100-300mm、100-400mmなど多くの種類があります。スポーツ、野鳥、鉄道、飛行機、舞台など、被写体へ近づけない撮影で使われてきました。

代表的なのがEF70-200mmシリーズです。F2.8とF4があり、さらにISの有無や世代によって複数のモデルに分かれています。大口径F2.8を重視するか、F4による軽量性を重視するかで選択が変わります。

さらにEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMのようなLレンズから、比較的手頃な70-300mmや75-300mmまで存在し、予算や撮影対象に合わせて選べます。

望遠ズームについては、Canon EF望遠ズームレンズガイドでも詳しく紹介しています。

Canon EFマクロレンズ

EFマクロレンズには、標準域のEF50mm F2.5 コンパクトマクロ、中望遠のEF100mm F2.8シリーズ、さらに望遠マクロのEF180mm F3.5L マクロ USMなどがあります。

マクロレンズは単純に焦点距離が長いほど大きく写るというものではありません。最大撮影倍率や最短撮影距離、ワーキングディスタンスによって撮影時の使いやすさが変わります。

50mmマクロは被写体へ比較的近づいて撮影するスタイルに向き、100mmマクロは花、昆虫、商品など幅広く使えます。180mmマクロは被写体との距離を取りやすく、近づくと逃げやすい昆虫などにも利用できます。

EF180mm F3.5L マクロ USMについては、EF180mm F3.5L マクロ USMの特徴と魅力で詳しく紹介しています。

Canon EF魚眼レンズ

EFには通常の広角レンズとは異なる魚眼レンズもあります。魚眼レンズは非常に広い範囲を写しながら、直線を強く湾曲させる独特の描写を楽しめます。

EF8-15mm F4L フィッシュアイ USMはズーム式の魚眼レンズで、使用するセンサーサイズや焦点距離によって全周魚眼や対角魚眼として利用できます。通常の超広角とはまったく異なる写真を作れる特殊なEFレンズです。

Canon TS-Eレンズ

TS-Eはティルトとシフト機構を備えた特殊レンズです。シフト操作では建築物を見上げて撮ったときに発生する遠近感を調整でき、ティルト操作では通常のレンズとは異なるピント面を作ることができます。

建築、商品、風景などで使われ、一般的なAFレンズとは撮影方法そのものが異なります。EFシステムにはこうした特殊用途のレンズまで用意されているため、単純な焦点距離の豊富さだけでは語れない奥行きがあります。

Canon EFのLレンズとは何か

EFレンズを探していると、製品名に「L」が入ったレンズが多数見つかります。Lレンズはキヤノンの高性能レンズ群で、鏡筒に入った赤いリングが外観上の特徴として知られています。

Lレンズは高性能を重視したシリーズ

EF24-70mm F2.8L、EF70-200mm F2.8L、EF85mm F1.2L、EF135mm F2L、EF300mm F2.8L、EF400mm F2.8Lなど、EFシステムを代表する多くのレンズにLモデルがあります。

特殊光学材料、大口径設計、高速AF、防塵防滴への配慮など、用途に応じて高性能化されています。その代わり、大口径レンズや超望遠では大きく重くなりやすく、価格も高くなります。

中古市場では旧型Lレンズの価格が下がっている場合があり、かつて非常に高価だったレンズを現実的な価格で入手できることがあります。最新RF Lレンズと同じ性能を期待するのではなく、焦点距離、重量、AF、最短撮影距離、価格を比較して選ぶことが重要です。

Canon EFのUSM・STM・ISとは何か

EFレンズの製品名にはUSM、STM、ISなどの文字が付いていることがあります。それぞれAF方式や手ブレ補正を示すもので、中古レンズを比較するときにも重要です。

USMは超音波モーターを使用したAF方式

USMは超音波モーターを利用したAF方式です。多数のLレンズや高性能EFレンズに採用され、高速で静かなAFを目的として使われてきました。

スポーツや野鳥など動く被写体を対象とする望遠レンズにも多く採用されています。リングUSMを使用したモデルでは、AF後にそのままピントリングを操作できるフルタイムマニュアルフォーカスに対応するものもあります。

STMはステッピングモーターを使用したAF方式

STMはステッピングモーターを使う方式です。EF40mm F2.8 STM、EF50mm F1.8 STM、EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMなどに採用されています。

動画撮影時の滑らかなピント移動にも配慮された方式ですが、STMだから動画専用というわけではありません。静止画用レンズとしても普通に使用できます。

USMとSTMのどちらが必ず速いと単純に決めることはできず、レンズの設計や動かす光学系の重量によってAF速度は変わります。

ISはレンズ内手ブレ補正

ISはImage Stabilizerの略で、レンズ内手ブレ補正を表します。EF70-200mm F2.8L IS、EF100-400mm F4.5-5.6L IS、EF24-105mm F4L IS、EF100mm F2.8L マクロ ISなど、多くのEFレンズに搭載されています。

EOS一眼レフの多くはボディー内手ブレ補正を搭載していないため、レンズ側のISが手持ち撮影で重要な役割を持ちます。望遠ではわずかなカメラの揺れでも画面上のブレが大きく見えるため、ISの効果を実感しやすくなります。

手ブレ補正はカメラの揺れを補正する機能であり、被写体そのものの動きを止めるものではありません。野鳥やスポーツでは、ISと同時に被写体を止められるシャッタースピードを確保する必要があります。

Canon EFレンズはEOS Rシリーズでも使える

EFレンズが現在も使いやすい大きな理由が、EOS Rシリーズへの互換性です。EOS一眼レフからEOS Rへボディーを変更しても、EFレンズをすべて買い直す必要はありません。

マウントアダプター EF-EOS Rを使用する

EOS RシリーズへEFレンズを装着する場合は、カメラとレンズの間にマウントアダプター EF-EOS Rを取り付けます。EFとRFではフランジバックが異なるため、その差をアダプターで補います。

標準的なEF-EOS Rには焦点距離を変化させる光学系が入っていません。そのためEF50mm F1.8は50mm F1.8、EF85mm F1.2は85mm F1.2、EF200mm F2.8は200mm F2.8のまま使用できます。

RFとEFの構造や互換性については、RFマウントとEFマウントの違いで詳しく紹介しています。

EOS Rで使うことで古いEFレンズの使い方も変わる

EFレンズは一眼レフ用として設計されたレンズですが、EOS Rへ装着すると撮像面AFを利用できます。対応する組み合わせでは人物や動物の被写体検出AFも利用できるため、一眼レフ時代とは異なる方法でEFレンズを使えることがあります。

特にEF85mm F1.2Lのように被写界深度が非常に浅いレンズでは、瞳を検出しながら撮影できることに大きな意味があります。一眼レフではAFポイントの位置と被写体を合わせて撮影していた場面でも、EOS Rでは画面内を追従させながら撮影できます。

一方、古いEFレンズやサードパーティ製レンズでは、使用するボディーやレンズの世代によってAF、連写、動画などの動作が異なる場合があります。

Canon EFとRFはどちらを選ぶか

EOS Rシリーズを使う場合、RFレンズを直接装着する方法と、アダプターを使用してEFレンズを使う方法があります。どちらか一方だけが正解というものではありません。

RFレンズはEOS Rへ直接装着できる

RFレンズはEOS Rシリーズ専用として設計されているため、マウントアダプターを使わずに直接装着できます。機材全体を短くまとめやすく、AF、手ブレ補正、電子制御などもEOS Rシステムを前提に設計されています。

これからレンズを一からそろえ、EOS Rシリーズを中心に使う場合はRFレンズを選ぶ方法が自然です。

一方、必要な焦点距離のRFレンズが高価な場合や、EFにしかないレンズを使いたい場合、中古EFを活用する選択肢があります。

EFレンズは中古市場の選択肢が非常に多い

EFレンズの大きな魅力は、中古市場に大量のレンズが存在することです。長期間販売されたマウントなので、低価格な標準レンズから大口径Lレンズ、望遠、マクロ、特殊レンズまで幅広く探せます。

新品時には高価だったLレンズでも、世代が古くなることで価格が大きく下がっている場合があります。撮影頻度が少ない焦点距離を試したい場合や、大口径レンズを比較的低い予算で使いたい場合には、中古EFが候補になります。

一方、EOS Rで使用するとマウントアダプター分だけ全長と重量が増えます。また古いレンズでは最新RFレンズよりAFやISの世代が古いため、価格だけでなく使い方まで含めて比較する必要があります。

Canon EFを中古で選ぶときの確認ポイント

EFレンズには発売から長い年月が経過した製品も多く、中古では同じ型番でも状態に大きな差があります。安さだけで選ばず、光学系、AF、絞り、IS、外装などを確認することが重要です。

カビ・クモリ・傷を確認する

中古レンズでは前玉や後玉の傷だけでなく、内部のカビやクモリも確認します。小さなホコリが数個入っている程度では実写への影響がほとんど見えない場合もありますが、広範囲のクモリやカビは逆光時のコントラスト低下などにつながることがあります。

大口径レンズや望遠レンズでは光学系が大きく、修理が必要になった場合の負担も小さくありません。安いから買うのではなく、状態と価格のバランスを見ることが重要です。

AF・絞り・ISの動作を確認する

EFレンズは電子制御部分が多いため、レンズがきれいでもAFモーターや絞り、ISが正常に動かなければ本来の性能を発揮できません。

USMから大きな異音が出ていないか、AFが途中で止まらないか、絞りが正常に動作するか、IS作動時に不自然な振動や音が出ないかなどを確認したいところです。

特に古い大口径Lレンズや超望遠は、中古価格が下がっていても構造自体は複雑です。購入価格だけで判断せず、どの程度使うレンズなのかまで考えて選ぶ必要があります。

I型・II型・III型を区別する

EFレンズには、同じ焦点距離と開放F値を持ちながら複数の世代が存在する製品があります。EF16-35mm F2.8L、EF70-200mm F2.8L IS、EF24-70mmなどが代表例です。

世代が変わると、光学構成、コーティング、AF、IS、最短撮影距離、重量などが変更されることがあります。そのため「70-200mm F2.8だからどれでも同じ」と考えると、価格差や性能差を見落とします。

中古ショップやオークションで購入するときは、レンズ名の末尾まで確認し、I型、II型、III型を別の製品として扱うことが重要です。

Canon EFにはサードパーティ製レンズも多い

EFマウントにはキヤノン純正だけでなく、シグマ、タムロン、トキナーなど多数のメーカーが参入してきました。そのためサードパーティ製まで含めると、EFマウントの選択肢はさらに広がります。

純正にはない焦点距離や価格帯も選べる

シグマのArtシリーズ、タムロンの大口径ズームや望遠ズーム、トキナーの広角ズームなど、EFマウントには純正とは異なる設計思想のレンズがあります。

サードパーティ製というと純正より安いレンズという印象を持つことがありますが、実際には高い光学性能を狙った大口径レンズや、純正にはない焦点距離を持つ製品も存在します。

中古でサードパーティEFを選ぶ場合は、使用するEOSボディーとのAFや電子制御の対応も確認したいところです。EOS Rへアダプター経由で装着する場合は、レンズの世代やファームウェアによって動作が異なることがあります。

Canon EFは今も巨大なレンズ資産として使える

Canon EFはキヤノンで最も新しいマウントではありません。新しいカメラやレンズの中心はEOS RとRFへ移っています。しかし、長期間にわたって蓄積されたEFレンズの数と種類は非常に多く、現在でも大きなレンズ資産として残っています。

EOS一眼レフを使う場合は、そのままEFレンズを装着できます。EOS Rへ移行した場合でもマウントアダプターを利用できるため、所有しているEFレンズを引き続き活用できます。

中古市場では、小型単焦点、大口径Lレンズ、標準ズーム、望遠、超望遠、マクロ、魚眼、TS-Eなど多様なレンズを探せます。新品のRFレンズだけでシステムを構築する場合とは異なる価格帯や選択肢を持てることがEFの強みです。

Canon EFを見るときに重要なのは、「古いEFと新しいRFのどちらが上か」という単純な比較にしないことです。RFにはEOS R専用設計の強みがあり、EFには長い歴史の中で蓄積された圧倒的な種類があります。

まずEOS一眼レフで使うのか、EOS Rでアダプターを介して使うのかを決め、その次に焦点距離、開放F値、AF、IS、重量、価格を比較すると、自分に必要なEFレンズを絞り込みやすくなります。

具体的なEFレンズを探す場合は、Canon EFレンズ一覧から焦点距離や種類別に確認できます。EFとRFの違いを整理したい場合は、RFマウントとEFマウントの違いもあわせて確認できます。

Canon EFは、単に古い一眼レフ用レンズを意味する言葉ではありません。フルサイズとAPS-CのEOS一眼レフを支え、現在はEOS Rシリーズでも活用できる巨大なレンズシステムです。中古市場まで含めれば、今も非常に幅広いレンズ選びができることがCanon EF最大の魅力です。

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