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Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM完全ガイド|内蔵LEDライトと1.2倍マクロの実力

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Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM完全ガイド|内蔵LEDライトと1.2倍マクロの実力 EF-Mマウントレンズ

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM完全ガイド|内蔵LEDライトと1.2倍マクロの実力

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、EOS Mシリーズ専用の小型軽量マクロレンズです。通常の等倍撮影に加えて最大1.2倍のスーパーマクロ撮影に対応し、レンズ前面にはLEDマクロライトも内蔵しています。約45mm相当の標準画角、ハイブリッドIS、STMを組み合わせ、花や小物、商品撮影から日常撮影まで幅広く使えます。本記事では、内蔵ライト、1.2倍撮影、100mmマクロとの違い、中古選びまで詳しく解説します。

  1. Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMとは
  2. EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMの基本スペック
    1. APS-Cで約45mm相当になる28mmマクロ
    2. 通常マクロで最大撮影倍率1倍
    3. スーパーマクロモードでは最大1.2倍まで拡大できる
    4. 重量約130gの超軽量マクロ
  3. 内蔵LEDマクロライトが大きな特徴
    1. レンズ前面にLEDライトを内蔵している
    2. 左右のライトを個別に使える
    3. 近距離撮影でできるレンズの影を減らせる
  4. ハイブリッドISを搭載
    1. 通常の角度ブレと接写時のシフトブレに対応する
    2. 手ブレ補正があっても前後のピント移動には注意する
  5. STMによるAF
    1. 静かで滑らかなフォーカス駆動
    2. 動く昆虫ではAFだけに頼らない
  6. 短焦点マクロならではの撮影表現
    1. 被写体と背景を一緒に写しやすい
    2. 遠近感を利用したマクロ写真を作れる
  7. 花撮影で使うEF-M 28mm F3.5 Macro IS STM
    1. 一輪から花の細部まで一つのレンズで撮れる
    2. 影ができたら内蔵ライトを使う
  8. 商品や小物撮影にも使いやすい
    1. アクセサリーや時計の細部を大きく写せる
    2. 小型レンズなので机上撮影にも向いている
  9. 通常撮影にも使える
    1. 約45mm相当なので標準レンズとして使える
    2. F3.5なので暗所ではISO感度を使う
  10. 100mmマクロとの違い
    1. 28mmは被写体へ大きく近づく必要がある
    2. 28mmは背景まで見せ、100mmは背景を整理しやすい
  11. EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMを使えるカメラ
    1. EF-Mマウント専用レンズ
    2. EOS Mシリーズの小型ボディとの相性がよい
  12. 中古でEF-M 28mm F3.5 Macro IS STMを選ぶポイント
    1. 内蔵マクロライトの動作を確認する
    2. スーパーマクロモードとISの動作も確認する
  13. EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMが現在でも魅力的な理由
    1. 小型軽量と本格マクロを両立している
    2. 内蔵ライトと1.2倍撮影は現在でも特徴的
  14. まとめ

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMとは

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、EOS Mシリーズ専用のEF-Mマウントに対応した小型マクロレンズです。最大の特徴は、通常の等倍撮影に加えて最大1.2倍まで拡大できる「スーパーマクロモード」と、レンズ前面に内蔵されたLEDのマクロライトです。

焦点距離は28mmで、EOS MシリーズのAPS-Cセンサーでは35mm判換算約45mm相当の画角になります。一般的な100mm前後のマクロレンズより広い画角を持ち、被写体だけでなく周囲の環境まで取り入れたマクロ撮影がしやすいレンズです。

さらに、接写時に発生しやすいシフトブレにも対応するハイブリッドIS、静かで滑らかなAFを実現するSTMを搭載しています。重量も約130gと非常に軽く、EOS Mシリーズの小型ボディと組み合わせても携帯性を損ないません。

EF-Mマウントのレンズ全体については、Canon EF-Mレンズ一覧でも詳しく紹介しています。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMの基本スペック

APS-Cで約45mm相当になる28mmマクロ

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMの実焦点距離は28mmです。EOS MシリーズはAPS-Cセンサーを採用しているため、35mm判換算では約45mm相当の画角になります。

45mm相当は標準レンズに近い画角です。一般的な90mmや100mmクラスのマクロレンズとは大きく異なり、被写体だけを狭く切り取るのではなく、周囲の環境を含めた構図を作りやすくなります。

例えば花を撮る場合でも、花一輪だけを大きく写すだけでなく、周囲の葉や庭の雰囲気まで残すことができます。小物や料理を撮影するときも、被写体と背景を一緒に構成しやすい焦点距離です。

焦点距離と画角の関係については、APS-Cとフルサイズで変わる画角の違いでも詳しく解説しています。

通常マクロで最大撮影倍率1倍

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、通常のマクロ撮影で最大撮影倍率1倍に対応しています。

最大撮影倍率1倍とは、被写体を撮像面上へ実物と同じ大きさで投影できることです。一般的なレンズでは最大撮影倍率0.1倍から0.3倍程度のものも多いため、1倍まで拡大できるマクロレンズでは、小さな花、昆虫、時計、アクセサリー、硬貨などを大きく写せます。

APS-Cセンサーではフルサイズよりセンサーそのものが小さいため、同じ1倍でも小さな被写体が画面内を占める割合は大きくなります。小型の被写体を画面いっぱいに写したい場合には、EOS Mシリーズとの組み合わせが生きます。

マクロレンズの撮影倍率については、Canonマクロレンズの撮影倍率と使い方でも詳しく紹介しています。

スーパーマクロモードでは最大1.2倍まで拡大できる

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMには、通常の等倍撮影を超えるスーパーマクロモードが用意されています。

スーパーマクロモードへ切り替えることで、最大撮影倍率は1.2倍まで上がります。等倍でセンサー上に実物大として写る被写体を、さらに20%大きく投影できることになります。

この差は数字だけを見ると小さく感じますが、非常に小さな花の中心部、昆虫の体表、時計や電子部品の細部などでは画面内の占有率がさらに高くなります。

通常撮影から等倍、さらに1.2倍まで一本で対応できることは、このレンズを特徴づける重要な機能です。

より高倍率なマクロ撮影を含むキヤノンのマクロレンズについては、キヤノンのマクロレンズ完全ガイドでも比較しています。

重量約130gの超軽量マクロ

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、重量約130gという非常に軽いマクロレンズです。

一般的な100mmクラスのマクロレンズでは500gを超える製品も珍しくありません。EF100mm F2.8L マクロ IS USMは約625gなので、EF-M 28mmはその数分の一の重量です。

EOS Mシリーズ自体が小型軽量なので、このレンズを装着してもシステム全体を非常にコンパクトにまとめられます。旅行や散歩で持ち歩きながら、気になった花や小物をその場で接写するといった使い方に向いています。

100mmマクロとの違いについては、EF100mm F2.8L マクロ IS USM完全ガイドでも詳しく紹介しています。

内蔵LEDマクロライトが大きな特徴

レンズ前面にLEDライトを内蔵している

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMをほかのマクロレンズと大きく分ける特徴が、レンズ前面にLEDのマクロライトを内蔵していることです。

マクロ撮影では被写体へ非常に近づくため、レンズそのものが光を遮ることがあります。特にこのレンズは短い焦点距離で被写体へ近づくため、自然光だけでは被写体が暗くなりやすい場面があります。

そこでレンズ前面のライトを点灯すれば、近距離にある被写体へ直接光を当てられます。外付けのリングライトや小型LEDを用意しなくても、最低限の補助光をレンズだけで確保できます。

マクロ撮影における光の扱いについては、自然光を生かした屋外撮影の基本でも詳しく紹介しています。

左右のライトを個別に使える

内蔵マクロライトは、単純に被写体全体を正面から照らすだけではありません。左右に配置されたライトを使い分けることで、光の当たり方を変えられます。

左右両方を点灯すれば、被写体を比較的均一に照らせます。一方だけを使えば、被写体の片側から光を当てることができ、陰影を残した立体的な表現も可能になります。

小さな被写体では、わずかな光の方向の違いが質感を大きく変えます。硬貨やアクセサリーなら表面の凹凸、花なら花びらの重なりを見せやすくなります。

ライトそのものの光量は大型ストロボほど強くありませんが、レンズ前数センチという近距離で使うことを考えた機能です。

静物撮影で光を調整する基本については、静止画撮影の基本テクニックでも紹介しています。

近距離撮影でできるレンズの影を減らせる

短焦点マクロでは、被写体へ近づいたときにレンズ自身の影が写り込むことがあります。

屋外で太陽を背にして撮影したり、室内照明の方向によっては、被写体へ近づくほど前方が暗くなります。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMでは、レンズ前面にライトがあるため、この問題をその場で補いやすくなっています。

花の中心部や小物の細部へ寄ったときに少し光を足すだけでも、影に埋もれていた部分が見えやすくなります。

マクロ撮影の焦点距離による違いは、Canonマクロレンズ一覧で比較できます。

ハイブリッドISを搭載

通常の角度ブレと接写時のシフトブレに対応する

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、ハイブリッドISを搭載しています。

通常撮影では、カメラが上下左右へ傾く角度ブレが大きな問題になります。一方、被写体へ大きく近づくマクロ撮影では、カメラが上下左右へ平行移動するシフトブレの影響も大きくなります。

ハイブリッドISは、この角度ブレとシフトブレの両方を考慮して補正する方式です。

接写では数ミリのカメラ移動でも画面内の構図が大きく変わるため、通常のレンズより手ブレ補正の重要性が高くなります。

ハイブリッドISを採用するレンズについては、EF100mm F2.8L マクロ IS USMでも詳しく解説しています。

手ブレ補正があっても前後のピント移動には注意する

マクロ撮影では、カメラが上下左右へ動くだけでなく、撮影者の体が前後へ動くことでもピントが外れます。

被写体へ近づくほど被写界深度は浅くなるため、わずか数ミリ前へ動いただけでも、狙った位置がピント面から外れることがあります。

手ブレ補正があればすべての接写が安定するわけではありません。カメラをしっかり構え、必要に応じて連写を使い、静物ではカメラを固定する方法も有効です。

マクロ撮影では、AFで合わせたあと撮影者自身が前後へわずかに動きながら最終的なピントを決める方法もあります。

手ブレ補正そのものの仕組みについては、Canonの手ブレ補正IS・IBIS完全ガイドで詳しく解説しています。

STMによるAF

静かで滑らかなフォーカス駆動

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMには、AF駆動用としてSTMが搭載されています。

STMはステッピングモーターを利用したAF方式で、静止画だけでなく動画撮影でも滑らかにフォーカスを移動しやすいことが特徴です。

マクロレンズではピント位置の移動範囲が広いため、一般的なレンズよりAFが大きく移動する場面があります。EF-M 28mmでは小型軽量なフォーカス機構とSTMを組み合わせ、EOS Mシリーズらしいコンパクトな撮影環境を作っています。

花や静物ならAFで狙った場所へ合わせ、必要に応じてMFで微調整できます。

EF-MマウントのSTMレンズについては、Canon EF-Mレンズ一覧でも確認できます。

動く昆虫ではAFだけに頼らない

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMでも昆虫撮影はできますが、焦点距離が短いため、高倍率にするほど昆虫へ近づく必要があります。

蝶やトンボのように警戒心の強い昆虫では、100mmや180mmクラスのマクロレンズの方が距離を取りやすくなります。

一方、小型の昆虫や動きの少ない被写体なら28mmマクロでも撮影できます。被写体が動いている場合はAFに加え、シャッタースピードを十分に速くすることが重要です。

手ブレ補正はカメラの揺れを抑えますが、昆虫自身の動きは止められません。被写体が動く場合は1/250秒、1/500秒以上など、動きに応じてシャッタースピードを上げます。

動く被写体の設定については、動体撮影のAFとシャッタースピードで詳しく紹介しています。

短焦点マクロならではの撮影表現

被写体と背景を一緒に写しやすい

100mm前後のマクロレンズでは画角が狭く、被写体を背景から切り離した写真を作りやすくなります。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは約45mm相当の画角なので、被写体へ近づきながら背景もある程度写せます。

例えば花を大きく写しながら、その後ろに広がる花畑や庭の雰囲気を残すことができます。料理の一部分へ寄りながら、テーブルや食器を背景として入れることもできます。

「小さいものを大きく写す」だけではなく、「小さい被写体と周囲の環境を一緒に見せる」ことができるのが短焦点マクロの特徴です。

標準域の画角については、焦点距離と画角の違いでも詳しく解説しています。

遠近感を利用したマクロ写真を作れる

広い画角を持つレンズでは、手前の被写体を大きく、背景を小さく写す遠近感を利用できます。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMでも、被写体へ大きく近づきながら背景を入れることで、100mmマクロとは異なる写真になります。

花を前景へ大きく配置し、遠くの風景を背景へ入れる構図や、小物を手前へ置いて部屋全体の雰囲気を残す構図などが作れます。

望遠マクロが背景を整理して被写体を浮かび上がらせる方向なら、28mmマクロは被写体と周囲の関係を見せる方向にも使いやすいレンズです。

焦点距離による写真表現の違いは、写真撮影の基本と焦点距離の使い方でも紹介しています。

花撮影で使うEF-M 28mm F3.5 Macro IS STM

一輪から花の細部まで一つのレンズで撮れる

花はEF-M 28mm F3.5 Macro IS STMと相性のよい被写体です。

少し離れれば花全体を写し、近づけば花びら、雄しべ、雌しべまで大きく撮影できます。さらにスーパーマクロモードを使えば、肉眼では見落としやすい細部まで拡大できます。

一つの花を見つけたら、最初に全体を撮り、次に背景を含めた構図を作り、最後に1倍や1.2倍まで近づいて細部を撮影すると、一つの被写体から複数の写真を作れます。

約130gという軽さもあるため、散歩しながら花を探す撮影にも向いています。

屋外で自然光を生かして撮影する方法は、屋外撮影で自然光を生かす方法でも詳しく紹介しています。

影ができたら内蔵ライトを使う

花へ近づくと、レンズや撮影者の影によって花の中心部が暗くなることがあります。

このようなときに内蔵マクロライトを使えば、外付け照明を準備しなくてもその場で補助光を加えられます。

光が強すぎると立体感が失われる場合があるため、左右のライトを使い分けながら、花びらの陰影を残す方法もあります。

晴天の強い光だけでなく、曇天や日陰でもライトを補助的に使うことで、被写体の細部を見せやすくなります。

光と露出の基本については、露出補正の基本と使い方でも紹介しています。

商品や小物撮影にも使いやすい

アクセサリーや時計の細部を大きく写せる

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、アクセサリー、硬貨、時計、電子部品、模型などの撮影にも利用できます。

通常の撮影倍率では小さくしか写らない刻印や模様も、等倍や1.2倍まで拡大すれば画面いっぱいに近い大きさで記録できます。

内蔵ライトもあるため、簡単な商品写真であればカメラとレンズだけで撮影を始められます。

もちろん本格的な商品撮影では外部照明やディフューザーを使った方が光を細かく調整できますが、小型商品を手軽に記録する用途では非常に便利です。

マクロレンズを使った商品撮影については、マクロレンズの用途と選び方でも詳しく紹介しています。

小型レンズなので机上撮影にも向いている

大型のカメラと長いマクロレンズを机の上で使うと、撮影スペースを広く必要とします。

EOS MシリーズとEF-M 28mmの組み合わせなら機材全体が小さいため、小さな机や簡易撮影スペースでも構図を作りやすくなります。

料理、模型、文房具、カメラ用品などを自宅で撮る場合にも、大掛かりな機材を用意せず撮影できます。

撮影倍率を変えるために被写体とカメラの距離を細かく調整するマクロ撮影では、小型軽量なシステムそのものが使いやすさにつながります。

EOS Mシリーズで使えるレンズについては、EF-Mレンズ完全ガイドでもまとめています。

通常撮影にも使える

約45mm相当なので標準レンズとして使える

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、マクロ専用としてしか使えないレンズではありません。

APS-Cで約45mm相当になるため、標準レンズに近い画角で日常撮影にも使用できます。

街並み、料理、テーブルフォト、人物、風景の一部分など、極端な広角でも望遠でもない自然な画角です。

開放F3.5なので大口径標準単焦点ほど大きな背景ボケは得られませんが、被写体へ近づけば背景をぼかすこともできます。

一つのレンズで通常撮影から1.2倍マクロまで対応できることが、EF-M 28mmの用途を広げています。

EF-M単焦点レンズの種類については、Canon EF-Mレンズ一覧で確認できます。

F3.5なので暗所ではISO感度を使う

開放F3.5は、F1.4やF2の大口径単焦点と比べると暗いレンズです。

室内や夕方など光量が少ない場面では、手ブレ補正を利用してシャッタースピードを遅くする方法があります。

ただし人物や動物など被写体自身が動く場合には、手ブレ補正だけでは動きを止められません。必要なシャッタースピードを確保するためにISO感度を上げます。

静物ならISを生かして低速シャッター、動く被写体ならISO感度を上げて高速シャッターというように使い分けると、このレンズを幅広い場面で利用できます。

ISO感度の使い方については、ISO感度と露出の基本で詳しく解説しています。

100mmマクロとの違い

28mmは被写体へ大きく近づく必要がある

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMと100mm前後のマクロレンズでは、同じ等倍撮影でも撮影距離が大きく異なります。

28mmでは被写体へかなり近づく必要があります。花や静物なら問題になりにくい一方、昆虫では近づくことで逃げられる場合があります。

100mmマクロなら被写体との距離を取りながら高倍率撮影ができるため、昆虫撮影では有利です。

一方、28mmは小型軽量で、背景まで含めた構図を作りやすく、内蔵ライトも使えます。どちらが上という関係ではなく、撮影距離と画角が大きく異なるマクロレンズです。

100mmマクロについては、Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM完全ガイドで詳しく解説しています。

28mmは背景まで見せ、100mmは背景を整理しやすい

28mmと100mmでは、同じ大きさで被写体を写しても背景の見え方が異なります。

28mmでは画角が広いため、被写体の周囲や背景まで多く写せます。100mmでは画角が狭くなり、背景の一部分だけを切り取って大きくぼかしやすくなります。

花とその場所の雰囲気を一緒に見せるなら28mm、花だけを背景から浮かび上がらせたいなら100mmというように、写真表現から選ぶこともできます。

マクロレンズは最大撮影倍率だけでなく、焦点距離による背景の違いまで考えて選ぶことが重要です。

焦点距離ごとのマクロレンズの特徴は、Canonマクロレンズ比較で詳しく紹介しています。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMを使えるカメラ

EF-Mマウント専用レンズ

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、EOS Mシリーズ用のEF-Mマウントレンズです。

EOS M、EOS M2、EOS M3、EOS M5、EOS M6シリーズ、EOS M10、EOS M100、EOS M200、EOS Kiss Mシリーズなどで使用できます。

EFレンズやEF-SレンズのようにEOS一眼レフへ装着するレンズではなく、RFマウントのEOS Rシリーズへそのまま装着することもできません。

EF-MマウントはEOS Mシリーズ専用のシステムなので、ボディを選ぶときにはマウントの違いを理解しておく必要があります。

EF-Mレンズと対応ボディについては、Canon EF-Mレンズ一覧と対応カメラで詳しく紹介しています。

EOS Mシリーズの小型ボディとの相性がよい

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMの約130gという軽さは、EOS Mシリーズの小型ボディと組み合わせることで大きな意味を持ちます。

EOS M200やEOS Kiss Mシリーズなどと組み合わせても、マクロ撮影システムとして非常に軽量です。

大きなカメラバッグを持たず、日常的にカメラを持ち歩きながら、見つけた小さな被写体へそのまま近づけます。

標準画角に近いため、マクロ撮影が終わったらそのまま通常撮影を続けられるのも便利です。

EOS Mシリーズ向けレンズの特徴は、EF-Mレンズ完全ガイドでも詳しく紹介しています。

中古でEF-M 28mm F3.5 Macro IS STMを選ぶポイント

内蔵マクロライトの動作を確認する

中古でEF-M 28mm F3.5 Macro IS STMを選ぶ場合は、通常の光学系やAFだけでなく、内蔵マクロライトの動作も確認したいところです。

左右のライトが正常に点灯するか、切り替え操作が問題なくできるかを確認します。

このライトはEF-M 28mmを特徴づける機能なので、正常に動作しない個体ではレンズの魅力が一つ失われてしまいます。

また、前玉周辺は被写体へ近づけて使う機会が多いため、傷や汚れの状態も確認します。

EF-Mレンズを中古で選ぶ場合は、Canon EF-Mレンズ一覧からほかのレンズとも比較できます。

スーパーマクロモードとISの動作も確認する

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMでは、通常撮影だけでなくスーパーマクロモードが重要です。

中古ではモード切り替えが正常にできるか、最大1.2倍付近まで問題なく撮影できるかを確認します。

さらにAF、MF、ハイブリッドISも確認しておきたいところです。

小型レンズですが、通常の単焦点レンズより機能が多いため、光学系がきれいというだけで判断せず、各機能が正常に動くかを見ることが重要です。

手ブレ補正の確認ポイントについては、Canonの手ブレ補正完全ガイドでも解説しています。

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMが現在でも魅力的な理由

小型軽量と本格マクロを両立している

EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、約130gという小さなレンズでありながら、等倍を超える最大1.2倍の撮影倍率を持っています。

大型のマクロレンズを持ち歩かなくても、本格的な接写ができます。

さらにハイブリッドIS、STM、内蔵マクロライトまで一つの鏡筒へ収めています。

単に「小さいマクロレンズ」ではなく、EOS Mシリーズの小型システムを生かしながらマクロ撮影に必要な機能をまとめたレンズです。

EF-Mマウント全体の特徴については、Canon EF-Mレンズ完全ガイドで確認できます。

内蔵ライトと1.2倍撮影は現在でも特徴的

マクロレンズ自体は数多く存在しますが、レンズ前面へLEDライトを内蔵し、さらに等倍を超える1.2倍撮影へ対応する製品は多くありません。

外部照明を用意せず、その場で被写体へ補助光を当てられることは、小型システムとの相性が非常によい機能です。

散歩中に見つけた花、小さな部品、料理、アクセサリーなどへすぐ近づき、必要ならライトを点灯して撮影できます。

100mmマクロとはまったく異なる方向からマクロ撮影を楽しめることが、このレンズの特徴です。

キヤノンのマクロレンズを焦点距離別に比較する場合は、Canonマクロレンズ一覧も参考になります。

まとめ

Canon EF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、EOS Mシリーズ専用の小型軽量マクロレンズです。

実焦点距離28mm、35mm判換算約45mm相当の画角を持ち、通常の等倍撮影に加えてスーパーマクロモードでは最大1.2倍まで拡大できます。

最大の特徴は、レンズ前面に内蔵されたLEDマクロライトです。被写体へ近づいたことでレンズ自身の影ができた場合でも、その場で補助光を加えられます。左右のライトを使い分けることで、光の方向を変えた撮影もできます。

さらに接写時のシフトブレにも対応するハイブリッドIS、静かで滑らかなSTMを搭載しながら、重量は約130gに抑えられています。

短焦点マクロなので、高倍率撮影では被写体へかなり近づく必要があります。昆虫との距離を取りたい撮影では100mmクラスに利点がありますが、28mmでは被写体と背景を一緒に見せる独特のマクロ表現ができます。

マクロ撮影だけでなく、APS-Cで約45mm相当の標準レンズとして日常撮影にも利用できます。通常撮影から等倍、さらに1.2倍まで一本で対応できることも大きな魅力です。

小型軽量、最大1.2倍、ハイブリッドIS、STM、内蔵LEDマクロライト。これらを一つのレンズへまとめたEF-M 28mm F3.5 Macro IS STMは、EOS Mシリーズならではの小型マクロシステムを象徴する一本です。

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