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Canon RFマクロレンズ4本を比較|24mm・35mm・85mm・100mmの違いと選び方

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Canon RFマクロレンズ4本を比較|24mm・35mm・85mm・100mmの違いと選び方 マクロレンズ

Canon RFマクロレンズ4本を比較|24mm・35mm・85mm・100mmの違いと選び方

CanonのRFマクロレンズは、花や昆虫を大きく写す本格的なマクロ撮影だけでなく、料理、小物、商品、ポートレート、スナップ、動画まで幅広く使えるレンズです。

RFマウントには、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ撮影に対応するRF24mm F1.8 MACRO IS STM、RF35mm F1.8 MACRO IS STM、RF85mm F2 MACRO IS STMと、最大撮影倍率1.4倍に対応するRF100mm F2.8 L MACRO IS USMがあります。

同じ「MACRO」の名称が付いていても、4本の性格はかなり異なります。24mmは背景を広く入れた接写、35mmは日常撮影とクローズアップの両立、85mmはポートレートとハーフマクロ、100mmは高倍率の本格マクロという違いがあります。

RFマクロレンズを選ぶときは、焦点距離やF値だけを見るのでは足りません。最大撮影倍率、最短撮影距離、被写体との距離、背景の入り方、普段どのような撮影に使うのかまで考えると、自分に合った一本が見えてきます。

  1. Canon RFマクロレンズ4本の違い
    1. 最大撮影倍率0.5倍と1.4倍では撮れる世界が違う
    2. 最短撮影距離だけでは実際の撮りやすさは分からない
  2. RF24mm F1.8 MACRO IS STM
    1. 広角マクロだから背景まで含めて撮れる
  3. RF35mm F1.8 MACRO IS STM
    1. 料理や小物からスナップまで一本で対応しやすい
  4. RF85mm F2 MACRO IS STM
    1. ポートレートとハーフマクロを一本で楽しめる
  5. RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
    1. 最大1.4倍で等倍を超えるマクロ撮影ができる
    2. SAコントロールリングでボケの性格を変えられる
  6. 花を撮るならどのRFマクロレンズが向いているか
    1. 花と周囲を見せるか、花だけを強調するかで選ぶ
  7. 昆虫を撮るならRF100mmが使いやすい
    1. 100mmと1.4倍の組み合わせが昆虫撮影で生きる
  8. 料理や商品撮影ならRF35mmが扱いやすい
    1. 全体写真と細部写真を同じレンズで撮りやすい
  9. RFマクロレンズでポートレートを撮る
    1. 人物中心ならRF85mmとRF100mmが使いやすい
  10. 手持ちマクロ撮影で気をつけたいこと
    1. 手ブレ補正があっても被写体ブレは止まらない
    2. マクロ撮影では絞りを開けすぎない方が撮りやすい場面もある
  11. APS-CのEOS RシリーズでRFマクロレンズを使う
    1. APS-Cでは24mmが約38mm、35mmが約56mm相当になる
  12. RFマクロレンズはどれを選ぶべきか
    1. 広角と接写を両方使いたいならRF24mm
    2. 普段使いを重視するならRF35mm
    3. ポートレートを中心に使うならRF85mm
    4. 本格マクロを最優先するならRF100mm
  13. まとめ

Canon RFマクロレンズ4本の違い

RFマウントのマクロレンズは、24mm、35mm、85mm、100mmという大きく異なる焦点距離に分かれています。単純に焦点距離が違うだけではなく、同じ被写体を撮っても背景の広さ、遠近感、撮影距離、ボケ方が変わります。

レンズ 最大撮影倍率 最短撮影距離 開放F値 質量
RF24mm F1.8 MACRO IS STM 0.5倍 0.14m F1.8 約270g
RF35mm F1.8 MACRO IS STM 0.5倍 0.17m F1.8 約305g
RF85mm F2 MACRO IS STM 0.5倍 0.35m F2 約500g
RF100mm F2.8 L MACRO IS USM 1.4倍 0.26m F2.8 約730g

最大撮影倍率0.5倍と1.4倍では撮れる世界が違う

RF24mm、RF35mm、RF85mmの最大撮影倍率は0.5倍です。一般的にハーフマクロと呼ばれる倍率で、花、料理、腕時計、アクセサリー、カメラ用品などをかなり大きく写せます。

0.5倍でも普段の撮影では十分に強力です。一般的な単焦点レンズでは、被写体へ近づこうとしても途中でピントが合わなくなることがあります。ハーフマクロ対応レンズなら、通常撮影からそのまま被写体へ近づき、細部まで大きく写せます。

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは最大1.4倍です。等倍の1.0倍を超えており、小さな昆虫、花粉、細かな部品、素材表面などを画面いっぱいに拡大したいときに大きな差が出ます。

撮影倍率そのものについては、マクロレンズとは?特徴・選び方・使い方を初心者向けに解説でも詳しく解説しています。

最短撮影距離だけでは実際の撮りやすさは分からない

最短撮影距離は、レンズ先端から被写体までの距離ではありません。カメラ内部の撮像面から被写体までの距離です。そのため、最短撮影距離が14cmと書かれていても、レンズの先端から14cm離して撮影するという意味ではありません。

接写時に実際の使いやすさへ大きく影響するのは、レンズ先端と被写体の間にどれだけ空間を取れるかです。

24mmや35mmは、最大倍率まで近づくと被写体との距離がかなり短くなります。料理、小物、静物なら扱いやすい一方、昆虫では近づく途中で逃げられることがあります。カメラや撮影者自身の影が被写体へ落ちる場合もあります。

85mmや100mmでは、同じように大きく写す場合でも被写体との距離を取りやすくなります。花や昆虫を撮る場合だけでなく、照明やレフ板を被写体の周囲へ配置したい商品撮影でも有利です。

撮影距離が写真へ与える影響は、撮影距離で写真がどう変わるかでも詳しく紹介しています。

RF24mm F1.8 MACRO IS STM

RF24mm F1.8 MACRO IS STMは、24mmの広角と最大撮影倍率0.5倍を組み合わせたレンズです。一般的な中望遠マクロとは大きく異なり、被写体へ近づきながら背景を広く残せます。

広角マクロだから背景まで含めて撮れる

24mmの最大の特徴は、接写しても周囲の環境を画面へ取り込みやすいことです。花を大きく写しながら庭や空を入れる、料理を手前へ大きく置きながらテーブル全体を見せる、小物を強調しながら使用場所まで写すといった撮影ができます。

望遠マクロでは被写体だけを切り取りやすくなりますが、24mmでは被写体と周囲の関係を一枚の写真で表現できます。

開放F1.8なので、マクロを使わないときには明るい広角単焦点として使えます。風景、室内、スナップ、夜景、動画などを撮影し、そのまま被写体へ近づいてクローズアップへ切り替えられることが魅力です。

RF24mmの特徴は、RF24mm F1.8 MACRO IS STMの魅力で詳しく紹介しています。

RF35mm F1.8 MACRO IS STM

RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、35mm F1.8の単焦点レンズとしての使いやすさに、最大撮影倍率0.5倍の接写性能を加えたレンズです。

24mmほど広すぎず、85mmほど撮影距離を必要としないため、マクロ撮影と普段の撮影を一本で行いたい場合に扱いやすい焦点距離です。

料理や小物からスナップまで一本で対応しやすい

35mmは料理、商品、小物、花などを撮影するときに使いやすい画角です。被写体全体を撮ったあと、そのまま近づいてスイッチ、刻印、表面の質感などを拡大して撮れます。

カメラやレンズの記事を作る場合にも使いやすく、製品全体の写真と細部の写真をレンズ交換なしで撮影できます。

約305gと比較的小型軽量で、F1.8の明るさもあります。マクロ撮影を予定していない日にも普通の35mm単焦点として持ち出しやすいため、使用頻度を高くしやすいRFマクロレンズです。

RF35mmについては、RF35mm F1.8 MACRO IS STMの特徴と使い方で詳しく解説しています。

RF85mm F2 MACRO IS STM

RF85mm F2 MACRO IS STMは、中望遠85mmのポートレート性能と最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ性能を組み合わせたレンズです。

RF24mmやRF35mmとは用途がかなり異なり、人物、花、小物などを背景から分離して撮影しやすくなります。

ポートレートとハーフマクロを一本で楽しめる

85mmは人物撮影で使いやすい代表的な中望遠です。F2まで開ければ背景を大きくぼかしやすく、人物を画面の中で目立たせられます。

RF85mm F2 MACRO IS STMの特徴は、そのまま0.5倍まで接写できることです。人物の全身や上半身を撮ったあと、指輪、腕時計、衣装、手元などへ近づいて撮影できます。

花や料理、小物にも使えます。35mmより背景に入る範囲を狭くできるため、周囲を整理しながら主役だけを強調したい場面に向いています。

RF85mmの特徴は、RF85mm F2 MACRO IS STM ポートレートもマクロも自由に撮れる実力派レンズで詳しく紹介しています。

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは、RFマクロレンズの中でも本格的な高倍率撮影を目的とした一本です。

RF24mm、RF35mm、RF85mmが最大0.5倍なのに対して、RF100mmは最大1.4倍まで対応します。小さな被写体を可能な限り大きく写したい場合には、明確な性能差があります。

最大1.4倍で等倍を超えるマクロ撮影ができる

一般的な等倍マクロは最大撮影倍率1.0倍ですが、RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは1.4倍まで拡大できます。

小さな花のしべ、昆虫の羽、アクセサリー、時計の文字盤、電子部品など、肉眼では見落としやすい部分まで画面いっぱいに写せます。

100mmという焦点距離もマクロ撮影と相性が良く、広角マクロほどレンズを被写体へ接近させずに済みます。花や昆虫では被写体へ影を落としにくく、照明を入れる空間も確保しやすくなります。

RF100mmについては、RF100mm F2.8 L MACRO IS USMで撮る拡大マクロの世界で詳しく紹介しています。

SAコントロールリングでボケの性格を変えられる

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMにはSAコントロールリングがあります。球面収差を変化させることで、前ボケや後ボケを含めた描写の性格を調整できる機構です。

通常のマクロ撮影では、焦点距離、F値、撮影距離、背景との距離を使ってボケを調整します。RF100mmでは、そこへSAコントロールという表現手段が追加されています。

細部を明瞭に写す通常のマクロ撮影では基準位置を使用し、柔らかな雰囲気を加えたいポートレートや花の撮影ではSAコントロールを試すと、このレンズ独自の表現を楽しめます。

マクロ以外の人物撮影については、マクロレンズでポートレートは撮れる?でも詳しく解説しています。

花を撮るならどのRFマクロレンズが向いているか

花は4本すべての違いを生かしやすい被写体です。同じ花を撮影しても、24mmと100mmでは写真の印象がまったく異なります。

花と周囲を見せるか、花だけを強調するかで選ぶ

RF24mmでは、花へ近づきながら周囲の風景まで広く写せます。咲いている場所や季節感まで伝えたい場合に使いやすい焦点距離です。

RF35mmは、花を大きく見せながら背景も適度に残せます。広角特有の強い遠近感を抑えながら、自然なクローズアップを作りやすくなります。

RF85mmでは背景に入る範囲を狭くし、花を主役として浮かび上がらせやすくなります。F2の明るさもあり、背景ボケを積極的に利用できます。

RF100mmは花びら全体だけでなく、しべ、花粉、水滴などの細部まで大きく写したい場合に向いています。

F値とボケの関係は、F値を知れば広がるカメラの世界でも詳しく紹介しています。

昆虫を撮るならRF100mmが使いやすい

昆虫撮影では撮影倍率だけでなく、被写体との距離が重要になります。昆虫へレンズを近づけすぎると逃げられる可能性が高くなるためです。

100mmと1.4倍の組み合わせが昆虫撮影で生きる

RF24mmやRF35mmでも昆虫を撮影できますが、0.5倍まで拡大するには被写体へかなり近づく必要があります。

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMなら、中望遠100mmの焦点距離を使いながら最大1.4倍まで拡大できます。昆虫の複眼、羽、触角、体毛などを細かく記録したい場合に有利です。

高倍率になるほど被写界深度は浅くなります。わずかな前後移動でもピント位置が変わるため、連写、MF、絞りの調整などを組み合わせることが重要です。

高倍率マクロの特徴については、マクロレンズの特徴・選び方・使い方も参考になります。

料理や商品撮影ならRF35mmが扱いやすい

料理や商品撮影では、必ずしも1.0倍以上の撮影倍率は必要ありません。皿、カメラ、レンズ、腕時計、小型家電などは0.5倍でも十分に大きく写せます。

全体写真と細部写真を同じレンズで撮りやすい

RF35mm F1.8 MACRO IS STMは、製品全体を撮影したあと、そのまま近づいて細部を撮影できます。

35mmなら室内でもある程度の範囲を画面へ入れやすく、撮影スペースが狭い場所でも扱いやすくなります。85mmや100mmでは製品全体を入れるために後ろへ下がる必要があるため、室内では35mmが便利な場面があります。

F1.8なので、マクロ以外の撮影にも使いやすく、料理、室内、スナップ、人物まで一本で対応できます。

RF35mmの実用性については、RF35mm F1.8 MACRO IS STMの詳細記事でも詳しく紹介しています。

RFマクロレンズでポートレートを撮る

マクロレンズは接写専用ではありません。通常の撮影距離にもピントを合わせられるため、人物撮影にも使用できます。

人物中心ならRF85mmとRF100mmが使いやすい

RF85mm F2 MACRO IS STMは、ポートレートとマクロを一本で行いたい場合に特に使いやすいレンズです。85mm F2として人物を撮り、そのままアクセサリーや手元へ寄れます。

RF100mm F2.8 L MACRO IS USMは、85mmよりさらに背景に入る範囲を狭くできます。人物から少し離れて撮影する必要がありますが、背景を整理した落ち着いたポートレートを作りやすい焦点距離です。

RF35mmでは人物と周囲の環境を一緒に見せるポートレートが撮れます。同じマクロレンズでも、焦点距離によって人物写真の性格は大きく変わります。

マクロレンズを人物撮影へ使う方法は、マクロレンズでポートレートは撮れる?デメリット・焦点距離・設定を解説で詳しく紹介しています。

手持ちマクロ撮影で気をつけたいこと

RF24mm、RF35mm、RF85mm、RF100mmはいずれもレンズ内手ブレ補正を備えています。接写では小さな揺れが写真へ大きく現れるため、手ブレ補正は有効です。

一方、マクロ撮影では通常の撮影とは違った難しさもあります。

手ブレ補正があっても被写体ブレは止まらない

手ブレ補正が補正するのはカメラ側の揺れです。風で動く花、歩く昆虫、動いている人物など、被写体そのものの動きを止める機能ではありません。

静止した小物なら手ブレ補正を生かしてシャッタースピードを下げる方法があります。風で揺れる花や動く昆虫では、ISO感度を上げてもシャッタースピードを確保する方が撮影しやすくなります。

マクロ撮影ではカメラが前後へ動くだけでもピント位置がずれます。倍率が高くなるほど被写界深度が浅くなるため、体を固定し、複数枚撮影して最もピントの良い一枚を選ぶ方法も有効です。

手ブレ補正の基本は、手ブレ補正でシャープな写真を撮る方法でも詳しく紹介しています。

マクロ撮影では絞りを開けすぎない方が撮りやすい場面もある

RF24mmとRF35mmはF1.8、RF85mmはF2、RF100mmはF2.8まで開けられます。しかし、最大撮影倍率付近では被写界深度が非常に浅くなります。

花びら全体や昆虫の頭部、商品の文字などをある程度の範囲まで鮮明に写したい場合は、F5.6やF8などへ絞った方が撮りやすいことがあります。

反対に、花のしべだけ、時計のロゴだけといった特定の部分へピントを置き、周囲を大きくぼかす場合には開放付近も効果的です。

絞りによる描写の変化については、F値とボケ・被写界深度の関係も参考になります。

APS-CのEOS RシリーズでRFマクロレンズを使う

RFマクロレンズはフルサイズEOS Rシリーズだけでなく、RFマウントを採用したAPS-C機でも使用できます。

APS-Cではフルサイズより写る範囲が狭くなり、35mm判換算の画角は焦点距離のおよそ1.6倍相当になります。

APS-Cでは24mmが約38mm、35mmが約56mm相当になる

RF24mm F1.8 MACRO IS STMをAPS-C機で使うと、約38mm相当の画角になります。フルサイズで使うと広角レンズですが、APS-Cでは標準域に近い感覚になります。

RF35mm F1.8 MACRO IS STMは約56mm相当となり、標準単焦点に近い画角です。料理、小物、人物、スナップなどに使いやすく、0.5倍の接写性能も利用できます。

RF85mmは約136mm相当、RF100mmは約160mm相当の画角になります。花、昆虫、屋外ポートレートなどでは背景を整理しやすくなりますが、室内では撮影距離を確保する必要があります。

APS-CのEOS Rシステムについては、RF-Sレンズ一覧とAPS-Cミラーレスの可能性でも詳しく紹介しています。

RFマクロレンズはどれを選ぶべきか

4本の中でどれが優れているかを決めるより、自分が何を撮るのかで選ぶ方が分かりやすくなります。

広角と接写を両方使いたいならRF24mm

風景、スナップ、室内、動画などの広角撮影を中心にしながら、花や料理、小物へ大きく寄りたい場合はRF24mm F1.8 MACRO IS STMが使いやすいレンズです。

被写体だけを切り取るマクロとは違い、背景まで含めた広角接写ができることが最大の特徴です。

RF24mmの詳細は、広角とマクロの魔法を体験 RF24mm F1.8 MACRO IS STMの魅力で紹介しています。

普段使いを重視するならRF35mm

スナップ、料理、商品、小物、人物などを幅広く撮り、その中でマクロ撮影も楽しみたい場合はRF35mm F1.8 MACRO IS STMが扱いやすい一本です。

35mm F1.8の単焦点として普通に使えるため、マクロ専用レンズとして持ち出す必要がありません。被写体を見つけたときだけ近づいて0.5倍まで撮影できます。

RF35mmの特徴は、RF35mm F1.8 MACRO IS STMの魅力で詳しく紹介しています。

ポートレートを中心に使うならRF85mm

人物撮影を中心にしながら、花、小物、アクセサリーなども撮りたい場合はRF85mm F2 MACRO IS STMが向いています。

85mm F2の中望遠単焦点として背景をぼかした人物写真を撮り、必要なときだけ0.5倍まで寄れます。人物とクローズアップを同じ撮影の中で行えることが大きな魅力です。

RF85mmについては、RF85mm F2 MACRO IS STM ポートレートもマクロも自由に撮れる実力派レンズで詳しく紹介しています。

本格マクロを最優先するならRF100mm

昆虫、花、アクセサリー、模型、部品などを可能な限り大きく写したい場合はRF100mm F2.8 L MACRO IS USMが中心になります。

最大撮影倍率1.4倍は、0.5倍のRF24mm、RF35mm、RF85mmとは用途が明確に異なります。100mmの撮影距離を生かしながら、肉眼では見えにくい細部まで画面いっぱいに写せます。

RF100mmについては、RF100mm F2.8 L MACRO IS USMで撮る拡大マクロとやわらかいボケの世界で詳しく紹介しています。

まとめ

CanonのRFマクロレンズは、RF24mm F1.8 MACRO IS STM、RF35mm F1.8 MACRO IS STM、RF85mm F2 MACRO IS STM、RF100mm F2.8 L MACRO IS USMの4本で、それぞれ明確に性格が異なります。

RF24mmは広い背景を残した広角接写、RF35mmは普段使いとハーフマクロの両立、RF85mmはポートレートとハーフマクロ、RF100mmは最大1.4倍の本格マクロという違いがあります。

花や料理を撮るだけなら、必ずしも最大倍率の高いRF100mmが必要になるわけではありません。日常撮影も重視するなら24mmや35mm、人物撮影も行うなら85mm、本格的に小さな被写体へ迫るなら100mmという選び方ができます。

マクロレンズを選ぶときは、最大撮影倍率だけでなく、焦点距離による背景の入り方、被写体との距離、通常撮影での用途まで考えることが重要です。

Canonのマクロレンズについてさらに調べる場合はマクロレンズとは?特徴・選び方・使い方を初心者向けに解説、RF・EFを含むCanonのカメラとレンズ全体から探す場合はキヤノン大全も合わせてご覧ください。

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