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EOS R6でEFレンズを使うデメリットとメリット|AF・画質・連写・手ブレ補正を解説

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EOS R6でEFレンズを使うデメリットとメリット|AF・画質・連写・手ブレ補正を解説 カメラ

EOS R6でEFレンズを使うデメリットとメリット|AF・画質・連写・手ブレ補正を解説

EOS R6では、マウントアダプター EF-EOS Rを使用することで、キヤノンのEFレンズとEF-Sレンズを装着できます。長年EOS一眼レフを使ってきた人にとっては、所有しているEFレンズをそのままフルサイズミラーレスへ移行できる大きな利点があります。

一方、「アダプターを付けるとAFが遅くなる」「画質が落ちる」「瞳AFが使いにくくなる」といった説明も見かけます。しかし、これらをEFレンズ全体へ一律に当てはめるのは正確ではありません。標準のマウントアダプター EF-EOS Rには画質へ影響する光学系が入っておらず、AF、電子絞り、レンズ内ISなどEFレンズの電子機能も基本的に利用できます。

EOS R6でEFレンズを使うときに実際に意識したいのは、アダプターによって全長と重量が増えること、古いEFレンズではAFモーターの世代差があること、最高約12コマ/秒の高速連写に対応するEFレンズが限定されること、EF-Sレンズでは約1.6倍クロップになることです。

この記事では、EOS R6でEFレンズを使うと何が変わり、何が変わらないのかを整理し、RFレンズとの違い、中古EFレンズを選ぶ意味、動体撮影や手ブレ補正での注意点まで詳しく解説します。

  1. EOS R6でEFレンズを使う基本
    1. マウントアダプター EF-EOS Rを使用する
    2. EFレンズはフルサイズの画角をそのまま使える
    3. EF-Sレンズは約1.6倍クロップになる
  2. EOS R6でEFレンズを使っても画質はアダプターで低下しない
    1. 標準EF-EOS Rには光学系が入っていない
    2. 古いEFレンズの描写はEOS R6でもそのレンズ自身の個性として残る
  3. EOS R6でEFレンズを使うAFの注意点
    1. アダプターを付けただけでAFが一律に遅くなるわけではない
    2. 瞳AFや被写体検出もEFレンズだから使えないわけではない
  4. 高速連写ではEFレンズごとに対応状況が異なる
    1. 最高約12コマ/秒には対応EFレンズが指定されている
    2. 電子シャッター最高約20コマ/秒でも被写体とレンズ条件を考える
  5. EOS R6のボディ内手ブレ補正はEFレンズでも大きな利点
    1. IS非搭載のEF単焦点でもボディ側の手ブレ補正を利用できる
    2. 手ブレ補正があっても動体ブレは止められない
  6. EFレンズ使用時の最大のデメリットはサイズと重量
    1. アダプターによって約24mmと約110gが追加される
    2. 大口径EFズームでは前方が重く感じやすい
  7. EFレンズを使うメリット
    1. 中古市場に豊富なレンズが残っている
    2. RFレンズにはない古いEFレンズを選べる
  8. EOS R6でEFレンズを選ぶときの基準
    1. 動体撮影ならAF世代と高速連写対応を確認する
    2. 風景やポートレートなら旧型EFレンズも選びやすい
  9. EOS R6でEFレンズを使うときのおすすめ運用
    1. EFレンズごとに一度AFと連写を確認しておく
    2. RFとEFを用途ごとに使い分ける
  10. まとめ

EOS R6でEFレンズを使う基本

マウントアダプター EF-EOS Rを使用する

EOS R6はRFマウントを採用しているため、EFレンズをボディへ直接装着することはできません。カメラとEFレンズの間へマウントアダプター EF-EOS Rを取り付けます。

EFマウントとRFマウントではフランジバックが異なります。EFレンズは一眼レフのミラーボックスを前提に設計されているため、EOS R6へ取り付ける場合は、その距離をアダプターによって確保します。

標準タイプのマウントアダプター EF-EOS Rは厚さ約24mm、質量約110gです。内部に焦点距離を変えるレンズは入っていないため、EF50mm F1.8なら50mm F1.8のまま、EF200mm F2.8なら200mm F2.8のまま使用します。

アダプターの仕組みや装着方法については、EOS RでEFレンズを使う方法で詳しく解説しています。

EFレンズはフルサイズの画角をそのまま使える

フルサイズ用EFレンズをEOS R6へ装着した場合、レンズに記載された焦点距離そのものは変わりません。EF85mm F1.8 USMなら85mm、EF70-200mm F2.8Lなら70-200mmとして使用できます。

マウントアダプターを使うと焦点距離が伸びると思われることがありますが、通常のEF-EOS Rには倍率を変更する光学系がないため、テレコンバーターのような働きはありません。開放F値も変化しません。

一眼レフからEOS R6へ移行した場合でも、フルサイズEOSで使っていたEFレンズなら基本的に同じ画角感覚で撮影できます。50mm標準、85mm中望遠、200mm望遠といった使い分けもそのままです。

EFレンズの焦点距離別ラインナップは、Canon EFレンズ一覧で確認できます。

EF-Sレンズは約1.6倍クロップになる

EOS R6ではEF-Sレンズも使用できますが、EFレンズとは扱いが異なります。EF-Sレンズを装着すると、撮影範囲はセンサー中央部を使用する約1.6倍クロップになります。

例えばEF-S18-55mmを装着すると、画角はフルサイズ換算で約29-88mm相当になります。ただし、レンズそのものの焦点距離が18-55mmから変化するわけではありません。センサーの使用範囲が狭くなることで画角が変化します。

EOS R6は約2010万画素のフルサイズセンサーを搭載していますが、約1.6倍クロップでは記録画素数が約770万画素まで減少します。そのため、EF-Sレンズを使えること自体は便利でも、EOS R6のフルサイズセンサー全体を利用することはできません。

EF、EF-S、RFなどキヤノンのレンズシステム全体を確認する場合は、キヤノン大全から各レンズの記事へ進めます。

EOS R6でEFレンズを使っても画質はアダプターで低下しない

標準EF-EOS Rには光学系が入っていない

マウントアダプターを使うと画質が低下すると思われることがありますが、標準のマウントアダプター EF-EOS Rは、EFレンズを正しい位置へ配置して電子通信を中継するためのアクセサリーです。

一般的なテレコンバーターのように内部へ倍率変更用のレンズを追加する構造ではありません。そのため、アダプターそのものが解像力を低下させたり、色収差を増加させたりする仕組みではありません。

EFレンズで周辺光量低下、色収差、歪曲収差などが見える場合、それは基本的にそのEFレンズ自身の光学特性です。EOS一眼レフで使用していたときにも存在していた特性が、高解像度モニターやRAW現像によって目立つ場合があります。

EF-EOS R使用時の画質や機材サイズなど、アダプターそのものの注意点は、Canonマウントアダプターのデメリットで詳しく整理しています。

古いEFレンズの描写はEOS R6でもそのレンズ自身の個性として残る

EFレンズには1980年代から比較的新しい世代まで、非常に多くの設計があります。同じ50mmや200mmでも、発売時期によって解像感、逆光耐性、色収差、ボケ、コーティングなどが異なります。

EOS R6へ装着したから古いEFレンズの光学性能が最新RFレンズと同じになるわけではありません。一方、アダプターを使用したから本来の描写が失われるわけでもありません。

旧型EFレンズの柔らかい開放描写、絞ったときのシャープさ、独特のボケなどをEOS R6のフルサイズセンサーで楽しめることは、EFレンズを使う大きな魅力です。

世代ごとのEFレンズを探す場合は、Canon EFレンズ一覧から焦点距離別の記事へ進めます。

EOS R6でEFレンズを使うAFの注意点

アダプターを付けただけでAFが一律に遅くなるわけではない

EOS R6とEFレンズの組み合わせで誤解されやすいのがAFです。EF-EOS RはEFレンズとEOS R6の電子通信を中継するため、AF対応EFレンズなら基本的にAFを利用できます。

「EFレンズはアダプター経由だから必ずAFが遅い」という説明は適切ではありません。EF24-70mm F2.8L II USMやEF70-200mm F2.8L IS II USMのような比較的新しいUSMレンズは、EOS R6でも実用的なAF性能を利用できます。

違いが出やすいのはレンズ側のAF駆動方式です。初期EFレンズのAFモーター、マイクロUSM、リングUSM、STMなどでは、レンズ群を動かせる速度や静粛性が異なります。EOS R6が被写体を高速に認識できても、最終的にレンズを動かす速度はレンズ側の機構に左右されます。

EFレンズをEOS Rシリーズで使った場合の基本的なAF動作については、EOS RでEFレンズを使う方法でも解説しています。

瞳AFや被写体検出もEFレンズだから使えないわけではない

EOS R6の人物検出や瞳検出は、撮像センサーから得られる画像情報をボディ側で解析します。そのため、EFレンズを装着しただけで瞳AFが使用できなくなるわけではありません。

実際の追従性能はレンズのAFモーター、被写体の速度、明るさ、コントラスト、焦点距離などによって変化します。古い望遠レンズで高速動体を追えば、新しい高速USMレンズよりフォーカス移動に時間がかかることはあります。

つまり、「瞳検出できるか」と「レンズがその位置へどれだけ速く動けるか」は分けて考える必要があります。EOS R6側の被写体認識性能と、レンズ側のフォーカス駆動性能の両方で結果が決まります。

EFレンズを含むEOS Rシステム全体の位置づけは、キヤノン大全でも確認できます。

高速連写ではEFレンズごとに対応状況が異なる

最高約12コマ/秒には対応EFレンズが指定されている

EOS R6は、メカシャッターまたは電子先幕を使用する高速連続撮影+で最高約12コマ/秒の連写に対応します。しかし、EFレンズを使用する場合、すべてのEFレンズが同じ条件で最高速度へ対応するわけではありません。

キヤノンでは、最高約12コマ/秒の高速連続撮影+に対応するEFレンズを指定しています。EF40mm F2.8 STM、EF50mm F1.8 STM、EF85mm F1.4L IS USM、EF24-70mm F2.8L II USM、EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMなどが含まれます。

古いEFレンズでは高速連続撮影+を選択しても、レンズや撮影条件によって連写速度が低下する場合があります。この点はRFレンズとの比較で実際に確認しておきたい制約です。

EFレンズの世代やAF方式を含めて探す場合は、Canon EFレンズ一覧が役立ちます。

電子シャッター最高約20コマ/秒でも被写体とレンズ条件を考える

EOS R6は電子シャッター使用時に最高約20コマ/秒の高速連写へ対応します。動物、野鳥、スポーツなどで決定的瞬間を狙う場合には大きな強みです。

ただし、表示される最高連写速度だけで撮影結果が決まるわけではありません。サーボAF中は被写体の動きや使用するレンズによって実際の追従状況が変化します。

特にフォーカスレンズ群が大きく重い旧型超望遠や、AF駆動が古いEFレンズでは、EOS R6が20コマ/秒で撮影できても、すべてのコマで激しく動く被写体へ完全に追従できるとは限りません。

EOS R6の連写や高速撮影を含む特徴は、EOS R6の特徴と撮影性能でも詳しく紹介しています。

EOS R6のボディ内手ブレ補正はEFレンズでも大きな利点

IS非搭載のEF単焦点でもボディ側の手ブレ補正を利用できる

EOS R6がEFレンズユーザーにとって魅力的な理由の一つが、ボディ内5軸手ブレ補正を搭載していることです。

一眼レフ時代のEFレンズには、EF50mm F1.8シリーズ、EF85mm F1.8 USM、EF135mm F2L USM、EF200mm F2.8Lシリーズなど、レンズ内ISを搭載していない名レンズが多数あります。

これらを手ブレ補正のないEOS一眼レフで使う場合は、撮影者自身がシャッタースピードを確保する必要がありました。EOS R6へ装着すれば、ボディ側の手ブレ補正を利用できるため、静止した被写体を低速シャッターで撮影する自由度が広がります。

IS、IBIS、被写体ブレの違いは、Canonの手ブレ補正を徹底解説で詳しく整理しています。

手ブレ補正があっても動体ブレは止められない

EOS R6のボディ内手ブレ補正が強力でも、被写体そのものが動いて生じるブレを止める機能ではありません。

例えばEF200mm F2.8Lを装着して人物や鳥を撮る場合、カメラの揺れはIBISで抑えられても、歩く人物や羽ばたく鳥は高速シャッターで止める必要があります。

静止した被写体なら1/100秒以下まで落とせる場面でも、動いている人物なら1/500秒、鳥や高速スポーツでは1/1000秒から1/2000秒以上が必要になる場合があります。

手ブレ補正を利用してシャッタースピードを下げる方法と、高速シャッターで被写体を止める方法は別に考えることが重要です。詳しくは、Canonの手ブレ補正を徹底解説をご覧ください。

EFレンズ使用時の最大のデメリットはサイズと重量

アダプターによって約24mmと約110gが追加される

EOS R6でEFレンズを使う際、最も分かりやすいデメリットは機材全体が大きくなることです。

標準マウントアダプター EF-EOS Rだけで約24mmの長さと約110gの重量が加わります。EF50mm F1.8 STMのような軽量レンズでは大きな負担になりませんが、EF24-70mm F2.8L II USMやEF70-200mm F2.8L ISシリーズではシステム全体がかなり大きくなります。

ミラーレスへ移行したのに一眼レフ時代と機材サイズがあまり変わらないと感じる原因の一つが、このアダプターを含めた全長です。

RFレンズは短いフランジバックを前提に設計できるため、同じような焦点距離でもEFレンズ+アダプターとはサイズや重量バランスが異なります。

EF-EOS Rで増える全長や重量については、Canonマウントアダプターのデメリットでも詳しく解説しています。

大口径EFズームでは前方が重く感じやすい

EOS R6のボディは一眼レフより奥行きが短いため、大型EFレンズ+アダプターを組み合わせると、レンズ側へ重量が集中して感じられることがあります。

EF70-200mm F2.8L IS II USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM、EF300mm F2.8Lなどを長時間手持ちで使用する場合、アダプターの110gそのものより、ボディからレンズ重心までの距離が長くなる影響の方が体感しやすくなります。

望遠レンズでは左手でレンズ側を支えるため通常の撮影では大きな問題にならない場合もありますが、首から下げて歩く時間が長いスナップや旅行ではRFレンズのコンパクトさが有利になることがあります。

EFレンズを焦点距離や重量から選びたい場合は、Canon EFレンズ一覧から各レンズを確認できます。

EFレンズを使うメリット

中古市場に豊富なレンズが残っている

EFレンズ最大の魅力の一つが、中古市場の選択肢です。EFマウントは長期間にわたってキヤノン一眼レフを支えたため、単焦点、標準ズーム、望遠ズーム、マクロ、超望遠、TS-Eなど膨大な種類があります。

同じ焦点距離でも複数世代があり、予算に応じて選びやすいことも特徴です。例えば50mmならEF50mm F1.8 II、EF50mm F1.8 STM、EF50mm F1.4 USMなどがあり、70-200mm F2.8にも複数世代があります。

RFレンズだけでシステムを構築するより、中古EFレンズを組み合わせることで少ない予算から撮影ジャンルを広げられます。

現在使えるEFレンズを一覧から探す場合は、Canon EFレンズ一覧をご覧ください。

RFレンズにはない古いEFレンズを選べる

EFレンズを使う意味は、単に安く済ませることだけではありません。EFマウントには現在のRFラインナップにはない個性的なレンズも数多く存在します。

EF50mm F2.5 コンパクトマクロ、EF200mm F2.8L II USM、EF135mm F2L USM、TS-Eシリーズ、MP-E65mm F2.8 1-5×マクロなど、用途や描写が明確なレンズをEOS R6で活用できます。

新しいRFレンズはAF、補正、動画対応などで進化していますが、EFレンズの中にはシンプルな構造、小型な鏡筒、独特の描写、現在では珍しい仕様を持つモデルがあります。

EFレンズの全体像と個別記事は、キヤノン大全から確認できます。

EOS R6でEFレンズを選ぶときの基準

動体撮影ならAF世代と高速連写対応を確認する

野鳥、スポーツ、走る動物などをEOS R6で撮る場合は、EFレンズだから避けるのではなく、そのレンズのAF方式と世代を確認します。

リングUSMを採用した比較的新しいEF LレンズやSTMレンズには、EOS R6でも高速AFを活用しやすいモデルがあります。一方、初期EFレンズや古いAFモーターを使用するレンズでは、フォーカス移動速度や作動音に世代差があります。

さらに最高約12コマ/秒の高速連続撮影+を重視するなら、対応レンズかどうかも重要です。高速連写を必要としないポートレート、風景、マクロ撮影なら、この制約はほとんど問題になりません。

用途別にEFレンズを探す場合は、Canon EFレンズ一覧から広角、標準、望遠、単焦点などを選べます。

風景やポートレートなら旧型EFレンズも選びやすい

風景、静物、ポートレートなど、AF速度や高速連写が最重要ではない撮影では、古いEFレンズの選択肢が一気に広がります。

ポートレートならEF85mm F1.8 USM、EF135mm F2L USM、EF200mm F2.8Lシリーズなど、現在でも特徴のある中望遠レンズがあります。風景ならEF17-40mm F4L USMやEF16-35mmシリーズなど、予算や画角に応じて選べます。

EOS R6は約2010万画素なので、極端に高画素なボディほどレンズの細かな解像力差が目立ちにくい面もあります。古いEFレンズを実用として使いやすい組み合わせです。

EOS RシリーズでEFレンズを継続利用する基本は、EOS RでEFレンズを使う方法でも詳しく紹介しています。

EOS R6でEFレンズを使うときのおすすめ運用

EFレンズごとに一度AFと連写を確認しておく

EFレンズは発売年代やAF方式が幅広いため、「EFレンズ」という一括りで性能を判断しないことが重要です。

新しいレンズをEOS R6へ装着したら、ワンショットAF、サーボAF、人物検出、瞳検出、連写を実際に試します。静止物で問題がなくても、近距離から遠距離へ大きくピントを移動すると速度差が分かる場合があります。

動体撮影を予定しているなら、撮影当日に初めて組み合わせるより、事前に連写速度とサーボAFを確認しておく方が安心です。

EOS R6 Mark IIでもEFレンズを活用する考え方は共通する部分が多く、EOS R6 Mark IIで広がるEFレンズ活用術も参考になります。

RFとEFを用途ごとに使い分ける

EOS R6を使うからといって、すべてのEFレンズをRFへ置き換える必要はありません。高速AFや小型化を重視する焦点距離だけRFにし、それ以外はEFを残す方法があります。

例えば標準ズームは毎日使うためRFを選び、85mmや135mmの単焦点は中古EFレンズを使う方法があります。反対に、超望遠は所有しているEF Lレンズを継続し、小型単焦点だけRFへ変える方法もあります。

EFとRFのどちらか一方へ統一するより、撮影頻度、価格、重量、AF性能、描写の好みに応じて組み合わせる方が、EOS R6のレンズ選びは自由になります。

キヤノンのEF・RF・EOS Rシリーズをまとめて探す場合は、キヤノン大全から目的の機材へ進めます。

まとめ

EOS R6では、マウントアダプター EF-EOS Rを使用することでEFレンズとEF-Sレンズを活用できます。AF、電子絞り、レンズ内ISなども基本的に利用でき、フルサイズ用EFレンズでは焦点距離や開放F値も変化しません。

アダプター内部には標準タイプの場合、画質へ影響する光学系が入っていないため、「アダプターを付けると画質が落ちる」と考える必要もありません。瞳AFや人物検出についても、EFレンズだから一律に使えなくなるわけではありません。

実際のデメリットは、アダプターによって約24mm、約110gが追加されること、古いEFレンズではAF駆動速度に世代差があること、高速連続撮影+の最高約12コマ/秒に対応するEFレンズが限定されることなどです。

EF-Sレンズも使用できますが、EOS R6では約1.6倍クロップとなり、記録画素数は約770万画素になります。EF-Sレンズを一時的に活用することはできますが、フルサイズセンサー全体を利用したい場合はEFまたはRFレンズを選ぶ必要があります。

一方、EOS R6のボディ内手ブレ補正によって、ISを持たないEF単焦点レンズも手持ち撮影で使いやすくなります。豊富な中古EFレンズから安価な単焦点、大口径Lズーム、マクロ、TS-E、超望遠まで選べることも大きな魅力です。

EOS R6でEFレンズを使うポイントは、「EFだから性能が低い」と一括りにしないことです。レンズごとのAF方式、連写対応、重量、描写、価格を確認すれば、EOS R6は膨大なEFレンズ資産を現在も生かせるフルサイズミラーレスです。

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