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EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う方法|AF・画質・手ブレ補正・アダプターを解説

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EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う方法|AF・画質・手ブレ補正・アダプターを解説 カメラ

EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う方法|AF・画質・手ブレ補正・アダプターを解説

EOS R6 Mark IIはRFマウントを採用するフルサイズミラーレスですが、マウントアダプター EF-EOS Rを介せば、これまで一眼レフで使ってきたEFレンズやEF-Sレンズを引き続き活用できます。EOS R6 Mark IIの約2420万画素フルサイズCMOSセンサー、DIGIC X、デュアルピクセルCMOS AF II、高速連写、被写体検出、ボディ内手振れ補正といった機能を、古いEFレンズと組み合わせられることが大きな特徴です。

EFレンズをEOS R6 Mark IIへ装着したときに気になるのは、画質が低下しないか、AFはどこまで使えるか、レンズ内手ブレ補正との関係はどうなるか、EF-Sレンズを装着したときに画角や画素数がどう変わるかという点です。また、アダプターを挟むことで全長や重量バランスも変わり、古いEFレンズではAFモーターや絞り機構の状態も撮影結果へ影響します。

一般的なマウントアダプター EF-EOS Rには焦点距離を変化させる光学系が入っていません。そのため、フルサイズ用EFレンズをEOS R6 Mark IIへ装着した場合、50mmは50mm、85mmは85mm、200mmは200mmとして使えます。EFレンズ本来の画角と描写を残しながら、EOS R6 Mark II側の新しい撮影機能を加えられることが、EFレンズ資産を持つ人にとって大きな利点です。

  1. EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う仕組み
    1. マウントアダプター EF-EOS RでEFレンズを装着できる
    2. 焦点距離と開放F値は変化しない
    3. EF-Sレンズはクロップ撮影になる
  2. EFレンズを使っても画質は落ちるのか
    1. アダプターそのものが解像度を下げる仕組みはない
    2. 古いEFレンズは周辺描写や逆光耐性に世代差がある
    3. 約2420万画素は古いEFレンズとも組み合わせやすい
  3. EOS R6 Mark IIのAFでEFレンズはどう変わるか
    1. 瞳検出AFをEF単焦点で使える
    2. AF速度はカメラだけでなくレンズ側にも左右される
    3. ワンショットAFでは一眼レフ時代よりピント精度を得やすい
  4. ボディ内手振れ補正とEFレンズの組み合わせ
    1. IS非搭載のEF単焦点でも補正を利用できる
    2. IS搭載EFズームも通常どおり使用できる
    3. 動体撮影では手ブレ補正よりシャッタースピードが重要
  5. EOS R6 Mark IIで使いたいEF単焦点レンズ
    1. EF35mmはスナップと人物を両立しやすい
    2. EF85mmはEOS R6 Mark IIの瞳AFと相性が高い
    3. EF200mm F2.8Lは軽量望遠単焦点として使いやすい
  6. EFズームレンズをEOS R6 Mark IIで使う
    1. EF24-70mmやEF24-105mmは標準ズームとして使いやすい
    2. EF70-200mmはEOS R6 Mark IIの高速AFを生かしやすい
    3. 古い軽量ズームを組み合わせる選択肢もある
  7. EF-EOS Rアダプターの種類を使い分ける
    1. 標準型は最もシンプルにEFレンズを使える
    2. コントロールリング付きは設定変更を素早く行える
    3. ドロップインフィルター型は動画や超広角で使いやすい
  8. EFレンズを使う弱点と中古レンズの注意点
    1. アダプター分だけ機材が長くなる
    2. 古いEFレンズはAFや逆光性能に差がある
    3. 中古では光学系と電子系の両方を確認する
  9. EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う価値
    1. 所有しているEFレンズを買い替えずに使える
    2. 中古EFレンズで焦点距離を試せる
    3. EFとRFを用途別に併用できる
  10. まとめ

EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う仕組み

EOS R6 Mark IIはRFマウントなので、EFレンズをボディへ直接装着することはできません。EF一眼レフとRFミラーレスではフランジバックが異なるため、その距離差を補うのがマウントアダプター EF-EOS Rです。アダプターは機械的な接続だけでなく、ボディとレンズの電子通信もつなぎます。

マウントアダプター EF-EOS RでEFレンズを装着できる

標準のマウントアダプター EF-EOS Rを使うと、キヤノンEFレンズをEOS R6 Mark IIへ装着できます。アダプター内部には焦点距離を変えるための光学系がなく、EFレンズを一眼レフで使用するときと同じ位置関係になるよう、RFマウント側の短いフランジバックを補います。

対応するEFレンズではAF、電子絞り、レンズ情報通信、レンズ内手ブレ補正などを利用できます。古いEFレンズを単なるマニュアルレンズとして使う方法ではなく、電子制御を保ったままEOS Rボディへ移行できます。EOS RシリーズでEFレンズを使用する基本は、EOS RでEFレンズを使う方法を解説した記事でも詳しく整理しています。

焦点距離と開放F値は変化しない

一般的なEF-EOS Rアダプターを使用しても、レンズの焦点距離や開放F値は変わりません。EF50mm F1.8なら50mm F1.8、EF85mm F1.2なら85mm F1.2、EF200mm F2.8なら200mm F2.8として使用できます。テレコンバーターのように焦点距離が伸びたり、開放F値が暗くなったりする仕組みではありません。

そのため、EFレンズの描写やボケ、画角をそのままEOS R6 Mark IIで利用できます。アダプター追加による主な変化は、機材全体の長さと重量です。EFとRFの構造的な違いは、RFマウントとEFマウントの違いを解説した記事で詳しく確認できます。

EF-Sレンズはクロップ撮影になる

EF-SレンズもEF-EOS Rを介してEOS R6 Mark IIへ装着できます。ただしEF-SレンズはAPS-Cセンサー用に設計されているため、EOS R6 Mark IIではクロップ撮影となります。フルサイズセンサー全体を使わず、中央のAPS-C相当部分だけを記録します。

たとえばEF-S24mm F2.8 STMを装着すると、35mm判換算では約38mm相当の画角になります。EF-Sレンズをすでに所有している場合の移行手段としては使えますが、フルサイズセンサー全体を使いたい撮影にはEFレンズやRFレンズが適しています。EFとEF-Sの違いは、EFレンズとEF-Sレンズの違いを解説した記事で詳しく整理しています。

EFレンズを使っても画質は落ちるのか

EFレンズをEOS R6 Mark IIで使うと、アダプターを挟むことで画質が低下するのではないかと考えやすいですが、標準的なEF-EOS Rには画質へ影響する光学系がありません。解像感、色収差、周辺画質、ボケなどは基本的に装着したレンズ本来の性能によって決まります。

アダプターそのものが解像度を下げる仕組みはない

EF-EOS Rはレンズとセンサーの距離を合わせる構造なので、ガラスを追加して光学像を変換するアダプターではありません。正常な製品を正しく装着した状態なら、アダプターを挟んだこと自体が解像度低下の直接原因になる構造ではありません。

写真の解像感へ影響するのは、レンズ本来の光学性能、ピント精度、シャッタースピード、絞り、被写体ブレなどです。古いEFレンズで周辺が甘く見える場合、それは光学設計の世代差であることが多く、アダプターの存在とは切り分けて考える必要があります。解像度とレンズ性能の関係は、レンズ解像度と画質を解説した記事で詳しく紹介しています。

古いEFレンズは周辺描写や逆光耐性に世代差がある

初期EFレンズや古いズームレンズでは、最新RFレンズと比べて画面周辺の解像感、色収差、逆光時のフレアやゴーストに差が出ることがあります。これはEOS R6 Mark IIへ装着したことで発生する問題ではなく、レンズ自体の設計年代による違いです。

一方、人物や動物など中央付近に主題を置く撮影では、周辺描写の差が目立ちにくいこともあります。古いEFレンズ特有の柔らかさやフレアを表現として利用することも可能です。初期EFレンズを現在のカメラで使う例として、EF35-80mm F4-5.6 IIIの記事で描写や使い方を詳しく整理しています。

約2420万画素は古いEFレンズとも組み合わせやすい

EOS R6 Mark IIの有効画素数は約2420万画素です。高画素機ほどレンズの細かな描写差を厳しく見せる傾向がないため、古いEFレンズとの組み合わせでも扱いやすい画素数です。古い単焦点や普及型ズームでも、中央部を中心に十分な解像感を得られるレンズは多くあります。

もちろん、最新RF Lレンズのような高解像設計とは差があります。それでも約2420万画素では、被写体、焦点距離、絞りを合わせることで古いEFレンズを実用的に使いやすくなります。EOS R5のような高画素機との差を考える際は、高画素カメラとレンズ描写を解説した記事も参考になります。

EOS R6 Mark IIのAFでEFレンズはどう変わるか

EOS R6 Mark IIではデュアルピクセルCMOS AF IIと被写体検出を利用できます。EFレンズを装着しても、対応レンズであれば顔、瞳、動物、乗り物などを検出しながら撮影できます。一眼レフ時代の測距点中心のAFと比べると、古いレンズでも撮影方法が大きく変わります。

瞳検出AFをEF単焦点で使える

EF85mm F1.2L、EF50mm F1.4 USM、EF35mm F1.4L USMなど、大口径EF単焦点でもEOS R6 Mark IIの人物検出や瞳検出AFを利用できます。被写界深度が浅いF1.2やF1.4ではピント位置が数センチ変わるだけでも印象が変わるため、瞳を自動検出できる利点は大きくなります。

一眼レフでは選択した測距点へ被写体の目を合わせる必要がありましたが、ミラーレスでは構図を決めた状態で瞳を追尾できます。EF85mm F1.2LとRF85mm F1.2Lの性格の違いは、EF85mmとRF85mmを比較した記事で詳しく紹介しています。

AF速度はカメラだけでなくレンズ側にも左右される

EOS R6 Mark IIが被写体を素早く認識しても、レンズ内部のフォーカス群が移動する速度はレンズ側のAFモーターと機構に左右されます。古い大口径単焦点や初期USMレンズでは、最新RFレンズほど軽快にピント位置が移動しないことがあります。

静止人物、風景、商品、止まっている動物などでは大きな問題になりにくい一方、スポーツや飛ぶ鳥ではAF駆動速度の差が結果へ出やすくなります。USMやSTMなどAFモーターの違いについては、STMとUSMの違いを解説した記事で詳しく整理しています。

ワンショットAFでは一眼レフ時代よりピント精度を得やすい

一眼レフでは専用AFセンサーと撮像センサーが別の位置にあるため、レンズとボディの組み合わせによって微調整が必要になることがありました。EOS R6 Mark IIは撮像センサー上でピントを検出するため、静止物をワンショットAFで撮る際には構造上この問題が起こりにくくなります。

特に大口径EF単焦点を開放付近で使うと、この違いを感じやすくなります。被写界深度が浅いレンズでも、センサー上で直接合焦位置を判断できるためです。AFの基本とピント合わせについては、EOS RPのピント合わせを解説した記事でも詳しく整理しています。

ボディ内手振れ補正とEFレンズの組み合わせ

EOS R6 Mark IIはボディ内手振れ補正を搭載しています。古いEF単焦点や望遠レンズにはIS非搭載モデルが多いため、EOS R6 Mark IIへ装着することで手持ち撮影の自由度が広がります。レンズ内IS搭載レンズでは、レンズ側の情報を利用して補正を行います。

IS非搭載のEF単焦点でも補正を利用できる

EF50mm F1.8 II、EF85mm F1.2L、EF200mm F2.8Lなど、レンズ内手ブレ補正を持たないEFレンズでもEOS R6 Mark IIのボディ内手振れ補正を利用できます。静止物、夜景、室内、低速シャッターを使う人物撮影などで手ブレを抑えやすくなります。

ただし補正できるのはカメラ側の揺れです。人物が歩く、動物が動く、鳥が飛ぶなど被写体自体が動く場合は、必要なシャッタースピードを確保する必要があります。手ブレ補正の基本は、手ブレ補正とシャープな写真の関係を解説した記事で詳しく紹介しています。

IS搭載EFズームも通常どおり使用できる

EF70-300mm F4-5.6 IS USM、EF24-105mm F4L IS USM、EF100-400mm系など、レンズ内ISを備えたEFレンズもEOS R6 Mark IIで使用できます。アダプターを介してもレンズとボディが通信するため、ISが単なる固定機能になるわけではありません。

望遠レンズでは手ブレ補正により構図が安定し、被写体を追いやすくなる利点もあります。特に300mmや400mmでは画面内の揺れが大きく見えるため、ISの有無が撮影感覚へ影響します。EF70-300mmの特徴については、EF70-300mm F4-5.6 IS USMの記事で詳しく確認できます。

動体撮影では手ブレ補正よりシャッタースピードが重要

スポーツ、野鳥、走る動物などでは、1/1000秒や1/2000秒の高速シャッターを使うことがあります。この領域ではカメラの揺れだけでなく被写体の動きを止めることが優先されるため、ボディ内手振れ補正があってもシャッタースピードを大きく下げることはできません。

EOS R6 Mark IIでは高感度を利用して必要なシャッタースピードを確保しやすいため、EF望遠レンズの実用性も高くなります。望遠撮影での速度設定については、Canonカメラのシャッタースピード設定ガイドで詳しく整理しています。

EOS R6 Mark IIで使いたいEF単焦点レンズ

EFマウントには長い歴史があり、広角から超望遠まで多くの単焦点レンズがあります。EOS R6 Mark IIのAFとボディ内手振れ補正を加えることで、一眼レフ時代とは違う使い方が可能です。特に35mm、50mm、85mm、200mmは用途が分かりやすく、中古市場でも選択肢があります。

EF35mmはスナップと人物を両立しやすい

35mmは人物と背景を一緒に写す環境ポートレート、街歩き、旅行、室内、日常記録に使いやすい焦点距離です。フルサイズEOS R6 Mark IIでは35mm本来の画角をそのまま使えるため、APS-Cで約56mm相当になるときとは性格が変わります。

EF35mm F1.4L USMのような大口径レンズでは、広めの画角と大きなボケを両立できます。被写体検出AFと組み合わせれば、人物の瞳へピントを合わせながら背景の情報も残せます。EF35mm F1.4L USMの特徴は、EF35mm F1.4L USMの記事で詳しく紹介しています。

EF85mmはEOS R6 Mark IIの瞳AFと相性が高い

85mmは人物の顔や上半身を自然な遠近感で写しやすく、背景を整理しやすい焦点距離です。EF85mm F1.2L系では極端に浅い被写界深度を使えるため、EOS R6 Mark IIの瞳検出AFを利用する意味が大きくなります。

一眼レフでF1.2を使う際には測距点と構図の関係を考える必要がありましたが、ミラーレスでは画面内の瞳を追尾できます。AF速度自体にはレンズ世代による差が残りますが、ピント位置の自由度は高くなります。EF85mmの描写については、EF85mmとRF85mmの比較記事で詳しく整理しています。

EF200mm F2.8Lは軽量望遠単焦点として使いやすい

EF200mm F2.8L USM系は、70-200mm F2.8ズームより軽量で、200mm F2.8の明るさを使える望遠単焦点です。人物、舞台、スポーツ、動物など、200mmを多用する撮影では機材を軽くできます。

EOS R6 Mark IIへ装着すれば、ボディ内手振れ補正と被写体検出AFを利用できます。ズームできないため構図調整には移動が必要ですが、単焦点ならではのシンプルな撮影が可能です。200mmクラスの特徴については、Canon 200mm望遠レンズの記事で詳しく紹介しています。

EFズームレンズをEOS R6 Mark IIで使う

EFズームレンズは種類が多く、標準ズーム、望遠ズーム、超広角ズームまで幅広い選択肢があります。すでに所有しているEFズームをそのまま使えるだけでなく、中古市場から低価格で選べるモデルもあります。RFレンズより大きくなる構成もありますが、価格と焦点距離の選択肢は豊富です。

EF24-70mmやEF24-105mmは標準ズームとして使いやすい

24mmから70mm、あるいは105mmまでをカバーする標準ズームは、旅行、人物、風景、商品、日常撮影など幅広い用途に対応できます。EOS R6 Mark IIのフルサイズセンサーでは、広角24mmから中望遠域までを一本で使えるため、レンズ交換を減らせます。

EF24-70mm F2.8L系では明るさを優先でき、EF24-105mm F4L IS系では望遠側の余裕を重視できます。EF標準ズームをEOS Rシリーズへ移行する考え方は、EOS RPでEFレンズを活用する記事でも詳しく整理しています。

EF70-200mmはEOS R6 Mark IIの高速AFを生かしやすい

70-200mmは人物、スポーツ、イベント、舞台、風景などに対応しやすい代表的な望遠ズームです。F2.8モデルなら背景ボケとシャッタースピードを重視でき、F4モデルなら軽量性を優先できます。

EOS R6 Mark IIの被写体検出や高速連写を利用すれば、EF70-200mmシリーズでも一眼レフ時代とは違う撮影ができます。レンズ側AFの世代差は残りますが、被写体認識をカメラ側へ任せられる点は大きな変化です。EF70-200mm F2.8L USMの特徴は、EF70-200mm F2.8L USMの記事で詳しく紹介しています。

古い軽量ズームを組み合わせる選択肢もある

EF35-80mm F4-5.6 III、EF55-200mm F4.5-5.6 II USM、EF70-210mm F3.5-4.5 USMなど、古い軽量ズームをEOS R6 Mark IIで使うこともできます。最新RFズームほど高性能ではありませんが、レンズ自体が軽く、中古価格を抑えやすいことが特徴です。

アダプター分の長さは増えますが、大型Lズームより機材全体を軽くできる組み合わせがあります。古い望遠ズームの例として、EF70-210mm F3.5-4.5 USMの記事で画質や使い方を詳しく整理しています。

EF-EOS Rアダプターの種類を使い分ける

キヤノン純正のEF-EOS R系アダプターには、標準型、コントロールリング付き、ドロップインフィルター対応型があります。EFレンズを装着する基本機能は共通していますが、操作性や撮影用途によって適したタイプが変わります。

標準型は最もシンプルにEFレンズを使える

標準のマウントアダプター EF-EOS Rは、EFレンズをRFボディへ装着することに特化した構造です。余分な操作リングやフィルター機構がなく、EFレンズをそのまま使う目的に向いています。

AF、絞り、IS、レンズ情報通信といった基本機能を利用でき、焦点距離やF値も変わりません。マウントアダプターの基本的な注意点は、RFマウントアダプターの注意点を解説した記事で詳しく整理しています。

コントロールリング付きは設定変更を素早く行える

コントロールリングマウントアダプター EF-EOS Rには、アダプター外周にコントロールリングがあります。ISO感度、露出補正、絞りなどを割り当てることで、EFレンズを使用していてもRFレンズに近い操作を追加できます。

撮影中に設定を頻繁に変える人には便利ですが、標準アダプターでもカメラ本体から同じ設定を変更できます。EFとRFの操作性の違いは、RFマウントとEFマウントの違いの記事でも詳しく解説しています。

ドロップインフィルター型は動画や超広角で使いやすい

ドロップインフィルターマウントアダプター EF-EOS Rは、アダプター内部へフィルターを挿入できる構造です。NDフィルターやPLフィルターをレンズ前面へ装着しにくい大口径レンズや超広角レンズでも、アダプター側でフィルターを利用できます。

動画撮影でシャッタースピードを維持しながら明るさを抑えたい場合や、風景でPLフィルターを使う場合に便利です。EFレンズをEOS Rへ装着する基本構造については、EFからRFへ変換するアダプターの記事で詳しく整理しています。

EFレンズを使う弱点と中古レンズの注意点

EFレンズをEOS R6 Mark IIで使えることは大きな利点ですが、RFレンズと完全に同じ使い勝手になるわけではありません。アダプターによる全長増加、古いAFモーター、逆光耐性、周辺描写など、レンズ世代による差は残ります。また、中古EFレンズでは個体状態が撮影結果へ直結します。

アダプター分だけ機材が長くなる

EFレンズは一眼レフ用の長いフランジバックを前提としているため、EOS R6 Mark IIではアダプターの厚みが加わります。小型EF単焦点でもRFレンズを直接装着したときより全長が長くなり、重量も増えます。

大型望遠レンズではアダプターの存在感は小さくなりますが、標準単焦点や小型ズームでは差が目立ちます。RFレンズへ置き換える意味を考える場合は、RF70-200mm F4 L IS USMの記事のようなRF専用設計と比較すると分かりやすくなります。

古いEFレンズはAFや逆光性能に差がある

EOS R6 Mark IIのボディ性能が高くても、レンズ自体のAFモーター、光学設計、コーティングが新しくなるわけではありません。古いレンズでは強い逆光でフレアが出やすく、最新RFレンズよりAFが遅いことがあります。

一方、人物や静物など高速AFを必要としない用途では古いEFレンズを使いやすく、独特の描写を楽しめることもあります。古いEF望遠ズームの使い方は、EF55-200mm F4.5-5.6 II USMの記事でも詳しく紹介しています。

中古では光学系と電子系の両方を確認する

中古EFレンズではカビ、曇り、傷、ズームリング、フォーカスリングだけでなく、AF、絞り、IS、電子接点も重要です。EFレンズは電子制御を前提としているため、光学系がきれいでも通信不良や絞りエラーがあると実用性が大きく下がります。

EOS R6 Mark IIへ装着した際にAFが安定して動くか、絞り値を変更できるか、IS搭載モデルなら補正が作動するかなども確認点になります。EFレンズ全体を探す際は、キヤノン大全から各レンズの記事を確認できます。

EOS R6 Mark IIでEFレンズを使う価値

EOS R6 Mark IIへEFレンズを装着する最大の意味は、過去のレンズ資産を残しながらミラーレス側の撮影機能を利用できることです。RFレンズへ一度に入れ替える必要がなく、所有レンズや中古EFレンズを含めてシステムを組めます。

所有しているEFレンズを買い替えずに使える

一眼レフ時代から複数のEFレンズを所有している場合、EOS R6 Mark IIへボディだけ移行し、レンズをそのまま使う方法があります。高価なLレンズや特殊な単焦点をすぐにRFへ置き換える必要がなく、必要な焦点距離から少しずつRFへ移行できます。

EFレンズとEOS Rシリーズを組み合わせる考え方については、EOS RPでEFレンズを使う記事でも詳しく整理しています。

中古EFレンズで焦点距離を試せる

EFマウントには35mm、50mm、85mm、100mm、135mm、200mmなど多数の単焦点があり、ズームも広角から超望遠まで揃っています。中古流通量が多いモデルでは、RFレンズより低価格で特定の焦点距離を試せることがあります。

自分が85mmをどの程度使うのか、200mmが必要なのか、300mm以上が必要なのかを中古EFレンズで確認し、その後RFレンズへ移る方法もあります。焦点距離の違いについては、200mm望遠レンズの記事で実際の使い方を詳しく整理しています。

EFとRFを用途別に併用できる

EOS R6 Mark IIでは、すべてのレンズをRFへ統一する必要はありません。日常の標準ズームはRF、人物撮影はEF85mm、望遠は所有しているEF70-200mmというように、焦点距離ごとに使い分けられます。

RFレンズの高速AFや小型設計を必要とする用途だけ新しいレンズを使い、EFレンズの価格や描写を生かしたい焦点距離は残すことができます。EFとRFを両方利用できることがEOS Rシステムの柔軟性につながります。EOS RでEFレンズを使う全体像は、EOS RとEFレンズの活用ガイドで詳しく紹介しています。

まとめ

EOS R6 Mark IIでは、マウントアダプター EF-EOS Rを介してキヤノンEFレンズとEF-Sレンズを使用できます。フルサイズ用EFレンズなら焦点距離と開放F値はそのままで、50mmは50mm、85mmは85mm、200mmは200mmとして利用できます。標準アダプター内部には画質を変える光学系がないため、アダプター自体がレンズの解像度を落とす構造ではありません。

EOS R6 Mark IIの被写体検出、瞳AF、広いAFエリアを利用できるため、古いEF単焦点やズームでも一眼レフ時代とは撮影方法が変わります。AF駆動速度はレンズ側のモーターや構造に左右されますが、静止人物やワンショットAFではミラーレスのピント検出方式を生かせます。

ボディ内手振れ補正も大きな利点です。IS非搭載のEF35mm、EF85mm、EF200mmなどでも手持ち撮影を安定させやすくなり、IS搭載EFズームも利用できます。動体では被写体ブレを防ぐため高速シャッターが必要ですが、EOS R6 Mark IIの高感度性能と組み合わせれば古いEF望遠レンズも活用できます。

EFレンズを使うとアダプター分だけ全長と重量が増え、古いレンズではAF速度、逆光耐性、周辺描写に世代差があります。EF-Sレンズではクロップ撮影となるため、フルサイズセンサー全体を使えません。それでも、所有しているEFレンズ、中古EFレンズ、RFレンズを用途ごとに組み合わせられることはEOS R6 Mark IIの大きな柔軟性です。EFレンズ資産を残しながらミラーレスへ移行したい場合、EOS R6 Mark IIは過去のレンズと現在の撮影機能を自然につなげられるボディです。

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