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FALCAM、ソニーα7 V・α7R V対応L型ブラケットなど3製品発売|価格・特徴を解説

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FALCAM、ソニーα7 V・α7R V対応L型ブラケットなど3製品発売|価格・特徴を解説 ニュース

FALCAM、ソニーα7 V・α7R V対応L型ブラケットなど3製品発売|価格・特徴を解説

カメラアクセサリーブランドのFALCAM(ファルカム)から、ソニーα7 Vやα7R Vに対応するL型ブラケットを含む新製品3種類が発売されました。日本正規代理店のイメージビジョン株式会社が2026年10月28日に発表し、10月30日から販売を開始した製品です。今回のラインアップには、カメラの縦位置・横位置撮影を切り替えやすくするL型ブラケットに加え、外部モニターやLEDライトの位置調整に使用するパンヘッドとマジックアームが含まれています。

注目されるのは、FALCAM独自のクイックリリースシステムを活用し、撮影機材の取り付けや取り外しを効率化できることです。L型ブラケットはα7 V、α7R V、α7 IV、α7S IIIの4機種に対応し、写真撮影と動画撮影の両方で活用できます。この記事では、新製品3種類の価格、仕様、対応機種、機能、撮影時の使い方を詳しく解説します。

FALCAMが発売した新製品3種類の概要

今回発売されたのは、ソニーαシリーズ用L型ブラケット「C00C2976B」、F22パンヘッドキット「2541B」、F22デュアルクイックリリースマジックアームキット「2548B」の3製品です。それぞれ用途が異なり、L型ブラケットはカメラ本体の固定と撮影方向の切り替え、パンヘッドは周辺機器の角度調整、マジックアームは機材の取り付け位置の拡張を担当します。3製品を組み合わせることで、カメラ本体と周辺アクセサリーをまとめて扱う撮影システムを構築できます。

2026年10月30日から3製品を発売

FALCAMの日本正規代理店であるイメージビジョン株式会社は、2026年10月28日に新製品3種類の発売を発表しました。発売日は10月30日で、いずれもブラックカラーを採用しています。FALCAMは、カメラケージやクイックリリース機構、ハンドグリップ、マジックアームなどを展開する撮影アクセサリーブランドです。

今回の製品は、既存のFALCAM製アクセサリーを使用している撮影者にも関係するラインアップです。カメラ本体を固定するブラケットと、周辺機器を装着するF22対応アクセサリーが同時に登場したことで、撮影機材の構成を拡張する選択肢が増えました。三脚や雲台との組み合わせを考える際には、三脚の選び方と安定性・携帯性の関係を解説した記事も参考になります。

新製品3種類の価格と主要仕様

今回の3製品は、カメラ用のL型ブラケットと、汎用的に使えるF22アクセサリー2種類という構成です。L型ブラケットの税込標準価格は8,550円、パンヘッドキットは公式製品ページと公式ストアで7,550円、マジックアームキットは10,080円です。なお、パンヘッドキットについては、10月28日の発売発表文に7,750円という価格も掲載されています。

製品名 型番 税込価格 重量
ソニーαシリーズ用L型ブラケット C00C2976B 8,550円 132.6g
F22パンヘッドキット 2541B 7,550円 約53.6g
F22デュアルクイックリリースマジックアームキット 2548B 10,080円 約137g

公式製品ページ掲載価格で3製品を合計すると、税込26,180円になります。すべてを購入する必要はなく、撮影目的に合わせて個別に導入できる構成です。L型ブラケットだけで縦位置撮影を効率化する使い方と、F22アクセサリーを追加して外部モニターなどを取り付ける使い方を選べます。

今回の新製品は、撮影機材の固定方法や取り付け位置を改善するアクセサリーです。カメラ本体の画質やオートフォーカス性能を変更する製品ではなく、実際の撮影操作を支援する役割を持っています。三脚やL型プレートの基本的な用途は、LeofotoのL型プレートと関連アクセサリーを紹介した記事でも解説しています。

F22・F38・F50クイックリリースシステムの違い

FALCAMの特徴は、撮影機材を素早く着脱するためのクイックリリースシステムを複数展開していることです。代表的な規格としてF22、F38、F50があり、取り付ける機材や用途に合わせて使用します。今回発売されたL型ブラケットは、発売発表でF22・F38・F50の名称が使用され、製品説明ではF22とF38のクイックリリースシステムへの対応が案内されています。

F22は、外部モニター、ライト、マジックアームなどの比較的小型のアクセサリーを取り付ける用途で使用されるシステムです。F38は、カメラ本体を三脚や対応する固定具へ装着する用途で使われています。F50は、スライダーやジンバルなどを含む撮影機材の切り替えにも利用される規格です。

各規格ではプレートと受け側のクランプを組み合わせて固定するため、同じFALCAM製品でも接続部分の規格が重要になります。既存の三脚に別メーカーのクイックシューを取り付けている場合は、使用中のプレートとクランプの組み合わせを整理すると、必要なアクセサリーを選びやすくなります。クイックリリース機構を備えた三脚の例として、PGYTECH Zipodトラベル三脚の特徴を紹介した記事も参考になります。

ソニーα7 V・α7R V対応L型ブラケット「C00C2976B」

今回の3製品で、ソニーαシリーズのユーザーに直接関係するのがL型ブラケット「C00C2976B」です。α7 Vやα7R Vなど4機種に対応し、カメラの底面と側面を利用するL字形状を採用しています。三脚を使用した撮影で横位置と縦位置を切り替えやすくするほか、アクセサリーの取り付けにも対応しています。

α7 V・α7R V・α7 IV・α7S IIIの4機種に対応

メーカーが案内している対応カメラは、ソニーα7 V、α7R V、α7 IV、α7S IIIの4機種です。いずれもフルサイズセンサーを搭載するソニーαシリーズですが、発売時期や本体設計、主な撮影用途が異なります。今回のL型ブラケットは、これら4機種に対応するアクセサリーとして販売されています。

対応カメラ 主な特徴 L型ブラケットの活用例
α7 V 写真・動画の両方に対応するフルサイズ機 風景、人物、商品、動画撮影
α7R V 高画素撮影を重視したフルサイズ機 建築、風景、商品、スタジオ撮影
α7 IV 静止画と動画を両立するフルサイズ機 人物、旅行、商品紹介、動画制作
α7S III 動画撮影を重視したフルサイズ機 映像制作、外部モニター撮影

L型ブラケットの基本的な役割は、カメラを三脚に固定したまま撮影方向を変更しやすくすることです。横位置撮影だけであれば通常のクイックリリースプレートでも対応できますが、縦位置へ切り替える際にはカメラの向きを変更する必要が生じます。L型ブラケットを使用すれば、対応するクランプへ底面または側面を取り付ける方法で撮影方向を選択できます。

α7R Vのような高画素カメラでは、建築物や風景を撮影する際に構図を丁寧に調整する機会が多くなります。横位置から縦位置へ変更しても三脚の設置位置を維持しやすいことは、構図調整の効率化につながります。建築物を撮影する際の水平・垂直の考え方は、シフトレンズと建築写真の撮影方法を解説した記事で詳しく紹介しています。

縦位置と横位置を切り替えやすいL字構造

通常の三脚用プレートをカメラ底面へ取り付けた場合、縦位置撮影では雲台を横方向へ大きく倒す方法が使われます。この方法ではカメラの位置が三脚の中心から横へ移動し、撮影する被写体の位置や高さが変化します。L型ブラケットは、カメラの側面を固定することで縦位置撮影に対応し、雲台を大きく横へ倒す操作を減らせます。

例えば、商品撮影で同じ被写体を横位置と縦位置の両方で撮影する場面では、カメラの向きを変更するたびに三脚の高さや位置を調整する作業が発生します。L型ブラケットを使用すれば、対応するクランプの固定を解除し、カメラを取り外して別の面を固定する方法で切り替えられます。三脚の脚を動かさずに撮影方向を変更できるため、同じ場所から複数の構図を撮影する用途に適しています。

縦位置撮影は、人物の全身写真、建築物、縦長の商品、SNS向け写真などで使われます。横位置と縦位置を両方撮影しておくと、後から掲載媒体に合わせて写真を選ぶ際にも便利です。縦位置と横位置の構図の違いについては、50mm単焦点レンズの使い道と構図を解説した記事でも紹介しています。

コールドシューと1/4インチネジ穴で拡張できる

今回のL型ブラケットは、カメラを三脚に固定する機能に加えて、撮影用アクセサリーの取り付けにも対応しています。側面にはコールドシューや1/4インチネジ穴が設けられており、対応する周辺機器を固定するための取り付け位置として使用できます。撮影機材をカメラ本体のアクセサリーシューだけに集中させず、ブラケット側へ分散して配置する構成が可能です。

コールドシューは、対応するマイクや小型LEDライトなどを物理的に取り付けるための固定部分です。一般的なホットシューとは異なり、カメラとアクセサリーの間で電子的な信号を伝える機能を持ちません。取り付ける機材が電源や音声信号の接続を必要とする場合は、それぞれのケーブルを使用する構成になります。

1/4インチネジ穴は、カメラ周辺機器で広く利用される取り付け規格です。対応するマジックアームや小型の固定具を組み合わせることで、外部モニターやライトの位置を調整するための取り付け場所を増やせます。USBやHDMIなどのケーブルを使用する撮影では、カメラのUSB接続とケーブルの取り回しを解説した記事も参考になります。

L型ブラケットの寸法・重量・付属品

FALCAM「C00C2976B」の重量は132.6gで、外形寸法は約139×67.2×96.2mmです。カメラに取り付ける金属製アクセサリーとしては、重量と寸法が撮影時の取り回しに関係します。特に手持ち撮影と三脚撮影を頻繁に切り替える場合は、ブラケットを装着した状態のカメラ全体のサイズを意識することが重要です。

重量132.6gと約139×67.2×96.2mmのサイズ

メーカー公表値によると、L型ブラケットの重量は132.6gです。装着するとカメラ本体にその重量が追加されますが、三脚撮影時にはブラケットの機能を利用してカメラを固定できます。寸法は約139×67.2×96.2mmで、カメラの底面と側面を覆うL字形状のアクセサリーです。

手持ちで撮影する場合は、カメラ本体とレンズに加えてブラケットの重量が加わります。小型の単焦点レンズを使用する構成と、大口径ズームレンズを装着する構成では、機材全体の重さや重心が異なります。大型レンズを使用する際の外径や機材との干渉については、レンズの最大径とジンバル・撮影機材の選び方を解説した記事でも取り上げています。

付属品と取り付け時に使用する工具

製品には、L型ブラケット本体のほか、ステンレスワッシャー、ナイロンワッシャー、六角レンチが付属します。メーカーは、各パーツを接続しているトルクスネジを取り外すためのトルクスレンチについて、付属していないことを案内しています。ブラケットの構成を変更するためにトルクスネジを取り外す際には、別途工具が必要です。

付属品 数量
L型ブラケット 1個
ステンレスワッシャー 1個
ナイロンワッシャー 1個
六角レンチ 1個

工具を使用して取り付けるブラケットは、カメラ本体との固定部分を確実に締めることが基本です。取り付け後は、カメラがブラケットに対して動かないか、底面や側面の固定部分が正常に機能するかを確認します。大型レンズを装着した三脚撮影では、長時間撮影に使用する三脚と固定方法を解説した記事で紹介している安定性の考え方も役立ちます。

既存のカメラケージとの使い分け

FALCAMは、ソニーα7 V、α7R V、α7 IVに対応するクイックリリースカメラケージも展開しています。今回のL型ブラケットは、カメラの底面と側面を利用した固定を中心とするアクセサリーで、カメラケージは本体の周囲に複数のアクセサリー取り付け位置を設ける製品です。両者はカメラに装着する場所が重なるため、それぞれの用途を区別して選ぶことが基本になります。

写真撮影が中心で、三脚への取り付けと縦位置・横位置の切り替えを重視する場合には、L型ブラケットの機能が直接役立ちます。動画撮影で外部モニター、マイク、ライト、ハンドグリップなどを複数取り付ける構成では、カメラケージの拡張性が重要になります。必要な取り付け箇所の数と機材の配置を決めてから製品を選ぶと、撮影システムを整理できます。

現在のミラーレスカメラは、静止画と動画の両方に対応する機種が増え、撮影目的に合わせて外部機材を追加する使い方が一般的になっています。カメラ本体をそのまま使用する撮影と、周辺機材を組み込む撮影では、適したアクセサリー構成が異なります。動画撮影機材の変化については、ハンディカムとミラーレスカメラの役割の変化を解説した記事で詳しく紹介しています。

F22パンヘッドキット「2541B」の特徴

今回発売された2つ目の製品は、F22パンヘッドキット「2541B」です。F22クイックリリースシステムに対応し、外部モニターやLEDライトなどの撮影アクセサリーを取り付けるために使用します。デュアルダンピング機構と広い角度調整範囲を備え、撮影機材の向きを細かく変更できることが特徴です。

デュアルダンピング機構で滑らかな角度調整

F22パンヘッドキットには、2軸にダンピング機構が搭載されています。ダンピング機構は、機材の向きを変更する際の動きを制御するための仕組みで、パンヘッドの角度を滑らかに調整する役割を持っています。メーカーは、撮影中の細かな位置調整に対応する機能として案内しています。

外部モニターを取り付ける場合、撮影者の立ち位置に合わせて画面の方向を変更することがあります。カメラの背面から確認する場面と、カメラの横に立って確認する場面では、見やすいモニターの角度が異なります。パンヘッドを利用すれば、モニター本体の固定位置を変えずに表示面の向きを調整できます。

このような機能は、三脚を使用した動画撮影や商品撮影で便利です。カメラを固定して撮影するときは、撮影者がカメラ本体の背後に立つとは限らず、外部モニターを独立して配置する構成が使われます。外部モニターを利用した撮影については、モニター中心の撮影方法を解説した記事でも紹介しています。

180度チルトと360度回転に対応

F22パンヘッドキットは、上下方向に180度のチルト、左右方向に360度の回転に対応しています。チルトは上下方向に機材の向きを変える操作で、パンは水平方向に向きを変更する操作です。この2つの動作を組み合わせることで、取り付けたアクセサリーの方向を広い範囲で調整できます。

例えば、小型LEDライトを取り付けた場合、被写体の位置や撮影方向に合わせて光を向ける操作が必要になります。パンヘッドでライトの角度を変更できれば、固定部分を毎回取り外さずに照射方向を変えられます。外部モニターでは、撮影者が確認しやすい角度へ表示面を向けるために活用できます。

今回のパンヘッドは、カメラ本体を支える大型のビデオ雲台と同じ用途の製品ではありません。主な役割は、F22に対応するモニターやライトなどの周辺アクセサリーを固定し、その方向を調整することです。写真用と動画用の機材構成の違いは、静止画用カメラと動画用カメラの役割を解説した記事でも詳しく取り上げています。

重量約53.6gの小型設計と付属品

F22パンヘッドキットの重量は約53.6gで、サイズは約37.5×25×46.6mmです。カメラ本体に大型アクセサリーを追加する構成とは異なり、周辺機器の固定部分を小型にまとめた製品です。持ち運ぶ撮影機材を増やしたくない場合でも、アクセサリーの角度調整機能を追加できます。

仕様 内容
型番 2541B
重量 約53.6g
サイズ 約37.5×25×46.6mm
チルト角度 180度
水平回転 360度
クイックリリース規格 F22
カラー ブラック

付属品は、F22クイックリリースパンヘッド、F22クイックリリーストッププレート、ロケーティングピン2本、ナイロンワッシャー、レンチ、コインドライバーです。トッププレートを使用することで、対応するアクセサリーをパンヘッドへ素早く取り付けられます。F22システムを使用した機材構成では、撮影場所に合わせて周辺機器を組み替える操作も簡単になります。

パンヘッドが役立つのは、外部モニターやLEDライトの位置を頻繁に変更する撮影です。撮影する被写体が変わるたびに固定具を取り外す手間を減らし、同じ機材を別の方向へ向けて使用できます。動画撮影で使用する外部機材の例については、Sigma FP2と電子ビューファインダーEVF-21を紹介した記事でも取り上げています。

F22デュアルクイックリリースマジックアームキット「2548B」

3つ目の新製品は、F22デュアルクイックリリースマジックアームキット「2548B」です。両端にF22クイックリリース機構を備えたボールヘッドを搭載し、モニターやライトなどの撮影アクセサリーを柔軟な位置へ配置できます。中央に設けられたノブ1つで固定と解除を操作できる構造が特徴です。

両端のF22ボールヘッドで取り付け位置を自由に変更

マジックアームは、カメラ本体や三脚、カメラケージなどに取り付け、周辺機器の位置を調整するためのアクセサリーです。今回の製品は両端にボールヘッドを備えており、固定側とアクセサリー側のそれぞれで角度を変更できます。直線的に機材を取り付ける固定具とは異なり、アームの向きと先端機材の方向を組み合わせて配置できる構造です。

例えば、カメラの上部に外部モニターを取り付けると、撮影者の目線に合わない位置になることがあります。マジックアームを利用すれば、モニターをカメラの横や斜め上などへ移動させる構成を作れます。LEDライトを取り付ける場合も、被写体へ光を向けやすい位置に配置する用途で活用できます。

動画撮影では、カメラ本体の向きを決めた後に周辺機器の配置を変更する場面が少なくありません。外部モニターを撮影者側へ向け、マイクやライトを別の位置に配置することで、撮影時の操作性を調整できます。カメラ本体と周辺機材を組み合わせる撮影方法については、ミラーレスカメラの動画撮影システムを解説した記事でも紹介しています。

中央のノブ1つで固定と解除を操作

F22デュアルクイックリリースマジックアームキットは、中央のノブ1つでアームとボールヘッドをまとめて固定できます。複数の関節部分を個別に締める構造では、角度を変更する際にそれぞれの固定操作が必要になります。この製品は中央のノブを操作することで、位置調整から固定までを一括して行える設計です。

外部モニターを使用する撮影では、撮影者が移動した際に画面の向きを変更することがあります。機材の向きを変えるたびに複数の固定部分を操作する必要がなくなれば、位置調整にかかる手間を減らせます。小型LEDライトを取り付ける場合にも、照射方向を変更して固定する操作に活用できます。

両端のF22クイックリリース機構は、対応するプレートを使用して機材を着脱するためのものです。中央のノブによる角度固定と、F22による機材の着脱は、それぞれ異なる操作を担当します。USBやHDMIケーブルを接続した外部機材を移動させる際の取り回しについては、カメラのUSB接続と周辺機器の取り扱いを解説した記事が参考になります。

重量約137g・全長約116mmの仕様と付属品

マジックアームキットの重量は約137gで、サイズは約116×34×52mmです。両端にボールヘッドとクイックリリース機構を備え、撮影機材の位置を調整するための固定具として使用します。カラーはブラックで、F22規格に対応するアクセサリーを組み合わせて利用できます。

仕様 内容
型番 2548B
重量 約137g
サイズ 約116×34×52mm
クイックリリース 両端F22対応
角度調整 デュアルボールヘッド
固定方式 中央ノブによる一括固定
カラー ブラック

付属品には、マジックアーム本体、F22クイックリリーストッププレート2個、ロケーティングピン4本、1/4インチネジ2本、ナイロンワッシャー、コインドライバー、レンチが含まれています。両端にF22機構を備えることで、対応する固定具と周辺アクセサリーを組み合わせられます。今回の3製品の中では、撮影機材の取り付け位置を増やすことに重点を置いた製品です。

実際に機材を構成する際には、取り付けるモニターやライトの重量、アームの角度、固定部分にかかる力の関係が重要になります。アームを横方向へ伸ばすと固定部分にかかる負荷も変化するため、機材全体の配置を考えて取り付けます。外部機材を多用する撮影システムについては、静止画と動画で異なる機材構成を解説した記事でも紹介しています。

3製品を組み合わせると撮影はどう変わるのか

今回の新製品は、それぞれ独立したアクセサリーですが、組み合わせることで撮影機材の固定方法を拡張できます。L型ブラケットはカメラ本体、パンヘッドは機材の向き、マジックアームは周辺機器の位置調整を担当するためです。写真撮影を中心とする構成と、動画撮影で外部機材を使用する構成では、必要な製品の組み合わせが異なります。

風景・建築・商品撮影ではL型ブラケットが便利

三脚を使用した写真撮影では、カメラを安定して固定し、構図を正確に調整することが重要です。L型ブラケットを使用すると、横位置と縦位置を切り替える際に雲台を大きく倒す操作を減らせます。建築物や商品を撮影するときは、同じ撮影位置から異なる構図を作るためのアクセサリーとして活用できます。

例えば、建築物の外観を横位置で撮影した後、建物の高さを強調するために縦位置へ変更する場面があります。通常のプレートではカメラの角度を大きく変更する必要がありますが、L型ブラケットでは固定面を変更する方法で対応できます。撮影位置を維持しながら構図を作り直すことで、水平や垂直の調整に集中できます。

商品撮影でも、ECサイト用の横長写真とSNS用の縦長写真を同じ場所で撮影する場合に便利です。カメラと被写体の距離を変えずに撮影方向を変更し、掲載媒体に合わせて構図を調整できます。撮影に使用する三脚の安定性については、三脚の選び方と安定した撮影方法を紹介した記事も参考になります。

動画撮影ではパンヘッドとマジックアームを活用

動画撮影では、カメラの背面モニターだけでなく、外部モニターやLEDライトなどの周辺機材を使用することがあります。パンヘッドは取り付けた機材の方向を調整し、マジックアームはカメラ本体から離れた位置へ機材を配置する用途に適しています。これらを組み合わせることで、撮影者の立ち位置や被写体の位置に合わせた機材配置が可能になります。

例えば、三脚に固定したカメラで商品紹介動画を撮影する場合、カメラの横に外部モニターを配置すると、撮影者が被写体を操作しながら映像を確認しやすくなります。LEDライトを取り付ける構成では、被写体への照射方向を調整することで、撮影内容に合わせた照明配置を作れます。撮影者がカメラの前へ移動する場面でも、モニターの向きを変更して確認できます。

カメラを動画撮影用に構成する際には、映像の確認、音声収録、照明、固定方法などをまとめて考えることが重要です。外部アクセサリーを追加することで撮影環境を整えられますが、必要な機材の種類は撮影内容によって変わります。動画撮影時のモニター利用については、外部モニターと背面モニターを使った撮影方法を解説した記事でも紹介しています。

必要な機材だけを追加する構成が合理的

今回の3製品をすべて組み合わせると、カメラの固定方法とアクセサリーの配置をまとめて拡張できます。写真撮影で三脚への着脱と縦位置・横位置の切り替えだけを重視する場合には、L型ブラケットが中心になります。外部モニターやLEDライトを利用する動画撮影では、パンヘッドやマジックアームの機能が役立ちます。

すでにF22やF38のクイックリリースシステムを使用している場合は、現在の固定具と新製品を組み合わせる方法を検討できます。新たにFALCAMのアクセサリーを導入する場合は、カメラ本体を固定する部分と、周辺機器を固定する部分を分けて構成を考えると整理しやすくなります。撮影現場で頻繁に取り外す機材をクイックリリース化することが、操作の効率化につながります。

アクセサリーの追加は、撮影の自由度を高めるための方法です。カメラ本体とレンズを中心とした軽い構成を維持する撮影もあれば、必要な周辺機器を固定して撮影環境を整える方法も選べます。三脚や固定具を含む撮影機材の構成については、長時間撮影に役立つ機材と準備を解説した記事も参考になります。

まとめ

FALCAMは2026年10月30日、ソニーα7 V・α7R Vなどに対応するL型ブラケット「C00C2976B」、F22パンヘッドキット「2541B」、F22デュアルクイックリリースマジックアームキット「2548B」の3製品を発売しました。L型ブラケットは、α7 V、α7R V、α7 IV、α7S IIIの4機種に対応し、三脚撮影時の縦位置・横位置の切り替えを効率化します。コールドシューや1/4インチネジ穴を利用したアクセサリーの取り付けにも対応しています。

F22パンヘッドキットは、デュアルダンピング機構と180度のチルト、360度の回転に対応し、外部モニターやLEDライトの角度調整に使用できます。F22デュアルクイックリリースマジックアームキットは、両端のボールヘッドと中央の固定ノブによって、周辺機器の配置を柔軟に変更できる製品です。どちらもF22クイックリリースシステムに対応し、撮影アクセサリーの着脱を効率化します。

今回の3製品は、カメラの撮影性能そのものを変更するものではなく、機材の固定や配置を改善するためのアクセサリーです。写真撮影ではL型ブラケットによる構図変更、動画撮影ではパンヘッドやマジックアームによる周辺機器の配置が主な活用方法になります。FALCAMのクイックリリースシステムを使用する撮影者にとって、既存機材の拡張と新しい撮影システムの構築に役立つラインアップとなっています。

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