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	<title>EF35-135mm F4-5.6 USM | 魅惑の中望遠</title>
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	<description>レトロなEFレンズ</description>
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	<title>EF35-135mm F4-5.6 USM | 魅惑の中望遠</title>
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		<title>な、なんと！たった9,000円で一眼レフが！中古最安のカメラ・レンズセット</title>
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		<dc:creator><![CDATA[花山 千春]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Oct 2026 06:15:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[一眼レフ]]></category>
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					<description><![CDATA[な、なんと！たった9,000円で一眼レフが！中古最安のカメラ・レンズセット な、なんと！たった9,000円でデジタル一眼レフのカメラと交換レンズがそろってしまいます。2026年10月9日、カメラのキタムラで安い中古のキヤ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>な、なんと！たった9,000円で一眼レフが！中古最安のカメラ・レンズセット</h1>
<p>な、なんと！たった9,000円でデジタル一眼レフのカメラと交換レンズがそろってしまいます。2026年10月9日、カメラのキタムラで安い中古のキヤノン製デジタル一眼レフとEFレンズを探していたところ、驚くほど安い組み合わせを見つけました。カメラは2006年発売の「EOS Kiss Digital X ボディ シルバー」で3,500円、レンズは1990年発売の「EF35-135mm F4-5.6 USM」で5,500円です。どちらも中古ランクはB（並品）。送料も無料と表示されており、カメラとレンズを合わせても税込9,000円です。</p>
<p>新品のミラーレスカメラでは、ボディだけで10万円前後、交換レンズまで購入すればさらに費用がかかることも珍しくありません。ところが今回の組み合わせは、カメラとレンズを合わせても1万円に届きません。しかも、どちらもキヤノンが当時の技術を投入して開発した製品です。約1,010万画素のAPS-Cデジタル一眼レフと、リングUSMを採用した35-135mmのズームレンズ。これで本当に写真を楽しめるのでしょうか。</p>
<p>もっとも、9,000円を支払えば直ちに撮影を始められるわけではありません。EOS Kiss Digital Xは現在一般的なSDカードを直接使用できず、記録媒体にはCFカードが必要です。今回のカメラにはバッテリーと充電器が付属していますが、CFカードは別途用意する必要があります。また、発売から20年経過したカメラと36年経過したレンズだけに、最新機種と比べるとAF、連写、高感度画質、手ブレ補正などに大きな違いがあります。</p>
<p>今回は、実際に販売されている中古カメラとレンズを購入するとしたら、どのような撮影を楽しめるのかを検証します。発売当時の価格や宣伝文句、基本スペック、最新EOSとの比較、周辺機器を含めた総費用、そして風景、人物、野鳥などの具体的な撮影用途まで考えていきます。実際に購入して試写した記事ではなく、2026年10月9日に確認した中古商品をもとに、購入した場合の実用性を検討する企画です。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"></li><li><a href="#toc1" tabindex="0">カメラのキタムラで発見！中古一眼レフとレンズが合計9,000円</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">カメラはEOS Kiss Digital X シルバーが3,500円</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">レンズはEF35-135mm F4-5.6 USMが5,500円</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">カメラとレンズの合計は9,000円、しかも両方Bランク</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">2006年のカメラと1990年のレンズは当時どれほど高性能だったのか</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">EOS Kiss Digital Xは約1,010万画素の高画質が売りだった</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">EF35-135mm F4-5.6 USMはキヤノン初のリアフォーカス式ズーム</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">EOS Kiss Digital XはAPS-Cなので35-135mmが約56-216mm相当になる</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">9,000円だけでは写真を撮れない！CFカードなどの追加費用</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">EOS Kiss Digital Xには現在主流のSDカードが使えない</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">CFカードを含めると総額11,899円、さらにカードリーダーも必要</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">SDカードをCFカードへ変換する方法もあるが互換性が問題</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">最新EOS R50と比較！9,000円の一眼レフはどこまで使えるのか</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">画素数・AF・連写性能は最新機種と大きな差がある</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">約1,010万画素でも風景や人物の写真は撮れる</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">野鳥撮影は可能でも飛翔する鳥にはかなり厳しい</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">9,000円の一眼レフを購入するとしたら、どんな楽しみ方ができるか</a><ol><li><a href="#toc18" tabindex="0">最初は街歩きや風景撮影で光学ファインダーを楽しむ</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">人物や花を撮影して35-135mmの描写を楽しむ</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">高価なカメラでは味わえない、低予算での機材選びを楽しむ</a></li></ol></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">カメラのキタムラで発見！中古一眼レフとレンズが合計9,000円</span></h2>
<h3><span id="toc2">カメラはEOS Kiss Digital X シルバーが3,500円</span></h3>
<p>今回見つけたカメラは、キヤノンの「EOS Kiss Digital X ボディ シルバー」です。2006年9月発売のAPS-Cデジタル一眼レフで、カメラのキタムラでは中古Bランクの商品が税込3,500円で販売されていました。商品番号は2442020025508、取扱店舗は宗像・くりえいと宗像店です。販売ページには実物の写真と商品状態が掲載されており、外観のスレや小キズなどが確認できます。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
<tr>
<td>商品名</td>
<td>EOS Kiss Digital X ボディ</td>
</tr>
<tr>
<td>カラー</td>
<td>シルバー</td>
</tr>
<tr>
<td>販売価格</td>
<td>3,500円（税込）</td>
</tr>
<tr>
<td>中古ランク</td>
<td>B（並品）</td>
</tr>
<tr>
<td>商品番号</td>
<td>2442020025508</td>
</tr>
<tr>
<td>取扱店舗</td>
<td>宗像・くりえいと宗像店</td>
</tr>
<tr>
<td>送料</td>
<td>無料</td>
</tr>
<tr>
<td>付属品</td>
<td>ストラップ、取扱説明書、バッテリー、充電器、USBケーブル</td>
</tr>
<tr>
<td>価格確認日</td>
<td>2026年10月9日</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>この商品の魅力は、本体価格だけでなく、バッテリーと充電器が付属していることです。古いデジタルカメラを中古で購入すると、専用バッテリーが欠品していたり、充電器を別途購入する必要があったりします。安い本体を見つけても周辺機器をそろえるうちに費用が増えることがありますが、今回の商品は電源関係の付属品がそろっています。付属バッテリーの実際の持続時間は購入後に確認する必要がありますが、追加購入を前提にせず撮影環境を考えられます。</p>
<p>商品状態としては、ファインダー内の小ゴミ、外観や液晶画面の小スレ・小キズ、側面ゴムカバーの傷みなどが記載されています。新品のような外観ではありませんが、キタムラのBランクは正常動作を前提とした並品という位置づけです。2006年発売のカメラですから、使用感があること自体は特別なことではありません。撮影に使う目的なら、外装の細かなキズよりもシャッター、AF、露出制御、記録機能が正常に動くことが重要です。</p>
<p>EOS Kiss Digital Xの基本性能や設定、中古購入時の確認点については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-kiss-digitalx/">EOS Kiss デジタルXは今でも使える？スペック・画質・中古購入の確認点</a>でも詳しく紹介しています。今回は、そのカメラが実際に3,500円で販売されていることを出発点に、低予算で一眼レフを楽しむ方法を考えます。</p>
<h3><span id="toc3">レンズはEF35-135mm F4-5.6 USMが5,500円</span></h3>
<p>カメラが3,500円なら、次に必要なのは交換レンズです。EOS Kiss Digital Xはレンズ交換式なので、ボディだけでは写真を撮影できません。そこで同じカメラのキタムラで安いキヤノンEFレンズを探したところ、「EF35-135mm F4-5.6 USM」が税込5,500円で販売されていました。こちらも中古ランクはB（並品）で、商品番号は2448760057946、取扱店舗は千歳・北栄店、送料は無料です。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>内容</th>
</tr>
<tr>
<td>商品名</td>
<td>EF35-135mm F4-5.6 USM</td>
</tr>
<tr>
<td>販売価格</td>
<td>5,500円（税込）</td>
</tr>
<tr>
<td>中古ランク</td>
<td>B（並品）</td>
</tr>
<tr>
<td>商品番号</td>
<td>2448760057946</td>
</tr>
<tr>
<td>取扱店舗</td>
<td>千歳・北栄店</td>
</tr>
<tr>
<td>送料</td>
<td>無料</td>
</tr>
<tr>
<td>付属品</td>
<td>前後レンズキャップ</td>
</tr>
<tr>
<td>発売年月</td>
<td>1990年3月</td>
</tr>
<tr>
<td>発売時価格</td>
<td>50,000円</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>このレンズは1990年3月発売という非常に古い製品ですが、キヤノンのEFマウント用として設計されています。EOS Kiss Digital XもEFマウントを採用しているため、特別なマウントアダプターを購入する必要はありません。レンズをそのまま装着でき、AFと絞り制御も利用できます。カメラとレンズの発売時期には16年の差がありますが、同じマウント規格が長期間維持されていたことによって、このような組み合わせが成立します。</p>
<p>レンズの仕様を見ると、35mmから135mmまでの約3.9倍ズーム、開放F値F4-5.6、リング型USMによるAF、リアフォーカス方式など、当時としては意欲的な内容です。光学式手ブレ補正は搭載していませんが、標準から中望遠までを一本で撮影できるため、人物や街歩きなどに利用できます。36年前のレンズが現在のカメラにも使えるというEFマウントの特徴は、中古レンズを選ぶうえで大きな魅力です。</p>
<p>このレンズの発売当時の技術や光学性能については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef35-135mm-f4-5-6-usm-magic-zoom/">EF35-135mm F4-5.6 USMとは？ズームの魅力と中古で注目したい価値</a>でも紹介しています。今回の企画では、5,500円という実際の中古価格と、3,500円のEOS Kiss Digital Xに装着した場合の使い道を中心に考えます。</p>
<h3><span id="toc4">カメラとレンズの合計は9,000円、しかも両方Bランク</span></h3>
<p>今回の二つの商品を組み合わせると、カメラ本体3,500円、交換レンズ5,500円で合計9,000円になります。どちらも送料は無料と表示されているため、掲載条件のままで購入できれば、カメラとレンズの代金は9,000円です。カメラとレンズの取扱店舗は異なりますが、それぞれの送料が無料であることも、低予算の構成として考えやすい部分です。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>機材</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>EOS Kiss Digital X シルバー</td>
<td>3,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>EF35-135mm F4-5.6 USM</td>
<td>5,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>カメラ＋レンズ合計</td>
<td>9,000円</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>注目したいのは、両方ともBランクの商品であることです。中古品の価格だけを追いかければ、故障品や部品取りを目的としたジャンク品がさらに安く見つかる場合があります。しかし、正常に撮影できることを前提とする今回の企画では、修理を必要とする製品を対象としていません。カメラのキタムラではBランクを、外観に比較的目立つキズや使用感はあるものの、正常に作動する中古品として案内しています。</p>
<p>9,000円で購入する一眼レフには、最新機種と同じAF性能や高感度画質を求めることはできません。それでも、レンズを通った光を光学ファインダーで確認し、シャッターを切り、画像を記録するという一眼レフの基本機能を利用できます。絞りやシャッタースピードを変更でき、RAW記録にも対応し、交換レンズによって画角や描写を変えることもできます。数千円の機材だから写真を撮る楽しみが小さくなるというわけではありません。</p>
<p>中古一眼レフの価格低下と、現在でも利用できるEFレンズの豊富さについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/best-value-used-dslr-now/">今が狙いドキ！コスパ最高、中古の一眼レフ！</a>でも取り上げています。今回の9,000円という組み合わせは、そうした中古市場の特徴を具体的な金額で示す一例です。</p>
<h2><span id="toc5">2006年のカメラと1990年のレンズは当時どれほど高性能だったのか</span></h2>
<h3><span id="toc6">EOS Kiss Digital Xは約1,010万画素の高画質が売りだった</span></h3>
<p>EOS Kiss Digital Xが発売されたのは2006年9月8日です。キヤノンが発表した新製品の特徴は、約1,010万画素のAPS-C CMOSセンサー、高性能映像エンジンDIGIC II、中央F2.8対応の高精度9点AF、最高約3コマ／秒の連続撮影などでした。当時の普及型デジタル一眼レフとして、画質と使いやすさを両立した製品として登場しています。さらに、超音波振動によって撮像素子前面のゴミを除去するセルフクリーニングセンサーユニットも採用されました。</p>
<p>現在では約1,010万画素という数字に物足りなさを感じるかもしれませんが、2006年当時は大きなセールスポイントでした。前モデルのEOS Kiss Digital Nは約800万画素だったため、画素数の増加によって細部の記録性能を高めています。キヤノンは当時、高画質と高速・快適な操作性を重視しており、約0.2秒の高速起動や撮影後の画像確認に使う2.5型液晶なども特徴としていました。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>EOS Kiss Digital X</th>
</tr>
<tr>
<td>発売日</td>
<td>2006年9月8日</td>
</tr>
<tr>
<td>撮像素子</td>
<td>APS-C CMOS</td>
</tr>
<tr>
<td>センサーサイズ</td>
<td>22.2×14.8mm</td>
</tr>
<tr>
<td>有効画素数</td>
<td>約1,010万画素</td>
</tr>
<tr>
<td>最大記録画素数</td>
<td>3,888×2,592</td>
</tr>
<tr>
<td>画像処理エンジン</td>
<td>DIGIC II</td>
</tr>
<tr>
<td>AF測距点</td>
<td>9点</td>
</tr>
<tr>
<td>連続撮影</td>
<td>最高約3コマ／秒</td>
</tr>
<tr>
<td>ISO感度</td>
<td>100〜1600</td>
</tr>
<tr>
<td>シャッター速度</td>
<td>1/4000〜30秒、バルブ</td>
</tr>
<tr>
<td>ファインダー</td>
<td>光学式・視野率約95％</td>
</tr>
<tr>
<td>背面液晶</td>
<td>2.5型・約23万画素</td>
</tr>
<tr>
<td>記録形式</td>
<td>JPEG、RAW、RAW＋JPEG</td>
</tr>
<tr>
<td>記録媒体</td>
<td>CFカード</td>
</tr>
<tr>
<td>使用バッテリー</td>
<td>NB-2LH</td>
</tr>
<tr>
<td>動画撮影</td>
<td>非対応</td>
</tr>
<tr>
<td>ライブビュー</td>
<td>非対応</td>
</tr>
<tr>
<td>本体重量</td>
<td>約510g</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>発売当時のレビューでは、画素数の増加、高感度時のノイズ低減、AF性能の改善などが注目されていました。一方で、小型の光学ファインダーや液晶画面の解像度には物足りなさを感じる評価もありました。約1,010万画素でJPEGとRAWを記録できる一眼レフという基本性能は、その後の機種でも継承されていますが、現在のカメラでは被写体検出AFや電子ビューファインダー、動画撮影などの機能が追加されています。</p>
<p>EOS Kiss Digital Xを理解するうえでは、前モデルの<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-kiss-digital-n/">EOS Kiss デジタルNレビュー｜800万画素一眼レフの画質・使い方・中古購入の注意点</a>と比較すると、2000年代の入門一眼レフがどのように進化したのかを確認できます。</p>
<h3><span id="toc7">EF35-135mm F4-5.6 USMはキヤノン初のリアフォーカス式ズーム</span></h3>
<p>一方、EF35-135mm F4-5.6 USMは1990年3月発売で、発売時価格は50,000円でした。キヤノンの公式資料では、同社が初めてズームレンズにリアフォーカス方式を採用した製品として紹介されています。リアフォーカスとは、絞りより後方のレンズ群を動かしてピントを合わせる仕組みです。従来のレンズでは比較的大きなレンズ群を動かす必要がありましたが、後方の比較的小さなレンズ群を利用することで、AF駆動の小型化や高速化につながります。</p>
<p>さらに、このレンズはリング型USMを搭載しています。USMは超音波モーターを意味し、リング型USMはレンズのフォーカス機構を直接駆動する方式です。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応しているため、AFでピントを合わせた後にフォーカスリングを操作して微調整できます。1990年のレンズでありながら、後年のEFレンズでも採用される技術を備えている点が特徴です。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>EF35-135mm F4-5.6 USM</th>
</tr>
<tr>
<td>発売年月</td>
<td>1990年3月</td>
</tr>
<tr>
<td>発売時価格</td>
<td>50,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>焦点距離</td>
<td>35〜135mm</td>
</tr>
<tr>
<td>開放F値</td>
<td>F4〜5.6</td>
</tr>
<tr>
<td>レンズ構成</td>
<td>12群14枚</td>
</tr>
<tr>
<td>非球面レンズ</td>
<td>ガラスモールド非球面レンズ</td>
</tr>
<tr>
<td>絞り羽根</td>
<td>5枚</td>
</tr>
<tr>
<td>最短撮影距離</td>
<td>0.75m</td>
</tr>
<tr>
<td>最大撮影倍率</td>
<td>0.15倍</td>
</tr>
<tr>
<td>AF駆動</td>
<td>リングUSM</td>
</tr>
<tr>
<td>フォーカス方式</td>
<td>リアフォーカス</td>
</tr>
<tr>
<td>手ブレ補正</td>
<td>非搭載</td>
</tr>
<tr>
<td>フィルター径</td>
<td>58mm</td>
</tr>
<tr>
<td>重量</td>
<td>425g</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>光学系にはガラスモールド非球面レンズを使用し、非点収差の補正とコンパクトな設計を目指しています。現在では非球面レンズが比較的安価なズームレンズにも採用されていますが、1990年当時は小型化と画質を両立する重要な技術でした。また、35mmから135mmまでの焦点距離を一本で使えるため、当時のフィルム一眼レフでは広角から中望遠までをカバーする標準ズームとして利用できました。</p>
<p>発売から36年経過しているため、最新レンズと比べれば周辺画質、逆光耐性、AF速度などで差があると考えられます。それでも、キヤノンのレンズ開発史において重要なリアフォーカス技術を採用した製品を、現在では5,500円で購入できることになります。光学性能だけでなく、レンズの技術的な歴史を実物で楽しむという見方もできます。</p>
<p>レンズの構造と特徴は<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef35-135mm-f4-5-6-usm-magic-zoom/">EF35-135mm F4-5.6 USMの詳しい解説</a>でも取り上げています。36年前のレンズが2006年のデジタル一眼レフへそのまま装着できることは、EFマウントの互換性を示す好例です。</p>
<h3><span id="toc8">EOS Kiss Digital XはAPS-Cなので35-135mmが約56-216mm相当になる</span></h3>
<p>今回の組み合わせで注意したいのが画角です。EOS Kiss Digital XはAPS-Cサイズの撮像素子を搭載しているため、装着したレンズの画角は35mm判換算で焦点距離の約1.6倍相当になります。EF35-135mm F4-5.6 USMを装着すると、約56〜216mm相当の画角です。レンズ自体の焦点距離が変わるわけではありませんが、フルサイズで使うときより写る範囲が狭くなります。</p>
<p>もともとEF35-135mmは、フィルム一眼レフで広角35mmから中望遠135mmまでを利用するための標準ズームとして設計されました。しかしAPS-CのEOS Kiss Digital Xに装着すると、35mm側でも標準レンズに近い画角となります。広い風景や狭い室内では後ろへ下がる必要があり、集合写真や建物の全景を一枚に収める用途にはあまり向いていません。</p>
<p>一方、望遠端135mmは換算約216mm相当なので、人物、花、建物の一部分、少し離れた場所にいる動物などを撮影するには利用しやすい画角です。例えば人物を少し離れた位置から撮影すれば、背景に余計なものが入りにくくなります。公園で花や鳥を撮る場合も、標準ズームより離れた位置から被写体を大きく写せます。広角側の不足を弱点と考えることもできますが、標準から望遠を中心に利用するレンズと考えれば、違った使い道が見えてきます。</p>
<p>キヤノンのAPS-C一眼レフは、EFレンズとEF-Sレンズの両方を使用できます。ただしEF-SレンズはAPS-C向けに設計されているため、フルサイズ用EFレンズとは撮像範囲などの設計条件が異なります。今回のEF35-135mmはフルサイズにも対応しており、EOS Kiss Digital XだけでなくEOS 5D Mark IIなどでも使用可能です。</p>
<p>EFレンズとEF-Sレンズの設計上の違いについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s-lens-short-back-focus-design-overview-ef-mount-differences/">EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</a>で詳しく解説しています。今回のような古いEFレンズをAPS-Cカメラへ装着する場合は、撮影できる画角を確認することが重要です。</p>
<h2><span id="toc9">9,000円だけでは写真を撮れない！CFカードなどの追加費用</span></h2>
<h3><span id="toc10">EOS Kiss Digital Xには現在主流のSDカードが使えない</span></h3>
<p>今回の企画で特に重要なのが記録媒体です。EOS Kiss Digital Xが使用するのは、現在一般的なSDカードではなく、コンパクトフラッシュ、略してCFカードです。2006年当時のデジタル一眼レフでは広く使われていた媒体ですが、現在ではSDカードを採用する製品が主流になっています。今回のカメラのキタムラの商品にはCFカードが付属していないため、ボディとレンズを購入しただけでは撮影した画像を保存できません。</p>
<p>CFカードは2026年現在でも購入可能です。ただし流通している商品の価格には大きな差があります。現在も販売されている高性能なCFカードには、容量や製品によって1万円を超えるものがあります。一方、容量を抑えた製品なら数千円で購入できる例もあります。カメラ本体が3,500円なので、場合によっては記録媒体のほうが高くなってしまうという、古いデジタルカメラならではの問題が生じます。</p>
<p>2026年10月9日に確認した販売例では、楽天市場の激安輸入雑貨NLSで、キオクシア製チップを採用したオリジナルブランドの4GB CFカードが税込2,899円、送料無料で掲載されていました。EOS Kiss Digital Xのメーカー仕様には2GBを超えるCFカードも使用可能と記載されているため、4GBという容量そのものは対応範囲に含まれます。もっとも、この販売品とEOS Kiss Digital Xの組み合わせによる実機動作は確認できていないため、個別の互換性は購入後に確かめる必要があります。</p>
<p>4GBという容量は、約1,010万画素のEOS Kiss Digital Xで使用するなら、必ずしも小さすぎるわけではありません。キヤノンの公表値ではラージ・ファインのJPEGが約3.8MB、RAWが約9.8MBです。単純計算では4GBのカードへJPEGを約1,000枚、RAWを約400枚程度記録できる容量があります。実際の枚数はカードの使用可能容量や撮影条件によって変わりますが、散歩や日帰りの撮影なら十分に考えられる枚数です。</p>
<p>CFカードを購入する費用も含めた一眼レフの運用については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-40d-sd-cf-adapter/">EOS 40DでSDカードを使う｜高価なCFカードを買わずに変換アダプターで使う方法</a>でも詳しく紹介しています。CFカードの入手性は、現在の中古デジタル一眼レフを楽しむうえで避けられない問題の一つです。</p>
<h3><span id="toc11">CFカードを含めると総額11,899円、さらにカードリーダーも必要</span></h3>
<p>それでは、今回見つかったカメラとレンズに4GBのCFカードを追加した場合、実際にいくらになるのでしょうか。カメラ3,500円、レンズ5,500円、CFカード2,899円を合計すると11,899円です。9,000円という組み合わせ価格から2,899円増えますが、それでも12,000円程度で一眼レフの撮影環境を組める計算です。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>購入するもの</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>EOS Kiss Digital X ボディ</td>
<td>3,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>EF35-135mm F4-5.6 USM</td>
<td>5,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>カメラ＋レンズ合計</td>
<td>9,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>CFカード4GB</td>
<td>2,899円</td>
</tr>
<tr>
<td>CFカード込み合計</td>
<td>11,899円</td>
</tr>
<tr>
<td>CFカードリーダー</td>
<td>別途必要な場合あり</td>
</tr>
<tr>
<td>追加バッテリー</td>
<td>必要に応じて別途</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>ここで忘れてはいけないのが、撮影した画像をパソコンへ取り込む方法です。現在のパソコンにはSDカードリーダーが搭載されている場合がありますが、CFカードを直接読み込める製品は限られています。CFカードリーダーを所有していない場合は、USB接続の対応製品を別途用意する必要があります。今回のEOS Kiss Digital XにはUSBケーブルが付属していますが、古いカメラと現在のパソコンとの接続環境を考えると、CFカードリーダーを利用して画像を直接コピーする方法も選択肢になります。</p>
<p>また、今回の商品にはバッテリーと充電器が付属しているものの、中古のバッテリーが新品時と同じ撮影枚数を維持しているとは限りません。長期間使用されたリチウムイオン電池は容量が低下している場合があり、満充電でも短時間しか使えないことがあります。EOS Kiss Digital X用のNB-2LH互換バッテリーは現在も流通しているため、必要に応じて追加購入を考えることはできますが、今回の基本的な費用計算には含めていません。</p>
<p>したがって、9,000円という金額はカメラとレンズの購入代金です。実際に画像を記録するにはCFカードが必要で、パソコンへの取り込み環境によってはカードリーダー代も発生します。記録媒体が高額になりやすい古いデジタル一眼レフの問題については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-5d-mark-ii-sd-cf-adapter/">EOS 5D Mark IIでSDカードを使う方法</a>でも同じ課題を取り上げています。</p>
<h3><span id="toc12">SDカードをCFカードへ変換する方法もあるが互換性が問題</span></h3>
<p>CFカードの代わりに、SDカードをCFカードとして利用できる変換アダプターも販売されています。一般的なSDカードをCFカード形状のアダプターへ挿入し、それをカメラのCFカードスロットへ装着する仕組みです。すでにSDカードを所有していれば、記録媒体の費用を抑えられる可能性があります。ただし、すべての古いデジタル一眼レフで正常に動作するとは限りません。</p>
<p>2006年発売のEOS Kiss Digital Xでは、アダプターの制御方式やSDカードの容量、フォーマットなどによって、認識できない組み合わせが考えられます。現在一般的なSDXCカードは大容量ですが、古いカメラでは記録方式との互換性が問題になることがあります。また、変換アダプターを使用すると、カードの書き込み速度が低下したり、連続撮影後の記録に時間がかかったりする可能性もあります。</p>
<p>一方で、EOS Kiss Digital Xの連写性能は最高約3コマ／秒です。最新の高速連写機と比べれば、記録媒体へ要求される速度は高くありません。通常の静止画撮影を中心に使うなら、最新規格の高価な高速メディアを選ぶ必要性は小さいと考えられます。重要なのは、実際にカメラがカードを認識し、JPEGとRAWを正常に記録できることです。</p>
<p>なお、CFカードはカメラ側に細い端子ピンを備えた構造なので、カードや変換アダプターの抜き差しには注意が必要です。斜めに差し込むと端子を傷める場合があり、古いカメラでは修理が難しいこともあります。SDカード変換アダプターを利用する場合でも、単に挿入できれば使用可能というわけではなく、記録と再生まで確認する必要があります。</p>
<p>EOS Kiss Digital Xでは、純粋なCFカードを使う方法が最も分かりやすい構成です。変換アダプターの仕組みや注意点は、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-40d-sd-cf-adapter/">EOS 40DでSDカードをCFへ変換して使う方法</a>でも説明しています。古いカメラを低予算で楽しむ場合には、ボディやレンズだけでなく、記録媒体まで含めた実用性を考えることが重要になります。</p>
<h2><span id="toc13">最新EOS R50と比較！9,000円の一眼レフはどこまで使えるのか</span></h2>
<h3><span id="toc14">画素数・AF・連写性能は最新機種と大きな差がある</span></h3>
<p>2006年のEOS Kiss Digital Xと、2023年発売のEOS R50を比較してみましょう。どちらもキヤノンのAPS-Cカメラですが、17年間の技術進歩によって性能は大きく異なります。EOS Kiss Digital Xの有効画素数は約1,010万画素、EOS R50は約2,420万画素です。画像の細部を記録する能力や、撮影後にトリミングできる余裕には大きな違いがあります。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>EOS Kiss Digital X</th>
<th>EOS R50</th>
</tr>
<tr>
<td>発売年</td>
<td>2006年</td>
<td>2023年</td>
</tr>
<tr>
<td>撮像素子</td>
<td>APS-C</td>
<td>APS-C</td>
</tr>
<tr>
<td>有効画素数</td>
<td>約1,010万画素</td>
<td>約2,420万画素</td>
</tr>
<tr>
<td>画像処理</td>
<td>DIGIC II</td>
<td>DIGIC X</td>
</tr>
<tr>
<td>AF</td>
<td>9点位相差AF</td>
<td>デュアルピクセルCMOS AF II</td>
</tr>
<tr>
<td>被写体検出AF</td>
<td>なし</td>
<td>人物・動物・乗り物</td>
</tr>
<tr>
<td>最高連写</td>
<td>約3コマ／秒</td>
<td>約15コマ／秒</td>
</tr>
<tr>
<td>常用ISO感度</td>
<td>100〜1600</td>
<td>100〜32000</td>
</tr>
<tr>
<td>動画撮影</td>
<td>なし</td>
<td>4K対応</td>
</tr>
<tr>
<td>ライブビュー</td>
<td>なし</td>
<td>あり</td>
</tr>
<tr>
<td>記録媒体</td>
<td>CFカード</td>
<td>SDカード</td>
</tr>
<tr>
<td>マウント</td>
<td>EF</td>
<td>RF</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>特に差が大きいのはAFです。EOS R50では人物や動物の瞳を検出し、被写体が移動してもカメラが追尾してくれます。一方、EOS Kiss Digital Xには9点のAF測距点しかなく、撮影者が被写体をAFフレームへ合わせる必要があります。例えば動く人物の顔や、飛んでいる鳥にピントを合わせる場合、最新機種ではカメラが自動的に処理してくれる部分を、古い一眼レフでは撮影者自身が判断しなければなりません。</p>
<p>連写性能も約3コマ／秒と約15コマ／秒では大きく異なります。1秒間に撮影できる枚数が違うため、鳥が飛び立つ瞬間や子どもが走る場面では、EOS R50のほうが有利です。さらに高感度性能も大きく向上しており、EOS Kiss Digital XではISO1600が上限ですが、EOS R50は常用ISO32000まで対応します。暗い室内や夕方の撮影では、この違いが撮影の自由度に影響します。</p>
<p>ただし、風景や建物、静止した人物などを明るい場所で撮影する場合には、最高連写速度や被写体検出AFが必要になる場面は限られます。撮影時に構図とピントを適切に決められれば、約1,010万画素のカメラでも写真を記録できます。EOS R50を含む現代のAPS-Cミラーレスの特徴は、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-r-series-aps-c-beginner-guide/">EOS RシリーズAPS-C機を比較｜R7・R10・R50 V・R50・R100の違いと選び方</a>でも詳しく扱っています。</p>
<h3><span id="toc15">約1,010万画素でも風景や人物の写真は撮れる</span></h3>
<p>EOS Kiss Digital Xの最大記録画素数は3,888×2,592画素です。現在の2,400万画素級カメラと比べると少ない数字ですが、ブログやSNSへ掲載する画像としては十分な大きさがあります。例えば横幅1,200ピクセル程度の画像として記事へ掲載する場合、元画像の横幅3,888ピクセルには縮小できる余裕があります。撮影時に構図が決まっていれば、約1,010万画素で不足しない用途も多くあります。</p>
<p>もちろん画素数だけで画質が決まるわけではありません。撮像素子のダイナミックレンジ、高感度ノイズ、画像処理、使用するレンズの解像力なども関係します。特にEOS Kiss Digital Xでは、暗い部分を大きく明るく補正するとノイズが目立ちやすく、現在のカメラほど自由にRAW現像できるとは限りません。一方、ISO100で適切に露出を合わせた写真なら、古いAPS-Cセンサーでも十分に細部を記録できます。</p>
<p>例えば晴れた日の公園で花を撮影する、街の建物を写す、人物を自然光で撮影するといった用途なら、カメラの性能より構図や光の条件が仕上がりを左右する場面があります。どの方向から光が当たっているか、背景に何を入れるか、被写体をどの大きさで写すかを考えることによって、写真の印象は大きく変わります。高価なカメラを使用すれば必ず良い写真になるという単純な関係ではありません。</p>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMを組み合わせれば、APS-Cでは約56〜216mm相当の画角になります。広角撮影には向きませんが、人物や花、街の中にある一部分を切り取る用途には利用できます。また、EF-S18-55mmのような標準ズームを追加すれば、より広い画角も使えるようになります。低予算の一眼レフでどのような写真を撮るかによって、必要なレンズの種類も変わります。</p>
<p>APS-Cで広角から標準域までを撮影できるレンズについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s18-55mm-f3-5-5-6-is-versatile-lens/">EF-S18-55mm F3.5-5.6 ISが叶える魔法の瞬間</a>でも詳しく紹介しています。今回のEF35-135mmでは不足する広角を補うレンズとして考えられます。</p>
<h3><span id="toc16">野鳥撮影は可能でも飛翔する鳥にはかなり厳しい</span></h3>
<p>今回の9,000円の組み合わせで野鳥を撮影するとしたら、どのような結果が期待できるでしょうか。EF35-135mm F4-5.6 USMの望遠端135mmは、EOS Kiss Digital Xでは換算約216mm相当になります。公園の木に止まっている鳥や、近くまで来たスズメ、比較的大きなサギなどであれば、撮影対象にできます。しかし遠くにいる小鳥を大きく写すには、焦点距離が不足する場合が多くなります。</p>
<p>特に飛翔する野鳥の撮影は厳しい条件です。EOS Kiss Digital Xには鳥の瞳や体を認識するAFがなく、AF測距点は9点です。さらに連写は最高約3コマ／秒なので、翼の形が良い瞬間や飛び立つ一瞬を撮影するには、撮影者自身の予測が重要になります。現代のEOS R7やEOS R50のような被写体検出AFと高速連写を備えたカメラに比べると、撮影できる場面が限られます。</p>
<p>また、EF35-135mmには手ブレ補正がありません。望遠端135mmをAPS-Cで使う場合、手持ち撮影では1/250秒程度以上を一つの目安にし、鳥が動いている場合はさらに速いシャッタースピードが必要になります。薄暗い林の中ではF5.6という開放F値のため光量を確保しにくく、EOS Kiss Digital XのISO1600という上限も制約になります。晴れた日の開けた場所で、鳥が近くに止まるのを待つ撮影が現実的でしょう。</p>
<p>一方、野鳥を大きく写す目的なら、EF75-300mmシリーズなどの望遠レンズを追加する方法があります。300mmをEOS Kiss Digital Xで使えば換算約480mm相当の画角となり、遠くの鳥を大きく捉えやすくなります。ただしレンズのAF性能や手ブレ補正の有無、開放画質なども考慮する必要があります。今回の5,500円のレンズだけで本格的な野鳥撮影まで対応することは難しいと考えられます。</p>
<p>安価な望遠レンズで野鳥を撮影する場合の特徴や制約については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-75-300mm-f4-5-6-ii-usm/">EF75-300mm F4-5.6 II USMの特徴と中古で選ぶ際の注意点</a>でも詳しく紹介しています。古い一眼レフで野鳥を撮る楽しみはありますが、今回の9,000円セットで向いているのは、飛翔する鳥よりも静止した被写体です。</p>
<h2><span id="toc17">9,000円の一眼レフを購入するとしたら、どんな楽しみ方ができるか</span></h2>
<h3><span id="toc18">最初は街歩きや風景撮影で光学ファインダーを楽しむ</span></h3>
<p>もしこの9,000円のセットを購入するとしたら、最初に試してみたいのは街歩きや公園での撮影です。EOS Kiss Digital Xにはライブビューがないため、背面液晶を見ながら撮影することはできません。光学ファインダーを覗き、ピントを合わせ、シャッターを切るという一眼レフの基本的な操作になります。ミラーレスに慣れていると、露出やホワイトバランスの仕上がりを撮影前に確認できないことが不便に感じられるかもしれません。</p>
<p>しかし、光学ファインダーには独特の魅力があります。電子的に表示された映像ではなく、レンズを通った光をミラーで反射させて被写体を確認するため、シャッターを切る前の光景を直接見ることができます。シャッターを切るとミラーが動き、一瞬ファインダーが暗くなり、機械的な作動音が伝わります。このような撮影感覚は、電子シャッターを中心に使う最新のミラーレスとは大きく異なります。</p>
<p>EF35-135mmの広角端はAPS-Cで換算約56mm相当なので、広い風景よりも街角の一部分を切り取る使い方が合っています。例えば街路樹、建物の窓、看板、遠くの人物、花壇などを撮影し、焦点距離を変えながら構図を作ることができます。望遠端では背景に入る範囲が狭くなるため、主役を整理した写真も撮れます。旅行用の万能ズームとは異なりますが、標準から中望遠の画角を使い分ける楽しみがあります。</p>
<p>また、EOS Kiss Digital XのJPEGとRAWを撮り比べることもできます。DIGIC IIによるJPEGの色合いと、現在のパソコンでRAW現像した写真を比較すれば、2006年の画像処理と現代の処理技術の違いを観察できます。高感度や暗部補正では新しいカメラとの差が目立つ可能性がありますが、ISO100の明るい屋外での撮影なら、古いカメラの画質を十分に確かめられるでしょう。</p>
<p>最新ミラーレスでは得られない光学ファインダーの感覚については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-5d-mark-ii-use-today/">EOS 5D Mark IIを今あえて使う理由｜最新ミラーレスにはない撮影の楽しさ</a>でも紹介しています。9,000円の一眼レフセットでも、写真を撮るための基本的な操作を楽しむことができます。</p>
<h3><span id="toc19">人物や花を撮影して35-135mmの描写を楽しむ</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMで特に試してみたいのは、人物や花など、背景との関係を工夫できる被写体です。APS-Cでは換算約56〜216mm相当になるため、人物の上半身や表情を切り取る用途に利用できます。望遠側では背景に入る範囲が狭くなり、主役を大きく見せやすくなります。F5.6という開放F値なので、大口径単焦点レンズのような極端に大きい背景ボケは期待できませんが、撮影距離と背景までの距離を調整すれば、人物を目立たせる構図を作れます。</p>
<p>花の撮影でも、望遠側を使えば少し離れた位置から主役を大きく写せます。ただし最短撮影距離は0.75m、最大撮影倍率は0.15倍なので、花の細かな部分を画面いっぱいに写すようなマクロ撮影には向いていません。小さな花を極端に大きく撮影するより、周囲の葉や背景と合わせて構図を作る用途が適しています。被写体の距離を変えながら焦点距離ごとの背景の見え方を比較するのも楽しそうです。</p>
<p>古いレンズでは、開放絞りとF8程度まで絞った場合で描写が変わることがあります。EF35-135mmについても、焦点距離と絞りによる解像感、周辺減光、色収差、逆光耐性の違いを確認する価値があります。フルサイズ対応EFレンズをAPS-Cで使うため、レンズが作る像の中央寄りを使用し、フルサイズで目立つ最外周の光量低下や画質の弱さを避けられる場合があります。</p>
<p>一方、今回の中古レンズには長年の使用による経年変化も考えられます。逆光時にコントラストが低下したとしても、それが元の設計によるものなのか、現在の個体状態によるものなのかは、実際に撮影して比較しなければ分かりません。新品時の性能をそのまま期待するより、古いレンズの描写がどのように現れるかを確かめる楽しみ方が向いています。</p>
<p>さらに明るい人物撮影を楽しみたい場合には、EF50mm F1.8 IIのような単焦点レンズも候補になります。EOS Kiss Digital Xでは約80mm相当の画角となり、F1.8の明るさを利用した背景ボケを楽しめます。EFレンズ全体の特徴や機種の違いを調べながら、撮影用途に応じてレンズを追加することも、中古一眼レフの魅力です。EF35-135mmの具体的な描写については<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef35-135mm-f4-5-6-usm-magic-zoom/">EF35-135mm F4-5.6 USMの中古で注目したい価値</a>でも確認できます。</p>
<h3><span id="toc20">高価なカメラでは味わえない、低予算での機材選びを楽しむ</span></h3>
<p>今回の組み合わせを考えていて感じるのは、カメラとレンズが9,000円という価格だからこそ、試してみたいことが増えるという点です。現在の高性能ミラーレスでは、数十万円のボディやレンズを使用することも珍しくありません。高価な機材には、高速AF、高感度画質、高画素、高速連写、優れた手ブレ補正など、価格に見合う性能があります。一方で、すべての撮影にそれらの機能が必要なわけではありません。</p>
<p>例えば晴れた日の風景や静止した人物を撮影するなら、約1,010万画素のEOS Kiss Digital Xでも構図、露出、ピントを工夫できます。高価なカメラがなくても、写真を撮るために必要な基本機能は備わっています。逆に野鳥の飛翔、暗い場所でのスポーツ、大きなトリミングを前提とする撮影では、最新機種の性能が役立ちます。9,000円のセットを考えることは、安価な機材がどこまで使えるのかを知るだけでなく、高価なカメラの機能がどのような撮影で必要になるのかを考える機会にもなります。</p>
<p>特に興味深いのは、今回のカメラとレンズが別々の時代に発売されたことです。レンズは1990年、カメラは2006年です。それぞれ発売当時には新しい技術を備えた製品でしたが、2026年には中古市場で数千円の価格になっています。レンズは36年間、カメラは20年間という時間を経て、現在でも組み合わせて写真を撮影できるわけです。</p>
<p>もちろん、安い中古品には個体状態という問題があります。シャッターの消耗、バッテリーの劣化、レンズ内部のゴミや曇りなど、新品では考えなくてよい部分も確認しなければなりません。また、古い機材を使用するためのCFカードやカードリーダーなど、現在では一般的でなくなった周辺機器が必要になる場合があります。低価格という魅力と、古い機材を維持するための費用の両方を考えることが重要です。</p>
<p>それでも、カメラとレンズが合わせて9,000円なら、最新機種を購入するときとは異なる基準で機材を楽しめます。古いEFレンズを交換しながら描写を比較する、2006年当時の画像処理を調べる、光学ファインダーで構図を作るといった使い方は、最新スペックの競争とは別の方向にある楽しみです。中古一眼レフの価格と実用性については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/best-value-used-dslr-now/">今が狙いドキ！コスパ最高、中古の一眼レフ！</a>でも考察しています。</p>
<h2><span id="toc21">まとめ</span></h2>
<p>2026年10月9日、カメラのキタムラで確認した中古Bランクのキヤノン製デジタル一眼レフとEFレンズを組み合わせると、驚くことに税込9,000円になりました。カメラは2006年発売のEOS Kiss Digital X ボディ シルバーで3,500円、レンズは1990年発売のEF35-135mm F4-5.6 USMで5,500円です。どちらもBランクの中古商品で、送料は無料と表示されていました。</p>
<p>EOS Kiss Digital Xは約1,010万画素のAPS-Cセンサー、DIGIC II、9点AF、最高約3コマ／秒の連続撮影を備えたデジタル一眼レフです。EF35-135mm F4-5.6 USMは、キヤノンが初めてズームレンズにリアフォーカス方式を採用した製品で、リングUSMによるAFを搭載しています。APS-CのEOS Kiss Digital Xに装着すると換算約56〜216mm相当の画角となり、人物、花、街歩き、近くの動物などを撮影する用途に利用できます。</p>
<p>ただし、9,000円だけで撮影環境が完成するわけではありません。EOS Kiss Digital Xの記録媒体はCFカードで、今回の商品には付属していません。2026年10月9日に確認した4GBのCFカード販売例は2,899円、送料無料でした。このカードを別途購入する場合、カメラとレンズを合わせた総額は11,899円になります。さらにパソコンでCFカードを読み込む環境がなければ、カードリーダー代も必要になります。バッテリーと充電器は今回の中古カメラに付属していますが、長期間使用されたバッテリーの実際の持続時間は購入後の確認事項です。</p>
<p>撮影性能では最新のEOS R50との差が大きく、特に動く人物や野鳥を追うAF、高速連写、暗い場所での画質には制約があります。レンズにも手ブレ補正がなく、APS-Cでは広角側の画角が不足します。一方、晴れた日の風景、人物、花、街角のスナップなど、被写体と撮影条件を選べば、約1,010万画素でも写真を楽しむことはできます。RAW現像やEFレンズの交換、古い光学ファインダーの操作感など、現在でも使える機能は数多く残っています。</p>
<p>かつて新製品として登場したデジタル一眼レフと交換レンズが、2026年には合わせて9,000円で販売されています。もちろん新品の高性能カメラと同じように使えるわけではありませんが、写真を撮るための基本的な機能は備わっています。カメラとレンズが安くなったからといって、撮影する楽しみまでなくなったわけではありません。CFカードなどの別途費用を含めても、低予算で一眼レフを楽しむ方法として、今回の組み合わせは興味深い選択肢です。</p>
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					<wfw:commentRss>https://camecame.jp/cheapest-used-dslr-camera-lens-set-9000yen/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
			</item>
		<item>
		<title>今、カメラのキタムラで安いEFレンズを探したら？5,500円のEF35-135mm F4-5.6 USMを購入するとしたら</title>
		<link>https://camecame.jp/kitamura-cheap-canon-ef35-135mm-f4-5-6-usm/</link>
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		<dc:creator><![CDATA[花山 千春]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 09 Oct 2026 05:50:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[レンズ]]></category>
		<category><![CDATA[EFマウント]]></category>
		<category><![CDATA[中古レンズ]]></category>
		<category><![CDATA[EOS 5D Mark II]]></category>
		<category><![CDATA[レンズ比較]]></category>
		<category><![CDATA[キヤノン]]></category>
		<category><![CDATA[EOS Kiss Digital X]]></category>
		<category><![CDATA[Canon]]></category>
		<category><![CDATA[カメラのキタムラ]]></category>
		<category><![CDATA[EFレンズ]]></category>
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		<category><![CDATA[格安レンズ]]></category>
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		<category><![CDATA[オールドレンズ]]></category>
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					<description><![CDATA[今、カメラのキタムラで安いEFレンズを探したら？5,500円のEF35-135mm F4-5.6 USMを購入するとしたら 今、カメラのキタムラで安い中古レンズを探したら、どんなレンズが見つかるのでしょうか。新品の交換レ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>今、カメラのキタムラで安いEFレンズを探したら？5,500円のEF35-135mm F4-5.6 USMを購入するとしたら</h1>
<p>今、カメラのキタムラで安い中古レンズを探したら、どんなレンズが見つかるのでしょうか。新品の交換レンズは数万円から十数万円、Lレンズともなれば数十万円という製品も珍しくありません。一方、中古市場には数千円で販売されているキヤノンEFレンズが数多く存在します。安いレンズだから写りが悪いのでしょうか。それとも、古いという理由だけで価格が下がり、現在でも十分に撮影を楽しめるレンズが残っているのでしょうか。</p>
<p>2026年10月9日、カメラのキタムラで見つけたのが「キヤノン EF35-135mm F4-5.6 USM」です。中古ランクはB（並品）、販売価格は税込5,500円、送料は無料でした。1990年3月発売という、すでに36年以上前のレンズです。発売当時の価格は50,000円ですから、現在の中古販売価格はその約11％になっています。古い普及型ズームかと思いきや、実はキヤノンが初めてズームレンズにリアフォーカス方式を採用した、技術的にも重要な製品でした。</p>
<p>さらに興味深いのは、このレンズが現在のキヤノンのカメラでも使用できることです。EOS 5D Mark IIのようなフルサイズ一眼レフにも、2006年発売のEOS Kiss Digital XのようなAPS-C一眼レフにも装着できます。マウントアダプターを利用すればEOS Rシリーズでも使用可能です。ただし、フルサイズとAPS-Cでは画角が変わり、古いレンズならではの光学的な弱点もあります。5,500円という金額だけを見て便利な標準ズームだと考えると、実際の使い方が想像と異なる可能性があります。</p>
<p>今回は、カメラのキタムラで見つけたBランク5,500円のEF35-135mm F4-5.6 USMを、もし購入するとしたらどう楽しめるのかを考えます。発売当時の特徴、現在のレンズとの性能比較、中古商品の状態、APS-Cとフルサイズでの違い、野鳥や人物などの撮影用途まで詳しく検討します。実際に購入して撮影したレビューではなく、販売されている具体的な商品を題材に、古い交換レンズの現在の実用性を調べる企画です。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"></li><li><a href="#toc1" tabindex="0">カメラのキタムラで見つけた5,500円の中古EFレンズ</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">EF35-135mm F4-5.6 USMがBランク5,500円で販売されていた</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">Bランクでもレンズ内のゴミや薄い曇りが記載されている</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">3,500円のEOS Kiss Digital Xと組み合わせると合計9,000円</a></li></ol></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">1990年発売のEF35-135mm F4-5.6 USMは当時どんなレンズだったのか</a><ol><li><a href="#toc6" tabindex="0">発売時価格50,000円、キヤノン初のリアフォーカス式ズーム</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">リングUSMと非球面レンズを採用した本格的な設計</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">当時の評判はAFの使いやすさと画質への評価が分かれる</a></li></ol></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">APS-CとフルサイズではEF35-135mmの使い方が大きく変わる</a><ol><li><a href="#toc10" tabindex="0">EOS Kiss Digital Xでは換算56〜216mm相当になる</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">EOS 5D Mark IIなら35mmから135mmまで本来の画角で使える</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">EOS Rシリーズではマウントアダプターが必要になる</a></li></ol></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">最新の標準ズームと比較すると何が違うのか</a><ol><li><a href="#toc14" tabindex="0">RF24-105mm F4-7.1 IS STMは広角と手ブレ補正で有利</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMはAPS-Cで大きな差が出る</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMと比べると手ブレ補正がない</a></li></ol></li><li><a href="#toc17" tabindex="0">5,500円のEF35-135mmを今購入したら何を撮影できるか</a><ol><li><a href="#toc18" tabindex="0">人物・街歩き・風景では焦点距離を使い分けて楽しめる</a></li><li><a href="#toc19" tabindex="0">野鳥撮影は近くに止まった鳥なら狙えるが望遠不足になりやすい</a></li><li><a href="#toc20" tabindex="0">周辺減光・解像力・逆光耐性を比較する楽しみがある</a></li></ol></li><li><a href="#toc21" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">カメラのキタムラで見つけた5,500円の中古EFレンズ</span></h2>
<h3><span id="toc2">EF35-135mm F4-5.6 USMがBランク5,500円で販売されていた</span></h3>
<p>2026年10月9日に確認した商品は、カメラのキタムラの中古レンズ「キヤノン EF35-135mm F4-5.6 USM」です。商品番号は2448760057946、取扱店舗は北海道の千歳・北栄店で、中古ランクはB（並品）となっています。販売価格は税込5,500円、送料は無料です。さらに商品ページにはクーポンによる値引きの案内もありますが、実際の割引金額は適用条件によって変わるため、この記事では表示価格の5,500円を基準にします。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>商品情報</th>
</tr>
<tr>
<td>商品名</td>
<td>キヤノン EF35-135mm F4-5.6 USM</td>
</tr>
<tr>
<td>商品番号</td>
<td>2448760057946</td>
</tr>
<tr>
<td>中古ランク</td>
<td>B（並品）</td>
</tr>
<tr>
<td>販売価格</td>
<td>5,500円（税込）</td>
</tr>
<tr>
<td>送料</td>
<td>無料</td>
</tr>
<tr>
<td>取扱店舗</td>
<td>千歳・北栄店</td>
</tr>
<tr>
<td>付属品</td>
<td>レンズフロントキャップ、レンズリアキャップ</td>
</tr>
<tr>
<td>確認日</td>
<td>2026年10月9日</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>交換レンズはカメラ本体と異なり、記録メディアやバッテリーを必要としません。対応するカメラをすでに所有していれば、追加する費用は基本的にレンズの購入代金だけです。そのため、5,500円という価格で撮影可能な焦点距離が増えるとしたら、比較的少ない負担で機材を追加できることになります。もちろん、EFレンズを直接装着できる一眼レフを所有している場合と、マウントアダプターが必要なEOS Rシリーズを使用している場合では、必要な費用が変わります。</p>
<p>今回のレンズは、標準から中望遠まで使えるズームとして1990年に発売されました。現在ではRF24-105mmやRF-S18-150mmなど、広角側が広く、手ブレ補正も備えた製品が存在します。それでも5,500円という中古価格なら、最新レンズと同じ性能を求めることとは違った楽しみ方が考えられます。古いEF標準ズームの種類や特徴については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-standard-zoom-lenses-overview/">Canon EF標準ズームレンズ一覧と選び方</a>でも紹介しています。</p>
<h3><span id="toc3">Bランクでもレンズ内のゴミや薄い曇りが記載されている</span></h3>
<p>中古レンズを購入するとしたら、価格と同じくらい気になるのが商品の状態です。今回の販売ページには「現状渡し」と記載され、外観の小さなスレやキズ、レンズ内部のゴミ、わずかな曇り、ラバー部分の変色などが説明されています。Bランクの商品でも、36年以上前のレンズだけに経年による使用感があることは想定しておきたいところです。特に光学系の内部状態については、見た目だけでなく、実際の撮影画像に影響するかどうかが重要になります。</p>
<p>レンズ内に小さなゴミがあるからといって、そのゴミが撮影画像に黒い点として直接写るわけではありません。撮像素子表面のゴミとは異なり、レンズ内部の小さな異物は、通常の撮影では目立たないことも多くあります。ただし、大きな異物がある場合や、内部の曇りが光学面に広がっている場合には、コントラストの低下や逆光時のフレアなどに影響する可能性があります。販売ページで撮影への影響がないと説明されている箇所があっても、完全に新品同様の光学性能が保証されているという意味ではありません。</p>
<p>さらに、レンズは光学部品であると同時に機械部品でもあります。EF35-135mm F4-5.6 USMにはズーム機構、AF駆動用のUSM、電子制御の絞り機構があり、これらが正常に動作して初めて撮影に使えます。内部のゴミや曇りは撮影条件によって目立たない場合もありますが、AFが動かなかったり絞りが正常に制御できなかったりすれば、使い道は大きく制限されます。中古で購入するなら、外観の傷よりも、こうした機構の状態が重要になります。</p>
<p>安価なEFレンズは、同じ製品名でも保存状態や使用歴によって個体差があります。今回の商品は現物を装着して試写したものではないため、5,500円で販売されている個体の実際の描写までは分かりません。古いレンズを使用する際のAFや光学性能については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-mount-high-magnification-zoom-lens/">EFマウント高倍率ズームレンズの選び方</a>でも取り上げています。</p>
<h3><span id="toc4">3,500円のEOS Kiss Digital Xと組み合わせると合計9,000円</span></h3>
<p>同じ2026年10月9日に、カメラのキタムラでは中古BランクのEOS Kiss Digital X ボディ シルバーが3,500円で販売されていました。今回のEF35-135mm F4-5.6 USMと組み合わせたらどうなるでしょうか。EOS Kiss Digital XはキヤノンEFマウントのAPS-Cデジタル一眼レフなので、このレンズを直接装着できます。マウントアダプターは不要です。ボディ3,500円とレンズ5,500円を合計すると、9,000円になります。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>組み合わせ</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>EOS Kiss Digital X ボディ</td>
<td>3,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>EF35-135mm F4-5.6 USM</td>
<td>5,500円</td>
</tr>
<tr>
<td>カメラ＋レンズ合計</td>
<td>9,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>CFカード4GBの販売例</td>
<td>2,899円</td>
</tr>
<tr>
<td>CFカードを含む合計</td>
<td>11,899円</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>CFカードについては、2026年10月9日に楽天市場で4GB・2,899円、送料無料の商品を確認しています。このカードがEOS Kiss Digital Xで正常に動作することまでは確認できていないため、表の金額は購入を想定した費用の試算です。また、CFカードリーダーなどを別途購入する場合には、その費用が加わります。EOS Kiss Digital Xの掲載商品にはバッテリーと充電器が付属しているため、これらを追加購入しなくても済む構成になっています。</p>
<p>興味深いのは、カメラ本体よりレンズのほうが2,000円高いことです。どちらも新品当時は数万円する製品でしたが、現在の中古価格ではカメラ本体のほうが安くなっています。これはデジタルカメラの世代交代が非常に速い一方、レンズは撮像素子や画像処理エンジンを持たず、新しいボディでも使い続けられることが関係していると考えられます。</p>
<p>11,899円という試算で一眼レフの撮影環境を構築できるなら、現在の新品ミラーレスカメラとは大きく違う価格帯です。ただし、EOS Kiss Digital XとEF35-135mm F4-5.6 USMの組み合わせには、広角不足や手ブレ補正がないという特徴もあります。実際にどんな撮影ができるかは、焦点距離とカメラ性能を合わせて考える必要があります。EOS Kiss Digital Xについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-kiss-digitalx/">EOS Kiss デジタルXは今でも使える？</a>で基本性能を紹介しています。</p>
<h2><span id="toc5">1990年発売のEF35-135mm F4-5.6 USMは当時どんなレンズだったのか</span></h2>
<h3><span id="toc6">発売時価格50,000円、キヤノン初のリアフォーカス式ズーム</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMは1990年3月に発売されたレンズで、発売時価格は50,000円でした。キヤノンの公式資料では、広角から中望遠までをカバーする高倍率標準ズームとして紹介されています。35mmから135mmまでを約3.9倍のズーム比でカバーするだけでなく、キヤノンがズームレンズとして初めてリアフォーカス方式を採用した製品であることが、技術的な特徴です。</p>
<p>リアフォーカス方式は、絞りよりも後方に配置されたレンズ群を移動させてピントを合わせる仕組みです。従来のズームレンズでは、ピント合わせのために大きなレンズ群を動かす必要があり、駆動機構の小型化や高速化が課題でした。リアフォーカスでは比較的小さなレンズ群を動かせるため、AFの応答性やレンズ全体の設計自由度を高めることができます。キヤノンは、この製品の開発によってズームレンズのリアフォーカス技術が確立され、その後の多群ズーム、とりわけ望遠ズームの発展に貢献したと説明しています。</p>
<p>つまり、EF35-135mm F4-5.6 USMは単なる古い便利ズームではありません。キヤノンのEFレンズ開発において、新しいピント合わせの方式を実用化した歴史的な製品でもあります。現在ではインナーフォーカスやリアフォーカスを採用した交換レンズが数多く存在しますが、1990年当時はまだ技術開発の過程にありました。36年前のレンズを5,500円で購入するとしたら、このようなレンズ技術の歴史を実物で体験するという楽しみもあります。</p>
<p>EFマウントには、1987年の誕生から現在まで多くの光学技術が投入されてきました。リアフォーカスやUSMの採用によって、ピント合わせの速さだけでなく、レンズの大きさや操作性も変わっています。EFレンズの種類と世代による違いについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-standard-zoom-lenses-overview/">Canon EF標準ズームレンズ一覧</a>でも確認できます。</p>
<h3><span id="toc7">リングUSMと非球面レンズを採用した本格的な設計</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMは、AF駆動にリング型USMを採用しています。USMは超音波モーターを意味し、リング型はフォーカス機構を直接駆動する方式です。このレンズではフルタイムマニュアルフォーカスにも対応しており、AFでピントを合わせた後、フォーカスリングを操作してピント位置を微調整できます。現在の一部の安価なSTMレンズとは異なり、AF駆動を電子的に制御するだけでなく、機械的な操作感も残しています。</p>
<p>光学系には12群14枚のレンズが使われ、そのうち1枚にはガラスモールド非球面レンズを採用しています。非球面レンズは、球面レンズだけでは補正しにくい収差を改善しながら、光学系を小型化するための重要な技術です。キヤノンの公式資料では、この非球面レンズによって非点収差を補正し、シャープな描写とコンパクトな設計を目指したと説明されています。現在では比較的安価なレンズにも非球面レンズが使われていますが、1990年当時は製品の特徴として訴求できる技術でした。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>EF35-135mm F4-5.6 USM</th>
</tr>
<tr>
<td>発売年月</td>
<td>1990年3月</td>
</tr>
<tr>
<td>発売時価格</td>
<td>50,000円</td>
</tr>
<tr>
<td>対応マウント</td>
<td>キヤノンEF</td>
</tr>
<tr>
<td>対応撮像範囲</td>
<td>35mmフルサイズ</td>
</tr>
<tr>
<td>焦点距離</td>
<td>35〜135mm</td>
</tr>
<tr>
<td>開放F値</td>
<td>F4〜5.6</td>
</tr>
<tr>
<td>レンズ構成</td>
<td>12群14枚</td>
</tr>
<tr>
<td>非球面レンズ</td>
<td>ガラスモールド非球面レンズ1枚</td>
</tr>
<tr>
<td>絞り羽根</td>
<td>5枚</td>
</tr>
<tr>
<td>最小絞り</td>
<td>F32</td>
</tr>
<tr>
<td>最短撮影距離</td>
<td>0.75m</td>
</tr>
<tr>
<td>最大撮影倍率</td>
<td>0.15倍</td>
</tr>
<tr>
<td>AF駆動</td>
<td>リングUSM</td>
</tr>
<tr>
<td>フォーカス方式</td>
<td>リアフォーカス</td>
</tr>
<tr>
<td>フルタイムMF</td>
<td>対応</td>
</tr>
<tr>
<td>手ブレ補正</td>
<td>なし</td>
</tr>
<tr>
<td>フィルター径</td>
<td>58mm</td>
</tr>
<tr>
<td>最大径×長さ</td>
<td>72×86.4mm</td>
</tr>
<tr>
<td>重量</td>
<td>425g</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>重量425gは、現在の小型標準ズームと比較すると特別に軽いわけではありません。しかし、リングUSMやリアフォーカス機構を備えた1990年の約3.9倍ズームとして考えると、コンパクトにまとめられた設計です。鏡筒の作りやズームリング、フォーカスリングの操作感など、現代のレンズとは異なる部分も楽しめそうです。ただし長年使用された中古レンズでは、製造時の性能を完全に維持しているとは限りません。</p>
<p>キヤノンのEFレンズにはリングUSM、マイクロUSM、STMなどさまざまなAF駆動方式があります。技術の違いと撮影への影響については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef28-105mm-f3-5-4-5-usm-versatile-spell/">EF28-105mm F3.5-4.5 USMの特徴</a>も比較対象になります。</p>
<h3><span id="toc8">当時の評判はAFの使いやすさと画質への評価が分かれる</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMを実際に使用した人の記録を見ると、現在でも撮影できることを評価する声がある一方、望遠側の開放画質や逆光でのコントラストに不満を持つ声もあります。2018年に公開された個人の使用記録では、望遠端135mmの開放描写は柔らかいものの、絞ることで改善すると報告されています。また、2022年にEOS 6Dとの組み合わせで試写した記録でも、画面の中央付近は実用的である一方、周辺の描写や望遠端の周辺光量には改善の余地があると評価されています。</p>
<p>これらは発売当時の雑誌レビューではなく、発売から長期間経過したレンズを使用した人の評価です。個体状態や撮影条件によっても結果は変わりますが、現在使う場合の参考になります。特に、リングUSMによるAFの使い勝手はこのレンズの特徴として挙げられており、1990年のズームレンズとしては意欲的な設計だったことが分かります。一方、シャープネスや逆光耐性を最新の高性能レンズと同じ基準で比較すると、弱点が目立つ可能性があります。</p>
<p>今回の5,500円の商品については、販売ページにレンズ内部のゴミやわずかな曇りが記載されています。したがって、過去のレビューで良好な画質が報告されていたとしても、その結果が今回の個体でも得られるとは限りません。新品当時の光学性能、発売後の使用者による評価、現在販売されている中古個体の状態は、それぞれ分けて考える必要があります。</p>
<p>古いEFレンズには、開放ではやや柔らかく、F8付近まで絞ると解像感が改善するタイプの製品もあります。どの絞り値で良い結果が得られるかを実際に比較すること自体が、中古レンズを使用する楽しみの一つです。同じ焦点域を持つ後年の製品については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/magic-zoom-ef28-135mm-f3-5-5-6-is-usm/">EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMレビュー</a>も参考になります。</p>
<h2><span id="toc9">APS-CとフルサイズではEF35-135mmの使い方が大きく変わる</span></h2>
<h3><span id="toc10">EOS Kiss Digital Xでは換算56〜216mm相当になる</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMは、35mmフルサイズに対応したEFレンズです。そのため、APS-CのEOS Kiss Digital Xでも使用できます。ただし、キヤノンのAPS-Cでは撮像素子がフルサイズより小さいため、35mm判換算の画角は焦点距離の約1.6倍相当になります。35mm側は約56mm相当、135mm側は約216mm相当です。フルサイズでは広角から中望遠のズームとして使われていたレンズが、APS-Cでは標準から望遠のズームへと性格を変えます。</p>
<p>ここで特に重要なのが広角側です。1990年当時の35mmフィルム一眼レフでは、焦点距離35mmは広角として利用されていました。しかしEOS Kiss Digital Xでは56mm相当になるため、広い風景や室内全体を撮影するには画角が狭くなります。建物の前で集合写真を撮りたい場合や、大きな景色を一枚に収めたい場合には、後ろへ下がる必要があります。移動できる場所なら対応できますが、壁や障害物がある室内では難しいこともあります。</p>
<p>一方、望遠端が約216mm相当になることは、人物や少し離れた被写体を撮るうえで利点です。公園で花を撮る、離れた位置から人物を撮る、街の中にある看板や建物の一部分を切り取るといった撮影なら、この画角を利用できます。遠くの鳥をある程度大きく写すこともできますが、野鳥用の超望遠レンズほどの倍率はありません。</p>
<p>カメラ本体とレンズの相性は、単純にマウントが合うかどうかだけで決まりません。焦点距離が変わらなくても、撮像素子の大きさによって写る範囲が変わるからです。APS-C用レンズとEFレンズの使い分けは、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-kiss-digitalx/">EOS Kiss Digital Xのレンズ選び</a>でも詳しく考えられるテーマです。</p>
<h3><span id="toc11">EOS 5D Mark IIなら35mmから135mmまで本来の画角で使える</span></h3>
<p>フルサイズ一眼レフのEOS 5D Mark IIへ装着すると、EF35-135mm F4-5.6 USMは35mmから135mmまでをそのままの画角で使用できます。35mmでは街並みや日常の風景を撮り、50mm付近では標準レンズとして自然な構図を作り、85mmから135mmでは人物や遠くの被写体を大きく写せます。APS-Cでは不足する広角域が使えるため、レンズが本来想定していた標準ズームとしての特徴を生かしやすくなります。</p>
<p>EOS 5D Mark IIは2008年発売なので、1990年発売のEF35-135mmとは18年の世代差があります。それでもEFマウントの基本的な互換性によって、同じレンズを使用できます。EFマウントが長期間維持されてきたことは、中古レンズを楽しむうえで非常に大きな利点です。EOS 5D Mark IIの約2,110万画素という解像力では、古いレンズの周辺画質や開放描写の特徴も見えやすくなります。最新の高性能ズームと同じ均一な解像感を期待するより、焦点距離や絞りによる描写の変化を比べる使い方が考えられます。</p>
<p>ただし、EOS 5D Mark IIにはボディ内手振れ補正がなく、EF35-135mm F4-5.6 USMにもレンズ内手ブレ補正は搭載されていません。望遠端135mmで手持ち撮影するときは、シャッタースピードを十分に確保する必要があります。手ブレを抑える目安として1/160秒や1/250秒程度から考え、撮影姿勢や被写体の動きに合わせて調整する方法があります。F5.6という望遠側の開放F値も、薄暗い場所では制約になります。</p>
<p>一方で、晴れた日のスナップや旅行写真なら、F8程度へ絞って十分なシャッタースピードを確保できる場面も多くあります。35mmから135mmという焦点距離を一本で使えるので、古いフルサイズ一眼レフで気軽に撮り歩く用途には合っています。EOS 5D Mark IIを現在使う魅力は、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-5d-mark-ii-use-today/">EOS 5D Mark IIを今あえて使う理由</a>でも紹介しています。</p>
<h3><span id="toc12">EOS Rシリーズではマウントアダプターが必要になる</span></h3>
<p>EOS R5、EOS R6、EOS R7、EOS R50などのRFマウント機へEF35-135mm F4-5.6 USMを装着する場合には、マウントアダプターEF-EOS Rが必要です。EFレンズは一眼レフ用に設計されているため、RFマウントのボディへ直接装着することはできません。アダプターを介して電子接点を接続することで、AFや絞り制御を利用できます。</p>
<p>フルサイズのEOS R5などでは35〜135mmの画角を使用でき、APS-CのEOS R7やR50では換算約56〜216mm相当になります。撮像素子による画角の違いは一眼レフと同じですが、AFの仕組みは変わります。EOS Rシリーズには撮像素子を使ったAFや被写体検出機能があり、古いEFレンズでもカメラ側のAF機能を利用できます。ただし、レンズ側の駆動性能は1990年のリングUSMによって決まるため、最新RFレンズと同じ速度や追従性能を期待するものではありません。</p>
<p>また、マウントアダプターを追加すれば、レンズ全体の長さと重量が増えます。EF35-135mmは425gなので、アダプターを含めた構成では500gを超えることになります。最新のRF24-105mm F4-7.1 IS STMは約395gなので、フルサイズEOS Rでは純正RFレンズのほうが軽く、さらにレンズ内手ブレ補正も使えます。5,500円の古いEFレンズが安いことは確かですが、アダプターを新たに購入する場合には、価格差が小さくなることも考えられます。</p>
<p>すでにEF-EOS Rアダプターを所有しているなら、古いEFレンズを追加する負担は小さくなります。反対にアダプターを持っていない場合は、レンズ以外の費用も比較対象になります。EFレンズをEOS Rシリーズで使用する仕組みや特徴については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-r-ef-lens/">EOS RでEFレンズを使う方法</a>で詳しく解説しています。</p>
<h2><span id="toc13">最新の標準ズームと比較すると何が違うのか</span></h2>
<h3><span id="toc14">RF24-105mm F4-7.1 IS STMは広角と手ブレ補正で有利</span></h3>
<p>フルサイズEOS RシリーズでEF35-135mm F4-5.6 USMと比較するなら、RF24-105mm F4-7.1 IS STMが分かりやすい製品です。RF24-105mmは2020年発売の比較的新しい標準ズームで、24mmから105mmまでをカバーし、光学式手ブレ補正ISとSTMによるAF駆動を備えています。重量は約395gで、36年前のEF35-135mmより約30g軽くなっています。レンズ内手ブレ補正を持たない古いEFズームとの違いは大きく、特に手持ち撮影のしやすさでは現代のレンズに利点があります。</p>
<table>
<tbody>
<tr>
<th>項目</th>
<th>EF35-135mm USM</th>
<th>RF24-105mm STM</th>
</tr>
<tr>
<td>発売年</td>
<td>1990年</td>
<td>2020年</td>
</tr>
<tr>
<td>焦点距離</td>
<td>35〜135mm</td>
<td>24〜105mm</td>
</tr>
<tr>
<td>開放F値</td>
<td>F4〜5.6</td>
<td>F4〜7.1</td>
</tr>
<tr>
<td>AF駆動</td>
<td>リングUSM</td>
<td>STM</td>
</tr>
<tr>
<td>手ブレ補正</td>
<td>なし</td>
<td>あり</td>
</tr>
<tr>
<td>最短撮影距離</td>
<td>0.75m</td>
<td>AF時最短0.2m</td>
</tr>
<tr>
<td>最大撮影倍率</td>
<td>0.15倍</td>
<td>AF時最大0.4倍</td>
</tr>
<tr>
<td>重量</td>
<td>425g</td>
<td>395g</td>
</tr>
<tr>
<td>EOS Rへの装着</td>
<td>アダプター必要</td>
<td>直接装着</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>24mmと35mmでは、広角側の画角に大きな差があります。室内、建物、旅行先の風景などを一枚へ収めたい場合には24mmのほうが便利です。また、近接撮影性能もRF24-105mmが有利で、料理や小物、花などを大きく撮影する場合には、最短撮影距離0.75mのEF35-135mmより撮影の自由度があります。一方、EF35-135mmは望遠端が135mmまで伸び、F5.6を使用できるため、105mm F7.1のRFレンズとは異なる特徴を持っています。</p>
<p>両者は焦点距離も設計年代も異なるため、同じレンズを単純に新旧で置き換えた関係ではありません。古いEFレンズの魅力は、少ない費用で現在も使用できる点と、最新のRFレンズとは異なる描写や操作感を楽しめることです。EOS Rシリーズのレンズ構成を考えるうえでは、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-standard-zoom-lenses-overview/">EF標準ズームレンズの比較</a>も参考になります。</p>
<h3><span id="toc15">RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMはAPS-Cで大きな差が出る</span></h3>
<p>EOS R50やEOS R7などのAPS-Cミラーレスでは、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMが強力な比較対象になります。RF-S18-150mmは2022年発売で、APS-Cに最適化されたズームレンズです。35mm判換算約29〜240mm相当をカバーし、重量は約310g、レンズ内手ブレ補正も搭載しています。対してEF35-135mmをAPS-Cで使用すると換算56〜216mm相当で、重量は425gです。さらにEOS Rシリーズではマウントアダプターも必要になります。</p>
<p>最も大きな違いは広角側です。RF-S18-150mmなら、18mmで広い風景や室内を撮影できますが、EF35-135mmの35mm側では同じ範囲を写すことができません。望遠側ではRF-S18-150mmの150mmがわずかに長く、撮影可能な画角は全体として現代のRF-Sレンズのほうが広くなっています。また、最短撮影距離はRF-S18-150mmの広角側で0.17mと短く、近接撮影の自由度にも差があります。古いEFズームをAPS-C用の一本だけのレンズとして選ぶ場合には、この広角不足が大きな問題になります。</p>
<p>その一方、RF-S18-150mmはAPS-C用に設計されたレンズであり、EF35-135mmはフルサイズにも対応しています。EFレンズをEOS Kiss Digital XやEOS 5D Mark IIなど複数の一眼レフで使い分けたい場合には、EF35-135mmにも用途があります。また、価格が5,500円なら、広角レンズを別に所有している人が中望遠を追加するという考え方もできます。</p>
<p>現代のAPS-Cズームの使い勝手を基準にすると、EF35-135mmが不便な場面は少なくありません。しかし、古いレンズと現在のレンズでどれほど光学設計や機能が変化したのかを比較することも、この企画の目的です。RF-S18-150mmの特徴については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/rf-s18-150mm-f3-5-6-3-is-stm-versatile-magic/">RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの解説</a>でも紹介しています。</p>
<h3><span id="toc16">EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMと比べると手ブレ補正がない</span></h3>
<p>同じEFマウントで焦点距離が近い製品には、1998年発売のEF28-135mm F3.5-5.6 IS USMがあります。こちらは28mmから135mmまでをカバーし、レンズ内手ブレ補正ISを搭載しています。重量は549gとEF35-135mmの425gより重いものの、広角側が28mmまで使えることと、約2段分の手ブレ補正を備えている点が大きな違いです。EOS 5D Mark IIのようなボディ内手振れ補正のない一眼レフでは、手持ち撮影の使い勝手に差が出ます。</p>
<p>EF35-135mmが登場した1990年には、交換レンズ用の光学式手ブレ補正はまだ一般的ではありませんでした。そのため、手ブレを防ぐにはシャッタースピードを速くするか、三脚などを使用する方法が中心でした。1998年のEF28-135mmではISが追加され、標準ズームでも手持ち撮影を安定させるという考え方が進んでいます。この8年間の変化を見るだけでも、EFレンズの機能が進化してきたことが分かります。</p>
<p>望遠端135mmで手持ち撮影する場合、十分な明るさがあれば手ブレ補正のないEF35-135mmでも撮影できます。しかし、夕方や屋内ではシャッタースピードが低下しやすく、F5.6の明るさも制約になります。EOS Kiss Digital Xのように高感度性能が限られたボディでは、さらに撮影条件を選ぶことになります。手ブレ補正のあるレンズは、こうした場合にシャッタースピードを下げやすくなる一方、動く人物や動物の被写体ブレを防ぐものではありません。</p>
<p>同じ135mmまで使える標準ズームでも、発売年代によって設計思想は変わります。EF35-135mmはリアフォーカスの技術を実用化したレンズであり、EF28-135mmは手ブレ補正を搭載した高倍率標準ズームです。後年のEFズームと比較すると、5,500円のレンズがどの時代の性能を持っているのかが分かりやすくなります。EF28-135mmについては<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/magic-zoom-ef28-135mm-f3-5-5-6-is-usm/">EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMレビュー</a>でも詳しく取り上げています。</p>
<h2><span id="toc17">5,500円のEF35-135mmを今購入したら何を撮影できるか</span></h2>
<h3><span id="toc18">人物・街歩き・風景では焦点距離を使い分けて楽しめる</span></h3>
<p>EF35-135mm F4-5.6 USMを現在使うとしたら、最初に試してみたいのは人物や街歩きの撮影です。フルサイズなら35mmで周囲の景色を入れたスナップを撮り、50mm付近で自然な画角の写真を作り、85mmから135mmで人物や建物の一部分を切り取ることができます。レンズ交換をせずに焦点距離を変えられるため、一つの場所で異なる構図を作る楽しみがあります。APS-Cでは広角側が不足しますが、標準から望遠のレンズとして使えば、被写体を整理した写真を撮りやすくなります。</p>
<p>人物撮影では、135mm側を使って少し離れた位置から顔や上半身を写す方法が考えられます。F5.6なので、F1.8やF2.8の大口径レンズほど大きなボケは期待できませんが、望遠側で背景との距離を取ることで、人物を目立たせる構図は作れます。古い5枚羽根の絞りは、絞った際の背景の点光源の形状にも特徴が出る可能性があります。ボケがなめらかな円形になることを最優先した現代のレンズとは、異なる描写を楽しめそうです。</p>
<p>また、35mmから135mmの範囲を一つの被写体で撮り比べることもできます。例えば同じ人物をほぼ同じ大きさで写す場合、35mmでは近づいて撮り、135mmでは離れて撮る必要があります。その結果、背景の写る範囲や遠近感の印象が変わります。ズームレンズ一本で撮影距離と構図の関係を学べることは、古いレンズを使う楽しみの一つです。EOS 5D Mark IIと組み合わせれば、フルサイズでの35〜135mmという焦点域をそのまま体験できます。</p>
<p>同じEFレンズでも撮影距離と絞りを変えれば、写真の印象は大きく変わります。最新レンズと比べて周辺画質が弱い場合でも、主被写体の位置や絞りを調整することで、撮影の目的に合った写真を作れます。古いフルサイズ一眼レフを使った撮影については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/eos-5d-mark-ii-use-today/">EOS 5D Mark IIを今あえて使う理由</a>も参考になります。</p>
<h3><span id="toc19">野鳥撮影は近くに止まった鳥なら狙えるが望遠不足になりやすい</span></h3>
<p>野鳥撮影に使用する場合、EF35-135mm F4-5.6 USMの135mmという焦点距離は長いとはいえません。APS-CのEOS Kiss Digital Xでは換算約216mm相当になるため、近くの枝に止まった鳥や、大きなサギなどを撮影する用途には利用できます。一方、遠くの小鳥を大きく写すには望遠域が不足し、トリミングすると約1,010万画素の解像力では細部が失われやすくなります。現在の野鳥撮影で使われる400mm、500mm、600mmクラスのレンズとは、撮影できる距離や画面に占める鳥の大きさが異なります。</p>
<p>さらに、レンズには手ブレ補正がありません。EOS Kiss Digital XのようなAPS-C一眼レフでは、望遠端135mmで撮影するときに1/250秒程度以上を一つの目安とし、被写体の動きに応じてさらに速くする必要があります。止まっている鳥でも頭や体を細かく動かしているため、十分なシャッタースピードを確保したいところです。暗い林の中ではF5.6という開放F値が制約になり、ISO感度を上げると古いカメラのノイズが目立つ場合があります。</p>
<p>飛翔する野鳥の撮影は、さらに難しくなります。EOS Kiss Digital XのAFは9点で最高約3コマ／秒の連写なので、現在の被写体検出AFを搭載したミラーレスと比べれば、撮影者自身が鳥をAFフレーム内に捉え続ける必要があります。レンズのAFも1990年のリングUSMであり、高速で動く小鳥を追い続ける用途を前提に設計された最新望遠レンズとは異なります。飛んでいる鳥を撮影できないというわけではありませんが、撮影できる場面が限られます。</p>
<p>そのため、このレンズで野鳥を撮るなら、餌台や水飲み場など、鳥が現れる位置をある程度予測できる場所が向いています。定点で待ちながら近くへ来た鳥を撮る方法なら、焦点距離やAF性能の制約を小さくできます。本格的に離れた野鳥を撮るなら、EF75-300mmなどの長い望遠レンズが比較対象になります。焦点距離による撮影範囲の違いについては、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/canon-75-300mm-lens-comparison/">Canon 75-300mmレンズ比較</a>でも紹介しています。</p>
<h3><span id="toc20">周辺減光・解像力・逆光耐性を比較する楽しみがある</span></h3>
<p>36年前のレンズを現在使うなら、光学的な特徴を調べること自体を楽しめそうです。EF35-135mm F4-5.6 USMは、現代の高性能ズームのように画面全体で均一な解像力を得ることを最優先した製品ではありません。過去の実写レビューでは、望遠端の開放描写が柔らかいことや、逆光時のコントラスト低下、焦点距離による歪曲収差などが指摘されています。一方、絞ることで画質が改善するという報告もあり、撮影条件によって評価が変わるレンズです。</p>
<p>周辺減光についても、フルサイズとAPS-Cで見え方が異なります。EF35-135mmはフルサイズ対応のレンズなので、APS-Cではレンズが作る像の中央部分を利用します。このため、フルサイズで目立つ画面最外周の周辺減光や解像力の低下を避けられる場合があります。ただし、APS-Cだから周辺減光が完全になくなるわけではありません。焦点距離や開放F値、撮影条件によっては周辺光量の差が残ります。</p>
<p>実際に使用するとしたら、35mm、70mm、135mmで同じ被写体を撮り、開放、F5.6、F8、F11などの絞り値を比較する方法が考えられます。画面中央と四隅の解像力を確認し、どの焦点距離で描写が変わるのかを調べます。また、逆光で樹木や建物を撮影し、ゴーストやフレアがどのように現れるかを見ることもできます。こうした比較は最新レンズとの優劣を決めるだけでなく、レンズの光学設計による個性を理解する材料になります。</p>
<p>一方、今回の中古商品にはレンズ内部のゴミや薄い曇りが記載されています。実際の写りに変化があったとしても、それが製品本来の光学性能によるものなのか、中古個体の状態によるものなのかを分けて考える必要があります。特に逆光時のコントラスト低下は、レンズの設計だけでなく内部の曇りによって悪化する場合があります。古いレンズの光学性能を調べるうえでは、個体状態の影響も大切です。比較対象となるEFレンズの描写については、<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/magic-zoom-ef28-135mm-f3-5-5-6-is-usm/">EF28-135mm F3.5-5.6 IS USMの画質と弱点</a>でも取り上げています。</p>
<h2><span id="toc21">まとめ</span></h2>
<p>2026年10月9日、カメラのキタムラで見つけた中古Bランクの「EF35-135mm F4-5.6 USM」は税込5,500円、送料無料の商品でした。1990年3月発売、当時の価格は50,000円で、キヤノンが初めてズームレンズにリアフォーカス方式を採用した歴史的なレンズです。リングUSMによるAF、ガラスモールド非球面レンズ、35〜135mmの約3.9倍ズームを備え、当時のEFレンズ技術の発展を知るうえでも興味深い製品です。</p>
<p>今回の商品は、外観の小キズやスレ、レンズ内部のゴミ、わずかな曇りなどが記載されたBランク品です。レンズとしての設計は魅力的ですが、現在販売されている個体が発売時の光学性能を維持しているとは限りません。購入するとしたら、リングUSMの動作、ズームや絞りの状態、レンズ内部の状態などが実用性を左右します。価格が5,500円であることと、撮影時に正常に使えることは、別々に確認する項目です。</p>
<p>フルサイズ一眼レフなら35mmから135mmまでを標準ズームとして利用でき、風景、街歩き、人物など幅広い撮影を楽しめます。一方、APS-Cでは換算約56〜216mm相当になるため、広角域が不足する代わりに望遠側を利用しやすくなります。野鳥撮影については、近くに止まった鳥なら撮影対象になりますが、遠くの小鳥や飛翔する鳥には焦点距離やAFの制約があります。最新のRF-S18-150mmのようなレンズと比較すると、手ブレ補正、広角域、近接性能などに大きな差があります。</p>
<p>それでも、5,500円という価格から古いEFレンズの世界を楽しめることには意味があります。同じ日に3,500円で販売されていたEOS Kiss Digital Xと組み合わせれば、カメラとレンズで9,000円です。さらに記録媒体を加えると費用は増えますが、かつて数万円で販売されていた一眼レフと交換レンズを、現在では比較的少ない予算で組み合わせられます。1990年のレンズと2006年のデジタル一眼レフを使って、2026年に写真を撮るとしたらどうなるのか。最新カメラの性能だけを比較していては見えてこない、交換レンズの歴史と撮影の楽しみ方を考えられる組み合わせです。</p>
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