OM SYSTEM新レンズ2本の噂|40-150mm F4.5-5.6 R II・45mm F1.8 IIが公式動画に登場!現行型との違いと販売終了情報
OM SYSTEMの公式YouTube動画に、まだ正式発表されていない2本の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.5-5.6 R II」と「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 II」が登場し、注目を集めています。いずれもオリンパス時代から販売されている人気レンズの後継モデルとみられ、長年続いた製品ラインアップが新しい世代へ移行する可能性が出てきました。さらに、現行45mm F1.8については販売店で生産完了品として扱われる動きも確認されており、単なる製品名の噂にとどまらない展開になっています。
今回の情報で特に注目されるのは、OM SYSTEM自身が公開した動画に未発表のレンズ名が登場したことです。海外の噂サイトによる未確認情報だけであれば信頼性を慎重に考える必要がありますが、メーカーの公式動画に名称が掲載されたという点は重要です。一方、動画に登場した製品名と実際に発売される製品の仕様が一致するとは限らず、発売日や価格、防塵・防滴性能、光学設計の変更などは正式発表を待つ段階にあります。
2026年10月21日時点で、OM SYSTEMの国内公式製品一覧には、今回話題になった2本のII型は掲載されていません。そこで本記事では、公式動画に登場した情報、現行モデルの確定した仕様、販売終了に関する動き、過去のII型レンズから考えられる進化を分けて整理します。新型OM SYSTEM PENとの組み合わせや、現行レンズを購入する場合と新型を待つ場合の違いについても詳しく解説します。
OM SYSTEMの公式動画に未発表レンズ2本が登場
公式YouTube動画に40-150mm R IIと45mm F1.8 IIの名称
今回の情報が広まるきっかけとなったのは、OM SYSTEMの公式YouTubeチャンネルで公開された「The Big Walkthrough – PEN Edition with Chloe Kerley」という動画です。OM SYSTEMのリチャード氏がクロエ・カーリー氏と対談する内容で、その中に未発表のレンズ名が記載されたスライドが登場しました。2026年10月8日には海外のカメラ情報サイト43 Rumorsがこの内容を取り上げ、翌9日には日本国内でも報道されています。
動画で確認された名称は「40-150mm F4.5-5.6 R II」と「45mm F1.8 II」の2本です。現在販売されている40-150mm F4.0-5.6 Rと45mm F1.8には、この名称に対応する正式なII型が存在しないため、後継モデルを示している可能性があります。動画そのものがメーカーによって公開された点は注目に値しますが、スライドの表示は製品発表や発売決定を意味するものではありません。今回の動画の中心になっている新型PENの特徴については、OM SYSTEM PENは何が変わった?EVF・防塵防滴・121点位相差AFを解説でも詳しく紹介しています。
出演者の会話から新レンズの登場を予想する声
動画の中では、リチャード氏がクロエ氏に対して、紹介されたレンズを使ったことがあるか尋ねる場面があったと報じられています。クロエ氏は、まだそのレンズを持っていないものの、近くイベントがあり、その際にはさらに多くのレンズを試せるかもしれないという趣旨の発言をしています。これに対してリチャード氏も可能性を示唆する返答をしており、海外では新しいレンズの発表が近いのではないかと受け止められています。
もっとも、この会話だけで発表時期を確定することはできません。イベントが新製品発表会であることも明言されておらず、既存レンズを使用する撮影イベントという可能性もあります。また、スライドに使われたレンズの外観が製品版のものか、既存製品を加工した説明用のものかについても検討する必要があります。OM SYSTEMのレンズラインアップ全体については、OM SYSTEM PENの神レンズおすすめ12選|単焦点・ズームを用途別に比較で確認できます。
40-150mmのF4.5表記には不一致がある
今回の情報で見逃せないのが、40-150mmの開放F値です。公式動画のスライドには「40-150mm F4.5-5.6 R II」と記載されていますが、現行モデルの正式名称は「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R」であり、広角端の開放F値はF4.0です。さらに、報道された動画内のレンズ外観には従来と同じF4.0-5.6に相当する刻印が見えると指摘されています。
このため、新型で広角端の開放F値がF4.5へ変更されるのか、スライドに誤記があるのかは判断できません。仮にF4.0からF4.5へ変更されれば、開放時に取り込める光の量は約2割少なくなりますが、それに代わる小型化や光学性能の改善がある可能性も考えられます。正式仕様が公開されるまではF4.5を確定値として扱わず、名称の一部として区別するのが適切です。マイクロフォーサーズの焦点距離やF値の考え方については、マイクロフォーサーズ・Xマウント・Lマウント比較でも解説しています。
40-150mm F4.5-5.6 R IIはどのようなレンズになるのか
現行40-150mm F4.0-5.6 Rの性能と特徴
現行のM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 Rは、2011年9月に発売されたマイクロフォーサーズ用の望遠ズームレンズです。35mm判換算では80~300mm相当の画角をカバーし、重量はわずか約190g、収納時の全長は約83mmという小型軽量な構成が特徴です。運動会やスポーツ、動物園、旅行先での望遠撮影などに対応し、標準ズームでは届かない距離の被写体を比較的手軽に撮影できます。
光学系は10群13枚で、EDレンズやHRレンズを採用し、最短撮影距離は0.9m、最大撮影倍率は0.16倍です。AFには静止画と動画の両方に配慮したMSC機構を採用しており、軽量な望遠ズームとして長年販売されてきました。一方、レンズ自体には本格的な防塵・防滴構造が採用されておらず、屋外での使用環境によっては防滴対応レンズとの差が生まれます。OM SYSTEM PENのダブルズームキットに含まれる望遠レンズもこの現行モデルであり、OM SYSTEM PENを買ってはいけない理由7選では望遠撮影の限界も紹介しています。
| 項目 | 現行40-150mm F4.0-5.6 R |
|---|---|
| 発売日 | 2011年9月3日 |
| 焦点距離 | 40~150mm |
| 35mm判換算 | 80~300mm相当 |
| 開放F値 | F4.0~5.6 |
| レンズ構成 | 10群13枚 |
| 最短撮影距離 | 0.9m |
| 最大撮影倍率 | 0.16倍 |
| フィルター径 | 58mm |
| 大きさ | 約63.5×83mm |
| 重量 | 約190g |
| 防塵・防滴 | 非対応 |
新型40-150mm R IIに期待される防塵・防滴構造
新型40-150mm R IIで期待される改良の一つが、防塵・防滴構造の採用です。OM SYSTEMは2025年に17mm F1.8 IIと25mm F1.8 IIを発売し、従来の小型単焦点レンズへIPX1相当の防滴性能と防塵に配慮した設計を追加しました。同様の方向で40-150mmが改良されれば、携帯性を維持しながら屋外撮影への対応力を高めることができます。
例えば、運動会では天候が変化しても撮影を続ける場面があり、登山や旅行では小雨や砂ぼこりへの対策が重要になります。防滴対応ボディと組み合わせてシステム全体の耐候性を高められるなら、単純な画質向上とは異なる実用上の価値があります。ただし、40-150mm R IIの防滴対応は海外の噂サイトによる予想であり、正式な仕様ではありません。新型PENで使用できるレンズと撮影時の設定については、OM SYSTEM PENのおすすめ設定完全ガイドでも詳しく紹介しています。
光学性能と小型軽量性はどう変わるのか
40-150mm R IIが登場した場合、気になるのは光学設計の変更です。現行モデルは約190gという軽さが大きな魅力であり、300mm相当まで撮影できる望遠ズームとして携帯性に優れています。仮に新型でレンズ枚数を増やしたり、防塵・防滴のためのシーリングを追加したりすれば、重量や外形寸法に変化が生じる可能性があります。
一方、光学設計を基本的に維持するなら、製造上の改良やコーティングの変更、鏡筒構造の見直しなどによって使い勝手を高める方向も考えられます。現行モデルの弱点を考えると、望遠端の開放F5.6を維持しながら周辺画質や逆光耐性を改善できれば魅力的ですが、そのような改良が実施されるという情報は確認されていません。また、より高性能な40-150mm F4.0 PROとは価格帯や設計思想が異なるため、後継機にも小型軽量を重視した性格が求められます。望遠で画角が変わる仕組みについては、被写体との距離で写真はどう変わる?撮影距離・焦点距離・構図の基本でも解説しています。
45mm F1.8 IIはポートレートレンズの新世代モデルか
現行45mm F1.8は116gの小型中望遠レンズ
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8は、2011年9月にシルバーモデルが発売され、2013年6月にブラックモデルが追加された単焦点レンズです。マイクロフォーサーズでは35mm判換算90mm相当の画角になり、人物の顔や上半身を自然な距離から撮影するポートレート用途に適しています。開放F1.8という明るさを備えながら、重量約116g、全長約46mmという小型軽量な設計を実現しています。
レンズ構成は8群9枚で、最短撮影距離は0.5m、フィルター径は37mmです。MSC機構による静粛なAFや反射を抑えるZEROコーティングを採用し、背景ボケを利用した人物写真だけでなく、花や小物、ペットなどの撮影にも活用できます。大口径単焦点を比較的手軽に導入できることから、マイクロフォーサーズの代表的なレンズとして長く親しまれてきました。新型PENとの組み合わせについては、OM SYSTEM PENの神レンズおすすめ12選でも取り上げています。
| 項目 | 現行45mm F1.8 |
|---|---|
| 発売日 | 2011年9月9日(シルバー) |
| 焦点距離 | 45mm |
| 35mm判換算 | 90mm相当 |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 8群9枚 |
| 最短撮影距離 | 0.5m |
| 最大撮影倍率 | 0.11倍 |
| フィルター径 | 37mm |
| 大きさ | 約56×46mm |
| 重量 | 約116g |
| 防塵・防滴 | 非対応 |
45mm F1.8 IIでもっとも期待される改良
45mm F1.8 IIに期待されているのも、防塵・防滴への対応です。2025年に発売された17mm F1.8 IIと25mm F1.8 IIは、従来型の基本的な画角や明るさを引き継ぎながら、耐候性を高めたモデルとして登場しました。45mmにも同様の改良が加われば、35mm判換算34mm、50mm、90mm相当の小型F1.8単焦点レンズを、防滴対応のシリーズとして揃えられることになります。
この3本が揃えば、広角スナップ、標準画角の日常撮影、中望遠ポートレートという用途を、統一感のあるレンズ構成で使い分けられます。特に新型PENはPENシリーズで初めて防塵・防滴に対応したため、小型の単焦点レンズまで耐候性が揃うことには意味があります。一方、45mm F1.8 IIの重量、外形寸法、光学系、AF駆動方式などは未発表であり、17mmや25mmと同じ改良が実施されるとは確定していません。PENの単焦点レンズを使った撮影については、OM SYSTEM PENの使いこなし完全ガイドで紹介しています。
45mm F1.8 IIで画質は大きく変わるのか
新型レンズが登場すると解像力や背景ボケの改善に期待が集まりますが、現行45mm F1.8はすでに高い描写性能を持つレンズとして評価されています。開放F1.8から十分な背景ボケを得られ、人物の輪郭を自然に描写しながら背景を整理しやすい画角です。光学設計を大きく変更しなくても、長所を引き継ぎながらコーティングや機構面を改善するという製品更新には意味があります。
一方、近年のカメラはAF性能や動画機能が進歩しており、レンズ側の応答性や動作音が使い勝手に影響します。新型でAFモーターの制御やフォーカス機構が改善されれば、動く人物やペットの撮影でも効果を期待できますが、具体的な変更内容は確認されていません。また、同じ90mm相当の画角ではパナソニックの42.5mm F1.7など競合製品も存在するため、新型の価格設定も重要になります。マイクロフォーサーズ用の他社製レンズについては、OM SYSTEM PENのサードパーティーレンズおすすめで比較しています。
17mm・25mm F1.8 IIから考える新型レンズの進化
2025年登場の17mm F1.8 IIは防塵・防滴に対応
OM SYSTEMは2025年3月1日にM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8 IIを発売しました。焦点距離は17mm、35mm判換算34mm相当、開放F値はF1.8で、重量は約112gです。従来の17mm F1.8が持っていた小型軽量なスナップ用レンズという特徴を引き継ぎながら、IPX1相当の防滴性能と防塵に配慮した設計が採用されています。
17mmは人物だけでなく周囲の街並みや風景も写し込みやすく、旅行や日常のスナップ撮影に適した画角です。新型では防滴対応ボディとの組み合わせによって屋外での使用範囲を広げられるようになり、従来の小型単焦点レンズに耐候性を加える方向性が示されました。今回噂される45mm F1.8 IIが同様の考え方で開発されているなら、小型レンズを使った撮影システム全体の完成度を高めることになります。新型PENの防滴性能については、OM SYSTEM PENは何が変わった?で詳しく解説しています。
25mm F1.8 IIも耐候性を高めた第2世代レンズ
M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8 IIも2025年3月1日に発売されたモデルで、35mm判換算50mm相当の標準画角を備えています。開放F1.8の明るさを維持しながら、IPX1相当の防滴性能と防塵に配慮した構造を採用し、重量は約156gです。標準画角は人物、料理、街角、身近な小物など幅広い被写体に対応し、マイクロフォーサーズの小型軽量性を生かしやすい焦点距離です。
17mm F1.8 IIと25mm F1.8 IIが同時期に更新されたことは、OM SYSTEMが従来の小型単焦点レンズを継続して展開する姿勢を示しています。45mm F1.8も同じシリーズに属するため、次に更新されるレンズとして名前が挙がることには自然な流れがあります。ただし、現行45mmと新型候補の仕様を比較できる資料はまだなく、光学構成の維持や防滴対応について断定することはできません。標準レンズと中望遠レンズの使い分けについては、被写体との距離で写真はどう変わる?で解説しています。
防塵・防滴だけでなく操作性やデザインにも注目
OM SYSTEMへのブランド移行に伴い、交換レンズの外観やロゴにも変化が見られます。従来のOLYMPUSブランドで販売されていたレンズがOM SYSTEMブランドへ移行する際には、鏡筒デザインや刻印の変更も考えられます。公式動画に登場したレンズの外観が既存製品に似ていることから、名称や外装を中心とした更新を予想する声もあります。
一方、カメラの操作性を考えると、外観以上に重要なのはAFの動作、ピントリングの感触、フードの使いやすさ、フィルター径、ボディとの重量バランスです。特に45mm F1.8は小型軽量が大きな魅力なので、防滴構造が追加されても携帯性をどこまで維持できるかが注目されます。40-150mmについても、従来と同じように軽量なまま携行できることが重要であり、単純に大型の高性能レンズへ変更されると製品の性格そのものが変わります。レンズ選択と撮影用途の関係については、OM SYSTEM PEN完全ガイドでも詳しく説明しています。
45mm F1.8など既存レンズの販売終了情報
45mm F1.8が販売店で生産完了品として扱われる
新型45mm F1.8 IIの噂と重なるように、現行M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8の販売状況にも変化が出ています。2026年10月17日に報じられた情報では、マップカメラが同製品を生産完了品として掲載しており、ヨドバシカメラでも販売終了となっていました。一方、カメラのキタムラやビックカメラでは販売が続いているという情報もあり、販売店によって在庫と取扱状況が異なっています。
販売店で生産完了品として扱われることは、メーカーからの新製品発表とは別の情報です。流通在庫が残っている場合には、生産完了後も一定期間購入できることがあります。また、販売店の表示だけでは、後継機への切り替えによる終了なのか、単純な商品整理なのかを確定することはできません。現行45mmの長所や用途については、OM SYSTEM PENの神レンズおすすめ12選で詳しく紹介しています。
7-14mm F2.8 PROにも生産完了の情報
45mm F1.8と同時に注目されたのが、M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROです。このレンズについてもマップカメラで生産完了品として扱われていると報じられ、既存レンズのラインアップ再編が話題になっています。7-14mm F2.8 PROは35mm判換算14~28mm相当の超広角ズームであり、40-150mmや45mmとは用途も価格帯も大きく異なる高性能レンズです。
7-14mm F2.8 PROについては、45mm F1.8 IIのように具体的な後継製品名が公式動画へ登場したという情報は確認されていません。そのため、生産完了品としての取扱いが始まったことと、新しいII型が開発されているという話は区別する必要があります。既存製品が終了する場合でも、ブランド変更、製品構成の見直し、別の焦点距離への移行など複数の可能性が考えられます。超広角レンズを含めたマイクロフォーサーズの選択肢については、OM SYSTEM PENのサードパーティーレンズおすすめでも紹介しています。
販売終了と後継レンズの発売は必ずしも同時ではない
交換レンズの世代交代では、旧製品の生産が終了してから後継製品が発売されるまでに期間が空くことがあります。逆に、旧製品と新製品が一定期間併売される場合もあり、販売店の在庫状況だけから発売時期を予測することは難しいものです。特に長年販売されているレンズでは、生産や流通の事情によって取扱店舗ごとに状況が異なることもあります。
現行45mm F1.8は2011年から続く製品であり、今回のII型の噂が事実なら約15年を経て本格的な世代交代が行われることになります。40-150mm F4.0-5.6 Rも同じく2011年発売のレンズなので、両製品が同時期に更新されればOM SYSTEMの小型レンズ群にとって大きな変化です。ただし、販売終了情報と新型レンズの噂はそれぞれ別の経路から出ているため、一方がもう一方を証明するものではありません。新型PENの製品展開と関連アクセサリーについては、OM SYSTEM PENが予約殺到!人気の理由と納期情報でも取り上げています。
新型OM SYSTEM PENとの組み合わせはどうなるのか
防滴対応PENに小型レンズが揃う可能性
新型OM SYSTEM PENは、約2037万画素のマイクロフォーサーズセンサー、121点オールクロス像面位相差AF、電子ビューファインダー、5軸ボディ内手振れ補正を備えています。さらにPENシリーズで初めて防塵・防滴に対応し、日常のスナップ撮影から屋外での本格的な撮影まで対応範囲を広げました。これまでのPENが持っていた軽快なデザインを維持しながら、撮影機能を大きく充実させたモデルです。
新型PENと同時に登場した14-42mm F3.5-5.6 IIIは防滴に対応していますが、ダブルズームキットの40-150mm F4.0-5.6 Rには同様の防滴性能がありません。仮に新型40-150mm R IIが防滴に対応すれば、標準ズームから望遠ズームまで耐候性を備えた小型システムを構築しやすくなります。また、45mm F1.8 IIにも防滴構造が採用されれば、人物撮影用の明るい単焦点まで統一できることになります。新型PENと旧型PENの違いについては、OM SYSTEM PEN完全ガイド|特徴・性能・画質・メリットとデメリットで比較しています。
40-150mm R IIは旅行・運動会・動物撮影に向くか
40-150mmという焦点距離は、旅行や運動会、動物園などで活用しやすい望遠域です。マイクロフォーサーズでは80~300mm相当の画角となるため、広い場所で離れた人物を撮影したり、動物園の柵の向こうにいる動物を大きく写したりする場合に役立ちます。新型PENの像面位相差AFや電子ビューファインダーと組み合わせれば、従来のPENよりも動く被写体を追いやすい撮影環境が期待できます。
ただし、焦点距離150mmの望遠端は300mm相当なので、小さな野鳥を遠距離から撮影する用途では不足する場合があります。本格的な野鳥撮影であれば75-300mm F4.8-6.7 IIや100-400mmクラスなど、さらに長いレンズが候補になります。一方、日常的な旅行で超望遠レンズを持ち歩く必要がない場合には、40-150mmの軽さとズーム範囲が扱いやすい特徴になります。望遠撮影に合わせたAF設定については、OM SYSTEM PENのおすすめ設定完全ガイドで詳しく紹介しています。
45mm F1.8 IIは新型PENの人物撮影を広げるか
新型PENに45mm F1.8クラスの単焦点を組み合わせると、90mm相当の中望遠画角を利用したポートレート撮影ができます。標準ズームと比較してF1.8の明るさを生かしやすく、人物と背景の距離を工夫することで自然な背景ボケを作れます。また、画角が狭いため背景に入る余計なものを整理しやすく、人物の表情や身近な被写体を印象的に写す用途にも適しています。
現行45mm F1.8と新型PENを組み合わせた場合、バッテリーとメモリーカードを含む合計重量は約509gです。新型45mm F1.8 IIの重量は未発表ですが、同程度の携帯性を維持できれば、普段の散歩や旅行でも持ち出しやすい構成になります。新型PENは人物認識や瞳AFなどにも対応しているため、レンズ側のAF制御がどのように改良されるかによって使い勝手にも違いが生まれる可能性があります。人物やスナップでの使いこなしについては、OM SYSTEM PENの使いこなし完全ガイドで紹介しています。
新型レンズを待つべきか、現行モデルを購入するべきか
現行40-150mm Rを選ぶ場合の判断材料
現行40-150mm F4.0-5.6 Rは、すでに性能や仕様が明らかになっているレンズです。約190gの軽さと300mm相当の望遠画角は、旅行、運動会、動物園、身近な風景撮影などに十分役立ちます。撮影に必要な性能をすでに備えている場合、後継モデルの噂だけで現行製品の実用性が失われることはありません。
一方、屋外での防滴性能を重視するなら、新型の正式仕様を確認する価値があります。現行レンズは防滴に対応していないため、雨天での撮影を重視する場合には、すでに防滴性能を持つ40-150mm F4.0 PROなどとの比較も必要になります。また、現行モデルは小型軽量性を重視した設計なので、画質やレンズの明るさを最優先する場合にはPROシリーズとの違いが重要です。PENに装着する望遠ズームの選択については、OM SYSTEM PENの神レンズおすすめ12選でも比較しています。
45mm F1.8は現行モデルでも十分使えるのか
現行45mm F1.8は、F1.8の明るさ、90mm相当の画角、約116gの軽さを備えた実績のある単焦点レンズです。ポートレートや身近な被写体の撮影では、現行モデルでも背景ボケを生かした写真を撮影できます。新型の光学性能がどこまで改善されるかは不明なので、II型という名称だけで画質が大幅に向上すると判断することはできません。
新型に期待される最大の違いは防塵・防滴性能であり、実際に採用されるかどうかが選択の重要なポイントになります。屋内中心の人物撮影や天候の安定した環境で使用するなら、現行45mm F1.8の小型軽量性と明るさは引き続き魅力です。一方、17mm F1.8 IIや25mm F1.8 IIと合わせて耐候性のある単焦点レンズを揃えたい場合には、新型45mmの仕様が重要になります。現行モデル以外の人物撮影用レンズについては、OM SYSTEM PENのサードパーティーレンズおすすめでも解説しています。
発売時期・価格・仕様で注目したいポイント
40-150mm R IIと45mm F1.8 IIについて、正式な発売日や販売価格は発表されていません。公式動画に登場したという情報はありますが、それだけで発売が目前に迫っていると断定することはできません。今後製品発表が行われた場合には、名称だけでなく現行モデルとの性能差を比較することが重要になります。
40-150mm R IIでは広角端F値がF4.0なのかF4.5なのか、防塵・防滴に対応するのか、重量や全長がどの程度変わるのかが注目点です。45mm F1.8 IIでは、従来の116gという軽さを維持できるのか、光学設計やAFが改良されるのか、防滴性能が追加されるのかが購入判断を左右します。また、販売終了が伝えられている現行モデルの価格や在庫状況によって、新旧モデルの価格差も変わる可能性があります。新型PEN自体の発売状況については、OM SYSTEM PENの納期はいつ?過去のPENと人気カメラの納品実績から検証で紹介しています。
まとめ
OM SYSTEMの公式YouTube動画に、未発表の「40-150mm F4.5-5.6 R II」と「45mm F1.8 II」という2本のレンズ名が登場しました。いずれも2011年から続く現行モデルの後継とみられ、海外では防塵・防滴構造を採用した第2世代レンズになるのではないかと予想されています。さらに、現行45mm F1.8が一部販売店で生産完了品として扱われる動きもあり、製品ラインアップの更新を連想させる状況になっています。
今回の噂で最も重要なのは、メーカーの公式動画に名称が登場したという事実と、正式な製品仕様が未発表であるという点を分けることです。40-150mmのF4.5という表記は現行モデルのF4.0と一致しておらず、実際の開放F値は確定していません。また、防塵・防滴対応、光学性能の改善、発売日、販売価格についても現段階では未確認です。
新型OM SYSTEM PENが防塵・防滴に対応したことを考えると、軽量な望遠ズームと中望遠単焦点まで同じ方向で進化することには大きな意味があります。17mm F1.8 II、25mm F1.8 IIに45mm F1.8 IIが加われば、小型で明るい単焦点レンズの選択肢がさらに充実します。40-150mm R IIも携帯性を維持しながら耐候性を高めるなら、旅行や運動会などで使いやすい望遠ズームとして魅力が増すでしょう。
OM SYSTEMが長年販売してきた小型レンズをどのように更新するのか、今後の正式発表が注目されます。特に40-150mm R IIの開放F値、防塵・防滴性能、45mm F1.8 IIの重量と光学構成は、新旧モデルの違いを判断するうえで重要です。新型PENの登場に続き、交換レンズのラインアップまで新しい世代へ移行するのか、OM SYSTEMの今後の製品展開を考えるうえでも興味深い動きといえます。



