ニコン純正角型フード「HN-OG01」発表|40mm F2・28mm F2.8に対応、価格・発売日・特徴を解説
ニコンイメージングジャパンは2026年10月29日、Zマウント用単焦点レンズ「NIKKOR Z 40mm f/2」と「NIKKOR Z 28mm f/2.8」に対応する純正角型レンズフード「スクエアフード HN-OG01」を発表しました。アルミニウム製の本体と直線的なスクエアデザインを採用し、レンズの外観を引き立てるアクセサリーとして登場します。通常モデルだけでなく、クラシカルな外観を持つSpecial Editionにも対応しています。
発売予定日は2026年11月19日で、予約受付は11月5日10時から開始されます。価格はオープンプライスで、ニコンダイレクト販売価格は8,800円(税込)です。ニコンが既に販売している丸型レンズフード「HN-43」に、新しいデザインの選択肢が加わることになります。
今回のスクエアフードは、単にレンズ先端の形状を変えるだけでなく、カメラ全体の外観にも注目した製品です。特にクラシカルなデザインの「Nikon Zf」と組み合わせることで、従来とは異なる雰囲気を楽しめます。この記事では、HN-OG01の発売情報、仕様、対応レンズ、丸型フードとの違い、購入時に確認したいポイントまで詳しく解説します。
ニコン純正スクエアフード「HN-OG01」の特徴
スクエアフード HN-OG01は、ニコンの小型単焦点レンズ2機種を対象として開発された純正アクセサリーです。角型のデザインとアルミニウムの質感を組み合わせ、装着したときの外観に重点を置いています。ニコンの公式製品案内でも、撮影する道具としての魅力と、所有する楽しさの両方を意識した製品として紹介されています。
アルミニウム製の角型デザインを採用
HN-OG01の最大の特徴は、一般的な円形や花形とは異なる角型デザインです。レンズ先端に直線的な輪郭を加えることで、カメラ全体の印象を変えられます。特に直線を生かしたデザインのカメラや、フィルムカメラを思わせる外観のモデルでは、角型フードがアクセントになります。
フード本体と固定用リングにはアルミニウムを採用し、Oリングにはシリコーンを使用しています。金属製ならではの質感を持たせながら、装着時の外観を整えた構造です。樹脂製フードとは素材の印象が異なり、レンズ先端に金属製アクセサリー特有の存在感が生まれます。
ニコンはHN-OG01を単なる遮光部品ではなく、カメラを所有する満足感にもつながるアクセサリーとして位置付けています。NIKKOR Z 40mm f/2や28mm f/2.8は小型軽量という特徴を持つレンズですが、角型フードを追加することで外観に変化を付けられます。小型単焦点レンズを装着したカメラのデザインにこだわりたいユーザーにとって、注目したいアクセサリーです。
カメラのデザインそのものを楽しむ視点については、カメラそのもののデザインに魅力を感じたから、欲しくなったミラーレスは?8機種を紹介でも詳しく取り上げています。Nikon Zfをはじめ、外観が購入動機になるカメラの魅力を紹介しています。HN-OG01のようなアクセサリーを選ぶ際にも、参考になる内容です。
質量約50gの金属製フード
HN-OG01の公称質量は約50gです。フード本体とリングにアルミニウムを採用しており、小型レンズへ取り付けるアクセサリーとしては金属の質感を重視した構成になっています。軽量な樹脂製フードとは異なり、フード自体にも一定の重量があります。
NIKKOR Z 40mm f/2と28mm f/2.8は、どちらも日常的に持ち歩きやすい小型単焦点レンズです。HN-OG01を追加するとレンズとフードを合わせた重量は増えますが、角型デザインによって外観の印象も変わります。重量を最小限に抑えることを優先するか、金属製の外観を楽しむかによって評価が分かれる部分です。
スクエアフードの装着によって変化するのは、主にレンズ前面の形状と外観です。レンズの焦点距離や開放F値、光学構成が変わるわけではありません。フードそのものに光学レンズが組み込まれているわけでもないため、アクセサリーとしての役割を理解して選ぶことが重要です。
レンズやアクセサリーの大きさを考える際には、最大径とフィルター径を区別する必要があります。レンズの最大径とは?フィルター径との違い・収納・ジンバル選びを解説では、外形寸法とアクセサリーの関係を紹介しています。カメラバッグへの収納や持ち運びを考える際にも役立ちます。
発売日・価格・仕様一覧
ニコンは2026年10月29日の発表で、HN-OG01を11月19日に発売することを明らかにしました。予約販売受付は11月5日10時から開始され、ニコンダイレクトなどで取り扱われます。メーカーが公表した仕様と販売情報を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | スクエアフード HN-OG01 |
| メーカー | ニコン |
| 発表日 | 2026年10月29日 |
| 発売予定日 | 2026年11月19日 |
| 予約開始日 | 2026年11月5日10時 |
| 価格 | オープンプライス |
| ニコンダイレクト販売価格 | 8,800円(税込) |
| 質量 | 約50g |
| フード・リング素材 | アルミニウム |
| Oリング素材 | シリコーン |
| 対応レンズ | NIKKOR Z 40mm f/2、NIKKOR Z 28mm f/2.8、および各Special Edition |
| JANコード | 4955478188100 |
今回の製品は、焦点距離ごとに別々の型番を用意する方式ではありません。HN-OG01という1種類のフードで、40mmと28mmの両方に対応します。既に2本を所有している場合は、同じフードを付け替えて使用できます。
レンズフードはカメラ本体を買い替えても、対応レンズを使い続ける限り利用できるアクセサリーです。単焦点レンズを長期間使用する場合、フードの形状や素材も機材選びの一部になります。単焦点レンズの魅力と難しさ|ズームとの違い・焦点距離別の選び方・使い方を徹底解説では、単焦点レンズの特徴と使い方を詳しく紹介しています。
HN-OG01が対応する4種類のNIKKOR Zレンズ
HN-OG01は、40mmと28mmの2つの焦点距離に対応しています。通常モデルに加えて、外観を変更したSpecial Editionにも取り付けられるため、対応製品は合計4種類になります。ニコン公式製品ページで案内されている対応レンズを確認します。
NIKKOR Z 40mm f/2と40mm f/2(SE)
NIKKOR Z 40mm f/2は、フルサイズ対応の小型標準単焦点レンズです。焦点距離40mmは35mmと50mmの中間に位置し、日常のスナップ、旅行、人物、料理など幅広い被写体に使いやすい画角を持っています。開放F値はF2で、背景をぼかした撮影や、光量が少ない場所での撮影にも活用できます。
このレンズにHN-OG01を装着すると、丸みのある小型レンズの先端に直線的な角型フードが加わります。標準的な円形フードとは異なるシルエットになり、カメラ全体のデザインにも変化が生まれます。特に小型単焦点レンズを付けたまま街歩きを楽しむ場合、撮影機材としての外観にこだわる楽しみが広がります。
NIKKOR Z 40mm f/2には、外観をクラシカルに仕上げたSpecial Editionも用意されています。40mm f/2(SE)は、フィルムカメラ時代のニッコールレンズを思わせるデザインが特徴です。HN-OG01は、このSpecial Editionにも対応しています。
40mmという焦点距離の使い方については、40mm単焦点の使い道|スナップ・旅行・人物撮影で生かす方法で詳しく解説しています。35mmや50mmとの画角の違い、撮影距離、背景の整理方法などを紹介しています。HN-OG01を装着するレンズを選ぶ際にも、40mmの特徴を理解しておくと使い道を具体的に考えられます。
NIKKOR Z 28mm f/2.8と28mm f/2.8(Special Edition)
NIKKOR Z 28mm f/2.8は、焦点距離28mmの広角単焦点レンズです。40mmと比較すると広い範囲を撮影でき、街並み、建物、旅行先の風景、室内などに向いています。小型軽量という特徴を持ち、日常的に持ち歩く広角レンズとして活用できます。
28mmは、35mmより広い画角を持ちながら、超広角レンズほど極端な遠近感を必要としない撮影に使いやすい焦点距離です。例えば街中の建物を背景とした人物写真では、人物と周囲の景色を一緒に収められます。室内では撮影者が後ろへ下がれる距離が限られるため、40mmより広い28mmが便利になる場面もあります。
この28mm f/2.8にも、通常モデルとは外観の異なるSpecial Editionが設定されています。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は、クラシカルなデザインを特徴とするモデルです。HN-OG01は通常版とSpecial Editionの両方に対応しているため、使用するレンズの外観に合わせて角型フードを組み合わせられます。
28mmで撮影する場合は、画面の周辺まで広く写ることを意識する必要があります。背景に不要な物が入り込んだり、人物へ近づきすぎると遠近感が強く表れたりするため、撮影位置と構図の工夫が重要です。28mm単焦点の使い道|スナップ・風景・ポートレートでどう使う?では、28mmを使った撮影方法を詳しく紹介しています。
通常モデルとSpecial Editionの両方に対応
HN-OG01の対応レンズは、ニコン公式製品ページで次の4種類が案内されています。通常モデルとSpecial Editionでフードの型番を分ける必要はありません。40mmと28mmのどちらを使用する場合でも、同じHN-OG01を取り付けられます。
| 対応レンズ | 対応状況 |
|---|---|
| NIKKOR Z 40mm f/2 | 対応 |
| NIKKOR Z 40mm f/2(SE) | 対応 |
| NIKKOR Z 28mm f/2.8 | 対応 |
| NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition) | 対応 |
Special Editionの魅力は、レンズの描写性能だけでなく、外観そのものにもあります。往年のニッコールレンズを思わせる意匠を採用しており、Nikon ZfやZ fcのようなクラシカルなデザインのカメラと組み合わせる楽しさがあります。HN-OG01を追加することで、レンズ前面の印象にも変化を加えられます。
ニコンが公式製品案内で掲載している装着例には、Zf シルバーが使用されています。シルバーのボディと黒いレンズ、角型フードという組み合わせは、クラシカルなカメラを好むユーザーにとって注目したい構成です。Nikon Zfの特徴や40mm f/2(SE)との組み合わせについては、Nikon Zf完全ガイド|特徴・性能・画質・メリットとデメリットで詳しく解説しています。
角型レンズフードの役割と撮影上のメリット
レンズフードには、外観を整える以外にも撮影上の役割があります。代表的なのは、画面の外から入り込む不要な光を遮ることです。HN-OG01はニコンが対応レンズを指定した専用フードであり、アクセサリーとしての外観と遮光という基本的な機能を組み合わせています。
逆光時のフレアやゴーストを抑える仕組み
レンズフードの基本的な役割は、撮影画面の外側からレンズへ入る不要な光を遮ることです。太陽や強い照明が画面の外側にある場合、光が前玉へ斜めから入り込むことで、フレアやゴーストが発生することがあります。フードはこうした光の一部を遮り、コントラストの低下や不要な反射を抑えるために使用します。
フレアは、写真全体が白っぽくなったり、コントラストが低下したりする現象です。ゴーストは、強い光源の影響によって光の輪や斑点などが画像に現れる現象を指します。発生の仕方はレンズの光学構成、コーティング、光源の位置などによって変わります。
角型フードも、円形フードや花形フードと同じく、不要な光を遮るためのアクセサリーです。フードの形状によって遮光する範囲は変わるため、レンズの画角に合わせた設計が重要になります。HN-OG01は28mmと40mmの両方を対象とするニコン純正品です。
フードを使用しても、太陽そのものが画面内に入っている場合などにはフレアやゴーストが発生します。レンズフードはすべての反射を消す装置ではなく、画面外からの不要な入射光を抑えるための部品です。フレアとゴーストの違いや発生する仕組みについては、フレアとは?写真に起こる原因とゴーストとの違い・防ぎ方・活かし方で詳しく解説しています。
角型フードと丸型フードでは何が違うのか
レンズフードには、円形、花形、角型など複数の形状があります。円形フードはレンズ先端から一定の形状で張り出す構造で、花形フードは撮影画面の形に合わせて部分的に深さを変えた構造です。角型フードは直線的な開口部を持つため、レンズやカメラの外観に独特の印象を与えます。
今回のHN-OG01では、特に金属製の質感と角型デザインが重視されています。ニコンが公開した装着例を見ると、丸型フードとは異なる直線的なシルエットを持っています。クラシカルなカメラと組み合わせた際の統一感も、製品の特徴の一つです。
レンズフードの性能を考える場合は、形状だけでなく、使用するレンズの画角やフードの深さも関係します。一般に、広角レンズでは画面の周辺まで光を取り込む必要があるため、遮光部分を過度に深くすると画面の隅が暗くなる原因になります。望遠レンズでは画角が狭いため、長いフードを設けやすくなります。
HN-OG01は、28mmという広角と40mmという標準寄りの焦点距離の両方に対応しています。単純にフードの深さだけで遮光性能を比較するのではなく、対応レンズに合わせて設計されたアクセサリーとして考えることが重要です。レンズコーティングとレンズフードの関係については、光を操る魔法:レンズコーティングの秘密でも紹介しています。
レンズ前面を保護する役割もある
レンズフードには、前玉の周囲に張り出すことで、外部の物が直接レンズ面に触れる機会を減らす役割もあります。例えばカメラを持ち歩く際に、手や衣服、周囲の物がレンズ前面へ接触することを抑えられます。撮影時にレンズ先端へ不用意に指が触れることを防ぐうえでも役立ちます。
屋外で撮影していると、レンズ前面に日差しだけでなく、細かな雨粒や周囲の水滴が入り込む場面もあります。フードを装着すると前玉の周囲にひさしのような部分ができるため、入射する光や一部の水滴に対する遮蔽効果が得られます。角型フードの場合も、レンズ前面から張り出す形状がこうした役割を担います。
一方、レンズ保護フィルターは、レンズ前面にガラスを追加することで汚れや接触から前玉を守るアクセサリーです。フードとフィルターは役割が異なり、両方を組み合わせる使い方もできます。HN-OG01では、ニコン純正の52mm保護フィルターとの組み合わせが公式に案内されています。
レンズ前面の保護を考える際には、保護フィルターの仕組みや種類も理解しておくと役立ちます。カメラ用レンズフィルター完全ガイド|PL・ND・保護・可変NDの効果と選び方では、保護フィルターの役割や、撮影効果を持つ各種フィルターの特徴を詳しく紹介しています。
HN-OG01と従来の純正フード「HN-43」を比較
ニコンは、NIKKOR Z 40mm f/2と28mm f/2.8に対応する丸型レンズフード「HN-43」を既に販売しています。HN-43は2025年10月31日に発売された製品で、40mmと28mmの通常モデルおよびSpecial Editionに対応しています。今回のHN-OG01は、その選択肢に角型デザインを追加する製品です。
HN-43は丸型、HN-OG01は角型
HN-43とHN-OG01の最も分かりやすい違いは、フードの外観です。HN-43は丸型のレンズフードで、レンズの円筒形状と自然につながるデザインを採用しています。HN-OG01は角型の開口部を持ち、装着するとカメラの正面から見た印象が大きく変わります。
HN-43は、NIKKOR Z 28mm f/2.8、40mm f/2、それぞれのSpecial Editionに対応しています。加えて「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」にも対応することが、ニコン公式製品ページに記載されています。新しいHN-OG01では、対応レンズとして40mmと28mmの4種類が案内されています。
つまり、対応レンズの範囲にも違いがあります。40mmと28mmのレンズを使用する場合は、どちらのフードも純正アクセサリーとして選択できます。DX MC 35mm f/1.7を使用する場合は、メーカーが対応製品として案内しているHN-43が選択肢になります。
| 比較項目 | HN-OG01 | HN-43 |
|---|---|---|
| 形状 | 角型 | 丸型 |
| 発売日 | 2026年11月19日予定 | 2025年10月31日 |
| 40mm f/2 | 対応 | 対応 |
| 40mm f/2(SE) | 対応 | 対応 |
| 28mm f/2.8 | 対応 | 対応 |
| 28mm f/2.8(SE) | 対応 | 対応 |
| DX MC 35mm f/1.7 | 対応製品に記載なし | 対応 |
| 主な特徴 | アルミ製の角型デザイン | 丸型デザイン |
角型と丸型のどちらを選ぶかは、使用するレンズとカメラの組み合わせによって考えられます。外観の一体感を重視する場合は、装着した状態でのシルエットが重要になります。光学性能だけでなく、持ち歩く機材としての楽しさを重視する場合にも、フードの選択は意味を持ちます。
ニコンの交換レンズは、Fマウント時代から多様な形状やデザインを持つ製品が展開されてきました。ニコンFマウントからZマウントまでの歴史|AI・AF-S・FTZの互換性を時系列で解説では、ニッコールレンズの歴史とマウントの変遷を紹介しています。クラシカルな外観を持つSpecial Editionを理解するうえでも、ニコンのレンズ史は興味深いテーマです。
丸型フードと角型フードの選び方
HN-43とHN-OG01を比較する場合、最初に考えたいのはカメラに装着したときの外観です。丸型フードはレンズ本体の円筒形状を延長したような印象になり、角型フードは直線的なデザインが強調されます。Nikon Zfのようなクラシカルなボディでは、角型フードを装着することで正面から見た形状に特徴が生まれます。
次に考えたいのが、普段の撮影でどの程度フードを取り付けたまま持ち歩くかという点です。スナップ撮影ではカメラを首や肩から下げ、必要な場面ですぐに構える使い方があります。この場合は、フードを装着した状態の大きさや、カメラバッグから出し入れする際の扱いやすさも重要になります。
外観を優先する場合は、レンズとフードの組み合わせだけでなく、カメラ本体の色やデザインも含めて考えると選びやすくなります。ブラックのボディでは落ち着いた統一感を作りやすく、シルバーのボディでは黒いフードとのコントラストが際立ちます。メーカーがZf シルバーへの装着例を公開していることからも、カメラ全体のデザインが製品の魅力として意識されています。
小型単焦点レンズを持ち歩く場合は、レンズの長さだけでなく、装着するアクセサリーによって携帯性が変わります。EF40mm F2.8 STM徹底解説|パンケーキレンズの画質・ボケ・使い勝手では、小型40mmレンズの携帯性と撮影用途を詳しく紹介しています。マウントは異なりますが、コンパクトな単焦点レンズを日常的に使う際の考え方は参考になります。
フードの遮光性能と外観は分けて考える
角型フードという名称から、丸型フードと比較して遮光性能に大きな違いがあると考える人もいるでしょう。レンズフードの遮光性能は、形状だけでなく、開口部の大きさや深さ、使用するレンズの画角によって決まります。四角い形状だから常に円形より有利になるという仕組みではありません。
HN-OG01について、ニコンはアルミニウム製の質感とスクエアデザインを主な特徴として紹介しています。HN-43との遮光性能を数値で比較した資料は、今回の発表内容には含まれていません。両製品の違いを理解する際には、確認できる仕様と外観上の特徴を整理することが重要です。
レンズの画質を左右する要素には、レンズ自体の設計、光学ガラス、コーティング、撮影条件などがあります。フードは画面外からの光を遮ることで描写を補助しますが、レンズそのものの解像力や収差補正性能を変更するものではありません。撮影時にはフードの有無だけでなく、太陽や照明との位置関係によっても仕上がりが変わります。
フードの役割を理解するには、レンズ全体の光学性能を知ることも役立ちます。レンズの光学性能とは?解像力・MTF・色収差・ボケの見方では、レンズの描写を評価する要素を整理しています。HN-OG01は、レンズの光学性能とは別に、遮光と外観を担うアクセサリーとして位置付けられます。
HN-OG01と保護フィルターの組み合わせ
レンズフードと保護フィルターを同時に使用するユーザーにとって、装着時の互換性は重要です。HN-OG01では、ニコン純正の52mm保護フィルターを装着した状態でも使用できることが公式に案内されています。フィルターを利用している場合は、製品の対応情報を確認することでアクセサリーの組み合わせを具体的に考えられます。
ARCREST II PROTECTION FILTER 52mmに対応
ニコンはHN-OG01の製品ページで、「ARCREST II PROTECTION FILTER 52mm」を装着した状態でも使用できることを明示しています。これはニコンが販売する52mm径のレンズ保護フィルターです。フードと保護フィルターを組み合わせた使い方が、メーカーの公式案内に含まれています。
保護フィルターはレンズ前面への汚れや接触に対応するためのアクセサリーで、フードは画面外からの不要な光を遮るためのアクセサリーです。両者は役割が異なるため、組み合わせることでレンズ前面の保護と遮光を両立できます。HN-OG01では、この組み合わせを想定した製品案内が用意されています。
52mmという数字は、フィルターを取り付ける部分のねじ径を示しています。NIKKOR Z 40mm f/2と28mm f/2.8は、どちらも52mm径のフィルターに対応するレンズです。この共通性によって、同じフィルターを2本のレンズで使い回すこともできます。
フィルターを選ぶ際には、径だけでなく、枠の厚さやアクセサリーとの組み合わせも重要になります。フォクトレンダー UV Filter発売|410nm以下をカットする高性能UVフィルターの特徴・価格・選び方では、フィルターの素材や枠の構造についても紹介しています。外観を重視するフィルターとフードの組み合わせを考えるうえでも参考になります。
PLフィルターやNDフィルターとの違い
レンズ前面に装着するフィルターには、保護用のほかにPLフィルターやNDフィルターなどがあります。PLフィルターは反射や空の見え方を調整するために使用し、NDフィルターはレンズへ入る光量を減らすために使用します。保護フィルターとは目的が異なり、撮影表現そのものを変えるアクセサリーです。
HN-OG01で公式に使用できると案内されているのは、「ARCREST II PROTECTION FILTER 52mm」を装着した組み合わせです。PLフィルターには前枠を回転させて効果を調整する製品があり、可変NDフィルターにもリングを回転させる構造が採用されています。このようなフィルターを使う場合は、フード装着時の操作方法も組み合わせを考えるポイントになります。
撮影では、フィルターを使用する目的に応じて機材の構成が変わります。例えば水面やガラスの反射を調整したい場合はPLフィルターが役立ち、日中にシャッタースピードを遅くしたい場合はNDフィルターを利用します。角型フードは撮影効果を生み出す光学フィルターではないため、それぞれの役割を区別して使うことが重要です。
動画撮影で可変NDフィルターを使用する場合については、可変NDフィルターの選び方|動画撮影で失敗しない濃度設定と使い方で解説しています。可変NDの仕組みや操作方法、フィルターを選ぶ際のポイントを紹介しています。レンズフードと撮影用フィルターを使い分ける際にも役立つ内容です。
レンズフードを装着した撮影で意識したいこと
レンズフードを使う場合は、フードが正しく取り付けられた状態で撮影することが基本です。特に角型フードでは、レンズに対するフードの向きが外観にも影響します。メーカーが指定する取り付け方法に従い、フードとリングを正しい位置に装着して使用します。
レンズフードの効果を生かすには、光源の位置を意識することも重要です。例えば夕方の街並みでは、低い位置の太陽がレンズへ斜めから入ることがあります。フードを装着した状態で撮影位置を変えると、画面内に入る光と画面外から差し込む光の関係が変化し、フレアやゴーストの出方にも違いが生まれます。
広角の28mmで撮影する場合は、周囲の景色が広く写るため、画面端の光源や建物にも注意を向けると構図を整理しやすくなります。標準寄りの40mmでは、被写体と背景の位置関係を調整しながら、画面外にある強い光源を意識するとよいでしょう。フードは撮影を補助する部品ですが、光の向きと構図を決めるのは撮影者自身です。
広角レンズの構図や光の扱い方については、広角レンズの撮影テクニック|風景・建築・人物で使える構図と撮り方で詳しく紹介しています。28mmを使った撮影では、光源と被写体の位置関係が写真の印象に大きく関わります。HN-OG01を装着した28mmレンズでも、こうした撮影技術を生かせます。
HN-OG01はどんなユーザーに向いているのか
HN-OG01は、レンズフードとしての基本的な役割に加え、装着したカメラの外観を楽しむためのアクセサリーです。購入を考える際には、普段使用しているレンズやカメラのデザイン、持ち歩き方によって評価するポイントが変わります。特にNikon Zfと小型単焦点レンズを組み合わせているユーザーにとって、注目したい製品です。
Nikon Zfのクラシカルな外観を楽しみたい人
Nikon Zfは、クラシカルなデザインと現代的なデジタルカメラの性能を組み合わせたフルサイズミラーレスです。軍艦部のダイヤルや直線的なボディ形状など、往年のニコン製フィルムカメラを思わせる外観が特徴です。こうしたデザインを好むユーザーにとって、レンズやフードの形状もカメラ全体の印象を決める要素になります。
HN-OG01は、ニコンがZf シルバーへの装着例を公開しているアクセサリーです。黒い単焦点レンズと金属製スクエアフードを組み合わせることで、レンズ先端に直線的な輪郭が加わります。通常の丸型フードとは異なるデザインを楽しみたい場合に、候補となる製品です。
特にNIKKOR Z 40mm f/2(SE)は、Nikon Zfとの組み合わせを考えやすいレンズです。クラシカルなデザインを持つレンズに角型フードを装着することで、外観の特徴をさらに強調できます。日常のスナップ撮影でカメラを持ち歩きながら、撮影道具そのもののデザインも楽しみたいユーザーに向いています。
カメラとレンズの組み合わせは、焦点距離や開放F値だけで決めるものではありません。撮影の目的に合った性能を備えたうえで、持ち歩きたくなる外観を選ぶ楽しさもあります。Nikon Zfのデザインや単焦点レンズとの組み合わせについては、Nikon Zf完全ガイド|特徴・性能・画質・メリットとデメリットでも詳しく紹介しています。
28mmと40mmの2本を使い分けている人
NIKKOR Z 28mm f/2.8と40mm f/2を両方所有している場合、HN-OG01を共通のアクセサリーとして使用できます。28mmは広い範囲を写すスナップや風景に向いており、40mmは主役と背景のバランスを取りやすい焦点距離です。2本を使い分けることで、日常撮影の幅が広がります。
例えば旅行では、建物や街並みを広く撮る場面で28mmを使用し、人物や料理などを自然な大きさで写したい場面では40mmを使用できます。どちらも小型単焦点レンズであり、レンズ交換を前提とした撮影にも向いています。HN-OG01は両レンズに対応しているため、フードのデザインを共通化できます。
焦点距離が28mmと40mmでは、撮影時に画面へ入る範囲が異なります。同じ位置から撮影した場合、28mmは背景や周囲の情報が広く入り、40mmは被写体を相対的に大きく写せます。撮影者がどのような写真を撮りたいかによって、レンズを使い分ける意味があります。
単焦点レンズの焦点距離を選ぶ場合は、普段使用している標準ズームの撮影データを確認する方法もあります。24-70mmレンズの使い道|風景・スナップ・人物・旅行を一本で撮る標準ズーム活用法では、焦点距離によって撮影できる範囲がどう変わるのかを紹介しています。28mmと40mmのどちらを中心に使用するか考える際にも役立ちます。
純正アクセサリーで外観を統一したい人
カメラ用アクセサリーには、メーカー純正品とサードパーティー製品があります。レンズフードも例外ではなく、素材や形状の異なる製品が販売されています。HN-OG01は、ニコンが対応レンズを明示した純正アクセサリーであることが特徴です。
ニコンが公式に発表したHN-OG01は、40mmと28mmの通常モデルおよびSpecial Editionに対応しています。また、ARCREST II PROTECTION FILTER 52mmを装着した状態でも使用できることが公式製品ページで案内されています。純正レンズと純正フィルターを組み合わせた構成を考えやすい製品です。
外観を重視するユーザーにとっては、レンズ、フード、カメラ本体のデザインに統一感を持たせられることも魅力です。HN-OG01はアルミニウム製の角型デザインによって、従来の丸型フードとは異なる外観を実現しています。撮影性能だけでなく、道具としての質感も楽しみたい場合に適したアクセサリーです。
ニコンは長年にわたり、レンズ、カメラ本体、アクセサリーを一つのシステムとして展開してきました。カメラメーカー一覧|キヤノン・ニコン・ソニー・富士フイルム・ライカなど各社の特徴と違いでは、メーカーごとのレンズシステムや特徴を紹介しています。純正アクセサリーを選ぶ際にも、メーカーの製品展開を理解しておくと機材全体の構成を考えやすくなります。
まとめ
ニコンが2026年10月29日に発表した「スクエアフード HN-OG01」は、NIKKOR Z 40mm f/2とNIKKOR Z 28mm f/2.8に対応する純正角型レンズフードです。通常モデルだけでなく、それぞれのSpecial Editionにも対応しており、合計4種類のレンズで使用できます。2026年11月5日10時から予約受付が開始され、11月19日の発売が予定されています。
フード本体とリングにはアルミニウムを採用し、質量は約50gです。金属製の質感と角型のフォルムによって、従来の丸型フードとは異なる外観を楽しめます。特にNikon Zfのようなクラシカルなデザインのカメラとの組み合わせは、今回の製品を象徴する使い方です。
既存の純正丸型フード「HN-43」と比較すると、HN-OG01は角型デザインを採用している点が大きな違いです。ニコン純正の「ARCREST II PROTECTION FILTER 52mm」を装着した状態でも使用できることが公式に案内されており、レンズ保護と外観を両立する構成も考えられます。ニコンダイレクト販売価格は8,800円(税込)で、レンズフードとしての機能に加え、金属製アクセサリーとしての質感を重視した製品です。
小型単焦点レンズは、軽快に持ち歩けることが大きな魅力です。HN-OG01は、その小型レンズに新しい外観の選択肢を加えるアクセサリーとして登場します。NIKKOR Z 40mm f/2や28mm f/2.8を使用し、カメラのデザインにもこだわりたいユーザーにとって、注目したいニコン純正フードです。


