当サイトでは、運営維持のためにアフィリエイトリンク(Amazonアソシエイトを含む)を使用しています。リンクを通じて商品をご購入いただくと、販売元から当サイトに手数料が入る場合があります。より良いコンテンツを提供いたしますので、ご理解いただけますと幸いです。

スウェーデンのカメラバッグ「NYA-EVO」が日本上陸|Fjordシリーズの価格・仕様・特徴を解説

スポンサーリンク
スウェーデンのカメラバッグ「NYA-EVO」が日本上陸|Fjordシリーズの価格・仕様・特徴を解説 ニュース

スウェーデンのカメラバッグ「NYA-EVO」が日本上陸|Fjordシリーズの価格・仕様・特徴を解説

スウェーデン発のカメラバッグブランド「NYA-EVO(ニア・イーボ)」が、日本国内で本格的に展開されます。国内正規代理店のH&Y Filters Japan(株式会社レイクプラッツ)は、2026年10月26日に「Fjord(フィヨルド)」シリーズのバックパックと関連アクセサリーを発売しました。登山やアウトドアでの撮影を想定した設計が特徴で、日常的な撮影から本格的な撮影遠征まで対応する製品がそろっています。

今回の国内展開では、36Lクラスの「Fjord 36」、最大50Lの「Fjord 50-C」、最大60Lの「Fjord 60-C」、最大80Lの「Fjord 80」などが登場しました。カメラ収納部を取り外せるRCIシステム、体格に合わせて調整できる背面構造、再生ナイロン素材による耐久性など、一般的なカメラバッグとは異なる機能を備えています。本記事では、NYA-EVOの特徴、国内発売モデルの価格と仕様、収納システム、撮影用途に合わせた選び方を詳しく解説します。

  1. スウェーデン発のカメラバッグブランド「NYA-EVO」が日本で発売
    1. NYA-EVOとはどのようなブランドなのか
    2. 日本国内ではH&Y Filters Japanが正規代理店として展開
    3. 再生ナイロン「ECONYL」を採用した耐久性の高い構造
  2. 国内発売されたFjordシリーズ4モデルの価格と仕様
    1. Fjord 36|日常撮影から日帰りアウトドアまで対応する36Lモデル
    2. Fjord 50-C|40Lから50Lへ拡張できる中型モデル
    3. Fjord 60-CとFjord 80|本格的な撮影遠征に対応する大容量モデル
    4. Fjordシリーズ4モデルの価格・容量・重量比較
  3. NYA-EVO独自のカメラ収納システムと快適性
    1. RCIシステムでカメラ収納部を自由に交換できる
    2. RCIの対応サイズはバックパックごとに異なる
    3. 背面長調整と着脱式ショルダーストラップで背負いやすさを追求
  4. Fjordシリーズの防水性・収納構造・アウトドア機能
    1. 雨や雪に対応した耐候性設計
    2. ロールトップとフロント収納で荷物を分けられる
    3. 三脚・スキー・ヘルメットなどの外部固定にも対応
  5. Fjordシリーズと組み合わせられるアクセサリー
    1. Fjord 6トップローダーバッグはカメラの素早い取り出しに対応
    2. AERO 12は12L容量の小型ショルダーバッグ
    3. 専用ショルダーストラップや追加ポーチで収納を拡張
  6. 撮影スタイルに合わせたNYA-EVOの選び方
    1. 日帰り撮影や街歩きならFjord 36が候補
    2. 風景撮影や旅行ならFjord 50-CとFjord 60-C
    3. 野鳥・野生動物撮影ならFjord 60-CとFjord 80
  7. まとめ

スウェーデン発のカメラバッグブランド「NYA-EVO」が日本で発売

NYA-EVOとはどのようなブランドなのか

NYA-EVOは、スウェーデンでデザインされたアドベンチャーカメラバッグのブランドです。一般的な街歩き向けカメラバッグとは異なり、登山、自然風景、野生動物、アウトドアスポーツなど、移動距離が長く、撮影機材と生活用品を同時に運ぶ場面を重視しています。カメラや交換レンズを保護する機能と、登山用バックパックのような背負いやすさを組み合わせていることが特徴です。

ブランドを代表するのが「Fjord」シリーズです。Fjordはスウェーデンなど北欧地域にも見られるフィヨルド地形に由来する名称で、自然環境の中で活動する写真家を意識した製品として展開されています。バッグの容量を変えたり、内部のカメラ収納部を交換したりすることで、撮影内容に応じた使い分けができます。

カメラ機材を持って長時間歩く場合、収納容量だけでなく、重量の分散や身体へのフィット感が重要になります。特に野鳥撮影では、望遠レンズ、予備バッテリー、三脚、雨具などを持ち歩くため、通常のカメラバッグでは収納力が不足することがあります。こうした撮影環境で必要となる装備については、野鳥撮影を快適にする便利グッズと撮影用品でも紹介しています。

日本国内ではH&Y Filters Japanが正規代理店として展開

NYA-EVOの日本国内販売は、カメラ用フィルターを扱うH&Y Filters Japanが担当しています。同社は2026年10月26日にFjordシリーズと関連アクセサリーを発売し、国内向けの販売体制を整えました。国内公式販売サイトでは、バックパック本体だけでなく、交換式のカメラインサートや専用ショルダーストラップなども取り扱っています。

今回のラインアップには、容量の異なる4種類の大型バックパックに加え、小型のトップローダーバッグやショルダーバッグも含まれています。バックパックは本体のみの構成と、カメラ収納用のRCIを組み合わせた構成が用意されており、使用する機材に合わせて購入できます。購入時点で必要なカメラ収納容量を決められるため、撮影機材の量に応じた構成を選択できる仕組みです。

近年のカメラバッグでは、撮影機材と日用品を分けて収納する設計や、カメラ収納部を交換できる構造が広がっています。NYA-EVOもこうした機能を採用していますが、登山用バックパックに近いフレーム構造や大容量モデルの存在が特徴です。日常利用を重視したカメラバッグとの違いについては、WANDRD「PRVKE Pocket」「PRVKE Zip」の特徴と比較も参考になります。

再生ナイロン「ECONYL」を採用した耐久性の高い構造

NYA-EVOのFjordシリーズには、海洋廃棄物などを再利用した再生ナイロン素材「ECONYL」が採用されています。生地には引き裂きへの耐性を高めるリップストップ構造が用いられ、アウトドア環境での使用を想定しています。Fjord 60-Cでは200デニールのECONYLリップストップ生地を採用し、内側には熱可塑性ポリウレタンによるコーティング、外側には撥水加工が施されています。

ファスナーにはYKK製AquaGuardが使用され、雨水の浸入を抑える構造となっています。バッグ底面など摩耗しやすい部分には補強素材も配置され、岩場や地面にバッグを置く状況を考慮しています。専用レインカバーも付属するため、雨天時には外装の撥水性能とレインカバーを組み合わせた機材保護ができます。

NYA-EVOでは、耐久性と環境への配慮を両立する素材選択もブランドの特徴となっています。長期間使用するカメラバッグでは、収納容量だけでなく、生地の摩耗、ファスナーの耐久性、縫製部分の強度などが重要です。撮影機材の素材と耐久性については、レンズの外装素材で変わる撮影体験と耐久性でも詳しく取り上げています。

国内発売されたFjordシリーズ4モデルの価格と仕様

Fjord 36|日常撮影から日帰りアウトドアまで対応する36Lモデル

Fjord 36は、シリーズの中で比較的コンパクトな36Lクラスのバックパックです。日本国内での販売価格は本体のみが52,200円(税込)で、RCIを組み合わせた構成は63,100円から71,100円(税込)となっています。外寸は幅32×高さ50×奥行25cm、バッグ本体の重量は約2,000gです。

Fjord 36にはアルミニウム合金のフレームが組み込まれ、背負った際の荷重を肩と腰へ分散する構造が採用されています。背面長は2段階で調整でき、使用者の体格に合わせたフィッティングが可能です。第4世代モデルではショルダーストラップが着脱式となり、別売のカーブドショルダーストラップに交換できるようになりました。

付属品には着脱式ヒップベルト、レインカバー、ヘルメットなどを固定するメッシュネットが含まれています。別売のRCIはXS・S・M・Lサイズに対応しており、収納するカメラ機材の量を調整できます。XLとXXLサイズのRCIは装着できないため、超大型の望遠レンズを持ち運ぶ場合は上位モデルが候補になります。

36Lという容量は、カメラ1台と交換レンズ数本に加えて、雨具や飲料、軽食などを収納する日帰り撮影に適しています。例えばミラーレスカメラ、標準ズーム、望遠ズーム、予備バッテリーを携行する場合は、RCIのサイズを調整することで撮影機材と日用品の収納比率を変更できます。日常向けのカメラバッグと比較したい場合は、WANDRDの新型カメラバックパック比較記事も参考になります。

Fjord 50-C|40Lから50Lへ拡張できる中型モデル

Fjord 50-Cは、通常時40L、拡張時50Lの収納容量を持つバックパックです。国内価格は本体のみ60,200円(税込)で、RCIとの組み合わせは71,100円から79,100円(税込)となっています。通常時の外寸は幅33×高さ53×奥行25cm、拡張時は高さが65cmとなり、本体重量は約1,900gです。

このモデルでは、ロールトップ構造によって収納容量を変えられることが特徴です。通常の撮影では上部を折りたたんでコンパクトに使用し、衣類や防寒用品などが増えた場合はロールトップ部分を広げて収納量を確保できます。上部からメインコンパートメントへアクセスできる構造も備えており、撮影機材とは別に収納した荷物を取り出しやすくしています。

背面長は2段階で調整でき、着脱式ショルダーストラップとヒップベルトを装備しています。RCIはXSからLまで対応しており、XLとXXLは使用できません。バッグ本体の重量が約1,900gと、36LクラスのFjord 36より約100g軽い点も特徴です。

Fjord 50-Cは、日帰り撮影に加えて、旅行や山岳撮影にも対応する容量を備えています。広角ズーム、標準ズーム、望遠ズームなど複数のレンズを持ち歩きながら、雨具や衣類なども収納したい場合に適しています。山岳風景撮影で使用するカメラやレンズの組み合わせについては、風景写真におすすめの高画素カメラ比較でも解説しています。

Fjord 60-CとFjord 80|本格的な撮影遠征に対応する大容量モデル

Fjord 60-Cは、通常時44Lから最大60Lまで拡張できるバックパックです。国内価格は本体のみ71,200円(税込)で、RCIを組み合わせた構成は最大99,600円(税込)となっています。通常時の外寸は幅34×高さ56×奥行25cm、最大拡張時は幅34×高さ70×奥行32cmで、本体重量は約2,400gです。

Fjord 60-Cでは、背面長を3段階で調整できるため、体格に合わせたフィッティングの自由度が高くなっています。フロント収納部とロールトップ部分を活用した拡張構造により、撮影機材と旅行用品を同時に持ち運べます。さらに、超望遠レンズ収納を想定した専用RCI-XLに対応していることが、Fjord 36やFjord 50-Cとの大きな違いです。

シリーズ最大級のFjord 80は、通常時60L、最大80Lの収納容量を備えています。国内価格は本体のみ92,200円(税込)で、RCIを組み合わせた構成は最大123,900円(税込)となっています。通常時の外寸は幅35×高さ55×奥行23cm、最大拡張時は幅38×高さ75×奥行28cm、本体重量は約2,730gです。

Fjord 80は、長期間の撮影遠征や大型機材の持ち運びを想定したモデルです。背面長の3段階調整、着脱式アルミニウムフレーム、46cmのカメラアクセスパネルを備え、最大サイズのRCI-XXLにも対応しています。600mm F4や800mm F5.6などの大型超望遠レンズを使用する撮影では、専用インサートと組み合わせることで機材を収納できます。

Fjord 60-CとFjord 80は、一般的な旅行用バックパックとは異なり、重い撮影機材の運搬を想定した構造を持っています。野鳥や野生動物の撮影では、大型望遠レンズの収納だけでなく、カメラを装着した状態で運べるかという点も重要です。超望遠撮影に適したカメラについては、野鳥撮影におすすめの高画素機ランキングも参考になります。

Fjordシリーズ4モデルの価格・容量・重量比較

今回国内発売された主要4モデルを比較すると、容量、重量、価格、RCIの対応範囲に違いがあります。Fjord 36は日常撮影から日帰り撮影、Fjord 50-Cは撮影旅行、Fjord 60-CとFjord 80は大型レンズを含む本格的な撮影遠征を想定した構成です。国内販売価格はカメラインサートを含まない本体のみの税込価格で比較しています。

モデル 収納容量 本体重量 本体価格(税込)
Fjord 36 36L 約2.0kg 52,200円
Fjord 50-C 40~50L 約1.9kg 60,200円
Fjord 60-C 44~60L 約2.4kg 71,200円
Fjord 80 60~80L 約2.73kg 92,200円

Fjord 36とFjord 50-Cは比較的近い価格帯ですが、容量と拡張機構に違いがあります。Fjord 60-Cは超望遠レンズ用のRCI-XLに対応し、Fjord 80はさらに大型のRCI-XXLを利用できます。バッグ本体の容量だけでなく、使用するレンズが収納できるRCIとの組み合わせで選ぶことが重要です。

NYA-EVO独自のカメラ収納システムと快適性

RCIシステムでカメラ収納部を自由に交換できる

NYA-EVOの大きな特徴が「RCI(Removable Camera Insert)」と呼ばれる着脱式カメラ収納システムです。RCIはクッション材と仕切りを備えた専用インナーボックスで、Fjordシリーズのバックパック内部へ収納して使用します。一般的なカメラバッグの固定式収納部とは異なり、カメラ機材の量や撮影目的に合わせてインサートを交換できます。

RCIにはXS、S、M、L、XL、XXLのサイズが用意されています。例えば小型のRCI-SをFjord 36へ収納すると、バッグ内部に約75%の空きスペースが残る構成になります。さらに大きいRCI-Lでは、同じFjord 36の空きスペースが約10%となり、カメラ機材を中心とした収納構成へ変更できます。

RCIは取り外して使用できるほか、使わないときには平らに折りたためる構造を採用しています。旅行中にカメラ機材を取り出して保管し、バッグを日用品中心の収納へ変更することもできます。撮影内容によって持ち歩くレンズが変わる場合、RCIを交換することで同じバックパックを継続して使用できます。

カメラバッグの収納を考える際には、レンズの全長だけでなく、鏡筒の最大径や三脚座の張り出しも重要になります。特に大型望遠レンズは、スペック上の寸法が収納部へ収まっても、開口部や仕切りとの干渉が発生することがあります。レンズ寸法と収納の関係については、レンズの最大径とカメラバッグ収納の関係で詳しく紹介しています。

RCIの対応サイズはバックパックごとに異なる

RCIはすべてのFjordシリーズで自由に使用できるわけではなく、バッグのサイズによって対応するインサートが異なります。Fjord 36とFjord 50-CはXSからLまで、Fjord 60-CはXLまで、Fjord 80は最大のXXLにも対応します。特にRCI-XLとRCI-XXLは専用設計となっているため、対応するバックパックを選ぶ必要があります。

RCIサイズ 主な対応バックパック 国内単体価格(税込)
XS Fjord 36・50-C・60-C・80 10,900円~
S Fjord 36・50-C・60-C・80 12,500円
M Fjord 36・50-C・60-C・80 15,700円
L Fjord 36・50-C・60-C・80 18,900円
XL Fjord 60-C専用 28,400円
XXL Fjord 80専用 31,700円

RCI-XLはFjord 60-Cの形状に合わせて設計された超望遠レンズ向けのインサートです。メーカーは、キヤノン、ソニー、ニコンの600mm F4クラスのレンズをカメラ装着状態で収納する用途を紹介しています。RCI-XXLはFjord 80専用で、さらに大型の望遠レンズやシネマカメラシステムの収納を想定しています。

RCIの選択では、収納する機材の種類と空きスペースのバランスが重要になります。カメラとレンズだけで内部を埋める構成では、衣類や食料などを別の場所へ収納する必要があります。三脚を含む撮影機材全体の持ち運びについては、三脚の選び方と携帯性の比較も参考になります。

背面長調整と着脱式ショルダーストラップで背負いやすさを追求

Fjordシリーズの第4世代では、身体に合わせてフィッティングできる構造が重視されています。Fjord 36とFjord 50-Cでは背面長を2段階、Fjord 60-CとFjord 80では3段階に調整できます。背面長はバッグを背負った際の肩ベルトと腰ベルトの位置関係に影響するため、体格に合わせた調整が荷重の分散につながります。

内部にはアルミニウムフレームが採用され、バッグの形状を安定させながら重い荷物を支える構造となっています。ショルダーストラップは着脱式で、別売のカーブドショルダーストラップへ交換できます。カーブドタイプは小柄な体格や肩周辺の形状に合わせたフィッティングを想定したアクセサリーです。

背面パッドには速乾性を意識した素材が用いられ、ヒップベルトも着脱できます。胸部のチェストストラップは位置を調整でき、移動時のバッグの揺れを抑える役割を持っています。ショルダーストラップにはPeak Designのキャプチャーを装着できる構造も採用されており、カメラを携行する際のアクセサリーとの組み合わせも考慮されています。

長時間の撮影では、バッグに入れる機材の総重量と重心位置によって背負い心地が変化します。特にカメラと望遠レンズ、三脚などを一緒に持ち歩く場合は、重量の大きい機材を背中側へ配置することが基本になります。撮影時の安定性や携帯性については、手ブレ補正と撮影時の安定性に関する解説でも取り上げています。

Fjordシリーズの防水性・収納構造・アウトドア機能

雨や雪に対応した耐候性設計

NYA-EVOのFjordシリーズは、屋外での撮影を前提として耐候性を重視しています。表地には撥水加工を施したECONYLリップストップナイロンを採用し、内部には水分の浸透を抑えるコーティングが施されています。ジッパーにはYKK製AquaGuardを使用し、開口部からの雨水の浸入を抑える設計です。

背面パッドも、雪や氷が付着しにくい素材と形状を意識して設計されています。雪上へバッグを置く場合、背面に付着した雪が溶けると衣服を濡らす原因になるため、寒冷地では背面構造も重要です。NYA-EVOでは、雪山での撮影や長時間の屋外活動を想定した構造が取り入れられています。

Fjordシリーズには専用レインカバーが付属しています。強い雨が降る場面では、バッグの撥水性能に加えてレインカバーを装着することで機材の保護を強化できます。野鳥撮影での雨対策や周辺機材については、野鳥撮影に必要な便利グッズと装備でも紹介しています。

ロールトップとフロント収納で荷物を分けられる

Fjord 50-C、Fjord 60-C、Fjord 80などの大容量モデルでは、収納容量を拡張できる構造が採用されています。Fjord 50-Cはロールトップを広げることで40Lから50Lへ拡張でき、Fjord 60-Cはフロント収納部とロールトップによって最大60Lまで対応します。Fjord 80は通常時60Lから最大80Lまで拡張でき、長期間の遠征装備を収納できます。

ロールトップ構造の利点は、荷物が少ないときにはバッグを圧縮し、荷物が増えた際に収納容量を広げられることです。日帰り撮影ではコンパクトな状態で使用し、旅行先で衣類や防寒用品を追加する場合に拡張するといった使い方ができます。固定容量のバッグと比較して、撮影目的に合わせた荷物の調整がしやすくなります。

カメラ機材はRCIにまとめ、衣類や飲料などを別の収納部へ入れることで、撮影用品と日用品を分けられます。FjordシリーズにはノートPC用の収納スペースも設けられており、最大16インチクラスのノートPCの収納を想定しています。撮影旅行でノートPCを使用して画像を確認・整理する場合にも、カメラとPCを同じバッグへまとめられる構成です。

風景撮影では、現地で使用する機材が季節や天候によって変わります。広角レンズを中心にする場合と、望遠レンズや三脚を持ち歩く場合では必要な収納容量が異なります。撮影スタイルに合わせた機材構成については、EOS R5におすすめのレンズと撮影用途別の選び方も参考になります。

三脚・スキー・ヘルメットなどの外部固定にも対応

NYA-EVOのFjordシリーズは、バッグ内部の収納だけでなく、外側へ機材を固定する機能も備えています。外部ストラップを活用することで、三脚やアウトドア用品などをバッグ本体の外側へ固定できます。ヘルメットを収納するためのメッシュネットも付属しており、登山やアウトドアスポーツを伴う撮影を想定しています。

スキー板をバッグの両側へ固定するAフレーム方式や、前面へ固定する方式にも対応しています。スノーボードを縦方向へ固定する使い方も想定され、固定ストラップと補強素材によって機材の持ち運びを支えます。バッグの外側へ機材を取り付けられることは、内部のカメラ収納スペースを確保するうえでも役立ちます。

長距離の移動では、三脚を外側に固定した際の重心位置にも配慮する必要があります。重い三脚を片側だけへ取り付けると荷重が偏るため、バッグ全体の重量バランスを考えた配置が重要です。三脚の重量や収納時の長さについては、三脚の選び方と安定性・携帯性の比較で詳しく解説しています。

Fjordシリーズと組み合わせられるアクセサリー

Fjord 6トップローダーバッグはカメラの素早い取り出しに対応

「Fjord 6」は、カメラを収納して持ち歩くためのトップローダー型バッグです。国内価格は19,800円(税込)で、通常時は約3.5L、拡張時は約6Lの収納容量を持っています。重量は本体のみ約345g、ショルダーストラップを装着した状態では約405gです。

Fjord 6は、単体のショルダーバッグとして使用できるほか、Fjordバックパックの胸元やウエストベルトへ固定する使い方も想定されています。バックパックを背負ったままカメラへアクセスできるため、撮影機会を逃したくないアウトドア撮影で役立ちます。拡張時には、フルサイズミラーレスカメラと70-200mm F2.8クラスの望遠ズームを組み合わせた収納を想定しています。

大型バックパックに予備レンズや日用品を収納し、撮影中に使用するカメラをFjord 6へ入れることで、機材の取り出し方を分けられます。移動中に頻繁に撮影する場合は、バックパックのメイン収納部を開く回数を減らせることが利点です。望遠レンズの使い分けについては、Canon 70-200mmレンズのEF・RF比較でも紹介しています。

AERO 12は12L容量の小型ショルダーバッグ

「AERO 12」は、日常的なカメラの持ち運びを想定した12L容量のショルダーバッグです。国内価格は本体のみ17,700円(税込)で、RCI-XSとのセットは29,400円(税込)となっています。使用時の外寸は高さ23×奥行14×幅28cm、本体重量は約350gです。

AERO 12は、ショルダーバッグ、ハンドキャリー、ウエストバッグとして使い分けられる構造を持っています。パッド入りのショルダーストラップは取り外し可能で、デュアルキャリーハンドルも装備しています。メイン収納部は大きく開く構造となっており、前面には小物収納ポケット、側面にはストレッチ素材のポケットが設けられています。

収納部には別売のRCI-XSを組み合わせることで、カメラ機材を保護する構成になります。AERO 12はバッグ本体とRCIが別の製品となっているため、カメラ収納用として使う場合はRCIを組み合わせます。大容量バックパックで旅行先まで移動し、現地ではAERO 12へ必要な機材だけを移して撮影するといった使い方にも対応します。

日常のスナップ撮影では、使用するカメラとレンズを小型のバッグへまとめることで移動しやすくなります。単焦点レンズを中心にした構成と、ズームレンズを使用する構成では必要な収納スペースが変わります。小型のミラーレスカメラとレンズの選び方については、写真撮影を趣味として始めるためのミラーレスカメラ比較も参考になります。

専用ショルダーストラップや追加ポーチで収納を拡張

NYA-EVOでは、バックパック本体の機能を拡張する専用アクセサリーも国内発売されています。第4世代Fjord用のカーブドショルダーストラップは6,200円(税込)で、標準ストラップと交換して使用できます。RCI用ショルダーストラップは3,500円(税込)で、取り外したRCIを単独で持ち歩く際に使用できます。

小物収納用のアクセサリーとして「アシスタント 1.5 ポーチ」や「アシスタント グリップポーチ」も用意されています。アシスタント 1.5 ポーチの価格は5,300円から8,800円(税込)、グリップポーチは2,700円(税込)です。カメラの予備バッテリー、ケーブル、フィルターなどを整理する用途に組み合わせられます。

RCI内部の仕切りを追加したい場合は、「Grumbler Go」と呼ばれるフリーカット式の中仕切りも選択できます。40×14cmの製品が3,600円(税込)で販売されており、機材の形状に合わせた収納スペースの調整に利用できます。撮影機材が増えた場合でも、バッグ本体を買い替えずに内部の収納構成を変更できる点がNYA-EVOの特徴です。

アクセサリーを追加する際には、収納する機材の形状と使用頻度を考えると整理しやすくなります。頻繁に取り出す小物は外部ポーチへ、移動中に取り出さない予備機材はRCI内部へ収納すると、撮影時の動作を分けられます。撮影用品の整理については、野鳥撮影で役立つ周辺機材と便利グッズでも詳しく紹介しています。

撮影スタイルに合わせたNYA-EVOの選び方

日帰り撮影や街歩きならFjord 36が候補

日帰り撮影や街歩きを中心に使用する場合は、36L容量のFjord 36が候補になります。カメラ1台と交換レンズ数本に加え、上着、雨具、飲料などを持ち歩く用途に対応します。RCIのサイズを小さくすることで、撮影機材以外の荷物を収納するスペースを確保できます。

Fjord 36は本体重量が約2.0kgあるため、バッグそのものの軽さを最優先する製品ではありません。アルミニウムフレームやヒップベルトを備え、撮影機材の重量を分散する構造が特徴です。長時間の徒歩移動を伴う撮影では、収納する荷物の重量と背負った際のバランスを考えて使用するモデルです。

撮影機材が少なく、交換レンズも1本程度であれば、小型のAERO 12やFjord 6を選ぶ方法もあります。カメラバッグは大きいほど便利というものではなく、必要な機材を取り出しやすく持ち歩ける容量が適しています。旅行や日常撮影で使用するレンズについては、RFレンズおすすめ12選と用途別の選び方も参考になります。

風景撮影や旅行ならFjord 50-CとFjord 60-C

風景撮影や旅行では、Fjord 50-CとFjord 60-Cが候補になります。Fjord 50-Cは40Lから50Lへ拡張でき、比較的大きな収納容量を持ちながら本体重量が約1.9kgに抑えられています。カメラ機材に加えて衣類や雨具などを持ち歩く旅行に適した構成です。

Fjord 60-Cは最大60Lの容量を持ち、背面長を3段階で調整できることが特徴です。撮影機材が多く、旅行用品や防寒用品も収納する場合は、Fjord 50-Cと比較して容量に余裕があります。大容量のRCIを使用しながら外部ストラップへ三脚を固定することで、機材をまとめて運ぶ構成を作れます。

山岳風景を撮影する場合、広角レンズ、望遠レンズ、三脚、フィルターなど、撮影目的によって必要な機材が変化します。例えば日の出や夕景を撮影する場合は、三脚や防寒用品も必要になるため、カメラ本体とレンズ以外の収納容量が重要です。風景撮影に適した高画素カメラの特徴については、風景写真におすすめの高画素機ランキングで紹介しています。

野鳥・野生動物撮影ならFjord 60-CとFjord 80

大型超望遠レンズを使用する野鳥撮影では、Fjord 60-CとFjord 80が有力な候補になります。Fjord 60-CはRCI-XLに対応し、600mm F4クラスの大型望遠レンズを収納する用途を想定しています。Fjord 80は専用のRCI-XXLに対応しており、さらに大きなレンズや撮影機材を持ち運ぶ構成を作れます。

超望遠レンズを収納する場合は、レンズ単体で運ぶのか、カメラを装着した状態で運ぶのかによって必要な収納寸法が変わります。メーカーはRCI-XLやRCI-XXLについて、600mm F4クラスのレンズをカメラ装着状態で収納する使い方を紹介しています。レンズフードや三脚座の位置によっても収納状態が変わるため、使用する機材の外寸に対応したRCIを選ぶことが重要です。

野鳥撮影では、長時間の移動に加えて、撮影地点で機材を素早く取り出せることも重要になります。Fjordシリーズの着脱式収納システムは、移動時に機材を保護し、撮影地点で必要な機材を取り出す使い方に適しています。望遠レンズの種類や撮影用途については、RFマウントのサードパーティ望遠レンズ比較でも詳しく解説しています。

まとめ

スウェーデン発のカメラバッグブランド「NYA-EVO」が、H&Y Filters Japanを正規代理店として日本国内で本格展開されました。2026年10月26日に発売されたFjordシリーズには、36LクラスのFjord 36、最大50LのFjord 50-C、最大60LのFjord 60-C、最大80LのFjord 80が用意されています。国内価格は本体のみで52,200円から92,200円(税込)となっており、使用するカメラ機材や撮影目的に合わせて選べます。

NYA-EVOの特徴は、再生ナイロン「ECONYL」を使用した耐久性の高い外装、アルミニウムフレームを備えた荷重分散構造、体格に合わせた背面長調整、着脱式のRCIカメラインサートです。RCIはXSからXXLまで展開されており、Fjord 60-Cでは超望遠レンズ向けのXL、Fjord 80では最大サイズのXXLを使用できます。カメラ収納部を取り外せるため、撮影機材の量に合わせてバッグ内部を組み替えられる点も特徴です。

日帰り撮影ではFjord 36、旅行や風景撮影ではFjord 50-CやFjord 60-C、本格的な野鳥・野生動物撮影ではFjord 60-CやFjord 80が候補になります。さらに、Fjord 6トップローダーバッグやAERO 12、専用ポーチなどを組み合わせることで、撮影時の機材へのアクセスや収納方法を調整できます。登山用バックパックの機能とカメラ機材の保護性能を組み合わせたNYA-EVOは、長時間の移動やアウトドア撮影を行う写真家に向けたカメラバッグシリーズです。

タイトルとURLをコピーしました