EOS 60Dおすすめ設定|AF・ISO・連写・画質・ボタン設定を用途別に解説
Canon EOS 60Dは、約1800万画素のAPS-C CMOSセンサー、9点AF、最高約5.3コマ/秒の連続撮影、バリアングル液晶、ライブビュー、Full HD動画撮影などを搭載したデジタル一眼レフです。発売から時間が経った現在でも、中古で入手しやすく、EF・EF-Sレンズを使って一眼レフ撮影を楽しめるカメラとして利用されています。
一方、EOS 60Dには現在のEOS Rシリーズのような被写体検出AFや瞳AFはありません。そのため、AFモード、AFフレーム、ISO感度、ドライブモード、測光、シャッタースピードなどを撮影対象に合わせて設定することが重要です。設定を変えるだけで、同じEOS 60Dでも撮影のしやすさはかなり変わります。
この記事では、EOS 60Dを購入したら最初に確認したい基本設定から、人物、風景、野鳥、動体、室内、マクロ、動画まで、用途別のおすすめ設定をまとめます。取扱説明書を最初からすべて読む前に、まず撮影へ使える状態へ整えたい場合にも使える内容です。
EOS 60Dの撮影方法そのものを詳しく知りたい場合は、EOS 60D撮影テクニック|一眼レフを使いこなす実践的な撮り方もあわせて確認できます。
EOS 60Dで最初に設定しておきたい項目
- 記録画質はRAWまたはRAW+JPEG
- ホワイトバランスはオートを基本にする
- 測光モードは評価測光から始める
- ISOオートの上限を撮影用途に合わせる
- AFモードを被写体に合わせて変更する
記録画質はRAWまたはRAW+JPEGがおすすめ
EOS 60DはJPEGだけでなくRAW記録にも対応しています。撮影後に明るさ、ホワイトバランス、色、シャドウなどを調整する場合はRAWを選んでおくと編集できる範囲が広がります。
撮影した画像をすぐ使いたい場合はRAW+JPEGも便利です。JPEGをそのまま閲覧や共有へ使い、気に入った写真だけRAWから現像できます。
RAWはJPEGよりファイルサイズが大きいため、連写可能枚数は少なくなります。EOS 60DではJPEGラージ/ファインなら連続撮影可能枚数が多い一方、RAWでは連写が早く止まりやすくなります。野鳥やスポーツなど連写量を優先する場合はJPEGを選ぶ方法もあります。
画質を優先して一枚ずつ撮るならRAW、撮影枚数を優先するならJPEG、両方残したいならRAW+JPEGという使い分けが分かりやすくなります。
RAWとJPEGの違いについては、RAWとJPEGの違い|画質・編集・容量から選び方を解説も参考になります。
ホワイトバランスはオートを基本にする
日常撮影ではホワイトバランスをオートにしておけば、多くの場面をそのまま撮影できます。晴天、曇天、日陰、電球などへ毎回切り替える必要はありません。
色を一定にしたい商品撮影や室内撮影では、オートでは撮影ごとに色味が少し変わる場合があります。その場合は太陽光、曇り、電球、マニュアルホワイトバランスなどへ固定します。
RAWで撮影している場合は、撮影後にホワイトバランスを大きく調整できます。そのため普段はオートのまま撮影し、必要な写真だけ現像時に調整する方法も使いやすくなります。
測光モードは評価測光から始める
EOS 60Dには評価測光、部分測光、スポット測光、中央部重点平均測光があります。通常の撮影では評価測光を基本にしておけば、画面全体を見ながらカメラが露出を決めます。
逆光で人物の顔が暗くなる場合や、明暗差の大きい被写体では露出補正を使います。背景が明るく人物が暗い場合はプラス補正、黒い被写体が明るく写りすぎる場合はマイナス補正を試します。
スポット測光はファインダー中央の狭い範囲を基準に測光するため、明暗差の大きな場面で特定部分の明るさを基準にしたいときに使えます。普段からスポット測光へ固定すると露出が大きく変化しやすいため、評価測光を基本にして必要なときだけ切り替える方が扱いやすくなります。
ISOオートの上限を決めておく
EOS 60Dは応用撮影ゾーンでISO100から6400まで使用でき、感度拡張ではISO12800相当のHも選択できます。ISOオートでは上限値をISO400から6400の範囲で設定できます。
おすすめは撮影対象によって上限を変える方法です。
| 撮影用途 | ISOオート上限の目安 |
|---|---|
| 晴天の風景 | ISO400~800 |
| 日常・スナップ | ISO1600 |
| 室内・夕方 | ISO3200 |
| 野鳥・スポーツ | ISO3200~6400 |
ISO感度を低く保つほどノイズは減らせますが、シャッタースピードが不足して被写体がぶれてしまえば写真そのものが失敗します。動く被写体ではISOを上げてでもシャッタースピードを確保する方が撮影しやすくなります。
EOS 60Dの高感度性能を生かす考え方については、キヤノン高感度耐性ランキングも参考になります。
EOS 60DのAFおすすめ設定
EOS 60DのファインダーAFは9点AFです。現在のミラーレスのように画面全体へ多数のAFポイントを配置する方式ではないため、どのAFポイントを使うかが撮影結果へ大きく影響します。
止まっている被写体はワンショットAF
人物、風景、静物、建物、商品、止まっている動物などにはワンショットAFが使いやすくなります。シャッターボタンを半押ししてピントが合うと、その位置でピントが固定されます。
被写体が動かない場合は、AFポイントを一つ選び、合わせたい部分へ直接置きます。人物なら目や顔付近、花なら雄しべ、商品なら最も見せたい部分へAFポイントを合わせます。
中央AFポイントは構図の中央にあるため被写体へ合わせやすく、最初にEOS 60Dを使う場合にも分かりやすい設定です。中央でピントを合わせてから構図を変える方法も使えますが、被写界深度が浅い大口径レンズでは構図を変える間にピント位置がずれることがあります。
可能なら構図に近い位置のAFポイントを選び、そのまま撮影する方がピント位置を維持しやすくなります。
ピントの基本については、カメラのピント合わせの基本も参考になります。
動く被写体はAIサーボAF
野鳥、子ども、犬や猫、スポーツ、鉄道、航空機など動き続ける被写体ではAIサーボAFを使います。
AIサーボAFではシャッターボタンを半押ししている間、被写体までの距離変化に合わせてAFが動き続けます。ワンショットAFのように一度合焦した位置へ固定されないため、こちらへ向かってくる被写体や遠ざかる被写体に対応できます。
EOS 60Dには現在のEOS Rシリーズのような鳥認識や瞳追従はありません。そのため撮影者自身がAFポイントを被写体へ合わせ続ける必要があります。
最初は中央AFポイントを被写体へ重ね続ける方法が扱いやすく、慣れてきたら9点自動選択も試せます。
動体撮影の基本については、キヤノン高速連写ランキングも参考になります。
AIフォーカスAFは常用しなくてもいい
EOS 60DにはAIフォーカスAFもあります。これは最初はワンショットAFで動作し、被写体が動き始めたとカメラが判断するとAIサーボAFへ切り替えるモードです。
便利に見える機能ですが、撮影者が意図して切り替えるわけではないため、静止被写体なのか動体なのかが分かっている場合は最初からワンショットAFかAIサーボAFを選ぶ方が操作を把握しやすくなります。
人物撮影ならワンショットAF、走っている人物ならAIサーボAFというように、被写体の状態で決めてしまうと迷いにくくなります。
AFフレームは中央1点から始める
EOS 60Dでは9点のAFフレームから任意の1点を選択する方法と、自動選択を使用できます。
静止画では任意選択1点AFが扱いやすい
AFポイントをカメラ任せにすると、撮影者が狙っている場所とは違う部分へピントが合うことがあります。手前に物がある場面では特に、カメラが手前の被写体を選ぶことがあります。
そのため人物、花、商品、風景などではAFポイントを1点だけ選択し、自分で狙う位置を決める設定が扱いやすくなります。
どこへ合わせればいいか迷う場合は中央1点から始め、必要に応じて上下左右のAFポイントへ変更します。
動体では9点自動選択も試せる
飛んでいる鳥やスポーツなど、中央1点へ被写体を重ね続けることが難しい場合は9点自動選択も候補になります。
ただし9点すべてへ被写体認識機能があるわけではありません。背景や手前の物へAFが移る場合もあります。
背景が空のように単純な場合は自動選択を使いやすく、枝が多い場所では中央1点の方が鳥へ合わせやすいことがあります。
EOS 60Dの連写おすすめ設定
EOS 60Dは最高約5.3コマ/秒の高速連続撮影に対応しています。現在のミラーレスと比べると高速ではありませんが、動体の瞬間を狙うには十分活用できます。
通常撮影は1枚撮影
風景、建物、商品、止まっている人物などでは1枚撮影を基本にします。シャッターを一度押すごとに1枚だけ記録されるため、不要な写真が増えにくくなります。
静止した被写体で高速連写を使っても同じような写真が大量に残るだけなので、撮影後の整理まで考えると1枚撮影が扱いやすくなります。
野鳥やスポーツは高速連続撮影
飛翔する野鳥、走る動物、スポーツ、航空機などでは高速連続撮影を選びます。EOS 60Dでは最高約5.3コマ/秒なので、1秒間に約5枚を記録できます。
連写はシャッターを長く押し続けるより、動きが変わる瞬間に短く区切って使う方が効率的です。鳥が飛び立つ瞬間、選手がジャンプする瞬間、車がコーナーへ入る瞬間など、必要な場面で数枚ずつ撮ります。
RAW+JPEGでは連続撮影可能枚数が少なくなるため、長い連写が必要ならRAWだけ、あるいはJPEGだけに変更する方法もあります。
普段使いならAvモードがおすすめ
EOS 60DにはP、Tv、Av、Mなど複数の撮影モードがあります。普段の写真撮影で最初に使いやすいのがAvモードです。
Avモードならボケを自分で決められる
Avモードでは撮影者がF値を決め、カメラがシャッタースピードを決めます。
人物ならF2.8からF4程度、風景ならF8前後、花ならF4からF8程度というように、被写界深度を自分で調整できます。
明るい単焦点レンズを使う場合は、F1.4やF1.8まで開くことで背景を大きくぼかせます。一方、集合写真や風景では絞って前後へピントが合う範囲を広げます。
F値とボケについては、F値で変わるボケと解像感も参考になります。
シャッタースピードが遅くなりすぎないか確認する
Avモードの注意点は、暗い場所でカメラが自動的にシャッタースピードを遅くすることです。
50mmレンズを使っていて1/20秒まで下がれば、人物が少し動いただけでも被写体ブレが起きやすくなります。望遠ではさらに速いシャッタースピードが必要です。
ファインダー内のシャッタースピードを確認し、遅すぎる場合はISO感度を上げます。
動体撮影ならTvまたはMモード
野鳥、スポーツ、鉄道、航空機などでは、絞りよりシャッタースピードを先に決めたい場面が多くなります。
Tvモードならシャッタースピードを固定できる
Tvモードでは撮影者がシャッタースピードを決め、カメラが絞りを決めます。
| 被写体 | シャッタースピードの目安 |
|---|---|
| 歩いている人物 | 1/250秒前後 |
| 走る子ども・動物 | 1/500~1/1000秒 |
| 野鳥 | 1/1000~1/2000秒 |
| 飛翔する野鳥 | 1/1600~1/3200秒 |
| 航空機 | 1/1000秒以上を基準 |
光量が不足するとレンズの開放F値まで絞りが開き、それ以上明るくできなくなります。その場合はISO感度を上げます。
Mモードなら露出を固定して撮れる
光の状態が大きく変わらない場所ではMモードも使いやすくなります。
野鳥なら1/2000秒、F5.6、ISO1600など、シャッタースピードと絞りを固定して撮影します。背景が明るい空から暗い森へ変わっても、設定自体は変わりません。
背景の明るさへカメラの測光が引っ張られる場面では、Mモードで露出を固定する方が写真の明るさをそろえやすくなります。
人物撮影のおすすめ設定
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 撮影モード | Av |
| AF | ワンショットAF |
| AFフレーム | 任意選択1点 |
| 絞り | F2.8~F5.6 |
| ISO | オートまたは100~1600 |
| ドライブ | 1枚撮影 |
| 測光 | 評価測光 |
人物が静止している場合はワンショットAFを使い、目に近いAFポイントを選びます。EOS 60Dには瞳AFがないため、カメラが自動で目を選ぶことはありません。
背景をぼかしたい場合はF値を小さくします。ただしF1.4やF1.8では被写界深度が浅く、片方の目にピントが合っていてももう片方がぼける場合があります。少し絞ったF2.8からF4程度も使いやすい設定です。
風景撮影のおすすめ設定
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 撮影モード | Av |
| AF | ワンショットAF |
| 絞り | F8前後 |
| ISO | ISO100を基本 |
| 測光 | 評価測光 |
| 記録 | RAW |
風景では被写体が大きく動かないため、ISO感度を低くし、画質を優先できます。F8前後まで絞ると画面全体へピントが合いやすくなります。
暗くなってシャッタースピードが遅くなる場合は三脚を使います。F16やF22まで必要以上に絞るより、F8からF11程度を基準にしてピント位置を調整する方が解像感を保ちやすくなります。
野鳥・動物撮影のおすすめ設定
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 撮影モード | TvまたはM |
| AF | AIサーボAF |
| AFフレーム | 中央1点または自動選択 |
| シャッター速度 | 1/1000~1/3200秒 |
| ISO | 800~6400を状況に応じて使用 |
| ドライブ | 高速連続撮影 |
止まっている鳥なら1/500秒程度でも撮影できますが、飛び立ちや羽ばたきを狙うなら1/1600秒以上を使いたい場面が増えます。
EOS 60Dには鳥認識AFがないため、撮影者自身がAFポイントを鳥へ合わせ続けます。枝が多い場所では中央1点、空を飛ぶ鳥では自動選択という使い分けもできます。
APS-Cセンサーなので、EF300mmなら35mm判換算約480mm相当、EF400mmなら約640mm相当、EF500mmなら約800mm相当の画角になります。望遠撮影ではAPS-Cの狭い画角を利用できます。
EFレンズ全体については、Canon EFとは?EFレンズ・EF-Sとの違い・対応カメラ・EOS Rでの使い方を徹底解説も参考になります。
室内撮影のおすすめ設定
室内では光量が少ないため、ISO感度とシャッタースピードのバランスが重要です。
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 撮影モード | Av |
| 絞り | できるだけ開く |
| ISO | 800~3200 |
| AF | ワンショットAF |
| ホワイトバランス | オート |
暗いからISO100を維持するのではなく、必要に応じてISO800、1600、3200まで上げます。低ISOでも被写体ブレが起きれば細部は残りません。
EF50mm F1.8など明るい単焦点レンズを使うと、キットズームより速いシャッタースピードを確保できます。
マクロ撮影のおすすめ設定
花や小物、昆虫などをマクロレンズで撮る場合は、被写界深度が非常に浅くなります。
| 項目 | おすすめ設定 |
|---|---|
| 撮影モード | AvまたはM |
| 絞り | F5.6~F11 |
| AF | ワンショットAFまたはMF |
| ISO | 100~1600 |
| ドライブ | 1枚撮影 |
等倍付近ではF8へ絞っても被写界深度は浅いため、狙った部分へ正確にピントを合わせる必要があります。三脚を使える静物ならライブビューを表示し、5倍や10倍の拡大表示でMFを使う方法も有効です。
マクロレンズの使い方については、マクロレンズとは?特徴・選び方・使い方も参考になります。
ライブビュー撮影のおすすめ設定
EOS 60Dはバリアングル液晶を搭載しているため、ローアングルやハイアングルではライブビューが便利です。
静物では拡大表示とMFを使う
風景、商品、花、マクロなど動かない被写体では、ライブビューの拡大表示を利用すると細かなピントを確認できます。
三脚へ固定し、MFへ切り替えて5倍または10倍へ拡大し、狙った部分へピントを合わせます。一眼レフのファインダーだけでは確認しにくい微妙なピント位置まで調整できます。
動体はファインダー撮影を基本にする
EOS 60DのライブビューAFは現在のミラーレスほど高速ではありません。野鳥やスポーツなど高速で動く被写体では、ファインダーの位相差AFを利用する方が追いやすくなります。
ライブビューは静物や構図確認を中心に使い、動体ではファインダー撮影へ切り替えるとEOS 60Dの特性を生かせます。
動画撮影のおすすめ設定
EOS 60DはFull HD動画撮影に対応しています。1920×1080では30p、25p、24pを選択でき、1280×720では60pまたは50pを使用できます。
通常の動画はFull HD 30p
日常的な動画なら1920×1080の30pを基本にします。映画的な動きを狙う場合は24pも選択できます。
720pでは60pを使えるため、動きの速い被写体を滑らかに記録したい場合に利用できます。
ピントはMFも積極的に使う
EOS 60Dの動画AFは現在のEOS Rシリーズのように被写体を滑らかに追従し続ける方式ではありません。動画撮影ではあらかじめピント位置を決めてMFで撮影する方法が安定します。
三脚へ固定して商品、風景、固定位置の人物などを撮る場合は、撮影前にライブビューで拡大し、MFでピントを合わせます。
ボタン操作はQボタンを中心に覚える
EOS 60Dには背面のQボタンがあり、撮影設定を液晶画面からまとめて変更できます。
ISO感度、AFモード、ドライブモード、ホワイトバランス、測光モード、ピクチャースタイルなど、撮影中によく変更する項目へ直接アクセスできます。
すべての設定をMENUから探すより、まずQボタンを押して変更する操作を覚えるとEOS 60Dを使いやすくなります。
AF-ONボタンも活用できる
EOS 60Dには背面にAF-ONボタンがあります。シャッターボタン半押しだけでAFを使う方法に加え、AF-ONボタンを使ってピント合わせを行うこともできます。
動体撮影では親指でAFを動かしながら、人差し指はシャッターだけを操作する方法を好む撮影者もいます。最初から無理に変更する必要はありませんが、AIサーボAFを頻繁に使うようになったら試す価値があります。
ピクチャースタイルはスタンダードを基本にする
JPEG撮影ではピクチャースタイルによって色やコントラスト、シャープネスが変わります。
最初はスタンダードを使えば問題ありません。人物ではポートレート、風景では風景、撮影後の編集を重視する場合はニュートラルや忠実設定を使う方法もあります。
RAWで撮影する場合は現像時に調整できるため、撮影時のピクチャースタイルへ過度にこだわる必要はありません。
EOS 60Dおすすめ設定を用途別に一覧で確認
| 用途 | 撮影モード | AF | ISO | ドライブ |
|---|---|---|---|---|
| 日常・スナップ | Av | ワンショットAF | オート | 1枚 |
| 人物 | Av | ワンショットAF | 100~1600 | 1枚 |
| 風景 | Av | ワンショットAF | 100 | 1枚 |
| 野鳥 | Tv・M | AIサーボAF | 800~6400 | 高速連写 |
| スポーツ | Tv・M | AIサーボAF | 800~6400 | 高速連写 |
| 室内 | Av | ワンショットAF | 800~3200 | 1枚 |
| マクロ | Av・M | ワンショット・MF | 100~1600 | 1枚 |
| 動画 | 動画モード | MF中心 | 状況に応じて調整 | - |
EOS 60Dは設定を理解すると今でも使いやすい一眼レフ
EOS 60Dには現在のEOS Rシリーズのような被写体認識AF、瞳AF、ボディー内手ブレ補正、数十コマ/秒の高速連写はありません。その代わり、ワンショットAF、AIサーボAF、9点AF、Av、Tv、Mモードなど、一眼レフ撮影の基本となる機能がそろっています。
普段使いならAvモード、ワンショットAF、任意選択1点AF、評価測光、ISOオートから始めると操作を覚えやすくなります。野鳥やスポーツではAIサーボAF、高速連続撮影、1/1000秒以上のシャッタースピードへ変更します。
風景ではISO100とF8前後、人物ではF2.8からF5.6、マクロではF5.6からF11というように、被写体ごとに設定を変えることでEOS 60Dの性能を引き出せます。
特にEOS 60Dでは、現在のミラーレスのようにカメラが被写体を自動認識してくれる機能が少ないため、撮影者がAFポイント、シャッタースピード、絞りを意識する場面が多くなります。それが一眼レフを使って撮影の基本を覚える面白さにもつながります。
EOS 60Dの具体的な撮影方法や実践的な使い方については、EOS 60D撮影テクニック|一眼レフを使いこなす実践的な撮り方もあわせて確認してください。



