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RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMを比較 価格差で何が変わる?

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RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMを比較 価格差で何が変わる? レンズ

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMを比較 価格差で何が変わる?

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMは、どちらもキヤノンRFマウントの標準単焦点レンズです。焦点距離は45mmと50mmで近く、AFにはSTMを採用していますが、実際の性格はかなり異なります。

RF45mm F1.2 STMは開放F1.2による大きなボケと明るさが最大の特徴です。一方、RF50mm F1.8 STMは約160gという軽さと小ささ、手頃な価格、最短撮影距離0.30mという扱いやすさが魅力です。

2026年8月時点のキヤノンオンラインショップ価格は、RF45mm F1.2 STMが66,000円、RF50mm F1.8 STMが34,980円です。差額は31,020円あります。この約3万円の差で得られるものが、自分の撮影に必要なのかが選択のポイントになります。

この記事では、F1.2とF1.8の違い、45mmと50mmの画角、ポートレートでのボケ、携帯性、近接撮影、暗所性能まで比較し、どちらを選ぶべきか整理します。

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMの違い

  • RF45mmはF1.2、RF50mmはF1.8
  • 重量は約346gと約160gで大きく異なる
  • RF50mmの方が被写体へ近づいて撮影できる

F1.2とF1.8の明るさとボケの違い

2本の最大の違いは開放F値です。RF45mm F1.2 STMはF1.2、RF50mm F1.8 STMはF1.8となっています。

F1.2はF1.8より多くの光を取り込めるため、同じISO感度なら速いシャッタースピードを使用しやすくなります。室内、夕方、イルミネーションなど、光量が少ない場所ではRF45mm F1.2 STMの明るさが生きます。

ポートレートでは被写界深度を浅くできるため、人物の瞳へピントを合わせながら、背景を大きくぼかした写真を作りやすくなります。背景に街灯やイルミネーションがあれば、光源を大きなボケとして配置することもできます。

RF50mm F1.8 STMも標準ズームと比較すれば十分に明るいレンズです。F1.8でも人物と背景の距離を取れば、大きな背景ボケを作れます。

違いは「RF50mmではボケない」というものではありません。RF45mmは、さらに浅い被写界深度とF1.2独特の表現を使えることに価値があります。

45mmと50mmの画角はどのくらい違うのか

焦点距離の差は5mmですが、標準域では撮影時に違いを感じる場面があります。

45mmは50mmより少し広く写ります。人物を同じ大きさで撮る場合には、45mmの方が少し近い位置から撮影できます。室内、カフェ、狭い路地など、撮影者が後ろへ下がれない場所では45mmの余裕が使いやすく感じられます。

50mmは少し画角が狭くなり、背景を整理しやすくなります。人物撮影では余計なものを画面から外しやすく、被写体へ視線を集中させやすい焦点距離です。

5mmの違いだけで撮れる写真が完全に変わるわけではありませんが、毎日持ち歩く標準単焦点として考えると性格の違いが出ます。

室内や日常スナップまで一本で広く使うなら45mm、人物や被写体を少し絞って見せる使い方なら50mmが自然です。

価格差31,020円で何が変わるのか

キヤノンオンラインショップ価格で比較すると、RF45mm F1.2 STMは66,000円、RF50mm F1.8 STMは34,980円です。

RF45mmの価格はRF50mmの約1.9倍になります。

その差によって得られる最大の要素はF1.2です。RF45mmは9枚羽根の絞りを採用し、大きなボケを積極的に利用する写真に向いています。

一方、RF50mm F1.8 STMは価格を抑えながら、F1.8、約160g、最短撮影距離0.30m、最大撮影倍率0.25倍を備えています。

価格差を単純な性能差として見るとRF50mmのコストパフォーマンスが目立ちます。RF45mmを選ぶ理由は万能性ではなく、「F1.2で撮りたい」という明確な目的があるかどうかです。

ポートレートならRF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMのどちらか

  • 大きなボケを優先するならRF45mm F1.2 STM
  • 軽快に人物撮影を楽しむならRF50mm F1.8 STM
  • 背景をどこまで残すかでも選択が変わる

RF45mm F1.2 STMは人物を背景から浮かせやすい

ポートレートでRF45mm F1.2 STMを選ぶ最大の理由はF1.2です。

人物へピントを合わせ、背景まで十分な距離を取れば、標準画角でありながら背景を大きくぼかせます。85mmや135mmのような中望遠とは異なり、人物だけでなく周囲の雰囲気も適度に残せるのが45mmの特徴です。

例えば街中のポートレートなら、人物の後ろに店舗の照明や街灯を配置し、F1.2で大きくぼかすことで場所の雰囲気を残しながら主役を明確にできます。

室内でも45mmは使いやすく、全身から半身まで撮影距離を調整しやすくなります。

RF45mm F1.2 STM単体の特徴については、RF45mm F1.2 STMは日常を大きなボケで写す標準単焦点レンズでも詳しく紹介しています。

RF50mm F1.8 STMでもポートレートは十分楽しめる

RF50mm F1.8 STMは、ポートレートを始めたい人にとって非常に扱いやすい標準単焦点です。

開放F1.8でも、人物と背景の距離を十分に確保すれば背景は大きくぼけます。屋外なら公園、並木道、街中、河川敷などで人物を背景から自然に浮かせることができます。

重量が約160gしかないため、カメラへ装着したまま長時間持ち歩きやすい点も大きなメリットです。旅行や街歩きの途中で人物を撮る場合にも負担が少なくなります。

人物撮影だけでなく、スナップ、風景、料理、小物まで一本で対応しやすいため、撮影ジャンルがまだ決まっていない場合にも選びやすいレンズです。

RF50mm F1.8 STMの人物撮影については、RF50mm F1.8 STMで魅せるポートレート撮影でも詳しく解説しています。

人物と背景を一緒に見せるなら45mmが使いやすい

ポートレートでは背景をぼかすことだけが目的ではありません。人物がどこにいるのかを伝えるために、背景をある程度残す撮り方もあります。

45mmは50mmより少し広いため、人物と周囲の環境を一緒に入れやすくなります。

旅行先なら街並み、カフェなら店内、屋外なら季節の花や建物を背景に残しながら人物を撮影できます。F1.2を使えば背景を完全に消さず、形や色を残したまま柔らかくぼかす表現も可能です。

50mmは画角が少し狭いため、人物そのものを強く見せる構図を作りやすくなります。

背景を含めた人物写真を多く撮るなら45mm、人物中心に構図を整理したいなら50mmという選び方ができます。

軽さと近接撮影ではRF50mm F1.8 STMが強い

  • RF50mmはRF45mmの半分以下の重量
  • 最短撮影距離はRF50mmが0.30m
  • 最大撮影倍率もRF50mmが高い

約160gと約346gでは持ち歩きやすさが大きく違う

RF45mm F1.2 STMの質量は約346g、RF50mm F1.8 STMは約160gです。

差は約186gあり、RF50mmはRF45mmの半分以下の重さです。

RF50mm F1.8 STMは全長約40.5mmと非常に短く、EOS Rシリーズへ装着してもバッグへ収納しやすいレンズです。ボディーへ付けたまま持ち歩き、撮りたい場面ですぐ取り出す使い方に向いています。

RF45mm F1.2 STMもF1.2クラスとしては約346gと軽量ですが、全長約75mm、フィルター径67mmとなり、RF50mmより存在感があります。

毎日持ち歩くことを最優先するならRF50mmが明確に有利です。撮影時の表現を優先してF1.2を持ち歩くのであればRF45mmを選ぶ意味があります。

テーブルフォトや小物はRF50mm F1.8 STMが使いやすい

近接撮影性能はRF50mm F1.8 STMが優れています。

RF50mm F1.8 STMの最短撮影距離は0.30m、最大撮影倍率は0.25倍です。

RF45mm F1.2 STMは最短撮影距離0.45m、最大撮影倍率0.13倍です。

料理、花、小物、カメラ用品などを大きく写したい場合は、RF50mmの方が被写体へ近づけます。ブログの商品写真や旅行中の料理撮影などでも便利です。

RF45mmはF1.2の大きなボケを使えますが、近距離の小さな被写体を画面いっぱいに写す用途ではRF50mmほど寄れません。

「大きくぼかしたい」と「小さなものへ近づきたい」は別の性能です。近接撮影を頻繁に行うなら、最大撮影倍率まで含めてRF50mmを選ぶ価値があります。

どちらも手ブレ補正はレンズに搭載していない

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMは、どちらもレンズ内手ブレ補正を搭載していません。

EOS R6シリーズやEOS R5シリーズなどボディー内手ブレ補正を搭載したカメラなら、ボディー側の補正を利用できます。

EOS R8やEOS RPなどボディー内手ブレ補正を搭載しない機種では、暗所でシャッタースピードが低下したときに撮影者自身が手ブレへ注意する必要があります。

この点ではF1.2のRF45mmが有利になる場面があります。F1.8より明るいため、同じISO感度なら速いシャッタースピードを確保しやすくなります。

一方、RF50mmはレンズ自体が非常に軽いため、カメラを安定して構えやすいという利点があります。

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMはどちらを選ぶか

  • F1.2を使いたいならRF45mm F1.2 STM
  • 軽さと価格を優先するならRF50mm F1.8 STM
  • すでにRF50mmを持っている場合は撮影目的で判断する

RF45mm F1.2 STMを選ぶ人

RF45mm F1.2 STMを選ぶ理由は明確です。F1.2を使いたい人です。

ポートレートで背景を大きくぼかしたい、夜の街で光を生かした写真を撮りたい、室内でもISO感度を抑えながら撮影したいといった用途ではF1.2が強みになります。

45mmという焦点距離も、50mmよりわずかに広いため、室内や街中で使いやすい特徴があります。

66,000円という価格はRF50mm F1.8 STMより高いものの、RF50mm F1.2 L USMのような大型で高価格なF1.2レンズとは大きく異なり、日常へ持ち出せるF1.2として独自の立ち位置があります。

「標準単焦点を一本だけ持つ」という考え方でも、ボケと暗所性能を重視するならRF45mm F1.2 STMが有力です。

RF50mm F1.8 STMを選ぶ人

価格、軽さ、携帯性、近接撮影まで含めて考えるならRF50mm F1.8 STMが強力です。

34,980円という価格でF1.8を使え、約160gしかありません。最短撮影距離0.30m、最大撮影倍率0.25倍なので、人物以外の撮影にも対応しやすくなります。

初めて単焦点レンズを購入する場合にも扱いやすく、標準ズームと一緒にバッグへ入れても負担が小さいレンズです。

F1.2が必要か分からない段階なら、RF50mm F1.8 STMを選んでも撮影できる範囲は非常に広くなります。

RF50mm F1.8 STM単体については、RF50mm F1.8 STMで楽しむ自然なボケと明るい描写の世界でも紹介しています。

すでにRF50mm F1.8 STMを持っているなら買い替える価値はあるか

すでにRF50mm F1.8 STMを持っている場合、RF45mm F1.2 STMへの変更は「焦点距離の変更」より「表現の変更」と考えた方が分かりやすくなります。

45mmと50mmの画角差だけを目的に買い替える必要性は高くありません。

F1.8を使っていて、「もっと背景をぼかしたい」「暗い場所でもシャッタースピードを上げたい」「標準画角でF1.2を使いたい」と感じているならRF45mmを追加する意味があります。

反対に、RF50mmの軽さや近接撮影性能を気に入っている場合は、RF45mmへ完全に置き換える必要はありません。

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMは焦点距離こそ近いものの、実際にはF1.2の表現力を取るか、軽さと汎用性を取るかという選択になります。

まとめ

RF45mm F1.2 STMとRF50mm F1.8 STMは、どちらもRFマウントの標準単焦点ですが、選ぶ理由は大きく異なります。

RF45mm F1.2 STMは、45mm F1.2、約346gという組み合わせが特徴です。標準画角で大きな背景ボケを作りたい人や、室内、夜景、ポートレートでF1.2の明るさを生かしたい人に向いています。

RF50mm F1.8 STMは、約160gという軽さ、全長約40.5mmのコンパクトさ、最短撮影距離0.30m、最大撮影倍率0.25倍が魅力です。日常のスナップ、人物、料理、旅行など幅広い用途へ対応できます。

2026年8月時点のキヤノンオンラインショップ価格では、RF45mm F1.2 STMが66,000円、RF50mm F1.8 STMが34,980円で、差額は31,020円です。

その差額で得られる最大のものはF1.2です。

大きなボケと暗所性能を優先するならRF45mm F1.2 STM、価格、軽さ、近接撮影、携帯性まで含めたバランスを重視するならRF50mm F1.8 STMが選びやすくなります。

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