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135mm単焦点の使い道 ポートレートから風景まで生かす撮影方法

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35mm単焦点の使い道 スナップから風景まで生かす撮影方法 レンズ

135mm単焦点の使い道 ポートレートから風景まで生かす撮影方法

135mm単焦点は、離れた場所から被写体を大きく写し、背景を整理しやすいレンズです。人物撮影用として知られていますが、舞台、動物、スポーツ、風景、街角スナップ、花などにも活用できます。

フルサイズカメラでは、85mmよりも狭い範囲を写し、200mmほど遠くの被写体に限定されません。人物と背景を大きく重ねた構図や、広い風景の一部分を切り取る撮影に向いています。

一方、全身ポートレートでは広い撮影距離が必要です。室内や人の多い場所では後方へ下がれず、使える構図が限られることがあります。135mmの特徴を生かすには、被写体だけを見て構えるのではなく、撮影者が立てる場所と背景の位置を先に確認します。

この記事では、35mmフルサイズカメラで使う135mmを基準に、代表的な使い道、撮影方法、設定、85mm・200mmとの違い、購入前の確認項目を解説します。

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135mm単焦点の代表的な使い道

  • 人物と背景を大きく見せるポートレート
  • 舞台やイベントを客席から撮影する
  • 動物やスポーツを離れた場所から狙う

人物と背景を大きく見せるポートレート

135mm単焦点の代表的な使い道は、屋外ポートレートです。人物から離れた場所にカメラを構え、顔、上半身、全身を撮影できます。顔のアップでは、撮影者が人物へ近づきすぎないため、落ち着いた形で表情を写せます。

135mmでは写る範囲が狭く、看板、電柱、通行人、建物などを画面から外しやすくなります。公園や街中で背景が複雑な場合も、整った部分だけを選び、人物を目立たせられます。

人物の後ろに桜、紅葉、イルミネーション、街灯、山、建物などを配置すると、背景が大きく見える構図を作れます。遠くにある背景を人物の近くへ引き付けたように見せられることが、135mmの特徴です。

背景を滑らかにぼかすには、人物を壁や植え込みから離します。人物と背景の距離が広がるほど、背景の輪郭が崩れ、主役を明確にできます。絞りを開けることと、背景までの距離を確保することを組み合わせます。

全身撮影では、撮影者が大きく後方へ下がります。公園、河川敷、海岸、広場、長い通路など、撮影距離を確保できる場所が適しています。135mmの撮影距離と画角を扱いにくく感じる場合は、135mm単焦点が使いにくい理由も確認してください。

舞台やイベントを客席から撮影する

135mm単焦点は、舞台、発表会、演奏会、講演、式典など、撮影者が被写体へ近づけない場面に使えます。客席から出演者の顔や上半身を大きく写し、周囲の観客や舞台装置を画面から外せます。

F1.8やF2などの明るいレンズは、照明の暗い会場でシャッタースピードを確保する際に役立ちます。演者が動く場面では1/500秒前後を出発点とし、踊りや速い動作では1/1000秒以上へ上げます。

舞台照明は場面によって明るさが大きく変わります。人物の顔へ強い光が当たる場面では、白飛びを防ぐために露出を確認します。暗い背景を基準にすると人物が明るくなりすぎるため、顔や衣装の明るい部分を見ながら調整します。

出演者が前後へ移動すると、画面内の大きさも変わります。135mm単焦点では焦点距離を変えられないため、最前部へ来たときは顔、後方へ移動したときは上半身や全身を撮るなど、距離に合わせて構図を切り替えます。

撮影場所が固定される舞台では、事前に席から見える範囲を確認します。出演者が近くへ来ると画面へ収まらない場合は、85mmやズームレンズも用意すると対応しやすくなります。

動物やスポーツを離れた場所から狙う

135mm単焦点は、動物園、ドッグラン、運動会、屋内スポーツなどにも活用できます。標準レンズでは小さく写る被写体を大きく捉え、背景から不要な物を外せます。

動物園では、大型の鳥、水鳥、猿、犬、猫などを撮影できます。檻や柵から距離がある場合も、動物の顔や体を画面へ大きく配置できます。背景にある人工物を外し、草木や水面だけを残す構図にも向いています。

運動会やスポーツでは、被写体が来る場所を予測し、先にカメラを向けます。135mmは画角が狭いため、近くを速く横切る被写体を見つけてから追うと、画面内へ入れるまでに時間がかかります。

AFはサーボAFを使用し、人物や動物の検出機能を撮影対象に合わせます。被写体の周囲に少し余白を残すと、急な方向転換にも対応しやすくなります。

遠くの小鳥や広い競技場の反対側を撮る用途では、135mmでは焦点距離が不足することがあります。被写体がさらに遠い場合は、200mm以上のレンズが候補になります。

135mm単焦点を風景やスナップで使う

  • 風景の中から主役を選んで切り取る
  • 街並みの形や光を離れた位置から捉える
  • 花や細部を背景から分離して写す

風景の中から主役を選んで切り取る

135mm単焦点は、広い風景を一枚に収める撮影ではなく、その中から山、木、建物、夕日、橋などを選んで写す撮影に向いています。広角レンズでは小さくなる遠景を大きく配置し、画面の主役を明確にできます。

山並みが重なる場所では、手前と奥の山が近く重なって見える構図を作れます。朝霧、夕方の斜光、雨上がりなど、遠景に濃淡が生まれる状況では、層になった景色を表現できます。

桜並木、紅葉、建物が続く街並みでは、遠くまで連続する形を画面内へ集められます。広い範囲を説明する写真ではなく、色、光、形が整った部分を選ぶ写真に適しています。

風景ではF5.6からF8前後を基準にし、主役へピントを合わせます。遠景だけを撮る場合は、開放付近を使う必要はありません。画面全体の解像感とシャッタースピードを確認しながら絞りを決めます。

135mmによる風景の切り取り方と背景の重なりは、135mm単焦点で風景を撮る方法でも詳しく解説しています。

街並みの形や光を離れた位置から捉える

街角スナップでは、道路の反対側にいる人物、店舗の入口、建物の窓、看板、街灯などを離れた場所から撮影できます。被写体へ近づかず、その場の自然な動作を捉えられることが135mmの利点です。

歩きながら次々と被写体を探す撮り方では、画角の狭さが負担になることがあります。135mmでは、光が当たる場所や背景が整った場所を先に見つけ、人物や車が入る瞬間を待つ方法が適しています。

道路の奥に人や車が並ぶ場所では、前後の被写体を画面内へ集められます。遠くの信号、標識、建物などを背景に配置し、街の密度を表現できます。

夜の街では、遠くの照明や看板を背景ボケとして使えます。人物や物へピントを合わせ、背景までの距離を広げると、光の形を大きくぼかせます。

街中でファインダーをのぞき続けると、画面外から近づく人や車を把握しにくくなります。撮影前に周囲を確認し、安全に立ち止まれる場所から構えます。

花や細部を背景から分離して写す

135mm単焦点は、花、植物、建物の装飾、商品の一部分など、細部を切り取る撮影にも使えます。少し離れた場所から被写体を選び、周囲の色や形を背景としてぼかせます。

花壇では、手前の花や葉を前ボケに使い、奥にある一輪へピントを合わせられます。撮影者が花壇へ近づかずに済むため、通路から構図を作れます。

被写体をどこまで大きく写せるかは、レンズの最短撮影距離と最大撮影倍率によって変わります。135mmだから必ず小さな物を大きく写せるわけではありません。近距離撮影を重視する場合は、購入前に仕様を確認します。

風で花が動く場合は、1/250秒から1/500秒前後を使います。開放付近ではピントの合う範囲が狭いため、花全体を見せる場合はF2.8からF5.6付近へ絞ります。

背景に明るい葉、水面、照明などがある場所では、丸いボケを配置できます。撮影位置を左右へ動かし、主役の後ろへ明るい部分が来る場所を探します。

135mm単焦点の特徴を生かす撮影方法

  • 撮影者が立てる位置から構図を決める
  • 人物と背景の位置関係を調整する
  • 被写体に合ったシャッタースピードを使う

撮影者が立てる位置から構図を決める

135mmを使うときは、被写体を置く場所よりも先に、撮影者が立てる範囲を確認します。人物を撮影場所へ立たせた後で構えると、壁、道路、柵、植え込みなどがあり、必要な距離まで下がれないことがあります。

全身、上半身、顔のアップでは、それぞれ必要な距離が異なります。最初に全身が入る位置を確認し、そこから前へ移動しながら上半身と顔を撮ると、構図を切り替えやすくなります。

人物が歩く場合は、進行方向と停止位置を決めます。撮影者が後ろ向きに歩きながら距離を保つ形を避け、人物が来る位置へ先に移動して構えます。

舞台やイベントのように撮影位置が固定される場面では、被写体が最も近くへ来たときにどこまで写るかを確認します。顔しか入らない距離まで近づく場合は、短い焦点距離のレンズも必要です。

ズームレンズを持っている場合は、70-200mmを135mm付近へ固定し、撮影予定の場所で距離を試せます。ズームリングを動かさず、自分が前後へ移動して構図を作ります。

人物と背景の位置関係を調整する

135mmらしい背景表現を作るには、人物、背景、撮影者の位置関係を調整します。人物を背景から離し、撮影者も後方へ移動すると、背景を大きくぼかしながら画面内へ配置できます。

桜や紅葉を背景にする場合、人物を木の直前へ立たせると、枝や葉の形が強く残ります。人物を手前へ移動させ、遠くの木を背景にすると、色のまとまりとして見せられます。

建物や山を背景として明確に残す場合は、F4からF8付近へ絞ります。背景を完全にぼかす写真と、場所が分かる程度に残す写真を撮り分けると、作品の幅が広がります。

人物の顔の後ろに明るい空や照明が重なると、主役よりも背景が目立つことがあります。ファインダーで背景だけを確認し、暗い部分や色の整った部分へ人物を配置します。

135mmは画角が狭いため、撮影位置を少し左右へ変えるだけで背景が変わります。人物を何度も移動させる前に、撮影者が動いて背景の位置を調整します。

被写体に合ったシャッタースピードを使う

135mmでは、カメラの小さな揺れが写真へ表れやすくなります。静止した人物を手持ちで撮る場合は、1/250秒前後を出発点にします。カメラやレンズの手ブレ補正があっても、人物の表情や体の動きには対応できません。

歩く人物、舞台、動物は1/500秒前後、走る人物やスポーツは1/1000秒以上を基準にします。撮影後に目、髪、衣服の模様を拡大し、輪郭が流れている場合は速度を上げます。

暗い場所ではISO感度が高くなります。ISO感度を下げるためにシャッタースピードを遅くすると、被写体ブレが増えます。人物や動物では、必要な速度を確保した上でISO感度を決めます。

AFは、風景や建物などの静止物にはワンショットAF、人物、動物、舞台にはサーボAFを使います。人物や動物の検出機能があるカメラでは、撮影対象に合った設定を選びます。

動く被写体は、画面いっぱいに入れず、進行方向へ余白を残します。短い連写を使い、表情、足の位置、姿勢が整った写真を選びます。

85mm・135mm・200mmの使い分け

  • 85mmは人物との距離を保ちながら撮りやすい
  • 135mmは人物と背景を大きく見せやすい
  • 200mmは遠い被写体をさらに大きく写しやすい

85mmは人物との距離を保ちながら撮りやすい

85mmは135mmより写る範囲が広く、人物との距離も短くなります。屋外ポートレートでは、撮影者が人物へ声をかけながら、顔、上半身、全身を撮影できます。

小さな公園、街中、室内など、後方へ下がれる距離が限られる場所では、85mmの方が構図を作りやすくなります。人物が歩く場面でも、135mmに比べて画面内へ捉え続けやすい焦点距離です。

背景を整理しながら人物とのコミュニケーションも重視する場合は85mm、広い場所で背景を大きく見せる場合は135mmが候補になります。

85mmで撮れる被写体と具体的な撮影方法は、85mm単焦点の使い道で解説しています。

135mmは人物と背景を大きく見せやすい

135mmは、人物から距離を取り、背景の一部分を大きく配置する撮影に向いています。85mmよりも写る範囲が狭く、人物の後ろにある桜、紅葉、建物、山などを画面内へ集められます。

全身ポートレートには広い場所が必要ですが、顔や上半身であれば中程度の距離から撮影できます。人物がカメラを意識しにくい距離を保ち、自然な表情を狙うこともできます。

舞台、動物、街角スナップ、風景にも対応でき、人物専用に限定されない焦点距離です。近い被写体と遠い被写体の中間を担う単焦点として使えます。

200mmは遠い被写体をさらに大きく写しやすい

200mmは135mmよりも画角が狭く、遠くの人物、舞台、スポーツ、動物を大きく写せます。広い競技場や客席後方など、被写体までの距離が長い場面で有利です。

人物撮影では、背景をさらに大きく配置できます。全身を撮るには135mm以上の距離が必要となり、人物との会話や細かな指示は難しくなります。

撮影場所が広く、被写体へ近づけない場合は200mm、人物との距離と背景表現を両立したい場合は135mmが使いやすくなります。

200mmの撮影ジャンルと構図は、200mmレンズの使い道で詳しく解説しています。

135mm単焦点を選ぶ前に確認すること

  • ズームレンズで135mmの画角を試す
  • 最短撮影距離と手ブレ補正を確認する
  • フルサイズとAPS-Cの画角差を理解する

ズームレンズで135mmの画角を試す

135mm単焦点を購入する前に、70-200mmや100-400mmなどのズームレンズを135mm付近へ固定すると、自分の撮影場所に合うか確認できます。

人物の全身が入る距離、顔や上半身の大きさ、背景の見え方、被写体との会話のしやすさを確認します。室内や庭でも試し、後方へ下がれない場所でどこまで写るかを把握します。

過去にズームレンズで撮影した写真がある場合は、撮影情報から焦点距離を確認します。120mmから150mm付近を頻繁に使っており、明るさや背景ボケを求めている場合は、135mm単焦点を追加する理由が明確になります。

ズームレンズでは問題なく使えても、単焦点では構図を変えるために自分が移動する必要があります。実際の撮影場所で焦点距離を固定し、一日使って確認します。

最短撮影距離と手ブレ補正を確認する

135mm単焦点は、製品によって最短撮影距離と最大撮影倍率が異なります。花、小物、人物の手元などを撮る場合は、どこまで近づけるかを確認します。

最短撮影距離が長い製品では、被写体へ近づきすぎるとピントが合いません。顔や花をさらに大きく写したい場合も、一定の距離から撮影する必要があります。

手ブレ補正の有無も確認します。静止した人物や風景を手持ちで撮る場面では構図を安定させやすくなります。動く人物や動物では、手ブレ補正と一緒に十分なシャッタースピードを使います。

F1.8やF2の135mm単焦点は、大きく重い製品があります。カメラと組み合わせた重量、レンズの長さ、フィルター径、三脚座の有無を確認し、持ち歩ける大きさか判断します。

フルサイズとAPS-Cの画角差を理解する

この記事は、35mmフルサイズカメラで使う135mmを基準にしています。キヤノンのAPS-Cカメラへ135mmレンズを装着すると、写る範囲は約216mm相当の画角になります。

APS-Cでは、フルサイズで使う135mmよりも狭い範囲が写ります。舞台、スポーツ、動物、遠くの人物には使いやすくなりますが、全身ポートレートには広い撮影距離が必要です。

APS-Cでフルサイズの135mmに近い画角を得たい場合は、85mm前後のレンズが候補になります。キヤノンAPS-Cで85mmを使うと、約136mm相当の画角になります。

同じ135mmレンズでも、使用するカメラによって撮影距離と用途が変わります。作例を見る際は、レンズ名と一緒にカメラのセンサーサイズも確認します。

まとめ

135mm単焦点の主な使い道は、ポートレート、舞台、イベント、動物、スポーツ、風景、街角スナップ、花の撮影です。離れた場所から被写体を大きく写し、背景の整った部分を選んで構図を作れます。

ポートレートでは、人物の後ろにある桜、紅葉、建物、山、イルミネーションなどを大きく配置できます。全身撮影には広い距離が必要となるため、撮影者が立てる場所を先に確認します。

風景では、広い景色の中から山、木、建物、夕日などを選んで切り取れます。街角スナップでは、光と背景を先に決め、人物や車が入る瞬間を待つ撮り方が適しています。

静止した人物は1/250秒前後、舞台や動物は1/500秒前後、スポーツや速い動きは1/1000秒以上を出発点にします。被写体の動きと撮影結果を確認しながら調整します。

85mmは人物との距離を保ちながら撮りやすく、135mmは人物と背景を大きく見せやすく、200mmは遠い被写体をさらに大きく写しやすい焦点距離です。

購入前にズームレンズを135mm付近へ固定し、実際の撮影場所で画角と距離を確認します。使用するカメラのセンサーサイズ、最短撮影距離、手ブレ補正、重量も確認すると、購入後の使いにくさを減らせます。

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