サンリオのトイカメラSTREETが発売!5種類の価格・性能・旧SWEETSとの違い
ケンコー・トキナーは2026年10月9日、サンリオキャラクターをデザインした超小型デジタルカメラ「サンリオキャラクター トイカメラ STREET」を発売しました。ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンの5種類を用意した新シリーズで、クラシックカメラを小さくしたような本体にストリートをテーマとするデザインを採用しています。重さ約18gの小さなカメラながら静止画と音声付き動画が撮影でき、付属のUSB Type-Cケーブルで対応スマートフォンへデータを直接取り込めます。メーカーの公式オンラインショップでは各モデル税込8,470円で販売されています。
今回のリニューアルで重要なのは、外観のデザインだけが変わった製品ではなく、カメラの基本性能が「Pieni II」系から新しい「Pieni III」系へ切り替わったことです。従来のサンリオモデルはパソコンへ写真を取り込む方式が中心でしたが、STREETはスマートフォンとの接続に対応し、撮影した写真を普段使う端末で見やすくなりました。一方、撮像素子の有効画素数は131万画素から32万画素へ変更されており、新型だから画質も高くなったと考えるのは正確ではありません。この記事では5種類のキャラクター、発売日と価格、旧シリーズとの違い、撮影性能、スマホ転送、購入前の確認事項まで、メーカー公表の内容をもとに詳しく紹介します。
サンリオ トイカメラ STREETの発売日・価格・5種類
2026年10月9日発売、5種類とも税込8,470円
「サンリオキャラクター トイカメラ STREET」は2026年10月2日に発表され、10月9日に販売が始まりました。発売元はケンコー・トキナーで、メーカーの製品ページではオープン価格と記載されています。公式オンラインショップの販売価格は税込8,470円で、ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンの5モデルが同じ価格で設定されています。性能によって価格を分けたラインアップではなく、好きなキャラクターとデザインを選ぶ商品構成です。
通常デザインの「Kenko トイカメラ Pieni III」も同じ2026年10月9日に発売され、公式オンラインショップでは税込6,600円で販売されています。STREETとの価格差は1,870円で、この差額は撮像素子や動画機能の性能差によるものではありません。メーカーがSTREETの基本性能をPieni IIIと同じと明記しているため、撮影機能だけを比較するなら両製品は共通の構成です。サンリオキャラクターのデザインを身につけることや、コレクションする楽しさに価値を感じる人に向けた製品といえます。近年の小型カメラの販売動向は、KODAK PIXPROのコンデジ人気と販売ランキングでも紹介しています。
本体を購入すれば写真を撮るための機能は備わっていますが、記録用のmicroSDHCカードは別売りです。公式オンラインショップの掲載価格と、撮影に必要な記録媒体まで含めた購入費用は分けて考える必要があります。付属するのはカメラ本体、ストラップ、USBケーブル、取扱説明書で、通常使用のために別売りの専用レンズを購入する仕組みではありません。専用ケースなどの装飾品を組み合わせるかどうかは好みによりますが、製品の魅力である小ささを生かすなら付属ストラップだけでも持ち歩くことができます。
ハローキティ・マイメロディ・クロミ・シナモロール・ハンギョドン
STREETのキャラクターはハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンの全5種類です。メーカーが公開するラインアップには、それぞれのキャラクター名と専用の製品写真が掲載されており、外観の異なるモデルとして選べます。キャラクターによって撮れる写真の大きさや動画の画質が変化することはなく、色やデザインを楽しむための展開になっています。カメラの外観を重視する人にとって、キャラクター選択がそのまま購入時の中心的なポイントになります。
同じサンリオのカメラでも、STREETというシリーズ名まで確認することで旧型と区別できます。例えばマイメロディやクロミは以前のトイカメラにも採用されてきたため、キャラクター名だけで検索すると発売時期の異なる製品が並ぶことがあります。今の新型を探している人にとっては「トイカメラ STREET」と明記された製品であることが重要です。キャラクターグッズとして選ぶなら外装の好みが中心ですが、撮影機材として使うならUSB端子や記録カードの仕様も併せて確認すると違いが分かります。カメラの形や外観が選択理由になることについては、カメラデザインの美学と造形の魅力でも取り上げています。
メーカーが公表しているJANコードは、ハローキティが4961607603628、マイメロディが4961607603666、クロミが4961607603673、シナモロールが4961607603635、ハンギョドンが4961607603680です。通販サイトでは商品名が短縮されたり、Pieniのシリーズ名でまとめて表示されたりすることがあります。特定のキャラクターを選びたい場合には、商品の名称とJANコードを照らし合わせることで対象を区別できます。デザインごとに個別の商品として流通するため、購入時にもキャラクターを明確に指定できる構成です。
ストリートをテーマにしたデザインと18gのアクセサリー感覚
新シリーズが掲げるコンセプトは「ストリート」です。従来のサンリオキャラクターを使った小型トイカメラの流れを受け継ぎつつ、2026年モデルでは新しいテーマの外観で展開されています。撮影道具として使うだけでなく、身につけることや部屋へ飾ることまで想定した商品で、付属のネックストラップを使ってアクセサリーのように携帯できます。キャラクターが好きな人にとっては、カメラとしての機能とグッズとしての楽しみが一つになった製品です。
本体は幅約53mm、高さ約35mm、奥行約18mmで、重量は約18gと発表されています。手のひらに載る一般的なコンパクトカメラよりさらに小さく、指先でつまんで持ち上げられる寸法です。クラシカルなカメラのシルエットを小さな本体で表現しているので、ストラップで首から下げたときにもカメラらしい外観を楽しめます。大きなレンズや厚いグリップを備えた撮影機材とは方向性が異なり、日常の持ち物に取り入れやすい大きさを重視しています。懐かしいカメラの形を現代の製品へ取り入れた例は、YASHICA Y16 Pocket Cameraの復活とデザインにも見られます。
ストラップを付けて持ち歩けることは、撮影する機会の多さにも関係します。大きなカメラを持参するほどではない散歩や買い物でも、小型のSTREETなら気になった風景や身近なものを気軽に撮影できます。撮影した写真を画面で確認できないため、予想外の構図や色が写っていることもトイカメラならではの楽しさになります。撮影結果の精密さだけでなく、身につけて使う行為そのものが製品の魅力になっています。
トイカメラ STREETの画質・動画・使い勝手
Pieni IIIと共通の約53mmボディ、液晶とファインダーは非搭載
メーカーはSTREETのカメラ基本性能が「Kenko トイカメラ Pieni III」と同じであると明記しています。ボディ寸法は約53×35×18mm、重さは約18gで、わずかなスペースにレンズ、電源、撮影操作、記録用の仕組みを収めています。一般的なデジタルカメラのような液晶モニターもファインダーも装備していないため、撮影前に画面を見て構図を正確に決める操作はできません。カメラの向きから写る範囲を予想してシャッターを押し、撮影結果はスマートフォンやパソコンへ取り込んで確認します。
カメラに液晶モニターがないと聞くと古い製品のように感じるかもしれませんが、STREETは2026年発売の新しいデジタルカメラです。あえて撮影後に写真を確認する方式を残し、レトロな外観と偶然の写りを楽しむことを重視しています。細かな撮影設定を画面で変えることより、気になった景色へカメラを向けて撮るシンプルな使い方を想定しています。一般的なカメラとトイカメラが果たす役割の違いについては、現代のカメラ市場を6カテゴリーで整理した記事も参考になります。
液晶やファインダーを省いたことで、本体の大きさを抑えられる一方、撮影者が構図を合わせる際の方法も変わります。近距離で小さな雑貨を狙うより、背景を含めた少し広い範囲を撮るほうが、最初は被写体を画面内へ収めやすくなります。レンズを被写体へ向けたつもりでも、実際の撮影範囲と違いが出る場合があるため、撮影後の写真を見ながら持ち方を覚える楽しみがあります。スマートフォンの撮影画面を見ながら完成を目指す方法とは異なる体験です。
有効32万画素、静止画は1440×960ピクセルのJPEG
STREETの撮像素子は1/10型CMOSセンサーで、有効画素数は32万画素です。静止画の記録サイズは1440×960ピクセル、ファイル形式はJPEGで、メーカー仕様には補間画素数138万画素と記されています。この138万画素は記録ファイルの大きさに相当する数値で、センサーに138万個の有効画素があることを示すものではありません。写真の細かな模様を高精細に描くための機種ではなく、柔らかい輪郭や懐かしい雰囲気を楽しむ製品として位置付けられています。
一般的なスマートフォンや現在のコンパクトデジタルカメラと比べると、画像に含まれる細部の情報量は少なくなります。例えば撮影後に写真の一部を大きく切り抜いたり、遠くの小さな文字を拡大して読んだりする使い方では、この低い有効画素数が影響します。反対に、写真の鮮明さを最優先せず、独特の粗さや色合いを雰囲気として楽しむ人にはトイカメラの性格が合っています。昔のコンデジが再び注目される理由は、CCD搭載オールドコンデジの人気と写りでも詳しく解説しています。
レンズの焦点距離は1.8mm、F値はF2.8で、メーカー公表の撮影距離は約30cmから無限遠です。小さなフィギュアや雑貨を撮る場合、レンズへ極端に近づけると撮影距離の範囲から外れるため、ある程度離して撮影する設計です。ISO感度は100で、シャッタースピードは自動設定と記載されているので、撮影者が細かく露出を調整する機種とは使い勝手が異なります。明るい屋外や窓際などで撮ることを想定すると、レトロな写りとカメラの小ささを楽しみやすくなります。
音声付き動画は720×480・30fps、背面マグネットも搭載
STREETは静止画だけでなく、音声付きの動画も撮影できます。記録サイズは720×480ピクセル、フレームレートは30fpsで、形式はMJPEGを使ったAVIです。現在の高精細な4K動画やフルHD動画とは記録画素数が異なり、動画の細かな部分を鮮明に描くことより、日常の短い場面をレトロな映像で残す方向に向いています。人の動きや身近な出来事を、いつもとは違う映像の質感で記録する楽しさがあります。
動画を撮影する際に便利なのが、本体の背面に内蔵されたマグネットです。冷蔵庫など磁石が付く金属面へカメラを取り付けられるため、小さなボディを手で持ち続けずに撮影する方法があります。固定して使えば手持ちによる動きを減らせますが、取り付ける面の角度や磁力によってカメラの向きが決まります。小さなカメラをどこへ置くかという発想も、STREETを楽しむ要素になっています。高画質な動画撮影まで重視するコンパクトカメラとの違いは、PowerShot G7 X Mark IIIの写真・動画性能からも分かります。
静止画と動画はMODEボタンによって切り替える方式で、メーカーの案内では写真と音声付き動画を基本的な撮影機能としています。動画の記録方式であるMJPEGとAVIはパソコンでも扱われる形式ですが、利用する編集アプリによって読み込み方法が異なる場合があります。撮影したファイルはmicroSDHCカードへ保存されるため、パソコンへ取り込んで保管することもできます。画面がない小型カメラで撮影し、あとで大きな画面を使って動画を確認する流れになります。
旧サンリオ トイカメラ・SWEETSとの違い
2025年のSWEETSは7種類、新STREETは5種類
サンリオキャラクターの超小型トイカメラは、2026年のSTREETから始まったシリーズではありません。2022年にはサンリオデザインのPieni系トイカメラが登場し、その後もキャラクターの追加やデザインを変えたモデルが販売されてきました。2025年11月28日にはスイーツをコンセプトにした「サンリオキャラクター トイカメラ SWEETS」が発売され、ハローキティ、シナモロール、ポムポムプリン、ポチャッコ、マイメロディ、クロミ、ハンギョドンの7種類が用意されました。新しいSTREETは、この流れを受け継いだ別のテーマの5種類として登場しています。
ラインアップを比べると、ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンの5キャラクターがSTREETに採用されています。SWEETSに存在したポムポムプリンとポチャッコは、STREETの5種類には含まれていません。これはSTREETという新シリーズの構成を示すもので、ほかのシリーズや過去製品を含めてキャラクター商品の販売が一斉に終了したという意味ではありません。同じキャラクターでも発売時期やテーマによって外観が異なるため、シリーズ名を区別して探すことが重要です。カメラによって写真の楽しみ方やデザインの方向性が異なる例として、instax SQUARE 2の新デザインと撮影機能も紹介しています。
SWEETSとSTREETの比較で注目したいのは、単にキャラクターの絵柄やカラーが変わっただけでなく、採用されるベースカメラも世代が移っていることです。SWEETSの基本性能はPieni IIと共通ですが、STREETはPieni IIIと共通です。カメラのデザインを集めて楽しむ人なら両方に異なる魅力があり、日常で撮影してスマートフォンへ転送する人なら新型の接続機能がポイントになります。製品の発売年だけで優劣を判断するより、何を楽しみたいかによって選ぶ基準が変わります。
旧型のminiUSBから新型のUSB Type-Cへ変更
STREETで使い勝手が変わった部分として大きいのがUSB端子です。従来のSWEETSはType-A to miniUSBケーブルを付属し、パソコンへの接続による充電やデータの取り込みを案内していました。新しいSTREETはUSB Type-C端子を採用し、Type-C to Type-Cケーブルが付属しています。メーカーはパソコンへの接続だけでなく、対応スマートフォンへ直接写真や動画を取り込めることを新しい特徴として紹介しています。
スマートフォンで写真を見たり共有したりする機会が多い人にとって、パソコンを介さずデータを扱えることは使い方に直結します。撮影した写真はmicroSDHCカードへ保存されますが、カメラと対応端末をケーブルで接続する方法が用意されたことで、撮影後の確認方法が広がりました。すべてのスマートフォンとの接続が保証されるわけではないため、端末のUSB-C端子の有無に加え、保存された画像ファイルを読み込める仕組みがあるかも関係します。スマートフォンへの写真転送には各社で異なる方式があり、OM SYSTEM PENのスマートフォン連携と写真管理では無線接続を使う機種の例を紹介しています。
カメラ本体の接続端子が変わったことは、付属ケーブルの形状にも表れています。以前のminiUSBケーブルをそのままSTREETのUSB Type-C端子へ挿すことはできず、STREETでは対応するType-Cケーブルを使用します。充電もUSBを通じて行う内蔵バッテリー方式なので、持ち歩くときに予備の交換式バッテリーを入れ替える構造ではありません。ケーブルで写真を取り込めることと、カメラ自体に撮影結果を表示できることは別なので、写真の確認は接続先の画面を使って行う仕組みです。
有効画素数と音声録音機能にも変更がある
新旧の撮影仕様を比べると、旧SWEETSは有効131万画素の1/10型CMOSセンサー、新STREETは有効32万画素の1/10型CMOSセンサーです。STREETでは補間によって1440×960ピクセルの画像を記録しますが、実際の有効画素数そのものは131万画素から32万画素へ変わっています。旧SWEETSの記録画像は1280×1024ピクセルであり、画像の縦横比にも違いがあります。レンズの焦点距離も旧SWEETSの3.2mmからSTREETの1.8mmになっているため、撮影に関わる数値が複数変更されています。
旧SWEETSの案内には静止画撮影、音声付き動画撮影、音声のみの録音という3種類の機能が掲載されていました。新STREETの公式案内では静止画と音声付き動画の機能が説明され、音声のみをMP3で録音する機能は仕様表に載っていません。動画の記録サイズは旧型と新型がいずれも720×480ピクセルの30fpsなので、ここは画素数の変更がない項目です。単純に「新型のほうがすべて高性能」と考えるより、スマホ転送への対応と撮影仕様の変更を別々に比較することが重要です。高画素なカメラと小型トイカメラの方向性の違いは、FUJIFILM X100VIの画質と撮影性能とも対照的です。
| 比較項目 | STREET(2026年) | SWEETS(2025年) |
|---|---|---|
| ベースモデル | Pieni III | Pieni II |
| キャラクター数 | 5種類 | 7種類 |
| 有効画素数 | 32万画素 | 131万画素 |
| 静止画サイズ | 1440×960 | 1280×1024 |
| 動画サイズ | 720×480・30fps | 720×480・30fps |
| レンズ | 1.8mm F2.8 | 3.2mm F2.8 |
| USB端子 | Type-C | miniUSB |
| スマホ直接取り込み | メーカー案内あり | メーカー案内なし |
| 音声のみの録音 | 公式仕様に記載なし | MP3に対応 |
| 寸法 | 約53×35×18mm | 約51×36×18mm |
| 重量 | 約18g | 約18g |
本体寸法はSTREETが幅約53mm、高さ約35mm、奥行約18mm、旧SWEETSが幅約51mm、高さ約36mm、奥行約18mmです。重量はどちらも約18gなので、ストラップで持ち歩く小型カメラという特徴はそのまま残っています。動画や携帯性だけでは差が小さい一方、端子、静止画の有効画素数、記録できるモードには明確な違いがあります。デザインの世代交代とカメラの仕様変更を組み合わせたリニューアルとして理解できる製品です。
撮影方法・スマホ転送・購入前の注意点
別売りmicroSDHCカードを準備して撮影する
STREETの写真と動画は別売りのmicroSDHCカードに保存します。メーカーが指定する対応容量は4GBから32GBで、使用者が写真を保存できる内蔵メモリーは搭載していません。カメラの箱には本体、ストラップ、USBケーブル、取扱説明書が入っていますが、microSDHCカードは付属品の一覧に含まれていません。購入して撮影を始めるには、対応するカードを別に用意することが基本になります。
旧SWEETSでは128MBから2GBのmicroSDカードと、4GBから32GBのmicroSDHCカードが対応媒体として掲載されていました。STREETの公式仕様はmicroSDHCの4GBから32GBとなっているので、古いサンリオトイカメラで使用していた小容量カードをそのまま使えると判断することはできません。メーカーはKIOXIA製EXCERIA BASICシリーズのmicroSDHCカードを検証済みの推奨製品として案内しています。保存媒体の規格と容量を確認することは、小さなカメラで撮影する際の最初の準備になります。ほかの小型撮影機器との違いについては、instax Pal 2の保存・撮影機能と使い方でも紹介しています。
電源は内蔵リチウムイオン充電池で、付属のUSBケーブルをパソコンへ接続して充電する方式です。Windows 11とmacOS 12から15.5がメーカーの必要なパソコン環境として掲載されています。撮影した画像をパソコンへ取り込む際には、写真がJPEG、動画がMJPEG形式のAVIで記録されていることも整理の手がかりになります。撮影データをスマートフォンやパソコンへ保存しておけば、次の撮影でカードを使う際にもファイルを管理しやすくなります。
USB-Cでスマホへ写真を取り込み、撮影後に楽しむ
STREETは撮影後の写真をスマートフォンへ直接取り込めることが、旧型と比べた大きな特徴です。付属するType-C to Type-Cケーブルで対応スマートフォンとカメラを接続し、カードに保存した写真や動画を扱う方法がメーカーから案内されています。撮った写真をその場で液晶に表示する機能はありませんが、端末へ取り込んだあとなら写真の内容を確認したり、整理したりできます。キャラクターデザインのカメラで撮影した写真を、普段使うスマートフォンで楽しむ流れが想定されています。
スマートフォンへ取り込んだJPEG画像は、端末の写真アプリなどで閲覧したり、対応する共有機能を通じて家族や友人に見せたりできます。撮影時の画像は1440×960ピクセルなので、画像を大きく引き伸ばして高精細な写真に変える用途より、小さな画面でレトロな写りを眺める使い方が合っています。写真を形に残す楽しみまで広げたい人には、スマートフォン内の画像をプリントする製品という別の選択肢もあります。カメラとは独立したプリント機器の特徴は、instax Link WIDE 2の使い方とプリント機能でも解説しています。
このカメラの楽しさは、撮影した瞬間には写真を確認できず、あとで仕上がりを見るまで時間があることにもあります。デジタルカメラでありながら、その場で何度も撮り直して完成させる方式とは異なる楽しさを残しています。例えば散歩の途中に気になったものを数枚撮り、帰宅後にスマートフォンへ取り込んで一枚ずつ確認するという使い方ができます。撮影から鑑賞までが別の時間になることは、液晶モニターのないSTREETらしい特徴です。
プレゼント・コレクション・普段使いで選ぶポイント
STREETを選ぶ理由として分かりやすいのは、好きなサンリオキャラクターのデザインを日常の持ち物に加えられることです。ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンという5つの選択肢があり、使う人の好みで選べます。ネックストラップを付けて持ち歩いたり、使わないときに棚へ飾ったりできるので、撮影機能を備えたキャラクターグッズという楽しみもあります。写真を撮ることへの興味と、キャラクターのコレクションを一緒に楽しめる点が特徴です。
一方、購入後にどのような写真を撮りたいかによって、必要な機能も違います。画面を見ながらピントや構図を確認したい人、暗い室内でも鮮明に撮りたい人、ズームで遠くのものを大きく写したい人には、通常のコンパクトデジタルカメラの機能が向いています。STREETはレトロな写りやデザイン、非常に小さな本体、スマホへ写真を移す楽しさを中心にした製品です。カメラを欲しいと思う理由にデザインが関係する例については、デザインの魅力で選びたくなるカメラ8機種でも紹介しています。
旧SWEETSが好きな人にとっては、キャラクターの種類やテーマを重視して買い足す楽しみもあります。最新のSTREETではポムポムプリンとポチャッコがラインアップから外れていますが、ほかのキャラクターは新しいテーマで引き続き展開されています。すでに旧型のカメラを持っている人がSTREETを追加する場合は、デザインの違いに加え、USB-Cでのデータ取り込みへ切り替わることも実用上の変化になります。新しいシリーズを選ぶ際には、好きなキャラクターと写真の楽しみ方を一緒に考えられる製品です。
まとめ
ケンコー・トキナーの「サンリオキャラクター トイカメラ STREET」は、2026年10月9日に発売された超小型トイデジタルカメラです。ハローキティ、マイメロディ、クロミ、シナモロール、ハンギョドンの5種類を展開し、公式オンラインショップでの価格は各税込8,470円です。幅約53mm、重さ約18gの小さなカメラに静止画と音声付き動画の撮影機能を備え、ネックストラップで身につけたり、背面マグネットで金属面へ固定したりできます。通常版のPieni IIIとカメラの基本性能は共通しており、サンリオのデザインを楽しめることが大きな特徴です。
旧SWEETSとの違いは、ストリートという新しいデザインテーマと5種類のラインアップに加え、USB Type-Cによって対応スマートフォンへデータを直接取り込めるようになったことです。撮像素子の有効画素数は旧型の131万画素から32万画素へ変わり、写真の記録サイズや一部の撮影機能にも変更が加えられています。高画質を目指す一般的なコンパクトデジタルカメラとは異なり、STREETは大好きなキャラクターのカメラを持ち歩き、レトロな写真を撮影してあとから見返す楽しさを味わう製品です。カメラとしての機能とサンリオキャラクターの魅力を組み合わせた、新しいトイカメラシリーズといえます。



