北の丸公園にカワセミを撮りに行ってきました。都心に位置しながらも自然豊かな環境が広がり、四季折々の風景を楽しめる公園です。江戸時代から続く歴史的な背景を持ちつつ、多くの野鳥が生息する場所としても知られています。今回の目的はカワセミの撮影でしたが、園内を散策するとジョウビタキやエナガ、メジロなどの鳥たちの姿も見ることができました。池の周辺にはカワセミの飛来を待つ人も多く、じっくりと観察しながら撮影のチャンスを伺いました。
北の丸公園にカワセミを撮りに行ってきました。歴史ある公園で野鳥観察
北の丸公園は野鳥撮影だけでなく、歴史を感じながら散策を楽しめる場所としても魅力的です。園内には江戸時代の城門が残り、武道館や美術館も点在しており、多くの人々が訪れるスポットとなっています。今回の撮影では、カワセミの飛来をじっくり待ちながら、その美しい姿を写真に収めることができました。今後もこのような環境での野鳥観察を続けていきたいと思います。北の丸公園は訪れるたびに新しい発見がある素晴らしい場所です。
北の丸公園にカワセミを撮りに行ってきました。
- 遊びながら目的地へ
- 池の周りを散策、常連さんに出会う
- 低空飛行でカワセミ出現
遊びながら目的地へ
通勤ラッシュを避けて早朝に到着。
九段坂公園前の歩道橋でスマホでライトトレイル撮影をして遊びました。
![]() Google Pixel8 |
その後千鳥ヶ淵を覗いてみたり、清水門や清水濠のあたりを歩いてみました。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/10 ISO160 |
いよいよ目的地の北の丸公園の池へ。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/10 ISO160 |
(乾門とビル、皇居周辺の特殊な風景でしょう)
ここのところ、小石川後楽園、新宿御苑、日比谷公園と都内の公園では外れなし。さらに間は挟むものの埼玉の森林公園、北本自然観察公園でもカワセミが撮れていたので期待は高まります。
池に着く間、また池に着いてからも、都内の江戸時代からの歴史に係わる公園という印象を持っていましたが、周りに歴史的な眷属物やモニュメントはあるものの、小石川後楽園を除く、新宿御苑、日比谷公園、北の丸公園は行ってみると、普通の公園です。
池の大きさは小石川後楽園>新宿御苑>日比谷公園(2つ)>北の丸公園といったところでしょうか。
私の想像では、簡単な森の中に緑道があって、小さなお堀の水たまりにカワセミがたまに飛んでくると言うものでした。普通の公園の池という雰囲気にちょっと風情を感じなかったことと、逆に他の公園と同じような環境にカワセミが来ることに期待を持ちました。
池の周りを散策、常連さんに出会う
いつものことですが、ゆっくりと野鳥がいれば撮りながら池の周りを回ります。北の丸公園には常連さんはほとんどいない印象です。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
たいていどこに行っても、着いてすぐに撮るのはカモ類です。カモ類に興味はないのですが、美しいから撮る。今回は一応名前だけ調べました。覚える気はありません。
滝を撮ったりして遊びました。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F32 1sec ISO100 |
(1秒で手ブレなし、三脚なしで撮れるのがうれしいです)
この滝の下の渓流の部分にもカワセミの糞とみられるものがありました。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F4.5 1/160 ISO100 |
(公園からチラっと見えた”旧近衛師団司令部庁舎)
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F4.5 1/100 ISO100 |
(ピラカンサでしょうか?)
2周か3周した時に、カメラを持った気になる方を見つけたのですが、この方のたまたま近くを通ったときに挨拶されました。ここが結構重要で、挨拶されたら必ず返す、多少遅れてでも返します。こういう方はたいてい常連さんでその池のことを熟知していたりします。ただ無理してこちらから挨拶しまくるということは私はしません。無視されたり、反応が悪かったりするとせっかくの楽しい時間がつまらないものになってしまうからです。
案の定この方は北の丸公園の常連さんで、公園の近くに勤務先があるそうです。そこで出勤前に寄っているとのことでした。いろいろと他の都内の公園のカワセミ情報も交換して、また北の丸公園のカワセミの行動も教えてくれました。ついうっかり話に夢中になってしまい、その方はご出勤されていき、せっかくの時間を無駄にさせてしまったと少し後悔しました。
シラサギがカワセミ出現を期待させてくれました。モズ、常連さんも言っていたジョビオ(ジョウビタキのオス)、ジョビコ(ジョウビタキのメス)、スズメ、シジュウカラ、メジロがふくらしたり、水浴びしたりして遊んでいます。奥の森の方で気配を感じたので撮ってみるとエナガでした。ヤマガラもいます。常連さんも今年は少ないと言っていたツグミにも会えました。
低空飛行でカワセミ出現
そしてカワセミ。
池の真ん中の橋の上で座って待っていると、橋の下を低空飛行で通り抜けていく物体が。よくあるパターンです。視線を先に向けると、やや遠めの木の先にとまっています。一応撮るも枝が被っていてあまりよくありません(被っていても自然だとは思いますが)。徐々にこちらに近づいてきます。なかなか飛び込まないし、こちらもそれなりのものが撮れましたので逃げてもいいかと近づきます。
この近さ、後楽園に次ぐ、北本自然観察公園よりも近い距離だと思いました。
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO1250 |
飛び込みもなんとか撮れたものの、明るすぎたのと背景にピントを持っていかれたことでとてもお見せできるものは撮れませんでした。あまり興味がなかったものの最近やってみている飛び込み。次は目安をつけてマニュアルでピントを合わせて、明るさも飛び込むであろう場所に設定しておこうと思っています。
お昼まで粘ってみましたが、他のカメラマンは一人だけ。メジロやシジュウカラの水浴びを撮って遊びました。
北の丸公園で撮影した野鳥
- カワセミ
- エナガ
- ジョウビタキ
- メジロ
- シジュウカラ
- シラサギ
- ツグミ
- オオホシハジロ
- カルガモ
- オオヨシガモ
- モズ
- スズメ
- ヤマガラ
カワセミ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO 640 |
カワセミ(Alcedo atthis)はブッポウソウ目カワセミ科に属する鳥類で、全長約17cm、翼開長約25cmの小型の水辺の鳥である。体色は青色とオレンジ色が特徴的で、オスとメスの違いは下嘴の色にあり、オスは黒色、メスはオレンジ色を帯びる。生息地は河川や池、公園の水辺などで、主に小魚や水生昆虫を捕食する。狩りの際には枝や岩の上で水面を見つめ、ホバリングを行ってから水中にダイブし獲物を捕える。視力が非常に優れており、水面の屈折を補正して正確に獲物の位置を把握する能力を持つ。水中での捕食行動は高速で、獲物をくわえたまま飛び上がり、安全な場所で捕食する。捕らえた獲物は岩や枝に叩きつけて気絶させた後、丸呑みにすることが多い。繁殖期は春から夏にかけてで、川岸の崖や土手にトンネル状の巣穴を掘り、1回の産卵数は4〜7個ほどである。抱卵期間は約3週間で、孵化した雛は親鳥から給餌を受けながら約1ヶ月で巣立つ。カワセミの生息には清流や池の水質が重要であり、都市部では開発の影響で生息環境が減少しているため、水質や自然環境の保全が求められている。縄張り意識が強く、単独行動を好むが、繁殖期にはつがいで行動し、縄張りを巡って争うこともある。飛翔は非常に直線的で速く、低空を一直線に飛ぶ姿が観察されることが多い。鳴き声は鋭い「チーッ」という声で、飛翔時や警戒時に発することが多い。カワセミは「渓流の宝石」とも呼ばれ、その美しい羽色と俊敏な動きが観察者や写真愛好家に人気がある。近年では都市公園の池でも見られることが増えており、比較的観察しやすい鳥となっているが、個体数は地域によってばらつきがあるため、継続的な調査や環境保護が重要である。
エナガ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO250 |
エナガ(Aegithalos caudatus)はスズメ目エナガ科に属する小型の鳥で、全長約14cmのうち半分以上が尾羽という特徴的な体型を持つ。体色は白色と黒色が基調で、頭部は白く、黒い過眼線が入ることが多いが、地域によっては頭部全体が白い個体も見られる。日本では全国的に分布し、平地から山地の森林、公園、住宅地の庭など幅広い環境に適応して生息する。群れを作って行動することが多く、シジュウカラやコゲラなどの他の小鳥と混群を形成することもある。食性は主に昆虫食で、クモや小型の甲虫、幼虫などを捕食するが、冬季には木の実や果実も食べることが知られている。繁殖期は春で、コケやクモの糸を使って球状の巣を作ることで知られ、その構造は非常に精巧で、外敵からの保護に適した設計となっている。通常5〜10個の卵を産み、メスが抱卵するが、孵化後はオスも積極的に給餌に関わる。社会性が強く、繁殖に関わらなかった個体が育雛を手伝う「協同繁殖」が見られることがある。警戒心が比較的薄く、人がいる公園などでもよく観察されるが、非常に素早く動き回るため撮影が難しい鳥の一つである。飛翔は波状飛行で、枝から枝へと跳ねるように移動する。鳴き声は「ジュリジュリ」「ツリリ」といった高音で、群れ同士のコミュニケーションに使われる。エナガは留鳥として一年を通して観察できるが、冬季には群れがより大きくなり、活発に移動する姿が見られる。都市部の緑地でも生息するが、森林の伐採や開発によって生息環境が減少することが懸念されており、継続的な環境保護が求められている。日本に生息するエナガは亜種エナガ(Aegithalos caudatus trivirgatus)とされ、ヨーロッパに生息する個体とは細部の模様に違いが見られる。群れで行動する習性からバードウォッチャーにとって観察しやすい種であり、愛らしい見た目と活発な動きから人気のある野鳥の一つである。
ジョウビタキ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO100 |
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO4000 |
ジョウビタキ(Phoenicurus auroreus)はスズメ目ヒタキ科に属する小型の鳥で全長約14cmの冬鳥である。オスは頭部が銀白色で、胸から腹部にかけて鮮やかなオレンジ色を持ち、翼にははっきりとした白斑があるため比較的識別しやすい。一方でメスは全体的に茶色がかった地味な羽色をしており、オスに比べて識別がやや難しいが、翼に小さな白斑があることで見分けることができる。日本では秋にシベリア方面から渡来し、春に繁殖地へ戻るため、秋から冬にかけて各地の公園や農地、都市部の庭先などで観察されることが多い。単独で縄張りを持つ性質があり、同種や他の小鳥を追い払うことがよく見られるが、人に対しては警戒心が比較的薄いため、バードウォッチャーや写真愛好家にとって人気のある野鳥である。食性は雑食で、主に昆虫類やクモ類を捕食するが、冬季には木の実や果実を食べることもあり、特にピラカンサやナンテンなどの赤い実を好む傾向がある。繁殖期には森林の樹洞や岩の隙間、人工物の隙間などに巣を作り、1回の産卵数は4〜6個程度である。雛は孵化後約2週間で巣立ち、しばらくの間は親鳥が給餌を続ける。鳴き声は「ヒッヒッ」という特徴的な音を発し、警戒時には短く鋭い声で鳴くことが多いが、春先には美しいさえずりを聞くことができる。ジョウビタキは都市部の緑地にも適応し、人の活動範囲内でもよく観察されるが、都市開発や森林伐採による生息地の減少が懸念されている。冬季には単独で縄張りを持ち、同じ場所に長期間とどまる個体も多いため、観察を続けると同じ個体に出会うことができる可能性が高い。近年では都市公園や住宅地の庭にも定着しつつあり、冬場の庭先で見かけることも珍しくない。日本では「火の鳥」とも呼ばれることがあり、その由来はオスの燃えるような橙色の羽色にあるとされる。
メジロ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO1000 |
メジロ(Zosterops japonicus)はスズメ目メジロ科に属する小型の鳥で全長約12cm、体重は約10g程度である。体色は黄緑色を基調とし、目の周りに特徴的な白いアイリングを持つことから「メジロ」と名付けられた。日本全国に広く分布し、平地から山地の森林、公園、庭先など多様な環境で観察される。食性は雑食性で春から夏にかけては昆虫やクモ類を捕食し、秋冬には柿やミカン、桜の蜜などの果実や花の蜜を好むため庭にミカンを置くと頻繁に訪れる姿が見られる。特に桜や梅の花とともに見られることが多く、春の訪れを告げる鳥としても知られる。繁殖期は4月から7月にかけてで低木の枝にコケやクモの糸を使って小さなカップ状の巣を作り1回に3〜5個の卵を産む。雛は孵化後約2週間で巣立ち親鳥から給餌を受けながら成長する。群れで行動することが多く冬場にはシジュウカラやエナガと混群を作ることもある。鳴き声は「チーチー」や「チュルチュル」といった高く澄んだ声で日本の自然に馴染み深い音の一つとされている。メジロは視力が優れており特に紫外線を識別できる能力を持つとされ果実の成熟度や花の蜜の量を見分けるのに役立っている。野鳥観察やバードウォッチングの対象としても人気があり日本人にとって親しみのある鳥であるがその一方で密猟の対象となることもあり近年では野鳥保護の観点から飼育が禁止されている。メジロは飛翔時に波状飛行をしながら素早く枝から枝へと移動し俊敏な動きで捕食を行うが特に果実を食べる際には器用に嘴を使いながら吸い込むように食べる姿が観察される。都市部でも比較的生息しやすいが森林伐採や都市開発による生息地の減少が懸念されており継続的な環境保護が求められている。日本では古くから和歌や文学に登場することがありその可愛らしい姿と美しい鳴き声が人々に親しまれてきた。
シジュウカラ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO2500 |
シジュウカラ(Parus minor)はスズメ目シジュウカラ科に属する小型の鳥で全長約15cm、翼開長は約22cm、体重は約15g程度である。体色は黒色と白色を基調とし、胸から腹にかけて黒いネクタイのような模様が特徴的でオスはこの模様が太く、メスはやや細い。日本全国の森林、公園、庭先などに広く分布し都市部でも観察されることが多い。食性は雑食で春から夏にかけては昆虫やクモ類を捕食し、秋冬には木の実や種子を食べる。特にヒマワリの種を好むことが知られており野鳥用の餌台にもよく訪れる。繁殖期は春から初夏で枯れ木の洞や人工の巣箱などを利用して巣を作り1回に5〜10個の卵を産む。孵化後は約2週間で巣立ち親鳥がしばらく給餌を続けながら育てる。シジュウカラは群れを作ることが多く特に冬季にはエナガやコゲラ、ヤマガラなどと混群を形成しながら移動することがある。鳴き声はバリエーションが豊富で「ツツピー」「ピーツピ」などのさえずりが聞かれるが個体間でのコミュニケーションのために異なる鳴き声を使い分けることが研究で明らかになっている。都市部の公園や庭先でもよく見られるため人に馴染み深い鳥の一つであり比較的警戒心が薄いため野鳥観察や撮影の対象として人気がある。シジュウカラは知能が高く道具を使うことができることが報告されており実験では木の皮を剥がして中にいる昆虫を捕食する際に道具を活用する様子が観察されている。飛翔は直線的で軽快に飛び枝から枝へとすばやく移動しながら餌を探す。日本の環境に適応しており都市部や住宅地でも見られるが農薬の使用や森林伐採による生息地の減少が懸念されている。シジュウカラは他の小鳥と共存することが多く特に冬場の混群形成は生存戦略の一つとされており捕食者に対する警戒や効率的な餌の確保に役立っていると考えられる。
シラサギ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO2000 |
シラサギはペリカン目サギ科に属する白い羽毛を持つサギ類の総称でダイサギ(Ardea alba)、チュウサギ(Ardea intermedia)、コサギ(Egretta garzetta)などが含まれる。日本では水辺の環境に広く分布し河川、湖沼、湿地、公園の池などで観察されることが多い。体長は種類によって異なりダイサギは90cm程度、チュウサギは70cm程度、コサギは60cm程度である。シラサギは主に魚類、甲殻類、両生類を捕食し浅瀬でじっと獲物を待ち素早くくちばしを突き出して捕らえる姿が特徴的である。繁殖期にはコロニーと呼ばれる集団営巣地を形成し樹上や葦原に枝や草を使った巣を作り1回に3〜5個の卵を産む。抱卵はオスとメスが交代で行い約3週間で孵化する。雛は孵化後しばらくの間親鳥から給餌を受け約1ヶ月で巣立つが成鳥になるまでに生存競争が激しく天敵も多い。シラサギは飛翔時に首をS字に折りたたむのが特徴で同じサギ科でもアオサギとは異なる飛び方をする。日本では水田や湿地などの生態系の一部として重要な役割を果たしており農業地域では害虫駆除に貢献していると考えられているが近年では生息地の減少が課題となっており湿地の開発や水質汚染が個体数に影響を与えている。特にチュウサギはかつては日本全国に分布していたが近年減少傾向にあり環境保全が求められている。一方でダイサギやコサギは都市部の公園や河川でも比較的よく見られる種であり冬季には群れを作ることもある。繁殖期には婚姻色としてくちばしの色が変化しダイサギでは黄色から黒色に、コサギでは黒色から赤みを帯びた色になることがある。かつてはシラサギの美しい羽毛が女性の帽子の装飾として珍重され乱獲が問題となった時期もあったが現在では保護活動が進み乱獲の影響は少なくなった。日本の伝統文化にも登場することがあり和歌や絵画に描かれることも多く古くから親しまれてきた。
ツグミ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO500 |
ツグミ(Turdus eunomus)はスズメ目ヒタキ科ツグミ属に属する中型の鳥で全長は約24cm、翼開長は約40cmほどあり冬鳥としてシベリア方面から日本へ渡来し主に秋から春にかけて全国各地の公園、農地、河川敷などで観察される。体色は茶褐色を基調とし胸から腹部にかけて黒褐色の斑点が特徴的であり個体によって模様に変異があることが知られている。ツグミの食性は雑食性で冬季には地上を歩きながら昆虫やミミズを探したり落ちている果実や木の実を採食する姿がよく見られるが特に柿の実やナナカマドの実を好んで食べる傾向がある。単独で行動することが多いが移動時には群れを作ることもあり特に春先には集団で北へ帰る姿が観察されることがある。鳴き声は「キョキョキョ」や「クェッ」という低い声で警戒時には短く鋭い声で鳴くことが多い。飛び立つ際には尾羽をピンと立てる特徴的な動作をすることがあり識別のポイントとなる。繁殖はシベリアの森林地帯で行われ地上や低木の枝に草やコケを使って椀状の巣を作り1回に4〜6個の卵を産む。抱卵期間は約2週間で雛は孵化後さらに2週間ほどで巣立ちを迎えるがその間親鳥が頻繁に餌を運び育てる。ツグミは比較的警戒心が強く人の気配を感じると素早く飛び去ることが多いが都市部の公園では人に慣れた個体も見られ一定の距離を保ちながら採餌する姿が観察されることがある。冬季には同じヒタキ科のシロハラやアカハラと混ざって行動することもありこれらの種と間違えられることもあるがツグミは体がやや大きく胸の斑点がよりはっきりしている点で見分けることができる。近年では都市化や農地の減少に伴い生息環境が変化しており渡来数にも変動が見られるが日本の冬の風物詩として古くから親しまれている野鳥の一つである。
オオホシハジロ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
オオホシハジロ(Aythya ferina)はカモ目カモ科に属する中型の潜水ガモで全長は約45cm、翼開長は約75cmほどあり冬鳥として日本に飛来し主に湖沼、河川、湿地などで見られる。オスは頭部が赤褐色で背中が灰色、胸と尾が黒色でありメスは全体的に茶褐色の地味な色合いをしているが両者ともに目が赤いのが特徴的である。潜水して水生植物の葉や茎、種子、貝類や甲殻類などを採食し主に淡水域に生息するが時には海岸の汽水域にも現れることがある。群れを作ることが多く特にキンクロハジロやホシハジロと混群を形成することがあり大きな群れで行動する姿が観察される。飛翔時には一度助走をつけて水面を蹴りながら飛び立つが着水時には水面を滑るように降りる。繁殖はユーラシア大陸の湿地帯や湖沼周辺で行われヨシや水草を利用して水辺に巣を作り1回に8〜10個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い孵化後の雛はすぐに水上を泳ぎ親鳥について行動する。オオホシハジロは国内では冬季に湖沼や河川で見られることが多く特に西日本の淡水域では比較的よく観察されるが近年では生息地の減少や環境変化の影響を受けて渡来数が減少傾向にあるとされる。鳴き声は「グァーグァー」といった低い声で繁殖期にはオスがメスに対して特有のディスプレイを行うことが知られている。カモ類の中では比較的警戒心が強く人が近づくとすぐに泳いで距離を取ることが多いが都市部の公園や保護区では比較的近距離で観察できることもある。食性の多様性から環境変化にある程度適応できると考えられているが農薬や水質汚染による影響が懸念されており継続的な環境保護が求められている。
カルガモ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
カルガモ(Anas zonorhyncha)はカモ目カモ科に属する中型のカモで全長約60cm、翼開長は約95cmほどあり日本では留鳥として全国各地の河川、湖沼、水田、公園の池などで一年中観察されることができる。体色は全体的に褐色で頭部はやや明るめの色をしており嘴の先端が黄色いのが特徴でオスとメスの違いはほとんどなく識別が難しい。水面を泳ぎながら水草や藻類、小型の水生昆虫や甲殻類を食べる雑食性で特に水田では落ち穂を食べることもあるため農業地帯でも見られることが多い。繁殖期は春から夏にかけてで河川敷や草むら、水辺の茂みなどに枯れ草を利用して巣を作り1回に8〜12個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い孵化後の雛はすぐに巣を離れ親鳥について行動するが外敵に襲われるリスクが高く成長できる個体は限られる。雛は孵化後しばらくの間親鳥とともに行動しながら餌を採るが2ヶ月ほどで自立し飛べるようになる。カルガモは日本の都市部にも適応しており公園や人工の池でもよく見られ人馴れした個体は人が近づいてもあまり警戒しないことが多い。飛翔は力強く直線的で水面を蹴りながら助走をつけて飛び立ち着水時には水面を滑るように降りる。鳴き声は「グェッグェッ」と低い声で鳴くことが多いが繁殖期にはオスがメスに対してディスプレイを行う際に「コォコォ」と優しい声で鳴くこともある。近年では都市化が進む中でカルガモが繁殖する環境が減少しているが一方で人工の池や河川の整備が進んだことで都市部でも繁殖例が確認されており人と共存する野鳥として定着している。カルガモは渡りを行わず日本国内に定着するため冬でも観察できるが寒冷地の個体は温暖な地域へ移動することもある。都市部の水辺ではカモ類の中でも最も一般的に見られる種の一つであり親子で行動する姿が人々に親しまれている。
オオヨシガモ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO6400 |
オオヨシガモ(Anas falcata)はカモ目カモ科に属する中型のカモで全長約50cm、翼開長は約85cmほどあり冬鳥として日本に渡来し主に湖沼、河川、湿地などの淡水域で観察されることが多い。オスは頭部が緑色と赤褐色の美しい光沢を持ち後頭部には長く伸びた羽毛があり胸は灰色、腹部は白色で尾羽の一部が細長く湾曲しているのが特徴である。一方でメスは全体的に褐色で地味な体色をしておりオスとは外見が大きく異なる。食性は雑食性で水草や藻類のほか小型の水生昆虫や甲殻類も捕食し水面を泳ぎながら採食することが多いが時には水中に頭を突っ込んで潜水しながら餌を探すこともある。群れを作ることが多く他のカモ類と混群を形成することがあり特にヒドリガモやマガモと一緒に行動する姿が見られることがある。繁殖地はシベリアやモンゴルの湿地帯でヨシや草を利用して巣を作り1回に8〜10個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い孵化した雛はすぐに巣を離れて水辺で親鳥と行動を共にしながら成長する。飛翔は直線的で素早く翼を羽ばたかせながら飛び低空を移動することが多い。鳴き声はオスが「ヒューヒュー」と高い音を出しメスは「ガーガー」と低い声で鳴く。日本では冬季に比較的よく見られるカモの一種で特に関東地方や西日本の湖沼で観察されることが多いが近年では生息地の減少や環境変化の影響により渡来数が減少傾向にあるとされる。都市部の公園や水辺でも見られることがあるが比較的警戒心が強く人が近づくとすぐに泳いで距離を取ることが多い。食性の多様性からある程度環境変化に適応できると考えられているが湿地の開発や水質汚染による影響が懸念されており保全活動が重要視されている。渡りの際には大群で移動することがあり湖や河川で一斉に飛び立つ姿は迫力があり冬の風物詩として知られることも多い。
モズ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/320 ISO1600 |
モズ(Lanius bucephalus)はスズメ目モズ科に属する小型の肉食性の鳥で全長は約20cm、翼開長は約30cmほどあり日本では留鳥または漂鳥として全国に分布し平地から山地の森林、農地、公園、河川敷など幅広い環境で見られる。体色はオスとメスで異なりオスは頭部が赤褐色で背中が灰色、胸から腹部が淡いオレンジ色で黒い過眼線を持つのが特徴でメスは全体的に褐色がかっており過眼線がやや不明瞭である。モズは主に昆虫類、爬虫類、小型の哺乳類を捕食するがときには小鳥を襲うこともあり獲物を鋭い嘴で捕らえ枝やトゲに突き刺して保存する「はやにえ」と呼ばれる習性を持つことで知られる。この行動は食料を貯蔵するためや縄張りを誇示するためと考えられている。縄張り意識が非常に強く繁殖期にはオスが枝先でさえずりながら縄張りを主張し侵入者を追い払う行動が見られる。繁殖期は春から初夏で低木の枝や藪の中に枯れ草や細い枝を使って椀状の巣を作り1回に4〜6個の卵を産む。抱卵はメスが行い孵化後はオスも積極的に餌を運び育雛に関与する。雛は孵化後約2週間で巣立ちその後も親鳥と共に行動しながら狩りの方法を学ぶ。モズの鳴き声はバリエーションが豊富で「キチキチキチ」と鋭い鳴き声を発するほかオスは繁殖期に「ピーピリリ」とさえずることもある。またモズは他の鳥のさえずりを真似る能力があり多様な鳴き声を持つことで知られる。飛翔は直線的で素早く枝から枝へと移動しながら獲物を探し狩りを行う。都市部の公園や庭先でも見られることがあり比較的警戒心が薄い個体も存在するが基本的には縄張り意識が強いため同種の個体同士の争いが見られることも多い。近年では都市化の影響で生息環境の変化が懸念されているが日本の自然環境に適応した鳥であり冬季にもその鋭い鳴き声と特徴的な行動が観察されることが多い。
スズメ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO800 |
スズメ(Passer montanus)はスズメ目スズメ科に属する小型の鳥で全長は約14cm、翼開長は約20cmほどあり日本全国に分布し都市部から農村、森林、公園などあらゆる環境で見ることができる。体色は茶褐色を基調とし頭部は赤褐色で頬に黒い斑点があるのが特徴でありオスとメスの外見の違いはほとんどない。雑食性で主に植物の種子や穀物を食べるが昆虫やクモ類も捕食し特に繁殖期には動物質の餌を好む。繁殖期は春から夏にかけてで屋根の隙間や瓦の下、建物の壁の穴、木の洞などに枯れ草や羽毛を使って巣を作り1回に4〜6個の卵を産む。抱卵はオスとメスが交代で行い約2週間で孵化し雛は孵化後約2週間で巣立ちその後もしばらくの間親鳥に餌をねだりながら成長する。群れで行動することが多く特に秋から冬にかけては大規模な群れを形成し安全を確保しながら生活する。人の生活圏に密接に関わる鳥であり田んぼや畑の落ち穂を食べるため農業地帯では昔からよく見られたが近年では都市部での巣作りの場所の減少やエサ不足により個体数が減少していると指摘されている。鳴き声は「チュンチュン」と軽快な声で鳴くが警戒時には「ジュジュッ」と鋭い声を出すこともありコミュニケーションの手段としてさまざまな鳴き声を使い分ける。飛翔は素早く直線的で低空をすばやく移動しながら餌を探す。スズメは古くから日本人に親しまれてきた鳥であり民話や童謡にも登場するほど身近な存在であるが近年の都市化に伴い生息環境の変化が懸念されている。繁殖のための適切な巣作りの場所が減少し街路樹や公園の植栽の管理が厳しくなったことも影響していると考えられるが依然として日本の代表的な野鳥の一つであり観察の機会も多い。
ヤマガラ
![]() EOS R5 RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM F8 1/1000 ISO2000 |
ヤマガラ(Sittiparus varius)はスズメ目シジュウカラ科に属する小型の鳥で全長約14cm、翼開長は約22cmほどあり日本全国の山地や森林、公園などで見られるが都市部では比較的少ない。体色は黒色と白色を基調とし頭部は黒く頬は白色、胸から腹部にかけてオレンジ色をしており特徴的な配色を持つため識別しやすい。雑食性で昆虫やクモ類を捕食するほか木の実や種子も好み特に秋にはエゴノキの実をよく食べることで知られる。またエゴノキの実をくちばしで割るために木の隙間に挟んで叩き割る行動が見られることがありこの習性はヤマガラ特有のものである。繁殖期は春から初夏にかけてで樹洞や人工の巣箱を利用して巣を作り1回に5〜8個の卵を産む。抱卵はメスが行い孵化後はオスも積極的に餌を運び育雛に関与する。雛は孵化後約2週間で巣立ちその後もしばらくの間は親鳥と共に行動しながら餌の取り方を学ぶ。鳴き声は「ツツピー」「ピーツピ」と高く澄んだ声でさえずるほかコミュニケーションのために異なる声を使い分けることが知られている。飛翔は素早く枝から枝へと移動しながら餌を探しながら行動し冬季にはシジュウカラやエナガと混群を作ることがある。比較的人馴れしやすい性質を持ち公園などでは手から餌を取る個体も見られるためバードウォッチングの対象としても人気がある。都市部では生息数が少ないが山地の森林では比較的安定した個体数が確認されており環境の変化に適応できる能力を持つと考えられている。ヤマガラは昔から日本人に親しまれてきた鳥の一つであり特に神社仏閣の周辺で見られることが多く文化的にも身近な存在として知られている。
撮影機材
- Canon EOS R5
- RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
- RF85mm F2 MACRO IS STM
Canon EOS R5
Canon EOS R5は、高解像度と優れたAF性能を兼ね備えたフルサイズミラーレスカメラであり、風景撮影から動体撮影まで幅広い用途に対応できる万能なカメラです。有効画素数約4500万画素のCMOSセンサーを搭載し、細部まで鮮明な描写が可能で、特に野鳥撮影では羽毛の質感や色の再現性に優れた結果を得ることができます。また、デュアルピクセルCMOS AF IIにより高速かつ高精度なフォーカスを実現し、カワセミのように素早く動く被写体に対しても的確にピントを合わせることが可能です。さらに、電子シャッターを使用することで最高約20コマ/秒の高速連写を実現し、決定的瞬間を逃しません。加えて、ボディ内5軸手ブレ補正機能を搭載しており、レンズの手ブレ補正と組み合わせることで最大8段分の補正効果が得られるため、手持ち撮影でもブレを抑えた鮮明な写真を撮影できます。動画性能も非常に優れており、8K RAW動画記録に対応し、細部まで鮮明な映像を記録できるため、写真だけでなく動画撮影でも高いパフォーマンスを発揮します。特に4K120pの高フレームレート撮影が可能で、スローモーション映像の撮影にも適しており、飛翔するカワセミのダイナミックな動きを美しく記録することができます。電子ビューファインダー(EVF)は約576万ドットの高精細パネルを採用しており、光学ファインダーに近い自然な見え方を実現し、野鳥撮影時でも快適に構図を確認することができます。デュアルスロット仕様でCFexpressとSDカードの同時記録が可能なため、撮影データのバックアップを取りながら撮影を進めることができ、安心感があります。加えて、防塵・防滴構造を採用しているため、屋外の撮影環境でも安心して使用できる点も大きな魅力です。総合的に見て、Canon EOS R5は高画質・高速性能・優れた動画機能を兼ね備えたハイエンドモデルであり、特に野鳥やスポーツ、風景撮影において圧倒的なパフォーマンスを発揮します。

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USMは、超望遠ズームレンズとして高い描写力と優れた機動力を兼ね備えたLシリーズのレンズであり、特に野鳥撮影やスポーツ撮影に最適な一本です。焦点距離100mmから500mmまでの広範囲をカバーし、遠くの被写体を大きく引き寄せることができるため、カワセミのような警戒心の強い鳥の撮影にも適しています。また、フルサイズ対応のRFマウントレンズとして、EFレンズと比較してより高い解像度とコントラストを実現しており、細部のディテールまでシャープに捉えることが可能です。ナノUSMを採用したオートフォーカスシステムにより、静音かつ高速なピント合わせを実現し、動画撮影時にもスムーズなフォーカス移行が可能です。手ブレ補正機構は最大5段分の補正効果を持ち、EOS R5のボディ内手ブレ補正と組み合わせることで、手持ち撮影時でも安定した撮影が可能です。特に500mmの超望遠域では手ブレの影響が大きくなるため、強力な補正機能が求められますが、このレンズはその点においても非常に優れています。ズーム全域での解像力が高く、特にF8での描写が非常にシャープで、遠距離からの被写体でも細かい部分までクリアに捉えることができます。防塵・防滴構造を採用し、過酷な環境下でも安心して使用できるため、屋外での撮影に適しており、特に野鳥撮影やスポーツ観戦、航空機撮影などのシーンで活躍するレンズとなっています。

RF85mm F2 MACRO IS STM
RF85mm F2 MACRO IS STMは、ポートレート撮影からマクロ撮影まで幅広く対応できる中望遠単焦点レンズで、コンパクトながら高い描写性能と利便性を兼ね備えたレンズです。開放F2の明るい設計により、美しいボケ味を生かした撮影が可能で、被写体を際立たせる表現が得られます。特にポートレート撮影では、自然な立体感と滑らかなボケが特徴で、被写体を引き立てることができます。さらに、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロ機能を備えており、花や小物の撮影など、被写体に近づいた撮影が可能です。手ブレ補正機構は最大5段分の補正効果を持ち、低照度環境やマクロ撮影時でもブレを抑えたクリアな画像を得ることができます。STM(ステッピングモーター)を採用しており、スムーズかつ静音なオートフォーカスが可能なため、動画撮影にも適しています。軽量コンパクトな設計で、携帯性にも優れているため、旅行や日常の撮影にも最適なレンズとなっています。

北の丸公園とは?完全ガイド
(偶然 NHK 大河ドラマ べらぼう 蔦重栄華乃夢噺で案内されていた田安門)
- 概要
- 歴史
- アクセス
概要
北の丸公園は東京都千代田区に位置する国民公園であり、江戸城の北の丸跡地に整備された広大な自然環境を有する公園である。面積は約19ヘクタールに及び、皇居東御苑と隣接しながらも一般に開放された自然豊かな空間となっている。園内には広大な芝生広場、池、武道館などの施設が点在し、四季折々の植物や野鳥を観察することができる。公園内には多種多様な樹木が生い茂り、特に桜の名所として知られ、春には多くの花見客で賑わう。加えて、秋の紅葉や新緑の時期には自然の美しさが際立ち、写真愛好家や散策を楽しむ人々にとって魅力的な場所となっている。園内には日本武道館があり、武道の大会や音楽コンサートなどのイベントが開催されている。その他にも東京国立近代美術館、科学技術館といった文化施設が点在し、文化的な活動を楽しむことができる。周囲には皇居を囲む堀や城門が残されており、歴史的な雰囲気を感じることができる。無料で入園できるため、観光客や地元住民にとって気軽に訪れることができるスポットとして親しまれている。アクセス面では東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線の九段下駅から徒歩5分ほどであり、また竹橋駅や神保町駅からも徒歩圏内である。公園内には駐車場が整備されているが、混雑することが多いため公共交通機関の利用が推奨される。ジョギングやウォーキング、ピクニックなどを楽しむことができ、都会の喧騒を忘れられる貴重な場所となっている。
歴史
北の丸公園は江戸時代には江戸城の一部であり、城郭の北側を守る要所として機能していた。江戸城の北の丸には徳川将軍家の親族や譜代大名が居住し、城の防衛の要としての役割を果たしていた。明治維新後、江戸城は皇居として利用されることになり、北の丸の区域も皇室関連の施設として存続した。戦後、日本政府の方針により、都市住民に憩いの場を提供するためにこの地が公園として整備されることになった。1969年に北の丸公園として開園し、一般市民が自由に利用できる公園として生まれ変わった。公園内には歴史的建造物も残されており、田安門や清水門といった城門が今もなお当時の面影を伝えている。特に田安門は江戸時代の建築様式を今に伝える貴重な文化財であり、現存する数少ない江戸城の遺構の一つである。公園の整備とともに日本武道館や東京国立近代美術館、科学技術館などの文化・教育施設が建設され、現在ではスポーツ、芸術、学術活動の拠点としても機能している。北の丸公園は都市計画の一環として、自然環境と歴史遺産の融合を目的として設計されており、日本の歴史を感じながら自然に親しむことができる貴重な場所となっている。
アクセス(日本全国各地主要都市より)
①航空機でのアクセス
- 北海道:新千歳空港から羽田空港まで約1時間30分。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 東北:仙台空港から羽田空港まで約1時間。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 北陸:小松空港から羽田空港まで約1時間。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 中部:中部国際空港から羽田空港まで約1時間。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 近畿:伊丹空港または関西国際空港から羽田空港まで約1時間。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 中国:広島空港または岡山空港から羽田空港まで約1時間30分。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 四国:松山空港、高松空港、徳島空港、高知空港から羽田空港まで約1時間30分。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 九州:福岡空港、熊本空港、鹿児島空港から羽田空港まで約1時間30分。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 沖縄:那覇空港から羽田空港まで約2時間30分。羽田空港から地下鉄利用で九段下駅へ。
②新幹線でのアクセス
- 北海道:北海道新幹線で新函館北斗駅から東京駅まで約4時間。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 東北:東北新幹線で仙台駅から東京駅まで約1時間30分。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 北陸:北陸新幹線で金沢駅から東京駅まで約2時間30分。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 中部:東海道新幹線で名古屋駅から東京駅まで約1時間40分。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 近畿:東海道新幹線で新大阪駅から東京駅まで約2時間30分。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 中国:山陽新幹線で広島駅から東京駅まで約4時間。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
- 九州:九州新幹線・山陽新幹線で博多駅から東京駅まで約5時間。東京駅から地下鉄利用で九段下駅へ。
③電車でのアクセス(近郊からの移動)
- 埼玉:JR京浜東北線または宇都宮線・高崎線で上野駅へ移動し、東京メトロ銀座線で神田駅へ。神田駅から東京メトロ半蔵門線または都営新宿線で九段下駅へ。
- 千葉:JR総武線快速で東京駅へ移動し、東京メトロ東西線または都営新宿線で九段下駅へ。
- 神奈川:JR東海道線または横須賀線で東京駅へ移動し、東京メトロ東西線または都営新宿線で九段下駅へ。
④都営バスでのアクセス
- 東京駅から:都営バス「東43系統(荒川土手行き)」に乗車し「九段下」停留所で下車、徒歩5分。
- 上野駅から:都営バス「都02系統(大塚駅前行き)」に乗車し「九段下」停留所で下車、徒歩5分。
- 池袋駅から:都営バス「飯64系統(小滝橋車庫行き)」に乗車し「九段下」停留所で下車、徒歩5分。
まとめ
北の丸公園での撮影は、野鳥観察と写真撮影の両方を楽しめる貴重な時間となりました。九段坂公園前の歩道橋でライトトレイル撮影をした後、千鳥ヶ淵や清水門を巡り、目的地の池に到着しました。カワセミの姿を期待しながら、公園の雰囲気や歴史的な景観を堪能しました。
池の周辺では、ジョウビタキやエナガ、メジロなどの小鳥が活発に動き回り、野鳥撮影には絶好の環境でした。カワセミも確認でき、飛び込みの瞬間を狙う場面もありましたが、撮影の難しさを改めて実感しました。常連の方との情報交換も貴重な機会となり、今後の撮影ポイントや鳥の動向について新たな知識を得ることができました。
北の丸公園は、アクセスの良さと豊かな自然が魅力で、都内で野鳥撮影を楽しむには最適な場所のひとつだと感じました。今回の撮影で得た経験を活かし、今後もさまざまな公園を巡りながら、カワセミや他の野鳥の撮影を続けていきたいと思います。