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EOS RPはUSB給電できる?充電と長時間撮影の正しい方法

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EOS RPはUSB給電できる?充電と長時間撮影の正しい方法 カメラ

EOS RPはUSB給電できる?充電と長時間撮影の正しい方法

EOS RPにはUSB Type-C端子があり、USB電源アダプターPD-E1を使ってカメラ内のLP-E17を充電できます。しかし、EOS RPはカメラの電源を入れた状態でUSBから給電しながら撮影する機能には対応していません。

ここはEOS RPの電源運用で間違えやすいポイントです。USB Type-C端子があること、USB充電に対応していること、USB給電しながら撮影できることは、それぞれ別の機能です。

EOS RPの場合、PD-E1を接続してLP-E17を充電できるのはカメラの電源をOFFにしているときです。撮影中にUSBケーブルを接続してバッテリー消費を補う使い方はできません。

長時間の定点撮影、商品撮影、ライブ配信、動画撮影などで家庭用電源からEOS RPを連続運用したい場合は、ACアダプター AC-E6NとDCカプラー DR-E18を組み合わせます。ACアダプターキット ACK-E18も使用できます。

この記事ではEOS RPのUSB充電とUSB給電の違い、PD-E1でできること、AC-E6NとDR-E18を使った長時間撮影、モバイルバッテリーとの関係、LP-E17を使った実際の運用方法まで詳しく解説します。

EOS RPの基本設定や撮影機能をまとめて確認したい場合は、EOS RPの使い方完全ガイドも参考にしてください。

EOS RPはUSB充電できるがUSB給電には対応していない

  • PD-E1を使えばカメラ内のLP-E17を充電できる
  • 充電できるのはEOS RPの電源がOFFのとき
  • 電源ONでUSBから給電しながら撮影する機能はない

PD-E1でLP-E17をカメラ内充電できる

EOS RPはUSB電源アダプター PD-E1を利用したカメラ内充電に対応しています。

通常はLP-E17をカメラから取り出し、バッテリーチャージャー LC-E17で充電します。PD-E1を利用すると、LP-E17をEOS RPへ入れたままUSB Type-C端子から充電できます。

旅行先などでバッテリーをカメラから取り外さず充電したい場合には便利です。

EOS RPのUSB端子はパソコンとの通信にも使われます。同じType-C端子を利用するため、USBケーブルを接続できることから「USB電源で撮影できる」と考えやすい部分があります。

EOS RPで対応しているのは、PD-E1を使ったカメラ内充電です。USB端子を利用する機能の中でも、充電と撮影中の給電は分けて考える必要があります。

キヤノン公式でもEOS RPはPD-E1によるカメラ内充電対応機種として案内されています。EOS RPの電源やバッテリーを含む基本仕様は、EOS RPの特徴と基本性能でも詳しく紹介しています。

EOS RPは電源OFFで充電する

PD-E1からLP-E17を充電するときは、EOS RPの電源をOFFにします。

EOS RPではカメラの電源がONになっている状態でPD-E1を接続しても、撮影しながらLP-E17を充電することはできません。

撮影を終えた後に電源を切り、その状態でPD-E1を接続して充電するという使い方になります。

そのため、ホテルへ戻って一晩充電する、撮影の休憩時間に電源を切って充電するといった用途には利用できます。

一方、動画撮影や長時間撮影を続けながらバッテリー残量を回復させる用途には使えません。

EOS RPを長時間使用する場合は、USB充電の方法を工夫するのではなく、AC駆動または複数のLP-E17を交換して使う方法を考えます。

動画撮影時の電池消費や撮影時間については、EOS RPの動画撮影時間とバッテリー運用も参考になります。

USB給電とUSB充電は別の機能

新しいEOS Rシリーズの中には、USB Power Delivery対応電源を接続し、カメラの電源をONにした状態で給電しながら撮影できる機種があります。

その感覚でEOS RPを見ると、USB Type-C端子があるため同じことができるように見えます。

EOS RPでは仕組みが異なります。

USB充電は、カメラ内に入っているLP-E17へ電力を送り、バッテリーそのものを充電する機能です。

USB給電は、カメラを使用している最中に外部電源からカメラへ電力を供給する機能です。

EOS RPがPD-E1で対応しているのは前者です。

この違いを理解しておけば、EOS RPを長時間撮影へ使うときにUSBケーブルやモバイルバッテリーを用意したのに撮影時間を延ばせなかった、という状態を避けられます。

EOS RPを長時間撮影するならAC-E6NとDR-E18を使う

  • AC-E6NとDR-E18で家庭用電源からEOS RPを駆動できる
  • LP-E17の代わりにDR-E18をバッテリー室へ入れる
  • 定点撮影や商品撮影など長時間運用に向く

EOS RPの公式なAC駆動構成はAC-E6N+DR-E18

EOS RPをコンセントから長時間動かしたい場合、キヤノンが案内している構成はACアダプター AC-E6NとDCカプラー DR-E18の組み合わせです。

DR-E18はLP-E17と同じようにEOS RPのバッテリー室へ入れて使用するDCカプラーです。

DR-E18をAC-E6Nへ接続すると、家庭用コンセントからEOS RPへ電力を供給できます。

この方法ではLP-E17の残量を使い続ける撮影とは異なり、家庭用電源が確保できる場所で長時間カメラを動かせます。

キヤノン公式のEOS RPアクセサリー一覧でも、AC-E6NとDR-E18がEOS RP対応の電源アクセサリーとして案内されています。

ACアダプターキット ACK-E18もEOS RPで使用できます。

EOS RPを固定位置へ置いて何時間も使用するのであれば、USB給電を試すより、このAC電源構成を利用する方がEOS RP本来の仕様に合っています。

定点撮影や商品撮影ではAC電源との相性がいい

EOS RPを三脚へ固定した商品撮影や複写、定点撮影では、撮影中にカメラを移動しないためAC電源を使いやすくなります。

撮影途中でLP-E17を交換する必要がなくなり、バッテリー残量を常に確認する作業も減らせます。

商品撮影では照明や三脚の位置を決めた後、長時間同じ場所で撮影を続ける場合があります。カメラの電源を安定して確保できれば、撮影枚数が増えてもバッテリー交換によってカメラ位置を動かす必要がありません。

パソコンと接続して撮影する場合にも、USB端子は通信へ使用しながら、電源はDR-E18側から供給できます。

キヤノンが産業用途向けに公開しているEOSシステム構成でも、EOS RPはAC-E6NとDR-E18を利用したAC電源での運用が示されています。

仕事撮影でEOS RPを使う場合の画質や機材構成については、EOS RPはプロ用途で使える?でも詳しく解説しています。

長時間動画でもAC駆動はバッテリー交換を減らせる

動画撮影では静止画より電池の消費が大きくなりやすく、長時間撮影ではLP-E17の残量管理が重要になります。

EOS RPのキヤノン公表値では、満充電のLP-E17を使用した動画撮影可能時間は常温で合計約1時間40分が目安です。実際の使用時間は設定や使用方法によって変化します。

家庭用電源を確保できる撮影なら、AC-E6NとDR-E18によるAC駆動を利用することでバッテリー交換による中断を減らせます。

室内の動画撮影、長時間の商品撮影、固定カメラとしての利用などでは特に使いやすい方法です。

カメラ本体へ給電できても、EOS RPそのものの動画1回あたりの記録仕様など別の条件は残ります。電源を確保することと、動画機能そのものの制限は別に考えます。

EOS RPの動画撮影を長く続けたい場合は、EOS RPの動画撮影時間も合わせて確認すると運用を組み立てやすくなります。

モバイルバッテリーからEOS RPへ給電できるのか

  • モバイルバッテリーをつないでも撮影中のUSB給電機能は追加されない
  • キヤノンは純正アダプター以外によるUSB充電の動作を保証していない
  • 屋外では予備LP-E17を交換する運用が分かりやすい

大容量モバイルバッテリーでもUSB給電対応にはならない

モバイルバッテリーの出力が大きければEOS RPへ給電しながら撮影できるのではないか、と考えることがあります。

EOS RP側が撮影中のUSB給電に対応していないため、モバイルバッテリーの容量や出力を大きくしても、EOS RPへUSB給電機能が追加されるわけではありません。

USB PD対応の高出力モバイルバッテリーを使用しても、EOS RPそのものの仕様は変わりません。

これはケーブルの性能でも解決できません。

EOS RPを屋外で長時間使いたい場合は、LP-E17を複数用意して交換する方法が基本になります。

固定撮影で家庭用コンセントを利用できる場合はAC-E6N+DR-E18を使います。

USB Type-Cという端子形状だけを見て電源方式を判断せず、カメラ側がどの機能に対応しているかを見ることが重要です。

純正PD-E1以外のUSB充電はキヤノンの保証対象外

キヤノンのUSB充電に関する案内では、モバイルバッテリーなど純正アダプター以外を使ったUSB充電について動作を保証していないとされています。

EOS RPで公式に案内されているカメラ内充電用アクセサリーはUSB電源アダプター PD-E1です。

USB Type-Cケーブルを接続できるからといって、すべてのUSB充電器やモバイルバッテリーで同じように充電できるとは限りません。

旅行中の運用を考える場合にも、USB充電だけに依存する必要はありません。LP-E17を複数用意し、LC-E17で交換しながら充電する方法があります。

カメラ内充電には、バッテリーを抜き差しせず充電できる便利さがあります。一方、予備バッテリーを別に充電しておけば、EOS RPを使用しながら次のLP-E17を準備できます。

撮影時間が長い場合には、一つの充電方法だけにまとめるより、撮影スタイルに合う方法を選ぶことが重要です。

屋外では予備LP-E17の交換が使いやすい

山、公園、旅行先、野外イベントなどコンセントを利用できない場所では、予備LP-E17を交換する方法が最も単純です。

EOS RPは小型軽量で、LP-E17自体も小さいため、予備を複数持っても機材全体を大きく増やさずに済みます。

撮影開始時には満充電のLP-E17を入れ、残量が減ったら予備へ交換します。

動画やライブビューを多用する場合は、静止画だけを撮る場合と比べて消費が増えるため、撮影内容に応じて予備本数を増やします。

旅行なら日中は予備バッテリーを交換し、夜に宿泊先でまとめて充電する方法も使えます。

EOS RPの軽さを生かして移動する撮影では、ケーブルや外部電源をカメラへつないだ状態で持ち歩くより、LP-E17を交換する方が機動力を保ちやすくなります。

USB接続を使う場面と電源を分けて考える

  • EOS RPのUSB端子はパソコンとの通信にも利用する
  • USB通信と長時間電源は別々に確保できる
  • 固定撮影ではUSB+AC電源という構成が使いやすい

USB端子はパソコンとの通信に利用できる

EOS RPのUSB端子は充電専用ではありません。パソコンとの通信にも利用できます。

撮影画像を転送したり、対応ソフトウェアからカメラを操作したりする場合にUSB接続を使用できます。

このとき「USBケーブルを接続しているから電源もUSBから取れている」と考えないことが重要です。

EOS RPでは通信にUSB端子を使用していても、撮影中の電源はLP-E17またはAC電源システムから確保します。

長時間のパソコン接続撮影なら、USBを通信、AC-E6N+DR-E18を電源として役割を分けられます。

USB端子をデータ通信のために使える状態を維持しながら、バッテリー残量を気にせず固定撮影を続けられます。

EOS RPの各端子や基本機能をまとめて確認したい場合は、EOS RPの基本性能も参考になります。

テザー撮影ではAC電源を組み合わせると使いやすい

商品撮影やスタジオ撮影では、EOS RPをパソコンへ接続して画像を大きな画面で確認しながら撮影する方法があります。

このような撮影ではカメラ位置を固定したまま長時間使うため、電源を安定させる効果が大きくなります。

USB端子をパソコンとの接続へ利用し、DR-E18をバッテリー室へ装着してAC-E6Nから電源を取れば、通信と電源をそれぞれ別経路で確保できます。

撮影枚数が増えても途中でLP-E17を交換する必要がなく、カメラを三脚から外したり構図を変えたりする可能性を減らせます。

静物、商品、料理、複写など、カメラを固定した撮影ではEOS RPの高速連写性能を必要としないため、約2620万画素のフルサイズセンサーを生かした仕事にも使えます。

EOS RPを仕事でどこまで活用できるかについては、EOS RPのプロ用途でも詳しく紹介しています。

ライブ配信や固定カメラでは電源と映像出力を分ける

EOS RPをライブ配信や固定カメラとして長時間使う場合も、電源と映像・通信経路を分けて考えます。

電源はAC-E6N+DR-E18、映像側は使用する配信方法に合わせてHDMIやUSBなどを利用します。

この構成なら「USBケーブル一本で通信と給電をすべて行う」という前提を持つ必要がありません。

カメラを固定した長時間撮影では、ケーブルが抜けにくい配置、三脚への固定、カメラ周辺の放熱、映像側の設定なども合わせて確認します。

電源が確保できたから長時間撮影のすべての問題が解決するわけではなく、動画の記録仕様や配信ソフト側の動作などは個別に設定します。

EOS RPはUSB給電対応機ではありませんが、AC電源を利用すれば固定カメラとして長時間運用できる構成を作れます。

EOS RPの電源を用途別に選ぶ

  • 普段の写真撮影はLP-E17で十分対応できる
  • 旅行では予備LP-E17と充電手段を用意する
  • 室内の長時間撮影はAC-E6N+DR-E18を選ぶ

普段の写真撮影はLP-E17を基本にする

散歩、旅行、人物、風景など通常の写真撮影では、EOS RP本来の小型軽量性を生かしてLP-E17で運用する方法が使いやすくなります。

ケーブルがなく、カメラを自由に持ち歩けることがバッテリー撮影の大きな利点です。

撮影可能枚数のキヤノン公表値は常温で約250枚ですが、実際の枚数はファインダーや液晶の使用、画像確認、Wi-Fiなどによって変化します。

一日の撮影枚数が多い場合は予備LP-E17を追加します。

カメラを買った直後にAC電源までそろえる必要はなく、通常撮影でバッテリーが不足するかを確認してから必要な電源アクセサリーを追加できます。

EOS RPは約485gの軽量ボディが特徴なので、通常撮影では外部電源を追加せず、その軽さを生かした方が使いやすい場面が多くあります。

旅行では「撮影用」と「充電用」を分ける

旅行では日中にカメラを使い続けるため、EOS RP本体を充電へ回せない時間が長くなります。

この場合、予備LP-E17を持ち、撮影用と充電用を交互に使うと効率的です。

一つのLP-E17をEOS RPへ入れて撮影している間に、別のLP-E17をLC-E17で充電できます。

夜間にカメラを使用しない時間が十分にある場合は、PD-E1を使ったカメラ内充電も利用できます。

重要なのは、PD-E1を持っているから撮影中の電池切れを防げると考えないことです。EOS RPでは電源ON時にUSB給電できないため、撮影中に必要になる電力は装着しているLP-E17から供給されます。

旅行で一日中撮影するなら、予備バッテリーを用意する方が撮影を止めずに済みます。

室内で何時間も使うならAC電源を選ぶ

商品撮影、動画、複写、配信、定点撮影など、カメラを室内の同じ位置へ固定して何時間も使う場合はAC電源が向いています。

AC-E6NとDR-E18を使えば、家庭用コンセントからEOS RPを駆動できます。

バッテリー交換のためにカメラを触る回数を減らせるため、三脚で細かく構図を決めた撮影にも便利です。

この用途ではEOS RP本体の軽量性よりも、撮影中に電源を安定して確保できることが重要になります。

普段はLP-E17で持ち歩き、固定撮影のときだけDR-E18へ交換するという使い分けができます。

一台のEOS RPでも、外では小型軽量なバッテリー駆動、室内ではAC駆動という二つの運用が可能です。

EOS RPやRF・EFレンズを含めてシステム全体を確認する場合は、キヤノン大全から各機種・レンズの記事へ進めます。

まとめ

EOS RPはUSB Type-C端子を搭載し、USB電源アダプター PD-E1を利用したLP-E17のカメラ内充電に対応しています。

重要なのは、EOS RPのUSB機能は撮影中の給電には対応していないことです。

PD-E1でLP-E17を充電する場合はEOS RPの電源をOFFにします。カメラの電源をONにした状態でUSBから電力を供給しながら撮影時間を延ばす使い方はできません。

そのためEOS RPの長時間運用では、撮影環境に合わせて電源方法を選びます。

散歩、旅行、人物、風景など持ち歩く撮影ではLP-E17を使用し、撮影枚数が多い場合は予備バッテリーを用意します。

旅行先でカメラを使用しない時間に充電する場合は、PD-E1によるカメラ内充電を利用できます。

商品撮影、複写、長時間動画、パソコン接続撮影、固定カメラなど、家庭用電源を確保できる場所で長時間使用する場合は、ACアダプター AC-E6NとDCカプラー DR-E18を組み合わせます。ACアダプターキット ACK-E18もEOS RPで使用できます。

モバイルバッテリーについても、EOS RP側が撮影中のUSB給電に対応していないため、高出力の製品へ変更してUSB給電機能を追加することはできません。

EOS RPの電源運用は、「USB端子があるか」ではなく、「充電なのか、撮影中の給電なのか、AC駆動なのか」を分けて考えると分かりやすくなります。

EOS RPの撮影設定全体はEOS RPの使い方完全ガイド、長時間動画についてはEOS RPの動画撮影時間、Canonのカメラ・レンズ全体はキヤノン大全から確認できます。

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