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EOS R8 Mark IIはどのレンズキットを買う?RF45mm F1.2とRF24-105mmを徹底比較

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EOS R8 Mark IIはどのレンズキットを買う?RF45mm F1.2とRF24-105mmを徹底比較 ニュース

EOS R8 Mark IIはどのレンズキットを買う?RF45mm F1.2とRF24-105mmを徹底比較

キヤノンのフルサイズミラーレスカメラ「EOS R8 Mark II」が、2026年10月29日に発売されます。ボディー単体に加え、開放F1.2の大口径単焦点レンズを組み合わせた「RF45mm F1.2 STM レンズキット」と、広角から中望遠まで対応する「RF24-105mm F4-7.1 IS STM レンズキット」の3種類が用意されています。

キヤノンオンラインショップの販売価格は、ボディー単体が275,000円、RF45mm F1.2 STMレンズキットが317,900円、RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズキットが324,500円です。注目したいのは、F1.2という非常に明るいレンズを組み合わせたキットのほうが、一般的な標準ズームレンズキットより6,600円安いという価格設定です。

通常、カメラのレンズキットといえば、広角から望遠まで幅広く撮影できるズームレンズが付属する構成が一般的です。しかし、EOS R8 Mark IIでは、焦点距離45mmの単焦点レンズを組み合わせたキットも用意されました。これは、初めてカメラを購入する人にも、F1.2の大きなボケを楽しんでもらうという商品構成です。

一方、RF45mm F1.2 STMは焦点距離を変えられない単焦点レンズです。旅行先の広い風景、室内での集合写真、離れた場所にいる人物など、撮影場面によっては24-105mmの標準ズームのほうが便利です。F1.2という明るさだけで45mmキットを選ぶと、購入後に撮影できる範囲の狭さを感じる可能性があります。

さらに、ボディー単体とレンズキットの価格差にも注目する必要があります。すでにキヤノンRFレンズを所有している場合や、最初から別のレンズを購入したい場合には、キットではなくボディー単体を選ぶ方法もあります。

この記事では、EOS R8 Mark IIの発売情報と3種類の商品構成を整理したうえで、RF45mm F1.2 STMとRF24-105mm F4-7.1 IS STMの画角、明るさ、ボケ、画質、手振れ補正、携帯性、価格を徹底比較します。さらに、人物、旅行、スナップ、風景、子ども、ペット、動画など、撮影目的ごとにどのレンズキットが適しているかを詳しく検証します。

EOS R8 Mark IIは10月29日発売!3種類の価格を比較

ボディー単体・45mmキット・24-105mmキットの価格一覧

EOS R8 Mark IIは2026年9月16日に発表され、10月29日に発売予定です。キヤノンオンラインショップでは、ボディー単体と2種類のレンズキットが販売されています。

商品構成 価格(税込) ボディーとの差額
EOS R8 Mark II ボディー 275,000円 ―
RF45mm F1.2 STM レンズキット 317,900円 42,900円
RF24-105mm F4-7.1 IS STM レンズキット 324,500円 49,500円

RF45mm F1.2 STMレンズキットは、ボディー単体に42,900円を追加すると購入できます。RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズキットの場合は49,500円の追加です。2種類のキット価格差は6,600円となります。

45mmキットに付属するRF45mm F1.2 STMは、単体で購入するとキヤノンオンラインショップ価格66,000円です。したがって、ボディーとレンズをそれぞれ通常価格で購入すると341,000円になります。レンズキットは317,900円なので、同じ販売元の通常価格を基準にすると23,100円安い計算です。

これは、RF45mm F1.2 STMを購入することが決まっている人にとって重要な価格差です。ボディー単体を購入してからレンズを追加する場合と、最初からレンズキットを購入する場合では、購入費用が変わります。

ただし、実店舗や家電量販店では販売価格が異なるため、実際の差額は購入先によって変わります。さらに、ポイント還元や発売記念キャンペーンが適用される場合には、最終的な負担額が変わることもあります。

EOS R8 Mark IIのカメラ本体の進化については、EOS R8 Mark IIは何が変わった?R8との違いを徹底比較で詳しく紹介しています。

45mmキットが標準ズームキットより安い理由

一般に、単焦点レンズはズーム機構を持たないため、同じ価格帯であれば明るさや光学性能に設計上の自由度があります。しかし、開放F1.2のレンズはレンズ口径が大きくなりやすく、必ずしも安価に製造できるわけではありません。

RF45mm F1.2 STMは、F1.2という明るさを実現しながら、レンズ重量を約346gに抑えています。キヤノンはプラスチックモールド非球面レンズの採用や、レンズ構成の最適化によって小型軽量化と価格を両立させています。

一方、RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、焦点距離24mmから105mmまでをカバーする標準ズームです。広角側と望遠側で異なる光学性能が求められ、ズーム機構に加えてレンズ内手振れ補正も搭載しています。

両者の価格は、単に開放F値の違いだけで決まるものではありません。ズーム機構、手振れ補正機構、レンズ構成、製造コスト、販売上の商品構成など、複数の要素が関係します。

注目すべき点は、45mmキットを選ぶと6,600円安くなる一方、焦点距離を変更できないことです。これを価格面のメリットと考えるか、撮影範囲が限定されることによる制約と考えるかで、適したキットが変わります。

RF45mm F1.2 STMの特徴や画質については、EOS R8 Mark IIと単焦点レンズの組み合わせでも取り上げています。

発売記念キャッシュバックと購入時の注意点

EOS R8 Mark IIには発売記念キャンペーンも用意されています。キヤノンの案内では、EOS R8 Mark IIのボディー単体と対象レンズキットが20,000円のキャッシュバック対象です。

対象商品を購入し、所定の条件を満たして応募すると、購入後にキャッシュバックを受けられる仕組みです。キャッシュバックは販売価格からその場で自動的に値引きされるものではなく、購入後の応募手続きが必要です。

商品構成 通常価格 2万円還元後の実質負担額
ボディー単体 275,000円 255,000円
RF45mmキット 317,900円 297,900円
RF24-105mmキット 324,500円 304,500円

この表は、キヤノンオンラインショップの通常価格から20,000円のキャッシュバックを差し引いた金額です。応募条件を満たして還元を受けた場合の計算であり、購入時の支払額そのものではありません。

3種類が同額のキャッシュバック対象であれば、商品構成間の価格差は変わりません。45mmキットと標準ズームキットの差額は6,600円のままです。

また、キヤノンオンラインショップではEOS R8 Mark IIの発売記念として、ショッピングクレジットの分割払手数料無料キャンペーンも案内されています。購入金額が30万円前後になるため、支払方法によっては総負担額に違いが出ます。

購入時には、キャンペーン期間、対象購入期間、応募期限、必要書類、購入店舗の条件などを確認する必要があります。中古品や対象外の組み替え商品などは、キャンペーンの条件から外れる場合があります。

EOS R8 Mark IIの基本仕様や初代からの変更点は、EOS R8 Mark IIとEOS R8の違いで確認できます。

RF45mm F1.2 STMとRF24-105mm F4-7.1 IS STMの違い

焦点距離45mm固定と24-105mmズームの画角を比較

2種類のキットで最も分かりやすい違いは、焦点距離です。RF45mm F1.2 STMは45mmの単焦点レンズで、撮影中にズーム操作によって画角を変えることはできません。

45mmはフルサイズカメラの標準域にあたる焦点距離です。50mmより少し広く、人物と周囲の景色を自然なバランスで撮影しやすい画角です。街歩き、日常スナップ、人物、料理、小物など、さまざまな場面で使えます。

ただし、45mmでは広い室内や大きな建物の全景を撮影する際に、後ろへ下がる必要が生じることがあります。反対に、遠くにいる人物や動物を大きく撮影したい場合は、被写体へ近づく必要があります。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、24mmから105mmまで焦点距離を変更できる標準ズームです。24mm側では広角撮影、50mm前後では自然な画角、105mm側では人物の表情や離れた被写体を大きく撮影できます。

撮影場面 45mm単焦点 24-105mmズーム
広い風景 構図に制約あり 24mmで撮影可能
街歩き 自然な画角 画角を調整できる
人物の全身 対応しやすい 焦点距離を選べる
人物の顔のアップ 近づく必要あり 105mmが便利
室内の集合写真 場所によって難しい 24mmが便利
遠くの被写体 大きく写しにくい 105mmまで対応

重要なのは、単焦点レンズがズームレンズより劣っているということではありません。単焦点にはズームできない代わりに、開放F値を小さくしやすいという特徴があります。どちらが適しているかは、何を撮影するかによって変わります。

撮影用途に応じたEOS R8 Mark IIのレンズ選びについては、EOS R8 Mark IIのレンズと撮影性能も参考になります。

F1.2とF4-7.1では明るさと背景のボケが大きく違う

RF45mm F1.2 STMの最大の特徴は、開放F1.2という明るさです。RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、広角24mm側でF4、望遠105mm側でF7.1となる可変開放F値のズームレンズです。

F値はレンズを通過する光の量に関係します。同じ撮影条件では、F値が小さいレンズほど多くの光を取り込めます。F1.2とF4では約11倍、F1.2とF7.1では約35倍の光量差があります。

ただし、これはレンズの開放F値を比較した理論上の差です。RF24-105mm F4-7.1 IS STMが45mmのときに必ずF4やF7.1になるという意味ではありません。ズームレンズは焦点距離によって開放F値が変わるため、同じ45mm付近での比較では、その焦点距離の実際の開放F値を使う必要があります。

F1.2の明るさは、暗い室内でシャッタースピードを確保する場合に役立ちます。人物やペットなど動く被写体では、シャッタースピードが遅すぎると被写体ブレが発生します。ボディー内手振れ補正でカメラの揺れを抑えられても、被写体自体の動きは止められません。

例えば、暗い室内で動く猫を撮影する場合、F1.2の明るさがあれば、ISO感度を必要以上に上げずに速いシャッタースピードを選びやすくなります。夜の街で人物を撮影する場合にも同様です。

また、F1.2では被写界深度が浅くなり、背景を大きくぼかした写真を撮影できます。人物の顔にピントを合わせて背景を柔らかくぼかしたり、街角の小物を背景から浮き立たせたりする表現が可能です。

一方、RF24-105mm F4-7.1 IS STMでも背景をぼかすことはできます。105mm側を使用して被写体に近づき、背景を遠くに配置すれば、焦点距離の効果によって背景をぼかした写真を撮影できます。

ただし、同じ構図や焦点距離、撮影距離で比較した場合、開放F1.2のレンズには背景を大きくぼかしやすい利点があります。F1.2という数字は、単なる明るさだけでなく、写真表現の違いにもつながります。

EOS R8 Mark IIはボディー内手振れ補正を搭載しているため、ISを内蔵しない単焦点レンズとの組み合わせにも適しています。この点は、EOS R8 Mark IIとEOS R8の手振れ補正の違いで詳しく解説しています。

重量と手振れ補正はどちらが有利か

レンズキットを選ぶ際には、レンズ単体の重量だけでなく、カメラ本体と組み合わせた総重量を考えることが重要です。

RF45mm F1.2 STMの重量は約346gです。F1.2という大口径レンズとしては比較的軽量で、EOS R8 Mark IIとの組み合わせでも持ち歩きやすい構成です。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMの重量は約395gで、RF45mm F1.2 STMより約49g重くなっています。しかし、24mmから105mmまでを1本でカバーできるため、広角用と中望遠用のレンズを別々に持ち歩く必要がないという利点があります。

項目 RF45mm F1.2 RF24-105mm F4-7.1
焦点距離 45mm 24-105mm
開放F値 F1.2 F4-7.1
ズーム 不可 可能
レンズ内IS 非搭載 搭載
重量 約346g 約395g
主な特徴 大きなボケ・明るさ 幅広い画角・汎用性

手振れ補正については、RF45mm F1.2 STMにはレンズ内ISがありません。一方、RF24-105mm F4-7.1 IS STMは光学式手振れ補正を搭載しています。

ただし、EOS R8 Mark IIにはボディー内5軸手振れ補正が搭載されています。そのため、RF45mm F1.2 STMを使用する場合でも、カメラ本体の手振れ補正を利用できます。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMでは、対応するボディーとの組み合わせでレンズ内ISとボディー内手振れ補正の協調制御を利用できます。特に望遠105mm側では手振れが目立ちやすいため、レンズ内ISは実用上の利点です。

45mmキットは開放F1.2とボディー内手振れ補正、標準ズームキットは幅広い画角とレンズ内ISの組み合わせが特徴となります。どちらも手振れを抑える方法を持っていますが、レンズの明るさや対応する撮影場面には大きな違いがあります。

EOS R8 Mark IIのボディー内手振れ補正の性能は、EOS R8 Mark IIは何が変わった?ボディー内手振れ補正の進化でも紹介しています。

撮影目的別におすすめのレンズキットを比較

人物・子ども・ペットの撮影ならRF45mm F1.2が魅力

人物や子ども、ペットを中心に撮影するなら、RF45mm F1.2 STMレンズキットには大きな魅力があります。特に、室内撮影と背景をぼかした写真を重視する場合、F1.2の明るさを活用できます。

人物撮影では、被写体の表情や目にピントを合わせ、背景を大きくぼかすことで、人物を印象的に写せます。45mmは50mmより少し広い標準域なので、全身や周囲の雰囲気を含めた人物写真にも使いやすい焦点距離です。

また、子どもやペットは室内でも動き回ります。暗い場所ではシャッタースピードを速くするとISO感度を上げる必要がありますが、開放F1.2なら光を多く取り込めるため、感度を抑えながら撮影できる範囲が広がります。

EOS R8 Mark IIは人物や動物の被写体検出AFを備えているため、瞳へのピント合わせをカメラ側に任せながら撮影できます。F1.2ではピントの合う範囲が浅くなるため、被写体認識AFとの組み合わせが重要です。

ただし、子どもの運動会や遠くのペットを撮影する場合には45mmだけでは焦点距離が不足します。45mmは標準域のレンズであり、望遠撮影には向いていません。そのため、人物やペットを撮る場合でも、撮影距離が選択の基準になります。

EOS R8 Mark IIのAFや連写性能については、EOS R8 Mark IIと初代EOS R8のAF性能の違いで詳しく紹介しています。

旅行・風景・街歩きならRF24-105mmが便利

旅行や街歩き、風景撮影では、RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズキットが便利です。特に、初めてフルサイズミラーレスカメラを購入し、どのような被写体を撮影するか決まっていない場合には、幅広い焦点距離をカバーできる標準ズームが役立ちます。

旅行先では、広大な風景や建物を24mmで撮影し、街角の人物や看板を50mm前後で撮影し、離れた場所にある被写体を105mmで大きく写すことができます。レンズ交換をせずに撮影できるため、移動しながら撮る場面にも適しています。

45mm単焦点でも風景撮影は可能ですが、広い景色を1枚の写真に収めるには後ろへ下がる必要があります。旅行先では、道路や建物、崖、川などによって自由に移動できない場合があり、広角レンズを使えることには大きな意味があります。

また、105mmまでズームできることで、人物の表情や建物の装飾など、離れた部分を切り取る撮影もできます。RF45mm F1.2 STMではズームできないため、同じ構図を得るには被写体との距離を調整する必要があります。

ただし、RF24-105mm F4-7.1 IS STMは開放F値が小さくありません。夕暮れや室内で動く被写体を撮影する場合には、シャッタースピードとISO感度のバランスに注意が必要です。

旅行で撮影する写真が、風景、建物、街並み、人物など幅広い場合、1本で多様な画角を利用できる24-105mmキットの汎用性が優れています。

レンズを含めたEOS R8 Mark IIの携帯性や手振れ補正については、EOS R8 Mark IIの小型軽量ボディーと撮影性能でも解説しています。

動画撮影では明るさとズームのどちらを重視するか

EOS R8 Mark IIで動画を撮影する場合も、RF45mm F1.2 STMとRF24-105mm F4-7.1 IS STMでは使い方が異なります。

RF45mm F1.2 STMは明るい単焦点レンズなので、暗い室内や夜間の動画撮影に適しています。また、背景を大きくぼかして人物を目立たせる映像表現にも利用できます。

ただし、45mmの画角は自撮りや狭い室内での撮影には広さが不足する場合があります。カメラを三脚に固定して自分を撮影する際にも、被写体からある程度の距離を確保する必要があります。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMなら、24mm側を使用して広い範囲を写すことができます。室内での撮影や旅行中の動画記録では、広角を利用できることが便利です。

また、105mm側では離れた被写体を大きく映すことができ、撮影中に画角を変更することも可能です。動画でさまざまな構図を使いたい場合には、標準ズームの自由度が役立ちます。

一方、ズームレンズは焦点距離によって開放F値が変わるため、ズーム操作によって露出が変化する場合があります。動画撮影では露出設定や明るさの変化にも注意が必要です。

EOS R8 Mark IIは4K60P動画やCanon Log 3などに対応しているため、どちらのレンズでも本格的な動画制作が可能です。動画機能そのものはボディー側の性能ですが、画角や明るさはレンズによって変わります。

EOS R8 Mark IIの動画性能や初代との違いについては、EOS R8 Mark IIとEOS R8の動画機能を比較で詳しく紹介しています。

レンズキットとボディー単体のどちらがお得なのか

すでにRFレンズを持っているならボディー単体も有力

すでにEOS Rシリーズのカメラを使用していて、RFレンズを所有している場合には、必ずしもレンズキットを購入する必要はありません。

例えば、RF24-105mm F4 L IS USMやRF24-70mm F2.8 L IS USMなどの標準ズームを所有している場合、RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズキットを追加しても、焦点距離が重複します。

また、RF50mm F1.8 STMやRF35mm F1.8 MACRO IS STMを所有している場合には、45mm単焦点レンズを追加する意味を考える必要があります。RF45mm F1.2 STMはF1.2の大きなボケが特徴ですが、焦点距離は既存の標準単焦点レンズと近い範囲です。

F1.2という明るさを必要とする場合には45mmキットに魅力がありますが、すでに使用しているレンズで撮影目的を満たしているなら、ボディー単体を購入したほうが購入費用を抑えられます。

さらに、EOS R8 Mark IIではボディー内5軸手振れ補正が搭載されているため、レンズ内ISを持たない既存の単焦点レンズとの組み合わせも活用しやすくなっています。

この点は初代EOS R8からの重要な変更です。詳しくは、EOS R8 Mark IIは何が変わった?ボディー内手振れ補正の追加をご覧ください。

EFレンズを所有している場合の選び方

キヤノンの一眼レフを使用してきた人の場合、EFレンズを所有していることがあります。EOS R8 Mark IIはRFマウントですが、マウントアダプターEF-EOS Rを使用することで、対応するEFレンズを利用できます。

例えば、EF50mm F1.8、EF85mm F1.8、EF24-105mm F4 L IS USMなどを所有している場合には、それらのレンズを活用しながらEOS R8 Mark IIへ移行することが可能です。

マウントアダプターは、EFレンズをRFマウントのボディーへ装着するためのアクセサリーです。一般的な光学系を持たないタイプでは、装着するだけでレンズの焦点距離や開放F値が変わることはありません。

EOS R8 Mark IIはフルサイズセンサーを搭載しているため、フルサイズ用EFレンズを装着すれば、そのレンズ本来の画角で撮影できます。

EF-Sレンズも対応するマウントアダプターを介して装着できますが、EOS R8 Mark IIではAPS-C相当の撮像範囲を使用するため、記録画素数が減少します。この点には注意が必要です。

EFレンズを複数所有している場合には、レンズキットを購入せず、ボディー単体とマウントアダプターを組み合わせる方法もあります。一方、RFレンズのAF性能や小型軽量な設計を活用したい場合には、レンズキットから新しいシステムを構築することも考えられます。

EOS R8 Mark IIのボディー内手振れ補正と既存レンズの活用については、EOS R8 Mark IIと初代EOS R8の機能比較でも解説しています。

後からレンズを追加する場合の費用と拡張性

EOS R8 Mark IIのレンズキットを購入するときには、最初の1本だけでなく、将来どのようなレンズを追加するかも考える必要があります。

RF45mm F1.2 STMキットを選ぶ場合、日常スナップや人物撮影では明るさを活用できます。しかし、広角や望遠が必要になった場合には、別のレンズを追加することになります。

例えば、風景や建築物を広く撮影したい場合には広角ズーム、野鳥やスポーツを撮影したい場合には望遠ズームが必要です。45mm単焦点だけですべての撮影目的をカバーすることはできません。

一方、RF24-105mm F4-7.1 IS STMキットなら、最初から広角24mmから中望遠105mmまでを利用できます。そのため、日常撮影や旅行では1本のレンズで対応できる場面が多くなります。

ただし、背景を大きくぼかした人物写真や暗い室内での撮影に不満を感じた場合、F1.8やF1.2などの明るい単焦点レンズを追加したくなる可能性があります。

つまり、45mmキットを購入した人はズームレンズを追加する可能性があり、24-105mmキットを購入した人は明るい単焦点レンズを追加する可能性があります。どちらのキットも、将来的なレンズ交換やシステム拡張を前提とした商品です。

最初に必要な撮影範囲が広いなら標準ズーム、F1.2の大きなボケを最優先するなら45mm単焦点という違いが、最終的な購入費用にも影響します。

EOS R8 Mark IIの基本性能とレンズ選びの関係については、EOS R8 Mark IIとEOS R8の違いを徹底比較でも紹介しています。

まとめ

EOS R8 Mark IIは2026年10月29日発売予定のフルサイズミラーレスカメラです。ボディー単体、RF45mm F1.2 STMレンズキット、RF24-105mm F4-7.1 IS STMレンズキットの3種類が用意されています。

キヤノンオンラインショップ価格は、ボディー単体が275,000円、RF45mm F1.2 STMキットが317,900円、RF24-105mm F4-7.1 IS STMキットが324,500円です。RF45mmキットは標準ズームキットより6,600円安く、ボディーとレンズを別々に購入する場合との価格差も魅力です。

RF45mm F1.2 STMは、開放F1.2の明るさと大きな背景のボケが特徴です。人物、子ども、ペット、日常スナップ、暗い室内での撮影を重視する人に適しています。焦点距離45mmの単焦点なので、画角を変えるには撮影者が移動する必要がありますが、F1.2ならではの写真表現を楽しめます。

RF24-105mm F4-7.1 IS STMは、24mmから105mmまで幅広い焦点距離をカバーする標準ズームです。旅行、風景、街歩き、室内撮影など、さまざまな被写体を1本のレンズで撮影できます。明るさではRF45mm F1.2 STMに及びませんが、画角を自由に変えられることが大きな利点です。

すでにRFレンズやEFレンズを所有している場合には、ボディー単体を購入する方法もあります。特に、標準ズームや単焦点レンズが手元にある場合、付属レンズの焦点距離が重複する可能性があります。

初めてEOS R8 Mark IIを購入する人で、何を中心に撮影するか決まっていない場合には、幅広い撮影場面に対応するRF24-105mm F4-7.1 IS STMキットが便利です。一方、背景を大きくぼかした人物写真や、暗い場所での撮影を楽しみたい人には、RF45mm F1.2 STMキットが魅力的です。

EOS R8 Mark IIはボディー内手振れ補正を搭載しているため、ISを持たないRF45mm F1.2 STMとの組み合わせにも適しています。F1.2の明るさ、フルサイズセンサー、ボディー内手振れ補正を小型のシステムで利用できることは、このレンズキットの大きな特徴です。

結論として、撮影できる範囲の広さを重視するならRF24-105mmキット、写真表現と大きなボケを重視するならRF45mmキット、すでに必要なレンズを所有しているならボディー単体が有力です。

単に価格が安いキットを選ぶのではなく、最初に撮影したい被写体と、今後追加するレンズまで含めて考えることで、EOS R8 Mark IIをより有効に活用できます。

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