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Canon EF広角単焦点レンズ一覧|24mm・28mm・35mmの違いと選び方

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Canon EF広角単焦点レンズ一覧|24mm・28mm・35mmの違いと選び方 広角単焦点

Canon EF広角単焦点レンズ一覧|24mm・28mm・35mmの違いと選び方

CanonのEF広角単焦点レンズには、24mm・28mm・35mmという使い方の異なる3つの焦点距離があり、さらにF1.4の大口径Lレンズ、F1.8やF2の明るいモデル、小型軽量なF2.8、手ブレ補正を備えたIS USMなど、多くの選択肢があります。

キヤノン大全に含まれるEF広角単焦点レンズは、EF24mm F1.4L USM、EF24mm F1.4L II USM、EF24mm F2.8、EF24mm F2.8 IS USM、EF28mm F1.8 USM、EF28mm F2.8、EF28mm F2.8 IS USM、EF35mm F1.4L USM、EF35mm F1.4L II USM、EF35mm F2、EF35mm F2 IS USMの11本です。

同じ広角単焦点でも、24mmは広さと遠近感を強く生かしやすく、28mmは風景から街歩きまで対応しやすい中間的な位置、35mmは人物や日常撮影にも使いやすい焦点距離です。また、同じ焦点距離でもF1.4とF2.8では大きさ、重量、暗所性能、背景のぼけ方が変わります。

この記事では、Canon EF広角単焦点レンズ11本を24mm・28mm・35mmに分け、それぞれの特徴、世代による違い、撮影用途、EOS Rシリーズでの活用、中古レンズとして選ぶ際の考え方までまとめます。

EF広角単焦点レンズは24mm・28mm・35mmで何が違うのか

  • 24mmは広い範囲と強い奥行きを生かしやすい
  • 28mmは広角らしさと日常撮影の使いやすさを両立する
  • 35mmは人物やスナップまで一本で対応しやすい

24mmは風景・建築・星空で広さを生かせる

24mmは、フルサイズカメラで使うと広角らしい広がりを明確に感じられる焦点距離です。山や海などの風景、大きな建築物、狭い室内、夜空と地上を組み合わせた星景写真など、広い範囲を一枚へ収めたい場面で力を発揮します。

24mmの特徴は単純に多くの物が写ることだけではありません。撮影者が被写体へ近づくことで、手前の物を大きく、奥の物を小さく写し、距離の差を強調できます。花や岩、道路、家具などを前景へ置き、その先に山や建物を配置すると、写真の中に奥へ続くような立体感を作れます。

一方で、画面へ入る情報量が多いため、何も考えずに広く撮ると主役が小さくなりやすい焦点距離でもあります。24mmでは「広く写す」よりも「どの被写体へ近づくか」を先に決めることが重要です。主役を十分な大きさで配置したうえで、その周囲へ背景を入れると、広角らしさを保ちながら写真の意図が伝わりやすくなります。

EF24mmにはF1.4L系とF2.8系が存在します。F1.4なら暗い場所でもシャッタースピードを確保しやすく、星空や夜間のスナップにも向きます。F2.8系は大口径Lレンズより小型で、日中の風景や旅行で持ち歩きやすいことが魅力です。24mmを含む焦点距離ごとの撮影用途はレンズの焦点距離別の使い道まとめでも詳しく紹介しています。

28mmは広角らしさを残しながら日常でも使いやすい

28mmは24mmと35mmの間にあり、広角らしい奥行きを残しながら、24mmほど画面へ多くの情報が入りすぎない焦点距離です。風景、街角スナップ、旅行、室内、人物など、一つのジャンルへ限定せず使えることが特徴です。

24mmとの差は数字では4mmですが、広角域では画角の違いを撮影時に感じやすくなります。24mmでは画面の端まで広く入り、手前と奥の距離差も強調されます。28mmになると周囲が少し整理され、目の前の主役をある程度大きく残しながら場所の雰囲気も写しやすくなります。

街歩きでは道路、店、人物、建物などを一枚へ入れられます。旅行では風景だけでなく、同行者、料理、駅、ホテルの室内などにも対応できます。50mmでは後ろへ下がらなければ全体が入らない場面でも、28mmならその場から撮影できることがあります。

28mm単焦点を使うときは、遠くからすべてを入れようとするより、撮りたい物を決めて一歩近づくことが重要です。被写体を大きくし、その周囲へ道路や建物などを配置すると、写真の主役と場所の情報を両立できます。EF28mm F1.8 USMやEF28mm F2.8 IS USMを含めた具体的な使い方は28mm単焦点の使い道で詳しく解説しています。

35mmは広角と標準の間で人物や日常を撮りやすい

35mmはEF広角単焦点の中では最も標準レンズに近く、24mmや28mmより画面を整理しやすい焦点距離です。風景を大きく広く見せる用途だけでなく、人物、料理、家族、ペット、旅行、街角スナップなど日常の幅広い被写体に対応できます。

人物撮影では85mmのように人物だけを切り離す撮り方とは異なり、人物が立っている場所まで写真へ残せます。街中なら建物や道路、旅行なら観光地、室内なら家具や窓を背景へ取り込み、人物と環境を組み合わせた写真を作れます。

24mmと比べると遠近感が穏やかになるため、一定の距離を取れば人物の形もまとめやすくなります。被写体へ近づけば広角らしい遠近感が現れ、少し離れれば自然な見え方へ変わるため、撮影距離によって表現を調整できます。

また、35mmにはF1.4LとF2という明るいレンズがあり、室内や夜の街でも使いやすくなっています。F1.4では背景をぼかしながら周囲の状況も残せるため、人物と場所の両方を見せる撮影にも向きます。35mmで実際に何が撮れるのかは35mm単焦点の使い道で詳しくまとめています。

Canon EF広角単焦点11本を焦点距離別に見る

  • 24mmはF1.4Lと小型F2.8系の性格が大きく異なる
  • 28mmはF1.8とF2.8、IS搭載モデルから選べる
  • 35mmはF1.4Lの新旧とF2系を比較できる

EF24mmはF1.4LとF2.8系の4本から選ぶ

EF24mmには、EF24mm F1.4L USM、EF24mm F1.4L II USM、EF24mm F2.8、EF24mm F2.8 IS USMの4本があります。同じ24mmでも、大口径Lレンズと小型F2.8系では設計の目的が大きく違います。

EF24mm F1.4L USMは、24mmという広い画角とF1.4の明るさを組み合わせた初代Lレンズです。夜間、室内、夕暮れなど光量の少ない場面でシャッタースピードを確保しやすく、被写体へ近づけば広角でありながら背景をぼかすこともできます。

EF24mm F1.4L II USMは後継モデルで、光学設計が更新されています。大口径24mmを星空、夜景、風景などで積極的に使いたい場合には、新旧F1.4Lのどちらを選ぶかが重要になります。中古価格だけで初代を選ぶのか、周辺描写や逆光条件まで重視してII型を選ぶのかによって判断が分かれます。

EF24mm F2.8は、大口径を必要とせず、小型軽量な24mmを使いたい場合の選択肢です。日中の風景や街歩きではF1.4まで開ける必要がない場面も多く、携帯性を優先するならF2.8の価値があります。

EF24mm F2.8 IS USMは、F2.8の明るさに光学式手ブレ補正とUSMを組み合わせています。静止した風景や建物を手持ちで撮る場合には、F1.4による明るさとは別の方法で低速シャッターへ対応できます。大口径24mmの特徴はEF24mm F1.4L USMの特徴でも詳しく紹介しています。

EF28mmはF1.8・F2.8・F2.8 ISの3本がある

EF28mmには、EF28mm F1.8 USM、EF28mm F2.8、EF28mm F2.8 IS USMの3本があります。24mmほど極端に広くならず、35mmより広い28mmは、風景だけでなく日常撮影にも使いやすく、3本それぞれの長所が分かりやすい焦点距離です。

EF28mm F1.8 USMは、開放F1.8の明るさが最大の特徴です。夕方や室内でシャッタースピードを確保したい場合や、被写体へ近づいて背景をぼかしたい場合に適しています。28mmの広さを残しながら明るい単焦点を使いたい人に向くモデルです。

EF28mm F2.8は古い設計の小型単焦点で、大口径や手ブレ補正を求めず、軽さとシンプルさを優先する場合に候補となります。日中の風景やスナップではF2.8でも十分な場面が多く、中古価格とのバランスによっては現在でも選ぶ意味があります。

EF28mm F2.8 IS USMは、F2.8という開放値を維持しながら光学式手ブレ補正とUSMを搭載しています。被写体が静止している場面では、ISによってシャッタースピードを落とせるため、夜景や薄暗い室内でも感度を抑えやすくなります。

F1.8とF2.8 ISでは暗所への対応方法が異なります。動く人物を撮るなら明るいF1.8によって速いシャッターを選べることが重要です。一方、建物や風景など静止した被写体ならISを利用した低速シャッターも使えます。EF28mm F1.8 USMの特徴はEF28mm F1.8 USMの解説で詳しく紹介しています。

EF35mmはF1.4L新旧とF2新旧の4本を比較できる

EF35mmには、EF35mm F1.4L USM、EF35mm F1.4L II USM、EF35mm F2、EF35mm F2 IS USMの4本があります。EF広角単焦点の中でも選択肢が多く、明るさを最優先するのか、小型軽量を優先するのか、手ブレ補正まで必要なのかによって選べます。

EF35mm F1.4L USMは、F1.4の明るさと35mmの使いやすい画角を組み合わせたLレンズです。人物、街角、夜景、室内など幅広い場面に対応でき、開放付近では背景をぼかしながら被写体を強調できます。

EF35mm F1.4L II USMは後継モデルで、キヤノン独自のBR光学素子を採用したことが大きな特徴です。大口径レンズで問題になりやすい軸上色収差を抑える方向へ設計され、高い描写性能を求める場合には有力な選択肢になります。

一方、EF35mm F2は小型な35mm単焦点として長く使われてきたモデルです。F1.4Lほどの明るさはありませんが、F2でも一般的なズームレンズより明るく、日常撮影では十分な場面が多くあります。

EF35mm F2 IS USMでは光学式手ブレ補正が追加され、静止した被写体を手持ちで撮る際の使いやすさが向上しています。大きく重いF1.4Lを持ち歩く必要がなく、35mmを常用したい場合にも適しています。II型の光学設計や特徴はEF35mm F1.4L II USMの解説で詳しく確認できます。

EF広角単焦点レンズを撮影目的から選ぶ

  • 風景や建築では画角と周辺描写を重視する
  • 星空や夜景では開放F値と光源の描写が重要になる
  • スナップや人物では焦点距離と携帯性を優先する

風景と建築では24mm・28mm・35mmを撮影場所で使い分ける

風景撮影では、広ければ広いほど優れているわけではありません。24mm、28mm、35mmでは、どの範囲を写真へ残すかが変わります。広大な山や海、空まで大きく入れたい場合には24mmが使いやすく、一つの山や木、建物など主役を少し大きく見せたい場合には28mmや35mmが扱いやすくなります。

24mmでは前景を利用することが重要です。画面の下部へ岩、花、道路などを配置し、その先へ山や空を置くと、広い画角を奥行きとして使えます。遠くから風景全体を入れるだけでは、一つ一つの被写体が小さくなり、平面的に見える場合があります。

28mmでは24mmより周囲を整理しやすくなります。広い景色を残しながら、主役となる建物や木などをある程度大きく配置できます。旅行で風景と街並みの両方を撮る場合にも使いやすい焦点距離です。

35mmでは広大な範囲をすべて入れるより、風景の一部分を選びながら周囲も残す撮り方に向きます。山と湖、建物と道路など二つの要素を組み合わせ、画面内の情報を整理できます。

建築撮影では、カメラを上下へ大きく傾けると垂直線が収束して見えます。広角レンズほど画面の端まで建物が入りやすいため、カメラ位置、高さ、水平を意識することが重要です。広角特有の遠近感については被写体との距離で写真がどう変わるかでも詳しく解説しています。

星空と夜景ではF1.4・F1.8の明るさが生きる

星空撮影では、レンズの明るさが撮影条件へ直接影響します。星は地球の自転によって画面上を移動しているため、長時間露光しすぎると点ではなく線として写ります。星を点として写すには露光時間を制限する必要があり、その中で十分な光を取り込むためにF1.4やF1.8の明るいレンズが有利になります。

EF24mm F1.4L USMとEF24mm F1.4L II USMは、24mmの広い画角とF1.4を組み合わせられるため、天の川と地上風景を一枚へ入れる星景写真に向きます。特にII型は、星を画面の周辺まで配置するような撮影で光学性能を重視したい場合に候補となります。

28mmではEF28mm F1.8 USMが明るく、24mmより少し狭い画角で星空や夜の街を切り取れます。35mmではF1.4L系を使うことで、星空の一部分や夜の街、人と街灯などを組み合わせた写真を撮れます。

夜景では、静止した建物ならIS搭載のEF24mm F2.8 IS USM、EF28mm F2.8 IS USM、EF35mm F2 IS USMも有効です。手ブレ補正によって低速シャッターを使えるため、ISO感度を抑える方法が取れます。人物が歩いている場面ではISだけでは被写体の動きを止められないため、F1.4やF1.8でシャッタースピードを確保する方法が向いています。Canonレンズで星空を撮る際の考え方は星空撮影に使うCanonレンズの選び方でも詳しく紹介しています。

スナップと人物では28mm・35mmが扱いやすい

街角スナップや人物撮影では、広く写ることだけでなく、撮影者と被写体との距離が重要です。24mmでは被写体へ近づくほど遠近感が強くなり、画面の端では人物の形が伸びて見えることがあります。28mm、35mmと焦点距離が長くなるにつれて、画面を整理しやすくなります。

28mmは、人物と街並みを一緒に撮る場合に使いやすい焦点距離です。旅行先で人物を撮りながら観光地も残したい場合や、道路を歩く人物と周囲の建物を一枚へまとめたい場合に適しています。

35mmは人物をさらに大きく配置しやすく、全身や上半身のポートレートにも使えます。背景を完全に消すのではなく、その人がいる場所を写真の一部として残せることが特徴です。F1.4やF2を使えば、背景の情報を残しながら適度にぼかすこともできます。

日常のスナップでは携帯性も重要です。高性能なF1.4Lレンズを所有していても、大きさや重量が理由で持ち出さなくなれば撮影機会は増えません。毎日カメラへ装着して歩くなら、小型なEF28mm F2.8やEF35mm F2、IS搭載のF2系なども実用的です。

スナップは撮影者が数歩動くだけで背景の重なり方が大きく変わります。焦点距離を固定する単焦点だからこそ、自分が動いて構図を作る習慣が身につきます。街中での構図や撮影方法はスナップ写真で日常を切り取る方法でも詳しく紹介しています。

EF広角単焦点を現在のカメラで使う方法と選び方

  • EOS RシリーズではEF-EOS Rアダプターを利用できる
  • APS-Cでは24mm・28mm・35mmの画角が変わる
  • 中古ではF値だけでなく世代と用途を比較する

EOS RシリーズでもEF広角単焦点11本を活用できる

EF24mm・28mm・35mmの広角単焦点レンズはEFマウント用ですが、マウントアダプター EF-EOS Rを使用することでEOS Rシリーズでも利用できます。すでにEFレンズを所有している場合は、ボディをEOS Rシリーズへ変更してもレンズ資産を継続して使えます。

EF-EOS Rは焦点距離を変換するための補正レンズを内蔵する方式ではないため、フルサイズEOS Rシリーズでは24mmは24mm、28mmは28mm、35mmは35mmとして使えます。開放F値も変わりません。

EOS R5やEOS R6シリーズなどボディ内手ブレ補正を搭載する機種では、手ブレ補正を持たない古いEF単焦点でもボディ側の機能を利用できる組み合わせがあります。この点は、一眼レフ時代には手ブレ補正を持たなかったF1.4LやF1.8レンズを現在使う際の利点になります。

一方で、アダプターを挟むためレンズ全体の長さは増えます。小型なEF35mm F2やEF28mm F2.8を選んでも、RF専用の小型レンズほど短くならない場合があります。それでも、中古EFレンズの豊富な選択肢やF1.4Lの独自性を考えると、EOS RでEF広角単焦点を使う価値は残っています。

EFレンズだけでなくRFレンズまで含めてキヤノンのレンズ体系を確認する場合はキヤノン大全から各焦点距離と個別レンズの記事を確認できます。

APS-Cでは24mm・28mm・35mmが標準域へ近づく

EF広角単焦点レンズをCanonのAPS-Cカメラへ装着すると、レンズ自体の焦点距離は変わりませんが、撮像範囲がフルサイズより狭くなります。35mm判換算では約1.6倍相当の画角となるため、24mmは約38mm相当、28mmは約45mm相当、35mmは約56mm相当になります。

そのため、フルサイズで24mmを使ったときのような広角風景をAPS-Cで同じように撮ることはできません。APS-Cの24mmは35mm前後に近い画角となり、街歩き、人物、日常撮影などに使いやすくなります。

28mmはAPS-Cでは約45mm相当となり、標準レンズにかなり近づきます。目の前の主役を自然な大きさで切り取りやすく、料理、小物、人物、スナップなどへ用途が変わります。

35mmは約56mm相当となり、フルサイズ50mmに近い感覚になります。人物の上半身、料理、商品、街角の一部分など、一つの被写体を整理して撮る用途に向きます。

EFレンズはフルサイズ用なので、フルサイズ機とAPS-C機の両方を所有している場合には、同じレンズを二つの異なる画角として使えます。フルサイズで広角、APS-Cで標準域という使い分けも可能です。28mmをAPS-Cで使った場合を含む画角の違いは28mm単焦点の使い道でも解説しています。

中古で選ぶなら焦点距離・明るさ・世代の順に考える

EF広角単焦点レンズはすでに中古市場が中心となるモデルが多く、価格差も大きくなっています。選ぶ際に最初から「最も高性能なレンズ」を探すより、自分が必要とする焦点距離を決め、その次に明るさや手ブレ補正、世代を比較すると選びやすくなります。

風景や建築を広く撮るなら24mm、旅行やスナップを一本で撮るなら28mm、人物や日常撮影まで広げるなら35mmが基準になります。焦点距離が決まったら、夜間撮影が多いならF1.4やF1.8、日中中心ならF2.8、小型軽量を優先するなら旧F2.8やF2、静止した夜景を手持ちで撮るならIS搭載モデルという順番で絞れます。

同じ焦点距離に新旧モデルがある場合は、中古価格との差も確認します。EF24mm F1.4L USMとII型、EF35mm F1.4L USMとII型では光学設計が異なります。最新世代の方が高性能でも、自分の撮影条件では初代で十分という場合があります。

中古個体では、外観の傷だけでなく、レンズ内部のカビや曇り、AFの動作、絞り、フォーカスリング、IS搭載機では手ブレ補正の動作も確認します。古いEFレンズでは製造から長い時間が経過しているため、モデル名だけでなく個体状態が重要です。

35mmの新旧F1.4Lで迷う場合は、初代の特徴をまとめたCanon EF35mm F1.4L USMの解説とII型の記事を比較すると、世代による方向性の違いを確認できます。

まとめ

Canon EF広角単焦点レンズは、24mm・28mm・35mmの3つの焦点距離に、合計11本のモデルがあります。

24mmにはEF24mm F1.4L USM、EF24mm F1.4L II USM、EF24mm F2.8、EF24mm F2.8 IS USMがあります。広い風景、建築、星空、狭い室内などを撮るなら24mmが使いやすく、F1.4Lは暗所性能、F2.8系は携帯性やISを重視する場合に向きます。

28mmにはEF28mm F1.8 USM、EF28mm F2.8、EF28mm F2.8 IS USMがあります。24mmほど広くなりすぎず、35mmより周囲を取り込みやすいため、旅行、街歩き、風景、室内、人物まで幅広く対応できます。F1.8は動く被写体を暗所で撮る場面、F2.8 ISは静止した被写体を低速シャッターで撮る場面に強みがあります。

35mmにはEF35mm F1.4L USM、EF35mm F1.4L II USM、EF35mm F2、EF35mm F2 IS USMがあります。人物と背景を一緒に残す撮影、日常のスナップ、料理、家族、旅行などに使いやすく、EF広角単焦点の中では一本で対応できる範囲が広い焦点距離です。

EOS Rシリーズではマウントアダプター EF-EOS Rを利用することで、これらのEF広角単焦点を引き続き使用できます。APS-Cでは画角が約1.6倍相当になるため、24mm・28mm・35mmはいずれもフルサイズで使う場合より標準域へ近づきます。

EF広角単焦点を選ぶときは、最初に必要な焦点距離を決め、その次にF1.4・F1.8・F2・F2.8の明るさ、ISの有無、レンズの大きさ、世代、中古価格を比較すると選びやすくなります。広さを生かす24mm、広角と日常のバランスを取る28mm、人物やスナップまで使いやすい35mmという違いを基準にすれば、11本の中から自分の撮影に合う一本を絞り込めます。

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