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Canon 24mm単焦点を比較|RF24mm F1.4・F1.8・EF24mm・EF-S24mmの違いと選び方

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Canon 24mm単焦点を比較|RF24mm F1.4・F1.8・EF24mm・EF-S24mmの違いと選び方 レンズ

Canon 24mm単焦点を比較|RF24mm F1.4・F1.8・EF24mm・EF-S24mmの違いと選び方

Canonの24mm単焦点には、現在のRFマウントだけでもRF24mm F1.4 L VCMとRF24mm F1.8 MACRO IS STMがあり、EF時代まで広げるとEF24mm F1.4L II USM、APS-C一眼レフ用にはEF-S24mm F2.8 STMがあります。ただし、この4本は「焦点距離24mm」という数字だけで同列に扱えるレンズではありません。

フルサイズで本来の24mm広角を使い、F1.4の明るさとLレンズの光学性能、静止画と動画の両立を求めるならRF24mm F1.4 L VCMが中心になります。軽さ、レンズ内手振れ補正、0.5倍ハーフマクロまで含めた使いやすさならRF24mm F1.8 MACRO IS STMが強く、EF24mm F1.4L II USMはEOS Rシリーズでもマウントアダプター経由で使える中古F1.4広角として現在も存在感があります。

EF-S24mm F2.8 STMだけは性格が大きく異なります。APS-C専用なのでEOS KissやEOS 80D、90Dなどでは35mm判換算約38mm相当となり、「広角24mm」というより35mmに近いスナップ用パンケーキレンズです。24mmという数字だけを見てRF24mmやEF24mmと同じ画角だと考えると、実際の撮影では大きく印象が変わります。

この記事では、Canonの代表的な24mm単焦点4本を、画角、明るさ、サイズ、近接性能、手振れ補正、AF、星空、風景、スナップ、動画という視点から比較し、どの24mmを選ぶと使いやすいのかを整理します。

Canon 24mm単焦点4本の違いを最初に整理

RF24mm F1.4 L VCMは現在の本格派24mm

RF24mm F1.4 L VCMは、フルサイズEOS Rシリーズで24mmの広角とF1.4の大口径を使えるLレンズです。レンズ構成は11群15枚、絞り羽根は11枚、最短撮影距離0.24m、最大撮影倍率0.17倍、質量約515gとなっています。フィルター径は67mmです。

F1.4という明るさは、夜景や星景だけでなく、被写体へ近づいて背景をぼかす広角表現にも有効です。24mmでは中望遠ほど大きなボケを作りやすくありませんが、F1.4と短い撮影距離を組み合わせれば、手前の人物や小物を目立たせながら広い背景を残せます。

また、RF24mm F1.4 L VCMは静止画だけでなく動画も強く意識した設計です。VCMやナノUSM、アイリスリングを備え、RF35mm F1.4 L VCMなどと操作系を揃えています。詳しい特徴は、RF24mm F1.4 L VCMの特徴と描写でも解説しています。

RF24mm F1.8 MACRO IS STMは軽さと近接性能が強い

RF24mm F1.8 MACRO IS STMは、同じRFマウントの24mm単焦点ですが、RF24mm F1.4 L VCMとは狙いがかなり違います。質量は約270gと軽く、最短撮影距離0.14m、最大撮影倍率0.5倍のハーフマクロに対応しています。

さらにレンズ内手振れ補正を搭載し、レンズ単体で5.0段の補正効果があります。ボディ内手振れ補正を備えた対応EOS Rと組み合わせれば協調制御も利用できます。RF24mm F1.4 L VCMにはレンズ単体のISがないため、手振れ補正を内蔵することはRF24mm F1.8の明確な特徴です。

F1.4ほど明るくはありませんが、F1.8でも一般的なズームレンズよりかなり明るく、風景、旅行、スナップ、料理、花、小物、動画まで幅広く使えます。詳細は、RF24mm F1.8 MACRO IS STMのレビューで紹介しています。

EF24mmとEF-S24mmは同じ24mmでも用途が異なる

EF24mm F1.4L II USMはフルサイズ対応のEFレンズで、EOS 5DシリーズやEOS-1D Xシリーズでは24mmの広角として使えます。EOS Rシリーズでもマウントアダプター EF-EOS Rを介して使用できます。F1.4の明るさを持つため、現在でも星景や夜景を中心に中古で検討する意味があります。

一方、EF-S24mm F2.8 STMはAPS-C専用です。EOS KissやEOS 80D、90Dなどへ装着すると35mm判換算約38mm相当になり、視野の広い広角というより自然なスナップ画角になります。質量約125g、長さ22.8mmの非常に薄いパンケーキレンズであることも特徴です。

EF時代の24mm単焦点をまとめて見たい場合は、Canon EF広角単焦点レンズの特徴も参考になります。

RF24mm F1.4 L VCMとRF24mm F1.8は何が違う?

F1.4とF1.8では暗所とボケに差が出る

RF24mm F1.4 L VCMとRF24mm F1.8 MACRO IS STMの最も分かりやすい違いは開放F値です。F1.4はF1.8より多くの光を取り込めるため、同じISO感度ならより速いシャッタースピードを使えます。星空や夜のスナップなど、シャッタースピードを遅くしすぎたくない撮影ではF1.4が有利です。

ボケについてもF1.4の方が被写界深度を浅くできます。24mmは広角なので85mmや100mmほど背景を大きくぼかす焦点距離ではありませんが、近距離の人物や小物を撮る場合にはF1.4とF1.8で背景の整理しやすさが変わります。

星景撮影を中心に考える場合は、F1.4をどのように使うかが重要になります。RF24mm F1.4 L VCMの星空での使い方は、RF24mm F1.4 L VCMで星空を撮る方法でも詳しく解説しています。

近接撮影ではRF24mm F1.8が圧倒的に強い

近接性能ではRF24mm F1.8 MACRO IS STMが大きく上回ります。RF24mm F1.4 L VCMは最短撮影距離0.24m、最大撮影倍率0.17倍ですが、RF24mm F1.8は最短0.14m、最大0.5倍です。

0.5倍まで寄れると、料理、花、アクセサリー、小物などをかなり大きく写せます。しかも24mmなので、被写体だけを大きくするのではなく、背景の室内や風景まで広く残したワイドマクロ表現ができます。旅行では風景を撮った直後に料理や花へ近づけるため、一本で対応できる撮影範囲が広くなります。

RF24mm F1.8の0.5倍マクロと14cmの最短撮影距離については、RF24mm F1.8 MACRO IS STMの近接性能でも確認できます。

515gと270gの重量差は持ち歩きで大きい

RF24mm F1.4 L VCMは約515g、RF24mm F1.8 MACRO IS STMは約270gです。差は約245gあり、EOS R8やEOS RPのような軽量フルサイズ機へ装着したときはカメラ全体の印象がかなり変わります。

RF24mm F1.4 L VCMは光学性能、F1.4、Lレンズの防塵防滴、動画対応の操作系などを重視するレンズです。RF24mm F1.8は、バッグへ気軽に入れられるサイズと重量を維持しながら、F1.8、IS、ハーフマクロをまとめたレンズです。

24mmだけでなくRF単焦点全体の大きさや用途を比べる場合は、RF単焦点レンズの特徴と使い分けも参考になります。

EF24mm F1.4L II USMは今でも選ぶ価値がある?

F1.4のEF広角Lレンズとして今も魅力がある

EF24mm F1.4L II USMは2008年に登場したEFマウントの広角Lレンズです。レンズ構成は10群13枚、最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.17倍、質量約650g、フィルター径77mmという仕様です。

現在のRF24mm F1.4 L VCMより古く重いレンズですが、焦点距離24mmとF1.4という基本的な組み合わせは変わりません。星景、夜景、室内、報道、広角ポートレートなど、光量が少ない状況でシャッタースピードを確保したい場面では現在でも使えます。

EF24mm F1.4L II USMの開放描写やEOS Rでの使い方は、EF24mm F1.4L II USM徹底解説で詳しく紹介しています。

EOS Rではマウントアダプターが必要になる

EOS RシリーズでEF24mm F1.4L II USMを使う場合は、マウントアダプター EF-EOS Rが必要です。レンズ本体約650gにアダプターも加わるため、RF24mm F1.4 L VCMよりシステム全体は長く重くなります。

一方、EFレンズを複数本所有している場合はアダプターを共用できます。24mmだけのために導入するより、EF50mm、85mm、70-200mmなど他のEFレンズもEOS Rへ移行して使う場合の方が合理的です。

EF24mmを含む広角EF単焦点の位置づけは、EF広角単焦点レンズ一覧と特徴でも確認できます。

中古価格と描写を優先するならRF24mmとの比較になる

EF24mm F1.4L II USMを現在選ぶ理由は、新品RFレンズにはない中古価格帯でF1.4の24mmを入手できる可能性があることです。すでにEF-EOS Rアダプターを持っている場合は、RF24mm F1.4 L VCMとの価格差次第で候補になります。

ただし、サイズ、重量、動画向けAF、操作系、最新の光学設計まで含めればRF24mm F1.4 L VCMが新しい世代のレンズです。単純にF1.4という数字だけを比較するより、EF24mmの中古価格がどこまで魅力的かによって選択価値が変わります。

RF24mm F1.4 L VCMの現在の特徴と比較する場合は、RF24mm F1.4 L VCMの特徴も合わせて確認すると違いが分かりやすくなります。

EF-S24mm F2.8 STMはなぜ他の24mmと違う?

APS-Cでは約38mm相当なので広角24mmではない

EF-S24mm F2.8 STMで最も重要なのは、焦点距離表示は24mmでも、APS-Cカメラでは35mm判換算約38mm相当の画角になることです。RF24mmやEF24mmをフルサイズで使った24mmの広角画角とは大きく異なります。

約38mm相当は35mmと50mmの中間に近く、目の前の景色を自然な範囲で切り取るスナップ撮影に使いやすい画角です。広大な風景を一枚へ収めるより、街並み、人物、料理、日常の風景を自然に記録する用途に向いています。

実際の画角や作例を含めた特徴は、EF-S24mm F2.8 STMレビューで詳しく解説しています。

125g・長さ22.8mmのパンケーキ構造が最大の魅力

EF-S24mm F2.8 STMは約125g、長さ約22.8mmしかありません。一眼レフ用交換レンズとして非常に薄く、EOS Kissシリーズへ装着するとボディキャップに近い感覚で持ち歩けます。

一眼レフはミラーレスより奥行きのあるボディですが、レンズを薄くすることでバッグへ入れたときの張り出しを減らせます。EOS Kiss X7のような小型一眼レフと組み合わせると、レンズ交換式カメラとしてかなり小さなシステムを作れます。

EF-S24mmのサイズやスナップでの使い勝手については、EF-S24mm F2.8 STMの約38mm相当の使い方も参考になります。

最短0.16m・0.27倍で日常の小物にも寄れる

EF-S24mm F2.8 STMは最短撮影距離0.16m、最大撮影倍率0.27倍です。RF24mm F1.8の0.5倍には届きませんが、パンケーキレンズとしてはかなり被写体へ近づけます。

料理、雑貨、花などを撮るときに、最短撮影距離が長いレンズのように後ろへ下がる必要がありません。約38mm相当の自然な画角と近接性能を組み合わせられるため、日常スナップ用として使いやすいレンズです。

EF-S24mm以外のEF系広角単焦点と比較する場合は、EF広角単焦点レンズの特徴と選び方も参考になります。

用途別にCanon 24mm単焦点を選ぶ

星空・夜景を本格的に撮るならRF24mm F1.4 L VCM

星空、天の川、夜景を本格的に撮影するならRF24mm F1.4 L VCMが最も分かりやすい選択です。24mmは空を広く入れながら地上の風景も構図へ組み込みやすく、F1.4なら星を点として止めるために露光時間を短くしても光量を確保できます。

レンズ内ISはありませんが、星空撮影では三脚を使う場面が多いため大きな問題になりにくく、ボディ内手振れ補正を搭載したEOS Rでは手持ちの夜景にも対応できます。防塵防滴に配慮したLレンズなので、屋外撮影を重視する場合にも安心感があります。

星景での設定やF1.4の使い方については、RF24mm F1.4 L VCMで星空撮影で詳しく解説しています。

旅行・スナップ・料理まで一本ならRF24mm F1.8

旅行ではRF24mm F1.8 MACRO IS STMの汎用性が光ります。24mmで風景や建物を撮り、街中をスナップし、レストランでは0.5倍ハーフマクロを利用して料理へ寄るという流れを一本で処理できます。

約270gなので荷物を増やしにくく、レンズ内ISも備えています。F1.8なら夜の街や室内でも明るさを確保しやすく、F1.4の絶対的な明るさより携帯性と撮影範囲を重視する場合はこちらが使いやすくなります。

旅行やワイドマクロでの具体的な特徴は、RF24mm F1.8 MACRO IS STMの魅力で確認できます。

APS-C一眼レフの街歩きならEF-S24mm F2.8

EOS KissシリーズやEOS 80D、90DなどAPS-C一眼レフを使っている場合、EF-S24mm F2.8 STMは現在でも非常に分かりやすい街歩き用レンズです。約38mm相当の画角は広すぎず狭すぎず、見たものを自然に切り取りやすくなります。

125gのパンケーキレンズなので、一眼レフを持ち歩く負担も小さくできます。F1.4やF1.8ほど明るくはありませんが、日中のスナップ、旅行、料理、人物を一枚のレンズで軽快に撮る用途には十分な個性があります。

APS-Cでの画角や描写については、Canon EF-S24mm F2.8 STMレビューで詳しく紹介しています。

RF24mm F1.4・F1.8・EF24mm・EF-S24mmの選び方

画質とF1.4を最優先するならRF24mm F1.4 L VCM

予算や重量より、現在のRFシステムで24mm F1.4を最大限使いたいならRF24mm F1.4 L VCMが中心です。F1.4、Lレンズの光学設計、防塵防滴、VCMとナノUSM、アイリスリングを備え、静止画と動画の両方を本格的に撮る構成になっています。

特に星景、夜景、建築、風景、映像制作では、このレンズの性能を生かしやすくなります。一方、約515gあり、近接性能は0.17倍なので、軽量さやマクロ性能を期待するレンズではありません。

RF24mm F1.4 L VCM単体の特徴は、RF24mm F1.4 L VCMレビューで詳しく確認できます。

軽量・IS・ハーフマクロならRF24mm F1.8

RF24mm F1.8 MACRO IS STMは、F1.4を必要としない人にとって非常に実用性の高い24mmです。約270g、レンズ内IS、0.5倍ハーフマクロという特徴は、RF24mm F1.4 L VCMにはないものです。

風景だけでなく、スナップ、料理、花、小物、旅行、手持ち夜景まで一本で撮りたい場合にはこちらの方が用途が広がります。EOS R8やEOS RPのような軽量フルサイズ機との組み合わせでも、カメラ全体を小さくまとめやすくなります。

RF24mm F1.8を含むRF単焦点全体の位置づけについては、RF単焦点レンズの選び方も参考になります。

EF資産を生かすならEF24mm、APS-CならEF-S24mm

EF24mm F1.4L II USMとEF-S24mm F2.8 STMは、どちらもEF系レンズですが、対象ユーザーはまったく違います。EF24mm F1.4L II USMはフルサイズ用F1.4広角Lレンズであり、EOS Rでもアダプターを介して24mmの画角を維持できます。

EF-S24mm F2.8 STMはAPS-C専用で、約38mm相当のスナップレンズです。F1.4の星景撮影を目的にするレンズでも、フルサイズ24mmの広い画角を得るレンズでもありません。125gの薄型レンズでAPS-C一眼レフを軽快に使うことが目的です。

EF24mm F1.4L II USMを現在のEOS Rで使う場合の特徴は、EF24mm F1.4L II USMのEOS Rでの使い方で詳しく解説しています。

まとめ

Canonの24mm単焦点は、焦点距離表示が同じでも性格が大きく異なります。フルサイズRFでF1.4の明るさ、Lレンズの光学性能、動画対応まで重視するならRF24mm F1.4 L VCMが本格派の選択です。約515gありますが、星景、夜景、風景、建築、映像まで幅広く対応できます。

RF24mm F1.8 MACRO IS STMは約270gと軽く、F1.8、レンズ内IS、最大0.5倍のハーフマクロを備えています。絶対的な明るさではF1.4に届かない一方、旅行やスナップ、料理、花、手持ち夜景など一本で対応できる範囲は非常に広く、軽量なEOS Rとの組み合わせにも向いています。

EF24mm F1.4L II USMは古いEFレンズですが、F1.4のフルサイズ24mmとして現在でも使用できます。すでにマウントアダプター EF-EOS Rを所有している場合や、中古価格を重視する場合にはRF24mm F1.4 L VCMとは違った選択肢になります。ただし、約650gの重量とアダプターが必要になる点は考慮する必要があります。

EF-S24mm F2.8 STMは他の3本とは用途が異なります。APS-Cで約38mm相当となるため、フルサイズ24mmのような広角レンズではありません。その代わり約125g、長さ約22.8mmの薄型パンケーキレンズとして、EOS Kissシリーズなどを軽快なスナップカメラへ変えられます。

星空や夜景を本格的に撮るならRF24mm F1.4 L VCM、軽さとハーフマクロを含む万能性ならRF24mm F1.8 MACRO IS STM、EF資産と中古価格を生かすならEF24mm F1.4L II USM、APS-C一眼レフで軽快な街歩きを楽しむならEF-S24mm F2.8 STMという違いで選ぶと、同じ「Canon 24mm単焦点」の中でも目的に合う一本を見つけやすくなります。

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