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	<title>ショートバックフォーカス | 魅惑の中望遠</title>
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	<description>レトロなEFレンズ</description>
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	<title>ショートバックフォーカス | 魅惑の中望遠</title>
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		<title>EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</title>
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		<dc:creator><![CDATA[花山 千春]]></dc:creator>
		<pubDate>Sat, 13 Dec 2025 11:18:37 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[カメラ豆知識]]></category>
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					<description><![CDATA[EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異 EF-Sレンズは、キヤノンEOSの一眼レフ用として広く使われてきたEFマウント系のうち、APS-C専用として最適化されたレンズ群です。外観だけを見 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</h1>
<p>EF-Sレンズは、キヤノンEOSの一眼レフ用として広く使われてきたEFマウント系のうち、APS-C専用として最適化されたレンズ群です。外観だけを見るとEFレンズと同じEFマウントに装着する仕組みに見えますが、光学設計と機械設計の前提が異なります。中心にある考え方が、EF-SのSが指すショートバックフォーカス設計です。ここでのバックフォーカスは、レンズ最終面付近から撮像面までの「光学的な余裕」を意味し、マウントのフランジバックそのものを変更した話ではありません。EFとEF-Sは同じEFマウント系であり、フランジバックは同一です。その同一条件の中で、APS-C機の構造的余裕を使い、レンズ後群をより後ろへ寄せる設計自由度を確保したのがEF-Sの本質です。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-2" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-2">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"></li><li><a href="#toc1" tabindex="0">EFマウントとEF-Sの前提条件：同じマウントで違う最適解</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ショートバックフォーカスとは何か：フランジバックと混同しない</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">EF-Sの機械的差異：装着互換と干渉回避の仕組み</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">イメージサークルの差異：小ささが生む設計自由度</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">広角設計で効くEF-Sの強み：逆望遠の負担を緩める</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">撮像素子時代の光束設計：斜入射と周辺画質の扱い</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">EFとEF-Sの差が出やすい領域：周辺光量、歪曲、解像のバランス</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">なぜEF-Sはフルサイズに向かないのか：干渉と像の設計目標</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">ショートバックフォーカスがもたらした代表的メリット：小型化と広角の現実解</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">EF-S設計の現実的な制約：専用化が生む割り切り</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">EFマウントとの差異を一言でまとめると：同一規格内の別設計思想</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">まとめ：EF-Sショートバックフォーカス設計が示す合理性</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">EFマウントとEF-Sの前提条件：同じマウントで違う最適解</span></h2>
<p>EFマウントは、EOSフィルム一眼レフから連続する規格として確立され、フルサイズ相当の画面を覆うイメージサークルを前提に、ミラーボックスの寸法やミラーの跳ね上がり、後玉とミラーの干渉回避を条件としてレンズ設計が組まれてきました。特に広角域では、フィルムや撮像面に対して斜めに入射する光をどのように制御するかが難所となり、逆望遠型の設計や大きな前玉、複雑な補正群が必要になりやすい構造です。</p>
<p>一方、EF-Sが想定するAPS-C機は、撮像面が小さく、ミラーも小型化されます。撮像面が小さいことは、同じ焦点距離でも画角が狭くなるという意味に留まらず、レンズ側から見た「必要な像の大きさ」が小さくなることを示します。つまり、フルサイズを覆うための大きなイメージサークルを生成する義務がなくなり、像面周辺の要求が変化します。さらにミラーが小さいことは、ミラーの可動域や干渉条件に余裕が生まれ、レンズの後端をより撮像面に近づけやすい方向へ設計を寄せやすくなります。これらを合わせて、APS-C専用としての最適解が成立し、EF-Sが形になりました。</p>
<h2><span id="toc2">ショートバックフォーカスとは何か：フランジバックと混同しない</span></h2>
<p>用語が似ているため混乱が起きやすい点として、フランジバックとバックフォーカスが同列に扱われがちです。フランジバックは、マウント基準面から撮像面までの機械寸法で、EFとEF-Sは同一です。対して、ここでいうショートバックフォーカスは、光学設計としての後群配置や最終光束の取り回しに関する表現として理解すると整理が進みます。</p>
<p>EF-Sでは、APS-C機のミラーが小さいことを前提に、後玉や後群をボディ側に深く入り込ませる設計が採られます。結果として、広角系で成立しやすい構成になります。広角レンズが難しい理由の一つは、焦点距離が短いのにミラーボックスの物理的空間を避けなければならない点にあります。後群を自由に後ろへ置きにくいと、逆望遠型を強めたり、前群の負担を増やしたりする方向になりやすく、サイズ、重量、補正難度、コストに影響します。EF-Sのショートバックフォーカスは、この条件をAPS-C専用として緩め、レンズ全体の成立を現実的なバランスへ寄せるための設計思想です。</p>
<h2><span id="toc3">EF-Sの機械的差異：装着互換と干渉回避の仕組み</span></h2>
<p>EF-SはEFマウントと同じ直径・同じフランジバックを共有しつつ、APS-C機にのみ装着されるように機械的なキーが設けられています。理由は明快で、EF-Sの一部レンズは後端がボディ内側へ深く入り込むため、フルサイズ機の大きなミラーと干渉する恐れが生じます。装着を物理的に阻止する仕組みが必要となり、EF-Sには装着位置のガイド形状やツメの配置がEFと異なる形で組み込まれています。</p>
<p>結果として、EFレンズはAPS-C機にも装着され、画角がクロップ相当になります。反対に、EF-SレンズはフルサイズEF一眼レフへの装着が想定されず、物理的にも避けられています。この互換性の方向性が、EFとEF-Sの最大の運用上の差異として現れます。光学上も、EF-SはAPS-Cの撮像面サイズに合わせたイメージサークルで設計されるため、仮に装着できたとしても周辺が大きく欠ける結果になりやすく、目的とズレます。</p>
<h2><span id="toc4">イメージサークルの差異：小ささが生む設計自由度</span></h2>
<p>EF-Sのもう一つの柱は、小さなイメージサークルです。イメージサークルが小さいことは、単に周辺まで覆わないという意味ではなく、レンズ設計の要求が中心寄りへ集中することを示します。フルサイズの周辺部は、像高が大きく、収差補正や光量確保が難しくなります。APS-Cでは必要な像高が小さくなるため、周辺部で苦しい領域を最初から要求しない設計が成立します。これにより、同等の画角を得るための広角域で、サイズや重量を抑えた構成になりやすく、価格帯も現実的になりやすい方向へ働きます。</p>
<p>例えば、EF-S 10-22mmのような超広角ズームが、APS-C用として実用サイズに収まり、広角端で破綻しにくいバランスを実現しやすいのは、この前提条件の影響が大きいです。EFで同じ画角をフルサイズに対して成立させる場合、焦点距離はより短くなり、周辺まで覆う必要があり、設計上の難所が増えます。EF-Sの価値は、APS-Cという画面サイズに合わせて「無理をしない広角」を成立させたところにあります。</p>
<h2><span id="toc5">広角設計で効くEF-Sの強み：逆望遠の負担を緩める</span></h2>
<p>一眼レフの広角設計では、ミラーを避けるために後玉を撮像面から離す必要が生じ、焦点距離が短いほど逆望遠型の比率が高まりやすくなります。逆望遠型を強めるほど、前群のサイズが増えやすく、周辺光量や歪曲、倍率色収差、像面湾曲などの補正課題も増えます。EF-Sでは、ミラーが小さいAPS-C機の条件を使い、後群を深く配置しやすくなるため、極端な逆望遠を避けやすくなります。結果として、設計の自由度が上がり、実用品としてのバランスを取りやすくなります。</p>
<p>この影響は、単焦点でもズームでも現れます。特に広角ズームでは、ワイド端での設計負担が大きく、後群配置の自由度が効いてきます。EF-Sが普及した時代、EOS Kiss系や二桁機、7D系で広角の選択肢が増え、現場で使いやすい価格帯とサイズで揃った背景には、この設計前提の差が存在します。</p>
<h2><span id="toc6">撮像素子時代の光束設計：斜入射と周辺画質の扱い</span></h2>
<p>デジタル撮像素子は、フィルムと比べて斜め入射の扱いが繊細になりやすいと言われます。画素上のマイクロレンズやカラーフィルター構造、受光部の形状の影響で、極端に斜めから来る光は効率や色の出方に影響しやすい条件が生じます。この点は、マウントの種類というより、時代の要請としてレンズ側の光束設計が工夫される領域です。</p>
<p>EF-SはAPS-C専用であるため、周辺までの要求がフルサイズより中心寄りに収まります。結果として、周辺の斜入射条件が相対的に緩くなる方向へ働きます。もちろん、広角端では斜入射自体が消えるわけではありません。ここで重要なのは、フルサイズで最周辺まで成立させる設計よりも、要求される像高の範囲が小さいことで、厳しい領域を避けやすい構造になる点です。EF-Sの設計は、センサー時代の現実に合った落としどころを作りやすく、実用画質を確保しやすい方向へ寄与してきました。</p>
<h2><span id="toc7">EFとEF-Sの差が出やすい領域：周辺光量、歪曲、解像のバランス</span></h2>
<p>EFレンズはフルサイズを想定するため、APS-C機で使うと像の中心付近のみを切り出す形になります。一般に中心部はレンズが最も得意とする領域であり、周辺の収差や光量低下の影響が見えにくくなります。そのため、EFレンズをAPS-Cで使った際に画質が良好に感じられやすい理由の一つがここにあります。周辺の苦しい部分を使わないためです。</p>
<p>一方、EF-SはAPS-Cの画面全域を想定して最適化されます。APS-Cの周辺はフルサイズの周辺ほど厳しくない一方、APS-Cの周辺としては成立させる必要があります。この差が、歪曲や周辺光量、周辺解像の設計配分に現れます。例えば、ズーム倍率や価格帯、サイズを優先した設計では、歪曲をソフト側で補正する方向へ寄せることも起こり、実写の印象はボディ側補正や現像ワークフローも含めて決まります。ここでも、EF-SはAPS-Cという完成形を前提にしている点が重要で、EFとは設計のゴールが異なります。</p>
<h2><span id="toc8">なぜEF-Sはフルサイズに向かないのか：干渉と像の設計目標</span></h2>
<p>EF-Sがフルサイズへ向かない理由は二つの層に分かれます。一つは物理干渉で、後端が深く入り込む設計がフルサイズ機のミラーとぶつかりうるためです。もう一つは光学的な設計目標で、APS-Cを覆うイメージサークルを前提としているため、フルサイズの四隅まで像を届ける目標を持っていません。どちらも設計思想の帰結であり、良し悪しではなく目的の違いです。</p>
<p>EFレンズは、フルサイズとAPS-Cの両方で動作する方向性があり、資産性の観点で選ばれることがあります。EF-Sは、APS-C専用として最適化し、広角域を中心にサイズや価格、扱いやすさのバランスを取りやすい方向へ価値を作っています。同じEOSの一眼レフでも、どの画面サイズを前提にしているかで、成立する最適解が分かれます。</p>
<h2><span id="toc9">ショートバックフォーカスがもたらした代表的メリット：小型化と広角の現実解</span></h2>
<p>EF-Sがユーザー体験として分かりやすく現れたのは、広角ズームや標準ズームでの扱いやすさです。APS-Cの標準ズームが軽量で、日常の持ち歩きに寄り、ワイド側でも実用性が高い構成になりやすい背景には、ショートバックフォーカス設計と小イメージサークルが組み合わさった効果があります。レンズ後群をボディ側へ寄せやすいことは、焦点距離の短い側で設計の無理を減らし、全体の体積や前玉径の肥大化を抑えやすくします。結果として、APS-C用のシステム全体がコンパクトになりやすく、携行性の価値が出ます。</p>
<p>また、APS-Cは被写界深度の傾向や望遠効果の体感など、撮影スタイルにも影響します。EF-Sはその中で、広角側の不足を補い、システムとしてのバランスを整える役割を担ってきました。EFでAPS-Cを組む場合、広角側の選択肢はEFの超広角へ寄り、サイズや価格が上がりやすい方向へ動きます。EF-Sは、このギャップをAPS-C専用の設計で埋め、撮影者の道具として成立させた存在です。</p>
<h2><span id="toc10">EF-S設計の現実的な制約：専用化が生む割り切り</span></h2>
<p>専用化は自由度を生む一方で、適用範囲を限定します。EF-SはAPS-C専用であり、将来フルサイズへ移行した場合にそのまま使い続ける前提に立ちにくいという構造的な性質を持ちます。これも良し悪しではなく、設計目的の差です。EF-Sが成立した背景には、APS-Cという市場規模と、軽量・低価格・実用画質という要請があり、その要請に合わせた設計が選ばれています。</p>
<p>また、後端が深く入り込む設計は、ボディ側の構造との整合が前提になります。フィルターやミラーの動作、ボディ内の遮光部材、AFセンサー系との関係など、レンズ単体で完結しない制約が増えます。その分、システムとしての一体最適が行われており、APS-C一眼レフでの運用で価値が出る形になっています。</p>
<h2><span id="toc11">EFマウントとの差異を一言でまとめると：同一規格内の別設計思想</span></h2>
<p>EFとEF-Sは、同じEFマウント系の寸法基準を共有しつつ、前提とする撮像面サイズとミラー条件が異なるため、設計思想が分岐しています。EFはフルサイズまで覆う汎用性を前提とし、EF-SはAPS-C専用としてショートバックフォーカスと小イメージサークルを前提に最適化されています。装着互換は一方向で、EFはAPS-Cで使われ、EF-SはAPS-C専用へ寄せられています。ここに、機械的干渉の回避と、光学目標の違いが重なります。</p>
<h2><span id="toc12">まとめ：EF-Sショートバックフォーカス設計が示す合理性</span></h2>
<p>EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計は、フランジバックを変更する発想ではなく、APS-C一眼レフの小型ミラーと撮像面サイズを前提に、後群配置の自由度を確保する発想です。広角域での設計負担を減らし、サイズ、重量、価格、実用画質のバランスを取りやすくする方向へ効きます。加えて、小イメージサークル前提により、フルサイズ周辺で要求される厳しい領域を最初から設計目標に含めず、APS-Cとしての全域最適を狙う構造が成立します。</p>
<p>EFマウントとの差異は、規格の違いというより、同一規格内での目的分化です。フルサイズを見据えた汎用性を重視するEFと、APS-C専用での合理性を重視するEF-Sは、どちらもEOS一眼レフ時代の要求に対する別の答えとして成立してきました。ショートバックフォーカスという言葉は、その合理性の中心を端的に表したものであり、EF-Sの価値を理解する鍵になります。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s-s-design-philosophy/" title="EF-Sレンズの「S」が示す設計思想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">EF-Sレンズの「S」が示す設計思想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">EF-SのSが示す設計思想を解説。登場背景、APS-C専用化で実現したショートバックフォーカスと小さなイメージサークル、ミラー干渉回避、広角設計と小型軽量化、白い指標と装着制限、対応ボディ注意、EF比較とRF-S継承まで整理。要点整理。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.12</div></div></div></div></a>
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		<title>ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは</title>
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		<dc:creator><![CDATA[花山 千春]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Dec 2025 07:01:01 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[カメラ豆知識]]></category>
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					<description><![CDATA[ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは 撮影レンズの後端から撮像素子までの距離（バックフォーカス）が短い光学系を、「ショートバックフォーカス」または「ショートバック」と呼びます。特にミラーレスカ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは</h1>
<p>撮影レンズの後端から撮像素子までの距離（バックフォーカス）が短い光学系を、「ショートバックフォーカス」または「ショートバック」と呼びます。特にミラーレスカメラでは、ミラー機構が省略されマウント面から撮像素子までの距離（フランジバック）を大幅に短縮できるため、レンズ設計の自由度が飛躍的に高まります。具体的には、一眼レフではミラーの前後を避けるために必要だった複雑なレトロフォーカス設計が不要になり、広角レンズや大口径レンズをよりコンパクトかつ高性能に設計できるようになります。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-4" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-4">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"></li><li><a href="#toc1" tabindex="0">フランジバックとバックフォーカスの違い</a></li><li><a href="#toc2" tabindex="0">ショートバックフォーカスの光学的メリット</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">用語の違い：ショートバックフォーカス vs ショートフランジバック</a></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">主要メーカーのマウント構造と設計思想</a><ol><li><a href="#toc5" tabindex="0">キヤノン：EF/EF-S マウントおよびRFマウント</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">ニコン：Fマウント（FX/DX）とZマウント</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">ソニー：A（α）マウントとE/FEマウント</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">富士フイルム：Xマウント</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">ペンタックス：Kマウント（DAレンズ）とQマウント</a></li></ol></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">センサーサイズとの関係</a></li><li><a href="#toc11" tabindex="0">マウント互換性と物理的制約</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">ショートバックフォーカス採用の事例</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">フランジバックとバックフォーカスの違い</span></h2>
<p>まず用語を整理しましょう。フランジバックとは「マウント面（レンズマウントの取り付け面）から撮像素子（センサー）までの距離」を指します。一方、バックフォーカス（バックフォーカルレングス）とは「レンズの最後端（後玉）から撮像素子までの距離」を意味します。一般にフランジバックが短くなると、同じマウント径であればレンズ後部をセンサー近くに配置できるようになります。その結果、レンズ設計の自由度が増し、高画質化や小型化が可能になります。ミラーレスカメラは反射ミラーとペンタプリズムが無いため、従来の一眼レフよりもフランジバックが短く設計できます。バックフォーカスが短い、すなわち撮像素子に対してレンズが近づいた構造のことを、ショートバックフォーカス型と表現します。図: 一眼レフカメラ（上）とミラーレスカメラ（下）の構造比較。ミラーレスではミラーが無いためフランジバックを大幅に短縮でき、レンズをセンサーに近づけられる。</p>
<h2><span id="toc2">ショートバックフォーカスの光学的メリット</span></h2>
<p>ショートバックフォーカスの最大の利点は、レンズ設計の自由度が高まることです。マウント径（レンズが装着される環状の開口部）が大きく、かつフランジバックが短いほど、光学設計の余地が広がります。例えばキヤノンEOS Rシステムでは、マウント内径54mm、フランジバック20mmという仕様を採用し、一眼レフ用EFマウント（内径54mm・フランジバック44mm）と比べて大幅に短いバックフォーカスを実現しています。これにより、従来のEFマウントでは不可能だった大口径・高性能レンズ（たとえば開放F2の大口径ズーム RF28-70mm F2 L USM）をコンパクトに設計・実用化できました。バックフォーカスが短い構造では、特に広角レンズの設計が容易になります。一眼レフではミラーを避けるために前玉に凹レンズを配置する「レトロフォーカス構成」を採用せざるを得ませんが、ミラーレスではそのような制約がありません。広角レンズを設計する際、センサーに近い位置にレンズを配置できるため、光学素子数を減らしてシンプルに構成でき、画質低下や周辺部の収差も小さくできます。さらに、レンズ全体の長さや重さも小さく抑えやすく、携行性や機動性にも優れたレンズが実現しやすくなります。また、バックフォーカスが短いことでセンサー直前まで大きなレンズを配置できるため、イメージサークル全域で高い解像力や均一な収差補正が可能になります。ソニーαシリーズ（Eマウント）やニコンZシリーズも、EOS Rと同様に大口径マウント＋ショートバックフォーカスを謳っており、そのメリットは各社とも「レンズ設計の自由度が高まる点」で一致しています。</p>
<h2><span id="toc3">用語の違い：ショートバックフォーカス vs ショートフランジバック</span></h2>
<p>ショートバックフォーカスと同様の意味合いで「ショートフランジバック（短いフランジバック）」という表現も使われます。用語が異なるだけで、本質的にはフランジバックを短くしてレンズ設計の自由度を高めるという考え方は同じです。たとえば、ニコンはZマウントの開発発表で「大口径・ショートフランジバックのZマウント」をアピールしており、キヤノンはEOS R発表時に「ショートバックフォーカス」という言葉でミラーレス化による構造メリットを説明しました。どちらの表現も、「フランジバックが従来より短い」という意味で使われています。実際、ニコンやキヤノンのミラーレス製品紹介では「短いフランジバックやショートバックフォーカス（呼び名が違うだけで同じ効果）」を利点として挙げています。</p>
<h2><span id="toc4">主要メーカーのマウント構造と設計思想</span></h2>
<p>各社のカメラマウントでは、センサーサイズや時代背景に応じてさまざまな設計思想が採用されています。ここではキヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、ペンタックスといった主要メーカーの例を比較します。</p>
<h3><span id="toc5">キヤノン：EF/EF-S マウントおよびRFマウント</span></h3>
<p>キヤノンの従来の一眼レフ用EFマウントはフランジバック44mmで、フルサイズセンサー用の大口径マウントとして設計されました。一方でAPS-C専用のEF-Sマウントは2003年に導入され、フルサイズ対応のEFマウントを拡張する形で設計されています。EF-Sレンズではレンズ後端をセンサーに近づけるショートバックフォーカス設計が採用されており、その結果レンズ本体を小型・軽量化できます。たとえばEF-Sレンズはコンパクトな広角・標準ズームが多く、エントリーユーザー向けのコストパフォーマンス重視ラインを支えています。EF-Sマウントレンズは背面レンズの位置がフルサイズ機に装着できないほど後退しているため、フルサイズEFボディに取り付けるとミラーに干渉します。このためメーカーはEF-Sレンズがフルサイズボディに装着できないよう物理的に制限しています。EOS R システムで採用されたRFマウントは、大口径マウントとショートバックフォーカスを両立した設計が特徴です。マウント内径54mm、フランジバック20mmという仕様は、従来のEFマウント（フランジバック44mm）と比べてバックフォーカスを大幅に短縮したものです。この設計により、光学設計の自由度が飛躍的に拡大し、新しい大口径・高性能レンズが可能になりました。なおEF-Sマウントにおいても、開発コンセプトとしては「Short Back Focus」という用語が使われ、APS-C用レンズのコンパクト化に寄与しています。</p>
<h3><span id="toc6">ニコン：Fマウント（FX/DX）とZマウント</span></h3>
<p>ニコンの一眼レフ用Fマウントは1960年代から続くもので、フランジバックは46.5mmと長めです。FXフォーマット（フルサイズ）もDXフォーマット（APS-C）も同じFマウント（同じフランジバック）を使用しています。ニコンはAPS-C専用にマウントを変えず、レンズ資産を共用可能にしましたが、その分ミラー干渉の制約から極端な超広角レンズの設計には工夫が必要でした。一方、ニコンのミラーレス用Zマウントではマウント内径55mm、フランジバック16mmという大口径・ショートフランジバック（ショートバックフォーカス）を採用しています。これにより、レンズ設計の自由度が格段に向上しました。Zマウントを最初に発表した際には、この大口径とショートフランジバックが大きくアピールされており、従来マウントと比べてレンズ全長を短縮できる効果が検討された例も示されています。ミラーレス用NIKKOR Z レンズは、これを生かして開放F1.8の広角単焦点や大口径標準レンズなどが高性能・コンパクトに設計されています。</p>
<h3><span id="toc7">ソニー：A（α）マウントとE/FEマウント</span></h3>
<p>ソニーのα（アルファ）シリーズは、まず一眼レフ用のAマウント（旧ミノルタAマウント）を引き継ぎました。Aマウントのフランジバックは約44.5mmで、従来型一眼レフと同程度でした。2010年に登場したミラーレス専用のEマウントでは、当初からフランジバック18mm・マウント内径46mmという短い設計を採用しています。EマウントはAPS-C対応（E）とフルサイズ対応（FE）で共通のマウントを用い、ミラーレス黎明期からマウント径をなるべく大きく、フランジバックを短くすることで光学性能を高めてきました。ソニーは「大口径高性能レンズに必ずしも大きなマウント径は必要ない」という立場を示す場面もありましたが、実際のE/FEマウントレンズは高解像を追求したものが多く、赤外域シフト問題など長所と短所があります。Eマウントではバックフォーカスを短くすることでレンズ設計の自由度を確保しています。</p>
<h3><span id="toc8">富士フイルム：Xマウント</span></h3>
<p>富士フイルムのXマウントはAPS-C専用のミラーレス用マウントで、2011年のX-Pro1発表時に導入されました。X-Pro1の構造紹介によれば、フランジバックは17.7mmと非常に短く設計されています。マウント内径は約44mmで、これもミラーレスとしては比較的大きめです。この短いフランジバックにより、XFレンズは広角・標準系で軽量コンパクトに設計できるうえ、高い収差補正が可能になっています。たとえば広角レンズではレトロフォーカス構成を緩和でき、高解像・高コントラストを狙った素直な光学系を組めるメリットがあります。富士フイルムはAPS-C専用設計を徹底しており、Xマウントに関してはショートバックフォーカスの恩恵を広角系で最大限に享受できるレンズ群を展開しています。</p>
<h3><span id="toc9">ペンタックス：Kマウント（DAレンズ）とQマウント</span></h3>
<p>ペンタックスは伝統的に一眼レフ用のKマウント（フィルム時代から継承、フランジバック45.46mm）を使用しています。APS-C対応レンズには「DA」シリーズの銘が付けられていますが、マウントそのものはKマウントであり、フランジバックは変わりません。そのため、ペンタックスのAPS-Cレンズ（DAレンズ）はEF-Sのような短いバックフォーカス設計は採用しておらず、広角側の設計には制約があります。実際、PENTAX K-01（ミラーレス仕様）の例でも、Kマウントのフランジバックを変えられずボディ厚が一眼レフ並みになったことが指摘されています。一方、センサーサイズが小さい“超小型ミラーレス”としてPENTAX Qマウント（フランジバック9.2mm）を採用した例もあり、こちらではショートフランジ設計によるレンズ小型化が極限まで追求されました。</p>
<h2><span id="toc10">センサーサイズとの関係</span></h2>
<p>センサーサイズの違いもショートバックフォーカス設計に影響します。一般にセンサーが小さければ、光学系全体も小型化しやすいですが、フランジバックの短縮余地もまた大きくなります。APS-C専用マウント（例：Canon EF-S、Fuji X、PENTAX DA）では、フルサイズ用設計よりもややフランジバックを短く抑えて、レンズを小さく軽く作る工夫がなされています。たとえばEF-SレンズではShort Back Focus設計によりコストを抑えた軽量なレンズが可能になりました。ただし、センサーが小さいとイメージサークルも小さくなるため、レンズ背面の配置限界も影響します（小さいミラーボックスに合わせた設計が必要です）。一方、35mmフルサイズでは高画質を追求するため広いマウント径とより長いフランジバックが許容され、全体のレンズサイズやボディ厚は大きくなりがちですが、ミラーレスではこれを逆手に取ってバックフォーカスを短くしています。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/sensor-of-mystic-light/" title="センサーサイズの違いがわかる 理想のカメラを選ぶヒント" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2024/12/sensor-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2024/12/sensor-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2024/12/sensor-120x68.jpg 120w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">センサーサイズの違いがわかる 理想のカメラを選ぶヒント</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">センサーは写真の仕上がりを左右する重要な要素です。フルサイズ、APS-C、マイクロフォーサーズなどの違いや特徴を解説し、撮影目的や用途に合った選び方を紹介します。魔法のようなボケ感や高感度性能を活かし、理想の一枚を手に入れましょう。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2024.12.07</div></div></div></div></a>
<h2><span id="toc11">マウント互換性と物理的制約</span></h2>
<p>フランジバックが短いと、他社や他規格のレンズをアダプターで装着しやすくなります。実際、ショートフランジのミラーレスでは、マウントアダプターを介して一眼レフ用レンズをほぼ違和感なく使用できます。たとえばキヤノンRFマウントにはEF/EF-Sレンズ用のマウントアダプターがあり、ニコンZマウントにはFマウント用のFTZアダプターが存在します。これにより既存のレンズ資産を流用しつつ、ショートバックフォーカスの恩恵を享受できるようになりました。一方、ショートバックフォーカス設計には物理的制約も伴います。前述のEF-Sレンズのように、極端にバックフォーカスを短くしたレンズは、より大きなセンサー（フルサイズ）用ボディではミラーと干渉してしまう危険があります。このように、短いバックフォーカスはレンズを小型化できますが、ミラー機構のないボディやセンサーサイズを前提にしているため、互換性には注意が必要です。またフランジバックを短くすると、センサー周辺部で光束がより大きな角度で入射するようになり、周辺画質に影響を及ぼす場合もあります。各社はレンズ・センサー設計を総合的に調整しており、こうした課題も技術で解決しています。</p>
<h2><span id="toc12">ショートバックフォーカス採用の事例</span></h2>
<p>ショートバックフォーカスは多くのミラーレス機で採用例があります。キヤノンEOS Rシリーズでは前述のRFマウント（54mm/20mm）で、従来EFレンズを超える設計を可能にしました。ニコンZ7/Z6などZシリーズは55mm/16mmのZマウントで、こちらも画質重視の大口径レンズが揃っています。ソニーα7系は発売当初から18mmのEマウントを採用し、APS-Cモデルα6000系も同一マウントでバックフォーカスを短縮しています。富士フィルムX-Pro1/T4やX-T3/T5も17.7mmの短いフランジバックにより広角XFレンズをコンパクトに実現しています。これらの例はいずれも、ショートバックフォーカスによって高画質かつ小型化を両立したレンズの創出を可能にしたものです。</p>
<h2><span id="toc13">まとめ</span></h2>
<p>ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは、レンズの後端～センサー間距離を短くする設計思想で、ミラーレスカメラと組み合わせて大きな光学的メリットを生みます。バックフォーカスを短縮するとレトロフォーカス設計が不要になるため広角レンズの自由度が増し、さらに大口径レンズを小型・軽量化できます。各社はAPS-Cやフルサイズの自社マウントでこの特性を活かし、設計上の工夫を重ねています。物理的制約（ミラー干渉や周辺光学など）にも留意が必要です。今後も各社のミラーレス新機種では、ショートバックフォーカスを前提にしたレンズ設計の進化が続くと期待されます。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s-s-design-philosophy/" title="EF-Sレンズの「S」が示す設計思想" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_kpyf5akpyf5akpyf-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">EF-Sレンズの「S」が示す設計思想</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">EF-SのSが示す設計思想を解説。登場背景、APS-C専用化で実現したショートバックフォーカスと小さなイメージサークル、ミラー干渉回避、広角設計と小型軽量化、白い指標と装着制限、対応ボディ注意、EF比較とRF-S継承まで整理。要点整理。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.12</div></div></div></div></a>
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		<title>EF-Sレンズの「S」が示す設計思想</title>
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		<dc:creator><![CDATA[花山 千春]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 12 Dec 2025 06:07:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[EF-Sレンズ]]></category>
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					<description><![CDATA[EF-Sレンズの「S」が示す設計思想 キヤノンのEF-Sレンズは、2003年にAPS-Cサイズのデジタル一眼レフ（EOS 300Dなど）向けに登場しました。名称の「EF」は従来からの「Electro-Focus（電子制御 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<h1>EF-Sレンズの「S」が示す設計思想</h1>
<p>キヤノンのEF-Sレンズは、2003年にAPS-Cサイズのデジタル一眼レフ（EOS 300Dなど）向けに登場しました。名称の「EF」は従来からの「Electro-Focus（電子制御式マウント）」を指しますが、末尾の「S」には「APS-C専用設計」を象徴する意味が込められています。その具体的な解釈は「小さなイメージサークル（Small Image Circle）」や「ショートバックフォーカス（Short Back Focus）」などと説明され、APS-Cセンサーに最適化した光学設計を実現するための技術コンセプトを表現しています。キヤノンはこの「S」の名称を通じて、APS-C専用にレンズを設計することで「小型・軽量化」「低コスト化」を達成するという狙いを示しました。本記事では、EF-Sレンズの設計思想を多角的に解説し、「S」に込められた意味が技術的にどのように具現化されているのかを詳しく探ります。</p>

  <div id="toc" class="toc tnt-number toc-center tnt-number border-element"><input type="checkbox" class="toc-checkbox" id="toc-checkbox-6" checked><label class="toc-title" for="toc-checkbox-6">目次</label>
    <div class="toc-content">
    <ol class="toc-list open"></li><li><a href="#toc1" tabindex="0">1. EF-Sレンズの命名背景：「S」に込められた意味と技術的意図</a><ol><li><a href="#toc2" tabindex="0">Short back focus（ショートバックフォーカス）</a></li><li><a href="#toc3" tabindex="0">Small image circle（小さなイメージサークル）</a></li></ol></li><li><a href="#toc4" tabindex="0">2. ショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</a></li><li><a href="#toc5" tabindex="0">3. APS-C専用最適化の狙い：ミラー・イメージサークル・ボディ設計</a></li><li><a href="#toc6" tabindex="0">4. 「軽量・小型・安価」指向：EF-Sによって可能になった製品設計の変化</a></li><li><a href="#toc7" tabindex="0">5. EF-Sレンズの構造と部品：後群位置・マウントガード・電子接点の実装例</a></li><li><a href="#toc8" tabindex="0">6. 初期の「S」解釈と受容の変遷</a></li><li><a href="#toc9" tabindex="0">7. EF-SとEFレンズの設計思想の違い・補完関係</a></li><li><a href="#toc10" tabindex="0">8. EF-Sと他社APS-C専用マウントとの思想比較</a><ol><li><a href="#toc11" tabindex="0">ニコン（DXレンズ）</a></li><li><a href="#toc12" tabindex="0">ソニー（E/FEマウント）</a></li><li><a href="#toc13" tabindex="0">その他（富士フイルムX、ペンタックス DAなど）</a></li></ol></li><li><a href="#toc14" tabindex="0">9. 「S」の意味を支えた技術的進化</a></li><li><a href="#toc15" tabindex="0">10. RFマウントにおける「S的思想」の継承・変化</a></li><li><a href="#toc16" tabindex="0">まとめ</a></li></ol>
    </div>
  </div>

<h2><span id="toc1">1. EF-Sレンズの命名背景：「S」に込められた意味と技術的意図</span></h2>
<p>EF-Sレンズが登場した背景には、APS-Cセンサー搭載機の普及があります。キヤノンはEFマウント（フルサイズ対応）とは別に、APS-Cセンサー専用の光学系を用意する必要に迫られました。そこで「S」の文字を付加することで、APS-C向け専用設計のレンズ群であることを明示しました。この「S」は公式には一貫した定義を示していませんが、一般には以下のように説明されます。</p>
<h3><span id="toc2">Short back focus（ショートバックフォーカス）</span></h3>
<p>初期の技術説明では、APS-C用カメラのミラーサイズが小さくなるため、レンズ後端（リアエレメント）をセンサーにより近づける設計が可能になる点を強調していました。後群レンズをミラーボックス内に深く入り込ませることで、広角レンズの設計を容易にし、レンズ全体の小型化や明るい開放値の実現を目指します。開発当初は「S＝Short back focus」を重視し、これにより広角ズームレンズを軽量・安価に作れる点がアピールされました。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/short-back-focus/" title="ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月12日-15_56_25-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月12日-15_56_25-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月12日-15_56_25-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月12日-15_56_25-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">ショートバックフォーカス（Short Back Focus）とは</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">ショートバックフォーカスを徹底解説。フランジバックとの違い、ミラーレスと一眼レフの制約、広角設計と大口径の利点、RF・Z・E/FE・X・K各マウント比較、周辺画質や入射角、短い理由、アダプター互換まで整理し一記事で設計思想を掴む。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.12</div></div></div></div></a>
<h3><span id="toc3">Small image circle（小さなイメージサークル）</span></h3>
<p>その後、特にEF-Sレンズの設計が進むにつれて、「S」はセンサーサイズに合わせた「小さいイメージサークル」を意味するとも解釈されるようになりました。APS-Cセンサーに必要な画角だけをカバーすることで、製造コストとサイズを抑えられる点を強調したものです。キヤノンの技術レポートやFAQでも、EF-Sレンズの特徴として「APS-Cサイズ専用の小型イメージサークル」「短くしたバックフォーカス」が挙げられています。</p>
<p>要するに、EF-Sの命名にはAPS-Cに適合させるための光学的工夫が込められています。小さなイメージサークルにより光学系をコンパクトにし、ショートバックフォーカスでレンズをボディ内部に潜り込ませることで、従来のEFレンズにはない軽量・小型・低価格なレンズを実現しています。これは新たな市場（エントリー～中級ユーザーや旅行・スナップ用途）をターゲットにした戦略的な設計思想といえます。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/small-image-circle/" title="小さなイメージサークル（Small image circle）とは" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_afwkvsafwkvsafwk-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_afwkvsafwkvsafwk-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_afwkvsafwkvsafwk-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_afwkvsafwkvsafwk-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">小さなイメージサークル（Small image circle）とは</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">小さなイメージサークルを徹底解説。必要径とセンサーサイズ、APS-C/MFT/1型の利点と制約、ケラレ・周辺減光、設計思想、互換とアダプター運用、フルサイズ比較、用途別の選び方まで整理。代表的なレンズ例と失敗しない購入ポイントも網羅。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.12</div></div></div></div></a>
<h2><span id="toc4">2. ショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</span></h2>
<p>EF-Sレンズの最大の特徴は「バックフォーカス（マウント面からセンサーまでの距離）を短くできる」点です。APS-C一眼レフではフルサイズ機よりミラーボックスが小型化されるため、レンズ後端がより深くカメラ本体側に入り込む余地があります。具体的には、従来のEFレンズではレンズの後群レンズがミラーと干渉しないようバックフォーカスを十分に長く取る必要がありました。EF-Sではこの制約が緩和され、後群レンズをセンサーに近づけることが可能になります。<br />
この設計によって、特に広角寄りのレンズで効果が大きく現れます。通常のEF広角ズームではレトロフォーカス設計（バックフォーカス長め）が必須ですが、EF-Sではそれを緩和できます。結果として、レンズ構成枚数を減らしたり、非球面レンズを効果的に配置したりすることで、広角画角ながら従来より短い全長で設計できるようになりました。また、バックフォーカスを短縮することでレンズの最終面がセンサーに近づき、光学的に素直な収差補正が可能になり、解像力や湾曲収差低減に寄与します。<br />
機械的な面では、EF-S専用ボディにはレンズ後端の突起を収容するための「突起用凹み」がマウント内側に設けられ、さらに実際のレンズ側には突起ガード用のリング（樹脂やゴム製）を装備しています。これによりフルサイズ機へ誤装着できないよう物理的に防止しつつ、APS-C機ではレンズを深く挿入できます。光学的・機械的にこのショートバックフォーカス設計が取り入れられているのが、EF-Sレンズの大きな特徴です。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s-lens-short-back-focus-design-overview-ef-mount-differences/" title="EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_txp6a2txp6a2txp6-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_txp6a2txp6a2txp6-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_txp6a2txp6a2txp6-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_txp6a2txp6a2txp6-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計の概要：EFマウントとの差異</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">EF-Sレンズのショートバックフォーカス設計をやさしく解説。EFマウントとの差、フランジバックとの違い、後玉が深く入る理由、APS-C専用の利点と注意点、広角設計のメリットまで整理します。対応ボディと使い分けも理解できます。まとめ記事です。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.13</div></div></div></div></a>
<h2><span id="toc5">3. APS-C専用最適化の狙い：ミラー・イメージサークル・ボディ設計</span></h2>
<p>EF-Sレンズは「APS-Cセンサー専用」という前提で設計されています。APS-Cセンサーはフルサイズの約1/2.5～1/3程度の面積しかなく、それに伴いイメージサークル（レンズがカバーする円形の投影光）は小さくて済みます。小さなイメージサークルで済むため、レンズはフルサイズ用EFレンズよりもコンパクトに光学系を構成できます。これにより重量が減り、価格も抑えられます。<br />
また、APS-Cボディはミラーボックス自体が小型です。たとえば、APS-C一眼レフのミラーはフルサイズ機と比べて直径が小さく、ミラーアップ時のクリアランスも小さくて済みます。この余裕を利用して、前述のとおりバックフォーカスを短くできる設計が可能となります。逆にフルサイズ機ではミラーが大きいため、レンズが深く入り込むとミラーに干渉してしまいます。したがって、EF-SレンズはAPS-C機専用設計とすることで、この機械的制約をなくし、思い切った光学設計を実現しています。<br />
さらに、APS-Cカメラは一般的にボディ自体も小型・軽量に作られており、扱い易さが重視されます。そこでレンズもそれに合わせた大きさ・重さに抑えることで、システム全体で「軽快な撮影」を実現できるように設計されています。APS-C専用機の多くはエントリークラスであり価格も抑えられるため、そこに見合うコストパフォーマンスを追求したレンズ設計思想が背景にあるのです。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/ef-s-aps-c-optimization-goals-mirror-image-circle-body-design/" title="EF-SレンズのAPS-C専用最適化の狙い：ミラー・イメージサークル・ボディ設計" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_romg4yromg4yromg-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_romg4yromg4yromg-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_romg4yromg4yromg-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/Gemini_Generated_Image_romg4yromg4yromg-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">EF-SレンズのAPS-C専用最適化の狙い：ミラー・イメージサークル・ボディ設計</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">EF-SレンズがAPS-C専用に最適化された理由を解説。小型ミラー前提の後端設計、イメージサークル縮小、ボディ内部設計との噛み合わせを整理。広角ズームが作りやすい理由、装着互換の注意点もわかります。EFとの差異を短時間で把握できます。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.13</div></div></div></div></a>
<h2><span id="toc6">4. 「軽量・小型・安価」指向：EF-Sによって可能になった製品設計の変化</span></h2>
<p>EF-Sレンズの登場により、キヤノンはAPS-C機向けにこれまでにない小型軽量設計が可能になりました。これは具体的に以下の効果をもたらしました。<br />
軽量化：従来のEF広角ズームと比べ、EF-Sでは口径を小さく絞り高も控えめにできるため、レンズ硝材（ガラス）の量が減り軽量化できます。多くのEF-Sレンズでは樹脂製のバレルやマウントを採用し、金属パーツを減らすことでさらに軽量化しています。たとえば、EF-S 18-55mm F3.5-5.6 IS STMはレンズ全長約69mm、質量約205g（旧型は210g）というコンパクトさで、従来のEF 28-70mmと比べて圧倒的に小型です。<br />
小型化：APS-C専用のイメージサークルに合わせて設計することで、無駄な部分を排除できます。またショートバックフォーカスにより鏡筒長さも短縮でき、手持ち時の取り回しが良くなります。広角側でF3.5-4.5と絞りをやや暗めに設計するキットズーム（例：EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM）など、無理のない仕様にすることでズーム全域を小型に収めています。<br />
コストダウン：EF-SレンズはEFレンズに比べて高級仕様（防塵防滴やLレンズ級の超低分散・大口径ガラスなど）を控え、コストパフォーマンスを重視しています。構成レンズ枚数を抑えたり、プラスチックモールド非球面レンズを多用したり、簡易なマウントメカを採用したりすることで生産コストを下げています。実際、EF-Sレンズはフルサイズ対応EFレンズと同じ焦点距離レンジでも1万円～3万円台の価格帯が多く、入門者向けに手頃な価格帯で高画質を提供しています。<br />
これらの変化により、APS-C機ユーザーは持ち運びしやすくて価格的にも優しいレンズが手に入るようになり、旅行やスナップ撮影のしやすさが向上しました。キヤノンはEF-S専用レンズ群によって、APS-C機の使い勝手を大きく広げる戦略を実現したといえます。</p>

<a rel="follow" target="_blank" href="https://camecame.jp/lightweight-compact-affordable-ef-s-design-evolution/" title="「軽量・小型・安価」指向：EF-Sによって可能になった製品設計の変化" class="blogcard-wrap internal-blogcard-wrap a-wrap cf"><div class="blogcard internal-blogcard ib-left cf"><div class="blogcard-label internal-blogcard-label"><span class="fa"></span></div><figure class="blogcard-thumbnail internal-blogcard-thumbnail"><img loading="lazy" decoding="async" width="160" height="90" src="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月16日-19_30_07-160x90.jpg" class="blogcard-thumb-image internal-blogcard-thumb-image wp-post-image" alt="" srcset="https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月16日-19_30_07-160x90.jpg 160w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月16日-19_30_07-120x68.jpg 120w, https://camecame.jp/wp-content/uploads/2025/12/ChatGPT-Image-2025年12月16日-19_30_07-320x180.jpg 320w" sizes="(max-width: 160px) 100vw, 160px" /></figure><div class="blogcard-content internal-blogcard-content"><div class="blogcard-title internal-blogcard-title">「軽量・小型・安価」指向：EF-Sによって可能になった製品設計の変化</div><div class="blogcard-snippet internal-blogcard-snippet">EF-SがAPS-C専用最適化で可能にした軽量・小型・安価な製品設計の変化を解説。EFとの差、像円とショートバックフォーカス、広角の小型化、EOS Kiss系の普及効果、メリットと限界、RF移行の位置付けまで整理。初心者導入の要点も網羅。</div></div><div class="blogcard-footer internal-blogcard-footer cf"><div class="blogcard-site internal-blogcard-site"><div class="blogcard-favicon internal-blogcard-favicon"><img loading="lazy" decoding="async" src="https://www.google.com/s2/favicons?domain=https://camecame.jp" alt="" class="blogcard-favicon-image internal-blogcard-favicon-image" width="16" height="16" /></div><div class="blogcard-domain internal-blogcard-domain">camecame.jp</div></div><div class="blogcard-date internal-blogcard-date"><div class="blogcard-post-date internal-blogcard-post-date">2025.12.16</div></div></div></div></a>
<h2><span id="toc7">5. EF-Sレンズの構造と部品：後群位置・マウントガード・電子接点の実装例</span></h2>
<p>EF-Sレンズは具体的にどのような構造になっているか見てみましょう。多くのEF-Sレンズでは、後部レンズ（後群）がマウント面近くに配置され、EFレンズよりも深くボディ側に突き出しています。また、レンズ後端のマウント部には保護用の樹脂ガードリングまたはゴムパッキンが装着されており、誤ってフルサイズカメラに装着しようとすると傷がつかないようになっています。マウント部の絞り表示窓付近には、通常EFレンズでは赤いドット印がありますが、EF-Sレンズには白い四角（EF-Sアライメントマーク）が付いており、対応ボディとの整合が一目でわかるようになっています。</p>
<p>CanonのEFレンズ（左）とEF-Sレンズ（右）の比較例。EF-Sレンズ側にはマウント部に保護リングと白い四角いマウント位置表示が見られる。</p>
<p>図のように、EF-Sレンズ（右）のマウント周りにはゴムリングが見え、赤いドットではなく白い四角いマークが付いています。これはEF-S専用設計である証拠で、レンズ自体にも「U」（APS-C）を示すマークが付けられる場合があります。電子接点の仕様自体はEFと同じ規格で、オートフォーカスや手ブレ補正（IS）用の駆動・制御信号はEFレンズと同様に送受信します。違いと言えば、EF-Sレンズでは比較的新しいステッピングモーター（STM）やナノUSMを搭載しやすいスペースを持つ設計が多く、小型のAF駆動系や手ブレ補正ユニットを内蔵しています。例えば、軽量広角ズームのEF-S 10-18mm F4.5-5.6 IS STMでは、ガラス非球面レンズやコンパクトなSTMフォーカスモーター、薄型のISユニットを採用し、従来のAPS-Cレンズよりもさらに全長を短くできています。<br />
要約すると、EF-Sレンズではレンズ後端の突出／ガードリング、白いマウント位置マーク、APS-C専用設計の光学配置などがハードウェア面での実装ポイントです。これらが「S」設計の具体例として機能し、外観や装着方法で他のEFレンズと明確に区別されています。</p>
<h2><span id="toc8">6. 初期の「S」解釈と受容の変遷</span></h2>
<p>EF-Sレンズ開発当初、関係者間では「S＝ショートバックフォーカス」という解釈が主に語られていました。実際、2003年に発表されたEF-S初期モデル（EF-S 18-55mmなど）では、広角系のレンズ設計でバックフォーカスを大幅に短縮できる点が技術的なアピールポイントとされました。当時のプレスやユーザーコミュニティでも、この点がEF-Sの意義として説明されることが多かったのです。<br />
しかし年月を経ると、後発のEF-Sレンズの中には必ずしも極端なショートバックフォーカス設計を採用しないものも現れました。例えばEF-S 24mm F2.8などでは、バックフォーカスを短くする必要性が低い単焦点レンズもあります。こうした流れの中で、キヤノンは公式FAQなどで「SはSmall image circleの意」という表現を使うようになりました。つまり「小さなイメージサークル」という解釈が前面に出るようになり、EF-Sレンズ群全体がAPS-C専用であることを明確に示す名称となったのです。<br />
市場での受容については、EF-Sレンズは登場当初からAPS-C機ユーザーに好評でした。特にキットレンズの18-55mmや安価な単焦点レンズは、初心者向けに非常に手頃な選択肢となり、EF-Sマウントの認知度を高めました。初期には「Sの意味」を巡って議論もありましたが、次第に「APS-C専用レンズ」という広義で受け入れられるようになり、カメラ店やカタログでもEF-Sの説明はAPS-C用として統一されています。現在では、技術的細部よりも「APS-C用に最適化されたレンズラインナップ」という理解が主流となっています。</p>
<h2><span id="toc9">7. EF-SとEFレンズの設計思想の違い・補完関係</span></h2>
<p>EF-SレンズとEFレンズは、互いに補完し合う関係にありますが、基本設計思想には以下のような違いがあります。<br />
対応ボディと互換性：EFレンズはフルサイズ機・APS-C機ともに装着可能で、広範な互換性を持ちます。一方、EF-Sレンズは物理的にAPS-C機にしか装着できません（マウント形状とガードリングによる制限）。そのため、フルサイズ機へステップアップ予定のユーザーにはEFレンズを勧める場合がありますが、APS-C機ユーザーにはEF-Sの方が得な面があります。<br />
レンズラインナップの位置付け：EFレンズには高性能なLレンズや超望遠、高性能ズームが豊富に揃い、プロからハイアマチュア向けの選択肢が充実しています。一方、EF-Sレンズは主にエントリーから中級者向けで、標準域のズームや広角ズーム、手頃な単焦点が多く、価格も手頃です。EF-SにはLクラスレンズは設定されていませんが、コストパフォーマンス重視の設計が行われています。<br />
光学設計のフォーカス：EFは広範囲の焦点距離や大口径でも高性能を追求しますが、EF-SはAPS-Cならではの「高倍率ズームでもコンパクト」「手ぶれ補正を小型化」といった実用重視の設計が多いです。また、EFレンズは大口径での明るさや画質を優先するため高価になりがちですが、EF-Sレンズは実用範囲内での解像力やボケ味を確保しつつ、軽量・安価であることを最優先しています。<br />
両者の補完：APS-C機ユーザーはEF-Sレンズで日常～旅行撮影に十分なラインナップを得られる一方、より高画質や大口径が必要な場合はEFレンズをAPS-C機でも使用できます（画角は1.6倍にクロップされます）。逆にフルサイズ機ユーザーがAPS-C専用の視野で撮りたい場合は、むしろEF-Sレンズは装着不可ですが、似た画角のEFレンズを選ぶことで対応します。キヤノン全体としては、EF-Sがエントリー層のニーズを受け持ち、EFがプロ志向のニーズを満たすという棲み分けがなされています。</p>
<h2><span id="toc10">8. EF-Sと他社APS-C専用マウントとの思想比較</span></h2>
<p>APS-Cセンサーを採用するメーカーはキヤノン以外にも多く、各社はそれぞれ異なる方式でAPS-C専用レンズを展開しています。</p>
<h3><span id="toc11">ニコン（DXレンズ）</span></h3>
<p>ニコンの一眼レフではマウントそのものを変えずに、DXフォーマット専用レンズを「DXレンズ」として設定しています。DXレンズはAPS-C（DX）機に装着するとAPS-C専用設計のメリットを活かせますが、フルサイズ（FX）機にも装着可能です。ただしその場合はイメージサークルが小さいため周辺はケラレるか、自動的にDXモードで撮影されます。キヤノンのEF-Sとは違い、物理的に装着できる点では互換性重視ですが、光学性能上はAPS-C専用設計となっています。</p>
<h3><span id="toc12">ソニー（E/FEマウント）</span></h3>
<p>ソニーのミラーレス一眼（αシリーズ）では、最初からAPS-C専用（EマウントAPS-C）とフルサイズ対応（FEマウント）の区別はなく、同じEマウントシステムでAPS-C用とフルサイズ用のレンズを発売しています。一部のAPS-C専用レンズは「Eマウントレンズ」と呼ばれ、フルサイズ機に装着すると自動的にクロップします。ソニーはマウントを共通にすることで装着互換性を保ちつつ、レンズ設計時にイメージサークルで差別化している点が特徴です。</p>
<h3><span id="toc13">その他（富士フイルムX、ペンタックス DAなど）</span></h3>
<p>富士フイルムXマウントやペンタックスDAマウントもAPS-C専用として設計されており、別途フルサイズマウントを設ける方式や、DAレンズ（APS-C専用）とFAレンズ（35mmフィルム/フルサイズ）で棲み分ける方式があります。</p>
<p>これらを総合すると、キヤノンのEF-Sは「別仕様のAPS-C専用サブマウント」というアプローチであり、他社と比べてユーザーに装着間違いのリスクを減らす一方で互換性を犠牲にしています。ニコンやペンタックスは同一マウントでAPS-C/フルの混在が可能ですが、キヤノンは明確に区別します。ソニーは統一マウントで先進的ですが、EF-SはAPS-Cに特化することでより大きな絞りや光学性能向上よりも「小型・低価格」を重視する設計思想になっています。各社の手法には一長一短がありますが、EF-SはAPS-C分野での用途特化とコストパフォーマンスを最大化する形で差別化されたと言えます。</p>
<h2><span id="toc14">9. 「S」の意味を支えた技術的進化</span></h2>
<p>EF-S設計の利点を生かすには、レンズの小型化を支える技術の進化が欠かせません。ここ数十年でキヤノンはAF駆動系や手ブレ補正などの小型高性能化を進め、EF-Sレンズにも積極的に導入しました。<br />
オートフォーカス駆動モーターの小型化：初期のEF-Sレンズ（2000年代中盤）はリングUSMやマイクロUSMが使われていましたが、後にSTM（ステッピングモーター）やナノUSMなどの小型モーターが登場しました。これにより駆動部の質量を小さく抑えつつ高速・静音なAFを実現できます。特に小型単焦点やキットズームではステッピングモーター化が進み、より小型なレンズ筐体が可能になっています。<br />
手ブレ補正（IS）ユニットの小型化：光学式手ブレ補正機構も回路や駆動系の小型化が進み、EF-Sクラスの小型レンズにも搭載可能になりました。初期のISユニットは大型でしたが、現在は薄型化してレンズヘッド部に組み込めるようになり、10-18mm F4.5-5.6 IS STMのような超広角ズームにもISを搭載しています。これにより小型レンズでも高い手ブレ耐性を持たせることができました。<br />
光学設計技術の進歩：非球面レンズの製造技術が進み、大径の非球面レンズを従来より低コストで生産できるようになりました。これによって広角を維持しつつレンズ枚数を抑える設計が可能となり、レンズ全長短縮に貢献しています。また、特殊低分散ガラスの改良や高屈折率ガラスの導入も、薄いレンズで高性能を実現するのに役立っています。<br />
筐体・材料の工夫：樹脂成形技術の発展により、強度を保ちながら金属部品を減らした筐体設計が進みました。例えばマウント部には耐久性ある特殊樹脂が用いられることが多く、レンズ全体の軽量化と耐久性向上に寄与しています。また、マウント内の電子回路も微小化し、多機能化しても厚みを抑えられるようになっています。<br />
これらの技術進化により、EF-S設計はますます洗練されました。AF駆動系やIS機構の小型化は、EF-Sレンズの軽快さと高速性を支え、さらに高い画質を維持したまま「S」の設計思想を実現しています。</p>
<h2><span id="toc15">10. RFマウントにおける「S的思想」の継承・変化</span></h2>
<p>近年キヤノンはミラーレスカメラ用の新マウント「RFマウント」を展開しましたが、そこでAPS-C機向けとしてRF-Sレンズ群を新設しています。RFマウントはもともとバックフォーカスが短く、大口径（内径54mm）を活かした設計が特長ですが、RF-SレンズはAPS-C専用の小型軽量設計として位置付けられています。RF-Sレンズにも「ショートバックフォーカス」と「小型化」という要素は継承されており、公式にはRFとRF-Sの違いはイメージサークルの大きさにあるとされています。<br />
具体的には、EOS R7/R10などAPS-C機用としてRF-Sレンズが開発され、イメージサークルをAPS-Cに限定することでRFレンズ（フルサイズ兼用）に比べてさらに小型・軽量化できると説明されています。また、RFマウント全体では既にショートバックフォーカス前提の設計になっているため、RF-Sでも同様の恩恵を受けられます。したがって、RF-Sレンズには「S」の思想、すなわちAPS-C専用のコンパクト設計が引き続き受け継がれています。<br />
一方で、EF-Sとは異なりRFマウントではフルサイズ機にもAPS-C用レンズを物理的に装着できますが、撮像範囲は自動的にクロップされます。つまり、機構的な互換性は保たれつつ、レンズ設計では「APS-Cに最適化した小型設計」というコンセプトが明示されています。この点で、EF-S時代の「物理的に装着できないようにする」という方式から若干変化しました。しかし根底にある「APS-C機の機能を最大化しつつ小型化する」という思想自体はRF世代にも継承されており、RF-Sレンズの存在がそれを示しています。</p>
<h2><span id="toc16">まとめ</span></h2>
<p>キヤノンのEF-Sレンズにおける「S」の一字には、APS-C専用に最適化した光学・機械設計のコンセプトが凝縮されています。小さなイメージサークルとショートバックフォーカスにより、レンズの小型化・軽量化・低コスト化を実現し、APS-Cセンサー搭載機のユーザー層に新たな使い勝手を提供してきました。EF-S設計はEFレンズとは異なる方向性を持ちながらも、バランスよく互いを補完する関係にあります。さらに、最新のRFマウントにおいてもRF-Sレンズとして「APS-C用レンズ」の思想は脈々と受け継がれています。今後も、EF-S（およびRF-S）的な設計コンセプトは、センサーサイズやユーザー層に応じたレンズ開発で重要な役割を果たし続けるでしょう。</p>
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